町田DF三鬼海が相模原に期限付き移籍、2022年に負傷してからは出場なし「必要としてくれたクラブのため」

2024.07.04 09:20 Thu
町田DF三鬼海が相模原に期限付き移籍
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町田DF三鬼海が相模原に期限付き移籍
SC相模原は4日、FC町田ゼルビアからDF三鬼海(31)が期限付き移籍で加入すると発表した。

移籍期間は2025年1月31日まで。加入期間中、町田との公式戦には出場できない。
三鬼は2011年に加入した町田でプロデビュー。その後、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、モンテディオ山形でのプレーも経験し、2021年から再び町田でプレーしている。

しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱を断裂。全治6〜12カ月の大ケガを負うと、その後は出場機会を確保できず、今シーズンもJ1リーグに昇格したクラブで公式戦出場はなかった。

相模原で復活を目指す三鬼は、両クラブを通じてコメントしている。
◆SC相模原
「SC相模原に関わる全ての皆様初めまして、三鬼海です。必要としてくれたクラブのために、覚悟を持って全力で戦います。応援のほどよろしくお願いいたします」


◆FC町田ゼルビア
「この度、SC相模原に移籍することになりました。今までSNSや練習場、スタジアムなどでたくさん声をかけて頂きありがとうございました。そんなみなさんのためにも、怪我から復帰して必ずピッチに立って恩返しをする。その想いで辛いリハビリを乗り越え、日々練習をしてきましたが、残念ながら叶いませんでした」

「苦しい時も頑張れたのはみなさんのおかげです。本当に感謝しかありません。町田で出会ったすべての人のおかげで、今の自分があります。たくさんの愛をありがとうございました。町田の『J1優勝』を心から願ってます。長い間ありがとうございました!」

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「フッドボールで繋げる、フッドボールが繋げる」をコンセプトに、子供たちを支援する活動に取り組む、Jリーガーたちが新たな試みをスタートさせている。 Jリーグが通称“シャレン!(社会連携活動)”という、Jリーグを中心にスポーツだけでなく、様々な地域の課題を、社会という視点・物差しから連携し、豊かなまちづくりに貢献するための活動に取り組んでいるなか、プロサッカー選手の有志による、児童養護施設の子供たちを支援する活動が行われている。 2015年に小池純輝(クリアソン新宿)、梶川諒太(藤枝MYFC)の2選手を中心に設立された一般社団法人『F-connect』は、野村直輝(大分トリニータ)、三鬼海(FC町田ゼルビア)、山崎浩介(サガン鳥栖)、松澤香輝(ベガルタ仙台)、神田夢実(標準流浪/香港)、佐藤凌我(アビスパ福岡)という男子の現役選手。小林海青(SSDナポリ/イタリア)、村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、西村清花(ディオッサ出雲FC)の女子現役選手、現役時代に横浜FC、FC琉球でプレーした新井純平が在籍。 “会いに行く”、“試合に招待する”、“また会いに行く”をコンセプトに、サッカー、フットボールを通じた児童養護施設の子供たちへの支援活動に取り組んでいる。 児童養護施設は全国に約600か所あり、保護者のいない児童や虐待されている児童、その他環境上養護を要する、主に1歳から18歳までの児童を養育し、自立のための援助を行うことを目的とする施設だ。 <div style="text-align:left;font-size:large;">■サッカーを通じた夢を持てるようなきっかけ作り</div> 2015年に公私ともに親交がある梶川とともにF-connectの活動をスタートした小池は、「18歳で施設から自立しなければならないことも知らなかった」と語った児童養護施設への支援活動のきっかけを語った。 小池は浦和レッズでプロキャリアをスタートし、これまでザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)、水戸ホーリーホック、東京ヴェルディ、ジェフユナイテッド千葉、愛媛FCで活躍。今シーズンからJFLのクリアソン新宿に活躍の場を移した。 そういったなか、2014年から2015年まで在籍した横浜FC時代の経験がF-connectの活動を決意させるものになったという。 「2014年ですね。横浜FCのスタッフの方から、ちょっとプライベートでお願いがあるという形で、その方が交流のあった鎌倉の施設でしたが、そこにちょっと顔を出してもらえないか、という依頼を受けました。プライベートだったので、当時梶川が湘南(ベルマーレ)にいて、よく会ったりもしていたので、カジを誘って初めて施設を訪問させていただきました」 「そのときはサッカー選手の“あるある”、だと思うんですけど、ちょっと地元の少年団に顔出してよとか、それぐらいの感覚での訪問でした。でも、自分たちが想像していた以上に歓迎していただいて、それも嬉しかったですし、一緒にやったサッカーも楽しかったです」 「その後に(横浜FCが本拠地とする)三ツ沢にも応援に来てくれました。僕はサイドのポジションをやっていて、試合内容とか関係なく90分間、『小池選手、頑張れ』っていう声がすぐそばでずっと聞こえていて、それがすごく嬉しかったです。やっぱりサッカーっぽくない応援はちょっと目立ちますし、違う感じでの応援がすごく心に残りました」 「そのシーズンオフに今度は僕ら発信で遊びに行かせてくださいという形で、12月だったのでサンタクロースみたいな格好をして、お菓子を自分たちで詰め合わせて持っていきましたが、小学2年生以下の子供たちだったので、正直忘れられちゃっているのかなという思いもありましたが、ちゃんと覚えてくれていて歓迎してくれて本当に嬉しかったです」 「そして、自分たちはサッカー選手なので、サッカーを通じて、子供たちが笑顔になれるきっかけとか、何か目標とか夢を持てるようなきっかけ作りができたらいいな、っていうふうにカジと話すようになって、翌年の15年にフットボールで繋げるとか、フットボールが繋げるっていうのをコンセプトにやろうっていうので、フットボール・コネクトの略で、エフコネクトと名前を付けて始めたっていうのが経緯です」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">フットボールを通じた子供たちとのふれあい</div> <div style="text-align:left;font-size:large;">■アスリート、スポーツの価値とは</div> そのF-connectの活動においてはさまざまな支援の形があるなか、設立当初から現在に至るまで、直接的なふれあいや“経験”という部分を重視しているという。 「神奈川の別の施設に初めて行ったときに、外に出て一緒にボールを蹴ろうって声をかけましたが、最初にボールを蹴ってくれる子はサッカーが好きで、なおかつ積極的な2、3人だけで、他の子たちはその横で様子を見ているだけでした。ただ、やっていくなかで1人、2人とその数が増えていって、帰るころにはみんなが1個のボールを追いかけるみたいな感じで、それも嬉しかったです。また、帰りに職員の方に挨拶したときに、普段だったら絶対にサッカーをやってない子が一緒になってボールを追いかけて驚きました、ということを言ってもらえました」 「僕がサッカー選手だったから一緒に蹴ってくれたのか、それとも単に楽しそうだったから一緒に入ってくれたのかは分からなかったですが、何かそういう瞬間にアスリートの価値とか、スポーツの価値みたいなものを感じることができました」 「最初に活動を始めたときに支援の方法というか、いろいろ考えていたなかで、最初はボールを各施設に送ることを考えていました。ただ、もしかしたら、僕たちの気持ちだけで自己満で終わってしまうのではないかという部分もあったので、少し職員の方にこういう活動をしたくて、どういう関わり方が、子供たちにとっていいですか、というふうなご相談をさせていただきました」 「そのときに職員の方は、18歳で施設を出て自立しなければならない環境のなかで、なかなか夢とか目標を持ちづらい環境ですと、そのなかで小池さん、梶川さんは、サッカー選手という自身の夢を叶えられた人たちなので、そういう人と関わって、何か化学反応じゃないですけど、何か気持ちが変わってくれたりとか、何か夢とか目標を持ってもらえるようなきっかけになってくれたら嬉しいので、触れ合ってほしいっていうことをお聞きして、それで直接会うことを大切にしています」 「それこそ僕たちが行くことの価値と言いますか、僕らもアスリートの価値とか、スポーツの価値を気づかされる機会にもなりますし、もしかしたら子供たちに何か目標を持つきっかけになってもらえるっていう気持ちもあって、そういったふれあいが大切ではないかというふうに考えています」 <div style="text-align:left;font-size:large;">■“円”の外に出ていく</div> その後、F-connectは神奈川県を中心に、各選手の所属クラブのホームタウンなど、各地で施設訪問、試合招待といった支援活動をスタート。 その活動において特徴的なのは、「人」としての人生を“歩みながら”「競技者」としての人生を歩むための『デュアルキャリア』という考えだ。 以前からアスリートのセカンドキャリアの問題が取り沙汰されるなか、F-connectでは児童養護施設の支援活動を通して、選手自ら訪問先へのアポイントメントやチケット手配、パートナー企業開拓のための営業など、選手自身のキャリアアップや現役引退後のキャリアにつながる活動を行っている。 サッカークラブにおいては選手が“円”の中心にいるなか、以前から新しい気づきや学びが少ないと感じていた小池は、F-connectの活動を「アスリートとビジネスマンの中間」と位置づけて捉えているという。 「最初はカジと2人で立ち上げて、最初にTシャツを作って、それを300枚作って販売しました。自分で梱包して発送しましたが、そういう作業とかも、ひと通り自分たちでやるっていうところを大事にしました」 「サッカークラブで言うと、チームを“円”にすると選手ってやっぱ中心にいて、コーチングスタッフやフロントスタッフ、サポーターの方もみんな選手の方を見てくださるので、極端な話、サッカーさえしていれば成り立ってしまう環境がそこにはあります。自分から“円”の外に出ていかないと、新しい気づきとか学びが少ないなっていうのは、感覚としてありました」 「この活動のなかで、自分が運営側に回ってTシャツを作るのもそうですし、イベントをやるのも自分たちで企画して、何が必要だとかを考えるようになった部分は、アスリートとビジネスマンの中間というか、選手だけではなかなか経験しないようなことを、一足先にそこで経験するところが自然とできているのかなっていうふうに思っています」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">眠っているサッカーシューズを子供たちに届ける活動</div> <div style="text-align:left;font-size:large;">■コロナ禍での農業体験という新たな試み</div> 2015年の設立後、順調に活動を続けてきたが、2020年の新型コロナウイルスのパンデミック発生後は、施設訪問、試合招待というメインの活動が困難な状況に。この間にオンラインでの交流などを続けていたものの、初めて停滞期を迎えることになった。 そういったなか、2021年には『プロサッカー選手がつくる畑で児童養護施設の子ども達と泥んこになりたい』をテーマに、長野県飯綱町にて農業体験を目的とした『エフコネファーム』をスタートすることになった。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">畑作りからスタート</div> 以前から農業に関心があり、愛媛FC時代には畑を借りて農業体験を経験していた小池は、命を育てることの重みや地域とのつながりを含めて新たなチャレンジの意義を語る。 「元々、ちょっと農業に興味があって愛媛FCのときには、知り合いの方の畑をお借りして野菜作りをしていました。基本的にはそこの方々に管理をお願いして要所で一緒に作業させていただく形でしたが、収穫までの過程を経験しながら大根とかほうれん草とかを収穫できました。スーパーで売っているようなまっすぐな大根ではなくて、何か足が何本もあるような、ちょっといびつな形のものが取れましたが、自分にとってスーパーで売られている大根とは全然違う価値が出て、その過程に関わっていたりとか、成長していく様子を見ていたというだけで、次元が違うものになるという経験ができました」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">農業を通じて命の重み、食への理解を深める</div> 「あと畑に行くたびに管理してくださっている方の隣の家の方とバーベキューをしたりとか、地域の方との交流があって、それもすごく楽しくて、何かエフコネクトでもそういう場作りと言うか、何か子供たちが経験したり体験したりするような場を作れないかな、というふうに思うようになりました」 「そういったときに長野の方でサポートいただける方がいて、僕自身も父親が長野県出身で、毎年のように遊びに行っていたので、その空気感とか景色とかっていうものに馴染みがありました。最終的に現地に行かせていただいて、ゆかりのある長野の地でそういう活動ができたらな、という形でした」 「なかなかコロナのときとかは間が空いてしまったりとか、オンラインでの交流をした施設もありましたが、よりオフラインで会うことの価値みたいなものがすごく高まった感じもしていましたし、これまでそんなに頻繁に会えたわけではないですけど、交流してきたなかで少しずつ子供たちとの信頼関係も築けているというのは感じてもいました。そういったなかで子供たちが実際に長野に遊びに来てくれました」 「一昨年は新井純平が1泊2日の農業体験を一緒にできましたが、昨年はスケジュール的に選手がちょっと行けなさそうな状況でしたが、僕らがいなくても大丈夫です、という感じで、選手がいないなら行かないじゃなくて、農業体験自体を楽しみにしてくれている子供たちがいるっていうところは嬉しい部分でした」 「子供たちの反応とかは職員の方からも伺ったりしていて、普段食べているトウモロコシとかはカットされて茹でられているものですが、自分たちで畑から収穫してその場で食べるとていう経験をしたことがある子は、おそらくいなかったと思います。そして、収穫から食べるところとか、バーベキューをしている姿を写真で見ると、本当に嬉しそうに感じましたし、楽しんでくれていたっていう話も聞いたので良かったです」 <div style="text-align:left;font-size:large;">■新たな挑戦、新たな拠点</div> そのエフコネファーム創設から3年を経て、2024年春には「プロサッカー選手がつくる農業体験宿泊施設に児童養護施設の子ども達を招待したい!」をテーマに、エフコネファームのある飯綱町に子供たちが泊まれる宿泊施設「エフコネベース」をオープンさせることが決定した。 小池と梶川とともに理事を務め運営面を担う沼澤つとむさんの長野への移住によって、これまでは夏休みや2カ月に1度といったようにスポット的に子供たちと農業体験を実施してきた。そして、その活動をより定期的に継続的に実施していくなか、エフコネベースは拠点としての役割を担う。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">昨年行われた子供たちの農業体験</div> さらに、地元コミュニティとの交流の活発化、児童養護施設以外の子供たちや企業の福利厚生といった部分での農業体験、研修といった新たな試み、将来的には施設出身者が管理者や運営者として活動に携わっていくことも視野に入れている。 パートナー企業のサポートによって古民家を購入・リフォームし、物件準備が進む一方、宿泊施設として機能させるために家具・家電・布団などの室内設備を揃える必要があり、2024年1月5日(金)~同2月11日(金)の期間を通じてクラウドファンディングが実施されている。 「昨年、一昨年でいうと宿泊費とかも、やはり人数分かかってしまいますし、なかなか『またすぐおいでよ』、っていうふうに言えなかった部分が、エフコネベースを作ることで、かなり気軽に子供たちが来られる状況を作れると思います。そういう意味では他の施設に新たに連絡をさせていただいたりとか、体験機会を増やせるのではないかと考えています」 「もちろん僕らが行ったときに泊まれたりとか、ベースを起点にいろいろなことができるのではないか、というところですね。あとは地元の方との交流もできると思いますし、地元でのイベントだったりとか、農業体験、研修とか、そんなものもできると思いますので、かなり幅は広がるのではないかなという期待をしています」 2021年にエフコネファームのプロジェクトをスタートした際にも実施したクラウドファンディングに関しては、当然のことながら資金調達がメインではある。ただ、そのクラウドファンディングを通じて新たに自分たちの活動を知った人たちの支援の輪の広がり、常日頃から賛助会員として活動を支援している既存の協力者の人たちに、より一層その支援の意義を再認識する契機にしたいとの考えもあるという。 「2021年にエフコネファームを作ったときにもクラウドファンディングをやらせていただきましたが、ご支援いただいた方たちにはご自身が支援したものが、子供たちの活動につながっているんだというふうに思ってもらいたいですし、そういう方がたくさん増えてくると、また違った関わり方ができると考えています」 最後に、小池はまもなく10年目を迎えるF-connectの今後について語った。 「やっぱりスポーツの価値に気づかされたっていうのはすごく大きくて、活動を始めたころは、自分たちが何かをしたい。でも何をしてあげられるかわからないというところからスタートしましたが、やっていくなかで何か自分たちが子供たちに影響を与えられるかもしれないという気持ちに変わっていったり、いろんなことに気づかされたり、学ばせてもらっているな、という部分があります。劇的なものというよりは、そういうものが少しずつ積み上がってきて、もうまもなく10年目を迎えられますが、活動を続けてこられたのかなと思います」 「やっぱり、子供たちは18歳ぐらいで自立を求められるなか、自立するところのサポートという意味ではエフコネクトの中で運営側に回ってもらうというところも考えています。ただ、それは受け入れるための体制が整っていないとできないことなので、そこには大きな課題はあると感じています」 「また、より多くの施設と交流や支援ができるのが一番ですが、今は関わっている子供たちのために何かできないか、という段階です。あとは遅かれ早かれ僕も選手を辞めますし、現役の選手がいることに価値があると思っているので、そういう意味では若い選手たちの中で一緒に活動したいと思ってくれる子を増やしていくことも、今後の目標のひとつでもありますね」 「ただ、プロサッカー選手としてまずはその選手たちがしっかりと成長していくことが大事ですし、僕自身もまだまだ頑張ろうと思っているので、ぜひそこも応援していただきつつ、新たな拠点もできたので、いろんな方々と交流の場を作れればと思っています」 インタビュー・文・岸上敏宏/超ワールドサッカー編集部 写真提供:F-connect <span class="paragraph-title">エフコネベース プロジェクト概要</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">24年1/5(金)クラファン開始のお知らせ<br><br>前回の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クラファン</a> から2年間農業体験プロジェクトを推進。2024年は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エフコネファーム</a> に続く、第2弾 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エフコネベース</a> が始動<br>子ども達がいつでも泊まりに来れる農業体験宿泊施設の設備投資にご支援をお願いします‼️<br><br>詳しくは<a href="https://t.co/n5DuJZ5xtG">https://t.co/n5DuJZ5xtG</a> <a href="https://t.co/Oy7CrrVIs2">pic.twitter.com/Oy7CrrVIs2</a></p>&mdash; F-connect (@F_connect_) <a href="https://twitter.com/F_connect_/status/1741408850824311000?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.02.07 19:00 Wed
FC町田ゼルビアは14日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンは青森山田高校を強豪校に押し上げた黒田剛監督を招へいし、明治安田生命J2リーグを制覇した町田。黒田体制2年目は初のJ1の舞台へ挑む。 今冬は正守護神のポープ・ウィリアムが移籍したなか、ベルギー2部で初の欧州挑戦中だった谷晃生や、山口瑠伊で穴埋め。ほかにも元日本代表の昌子源や韓国代表FWナ・サンホ、MF仙頭啓矢、MF柴戸海を獲得するなど、積極的に補強を進めた。 谷は背番号「1」に決まったほか、山口が「28」、昌子が「3」、ナ・サンホが「10」、仙頭が「8」、柴戸が「45」に。既存選手では三鬼海や、高橋大悟、鈴木準弥、平川悠らの背番号が変わり、完全移籍移行の藤尾翔太と荒木駿太も新番号となる。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.谷晃生←ガンバ大阪/期限付き 28.山口瑠伊←水戸ホーリーホック/完全 42.福井光輝 50.バーンズ・アントン DF 2.奥山政幸 3.昌子源←鹿島アントラーズ/完全 4.池田樹雷人 6.鈴木準弥 ※背番号変更「43」 13.三鬼海 ※背番号変更「3」 14.チャン・ミンギュ 26.林幸多郎←横浜FC/完全 29.奈良坂巧←カマタマーレ讃岐/期限付き満了 33.望月ヘンリー海輝←国士舘大学/新加入 44.青木義孝←ラインメール青森/期限付き満了 55.松本大輔 ※背番号変更「47」 MF 8.仙頭啓矢←柏レイソル/完全 16.宇野禅斗 17.稲葉修土 ※背番号変更「19」 18.下田北斗 22.藤本一輝←大分トリニータ/完全 32.黒川淳史←大宮アルディージャ/期限付き満了 36.奥山洋平 ※背番号変更「28」 38.高崎天史郎 39.バスケス・バイロン 41.安井拓也 45.柴戸海←浦和レッズ/期限付き 46.樋口堅←沖縄SV/期限付き満了 99.高橋大悟 ※背番号変更「10」 FW 7.平川悠 ※背番号変更「27」 9.藤尾翔太←セレッソ大阪/完全移行 ※背番号変更「25」 10.ナ・サンホ←FCソウル(韓国)/完全 11.エリキ 15.ミッチェル・デューク 19.沼田駿也 ※背番号変更「9」 30.中島裕希 37.芦部晃生 47.荒木駿太←サガン鳥栖/完全移行 ※背番号変更「7」 90.オ・セフン←清水エスパルス/期限付き 2024.01.14 18:58 Sun
Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月8日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】川崎Fに加入するFWエリソン</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240108_tw1.jpg" alt="川崎Fに加入するFWエリソン" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">川崎Fに加入するFWエリソン/Getty Images<hr></div> ◆鹿島アントラーズ [IN] 《完全移籍》 DFヨシプ・チャルシッチ(30)←バチュカ・トポラ(セルビア) ◆浦和レッズ [OUT] 《育成型期限付き移籍》 DF工藤孝太(20)→ギラヴァンツ北九州 ◆FC東京 《契約更新》 DF中村帆高(26) MF荒井悠汰(19) ◆川崎フロンターレ [IN] 《完全移籍》 FWエリソン(24)←ボタフォゴFR(ブラジル) ◆京都サンガF.C. [IN] 《期限付き移籍満了》 DF飯田貴敬(29)←大宮アルディージャ ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《完全移籍》 MF鍬先祐弥(25)←V・ファーレン長崎 《期限付き移籍満了》 DF寺阪尚悟(19)←FC琉球 [OUT] 《育成型期限付き移籍》 MF安達秀都(19)→いわてグルージャ盛岡 ◆サガン鳥栖 [OUT] 《完全移籍》 DFファン・ソッコ(34)→蔚山現代FC(韓国) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】清水の得点王FWカルリーニョス・ジュニオが来季もプレー</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240108_tw2.jpg" alt="清水の得点王FWカルリーニョス・ジュニオが来季もプレー" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">清水の得点王FWカルリーニョス・ジュニオが来季もプレー/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《期限付き移籍》 FW佐藤大樹(24)←FC町田ゼルビア ◆ベガルタ仙台 [IN] 《完全移籍》 FWエロン(25)←ヴィラ・ノヴァFC(ブラジル) ◆栃木SC [OUT] 《期限付き移籍》 GK青嶋佑弥(24)→ジェフユナイテッド千葉 ◆大宮アルディージャ [IN] 《昇格》 MF種田陽(18)←大宮アルディージャU18 [OUT] 《契約満了》 DF新里亮(33) MF大橋尚志(27) 《期限付き移籍満了》 DF飯田貴敬(29)→京都サンガF.C. ◆ジェフユナイテッド千葉 [IN] 《期限付き移籍》 GK青嶋佑弥(24)←栃木SC ◆東京ヴェルディ 《契約更新》 MF綱島悠斗(23) [IN] 《育成型期限付き移籍満了》 DF佐古真礼(21)←AC長野パルセイロ [OUT] 《期限付き移籍》 DF佐古真礼(21)→いわてグルージャ盛岡 ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 DF奥山政幸(30) DF三鬼海(30 [IN] 《期限付き移籍満了》 FW佐藤大樹(24)←Y.S.C.C.横浜 [OUT] 《期限付き移籍》 FW佐藤大樹(24)→ブラウブリッツ秋田 ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 FWジェフェルソン・バイアーノ(28) ◆清水エスパルス 《契約更新》 FWカルリーニョス・ジュニオ(29) ◆V・ファーレン長崎 [OUT] 《完全移籍》 MF鍬先祐弥(25)→ヴィッセル神戸 <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】今治が助っ人3人と契約更新</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240108_tw3.jpg" alt="今治が助っ人3人と契約更新" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">左からセランテス、ピシュチェク、ヴィニシウス/©︎J.LEAGUE<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457516&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆いわてグルージャ盛岡 [IN] 《育成型期限付き移籍》 MF安達秀都(19)←ヴィッセル神戸 ◆福島ユナイテッドFC [OUT] 《完全移籍》 GK大杉啓(27)→高知ユナイテッドSC(JFL) ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 MF土館賢人(31) FWオニエ・オゴチュクウ・プロミス(21) FW萱沼優聖(30) [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW佐藤大樹(24)→FC町田ゼルビア ◆AC長野パルセイロ [OUT] 《育成型期限付き移籍満了》 DF佐古真礼(21)→東京ヴェルディ ◆FC大阪 [OUT] 《完全移籍》 DF浜崎拓磨(30)→ヴェルスパ大分(JFL) MF上月翔聖(23)→高知ユナイテッドSC(JFL) ◆FC今治 《契約更新》 GKセランテス(34) FWフィリップ・ピシュチェク(28) FWマルクス・ヴィニシウス(25) [IN] 《完全移籍》 FW日野友貴(26)←ミネベアミツミFC(JFL) ◆ギラヴァンツ北九州 [IN] 《育成型期限付き移籍》 DF工藤孝太(20)←浦和レッズ ◆FC琉球 《契約更新》 MF富所悠(33) DF森侑里(23) [OUT] 《期限付き移籍満了》 DF寺阪尚悟(19)→ヴィッセル神戸 2024.01.09 08:30 Tue
FC町田ゼルビアは8日、DF奥山政幸(30)とDF三鬼海(30)の契約更新を発表した。 2017年にレノファ山口FCから加入し、キャプテンを務める奥山は昨季、J2リーグ34試合で1ゴール。2021年から町田でプレーする三鬼はケガの影響で出場なしだった。 今季の町田はJ2リーグ王者として初のJ1リーグへ。両選手もそれぞれJ1リーグ初挑戦となる。 2024.01.08 09:55 Mon

SC相模原の関連記事

SC相模原は4日、横浜FM・マリノスのMF植田啓太(21)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月31日までとなり、横浜FMとの公式戦には出場できない。 植田は神奈川県出身で、横浜FMの下部組織で育った。プライマリーから在籍し、2021年にトップチームに昇格。2021年4月からおよそ3年間は栃木SCでプレーした。 栃木ではJ2通算44試合3得点、天皇杯で7試合に出場。今シーズンは横浜FMで天皇杯の1試合に出場していた。 植田は両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「この度、横浜F・マリノスから育成型期限付き移籍で加入することになりました植田啓太です。SC相模原の最大の目標であるJ2昇格に向け、チームの力となれるように日々全力で頑張ります。よろしくお願いします」 ◆横浜F・マリノス 「SC相模原に育成型期限付き移籍することとなりました。ファン・サポーターの皆さんの期待に応えられず、悔しい気持ちです。SC相模原に行くからには、しっかりとピッチ上でJ2昇格に貢献したいと思います。半年間ありがとうございました」 2024.07.04 10:50 Thu
SC相模原は1日、MFファブリシオ・バイアーノ(32)が海外クラブ移籍前提の準備でチームを離脱したと発表した。 ファブリシオ・バイアーノは今季加入。明治安田J3リーグではここまで6試合に出場して無得点だった。 クラブはこの海外移籍の詳細が正式に決まり次第、改めて知らせるとしている。 2024.07.01 17:45 Mon
29日、明治安田J3リーグ第19節の8試合が全国各地で行われた。 この試合でシーズンを折り返すことになるJ3リーグ。首位の大宮アルディージャ(勝ち点43)はホームに最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点13)を迎えた。 勝ち点差が「30」と大きく差のある両者。まずは岩手がチャンス。4分、ボックス左でFKを獲得すると、クロスに深津康太が飛び込んで合わせるがゴールとはならない。 ホームの大宮は6分、右サイドのFKから泉柊椰のクロスを杉本健勇がボックス中央でヘッドで合わせたが、これは枠の左に外れる。 21分にも大宮がチャンス。ボックス手前で相手ボールを奪うと、アルトゥール・シルバのスルーパスをボックス内で茂木力也がシュートもサイドネット。29分には杉本のパスを受けた泉がボックス内からシュートも、左ポストに嫌われる。 岩手は36分、左CKからのクロスに深津が再び飛び込んで合わせたが、これはバウンドしすぎてゴールを越えていく。 ゴールレスで迎えた後半、大宮は49分に中野克哉がミドルシュートも枠外。58分に岩手はオタボー・ケネスが遠目から狙うが枠をとらえられない。 61分にはアルトゥール・シルバのボックス内右からのクロスを泉がバイシクルシュートで合わせたが、わずかに外れていく。 互いにゴールが遠いまま試合は引き分けかと思われたが85分、左サイドから浦上仁騎が左足でクロスを入れると、杉本がボックス内中央で打点の高いドンピシャヘッド。大宮がなんとかゴールをこじ開ける。すると89分にはクロスボールを小島幹敏、大澤朋也と繋ぎ、最後は藤井一志が巧みに相手をかわしてゴール。強さを見せた大宮が連勝、6戦無敗で首位ターンを決めた。対する岩手は連敗で最下位で折り返した。 2位のアスルクラロ沼津(勝ち点31)は、16位のY.S.C.C.横浜(勝ち点17)と対戦した。 首位の背中は遠いものの、自動昇格の2位をしっかりと守りたい沼津。まずは沼津がチャンス。FW和田育が積極的にゴールを狙っていく。 YS横浜は積極的にシュートを狙っていくと25分には橋本陸斗がドリブルで持ち出しボックス内からシュートもGK武者大夢がセーブ。35分にはスルーパスに抜けた藤島樹騎也が無人のゴールにシュートも、濱託巳がゴールに戻り頭でクリアしてゴールを許さない。 それでも44分、ボックス左で藤島がボールをキープすると、折り返しを菊谷篤資がダイレクトで蹴り込み先制に成功する。 YS横浜がリードした中、後半は沼津が盛り返すことに。66分には持井響太のパスを右サイドで森夢真がクロスも鈴木拳士郎のヘッドはGKがキャッチする。 88分には縦パスを受けた川又堅碁がボックス手前からシュートもGKがキャッチ。終了間際にはセッtプレーの流れから、折り返しを津久井匠海が詰めるが、西山峻太がブロック。YS横浜が連敗をストップし、今シーズンのホーム初勝利を記録。沼津は停滞一敗となった。 3位の福島ユナイテッドFC(勝ち点29)は、アウェイで12位のギラヴァンツ北九州(勝ち点23)と対戦し、11分にオウンゴールで先制するも、後半に藤原健介、高昇辰にゴールを奪われ、2-1で逆転負け。4位のFC大阪(勝ち点28)は18位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点18)と対戦し、前半に秋山拓也、久保吏久斗のゴールでリードすると後半も加点して4-1で勝利を収め3位に浮上。監督を解任し、シュタルフ悠紀監督の初陣となった5位のSC相模原(勝ち点28)は、11位のカターレ富山(勝ち点25)と対戦しゴールレスドローに終わった。 また、今節は9位の松本山雅FC(勝ち点26)と13位のAC長野パルセイロ(勝ち点23)の“長野ダービー”が開催。上位への足がかりにしたい両者の戦いは、57分に57'樋口大輝のゴールで松本が先制。対する長野は78分に杉井颯が同点ゴールを奪い、1-1のドローに終わった。 ◆明治安田J3リーグ第19節 ▽6/29(土) 松本山雅FC 1-1 AC長野パルセイロ FC大阪 4-1 テゲバジャーロ宮崎 奈良クラブ 2-2 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-0 アスルクラロ沼津 カターレ富山 0-0 SC相模原 ギラヴァンツ北九州 2-1 福島ユナイテッドFC 大宮アルディージャ 2-0 いわてグルージャ盛岡 FC岐阜 1-2 ヴァンラーレ八戸 ▽6/30(日) 《18:00》 FC琉球 vs ツエーゲン金沢 FC今治 vs カマタマーレ讃岐 <span class="paragraph-title">【動画】2試合連続で土壇場でチームを救った大宮FW杉本健勇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> を観るなら <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a>!<a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/2vHIrDCB4m">pic.twitter.com/2vHIrDCB4m</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1807018779119141317?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.29 21:28 Sat
SC相模原は26日、シュタルフ悠紀氏(39)が新監督に就任することを発表した。 相模原は今シーズンの明治安田J3リーグで18試合を終えて5位。昇格プレーオフ圏内にいる中、19日に戸田和幸監督を電撃的に解任。大きな話題を呼んでいた。 そんな中、新監督にシュタルフ悠紀氏を招へい。これまでY.S.C.C.横浜、AC長野パルセイロとJリーグで指揮すると、U-20タイ代表、ブリーラム・ユナイテッドU-20の監督を務めていたが、こちらを退任していた。 シュタルフ悠紀氏はクラブを通じてコメントしている。 「SC相模原に関わる全ての方々、いつもお世話になっております。日本フットボール界の皆様、こんにちは。このたび、SC相模原の一員になることが決まりました。タイから突然帰国することになったばかりの私に、このタイミングで新しい《ご縁》を与えてくださったクラブ関係者の皆様に、心より感謝申し上げます」 「今年は、これまで5年間お世話になったJ3をはじめ、刷新されたルヴァンカップなど、日本のフットボールをタイから久しぶりに一ファンとして楽しませていただいておりました。次節で早くも折り返し地点を迎える今季のJ3には、大宮や金沢といった強豪クラブも加わり、これまで以上にタフで拮抗した戦いが繰り広げられていると感じています」 「中には、このタイミングでの監督交代や人選に不安を抱いている方がいらっしゃるかもしれません。これについては、尊敬するユルゲン・クロップ監督の言葉を借りたいと思います。「入ってきた時に人々がなんと思うかは重要ではない。去る時になんと思われるかの方がよほど重要だ」ご縁をいただいた以上、心機一転し、前任者たちがこれまで積み上げてきたものを活かしてクラブが掲げるエナジーフットボールにさらに磨きをかける。ライバルたちと火花を散らし、ホームタウンをより一層盛り上げていく着火剤となる。その覚悟の上に、アクセル全開で最大限の熱量を注ぎ込みながらのぞむ所存です」 「選手、スタッフ、サガミスタの皆様、パートナー企業の皆様、宿願を達成するためには皆様の力が何としても必要です。一丸となって共に闘いましょう!」 2024.06.26 12:01 Wed
22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロスを滑り込んだ市原吏音が難しい体勢からダイレクトボレーを決めて、大宮が先制する。 先制した大宮は27分、中野のパスを受けた下口稚葉がボックス手前からクロスを入れると、アルトゥール・シルバがヘディングで合わせるが枠をとらえられない。 さらに45分には、大宮は自陣からカウンター。アルトゥール・シルバのロングボールに杉本健勇が抜け出すと、GKと一対一になるところを大宮和組織育ちの森侑里が抑えて得点を許さない。 すると琉球は後半から4バックに変更。ペースが琉球に傾くと、61分に富所悠がボックス手前からミドルシュートを突き刺して同点とする。 追いつかれた大宮だったが、63分にすぐに反撃。泉柊椰が左サイドを仕掛けると、ボックス内にカットインしてパス。これを走り込んだアルトゥール・シルバがつま先で蹴り込み5試合連続ゴールを記録した。 その後、大宮が攻め立てるもGK東ジョンが好セーブを連発。すると90分、ボックス内での横パスを富所悠が触るもトラップミス。しかし、その前に倒れた下口に突っ込んで倒れるとまさかのPKの判定。これを野田隆之介が決め、琉球が後半アディショナルタイムに同点に追いつく。 まさかの展開で終わるかと思われが、ドラマは最後に待っていた。96分、大宮はカウンターを仕掛けると、杉本のパスを受けた大澤朋也がマイナスのパス。ボックス中央で杉本がダイレクトシュートもGKがセーブ。しかし、跳ね返りを冷静に押し込み、大宮が勝ち越しに成功。3-2で琉球を下した。 上位陣では、戸田和幸監督を電撃解任した9位のSC相模原(勝ち点25)が6位の松本山雅FC(勝ち点26)と対戦。ショックも残る中での相模原は、37分に樋口大輝に先制を許すと、前半アディショナルタイムにも樋口が追加点。前半で2点ビハインドとなる。 ショック療法が裏目に出たかに思われたが、相模原は51分に伊藤恵亮が1点を返すと、56分に牧山晃政がゴールを決めて同点に。引き分けかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に伊藤が2点目を決め、3-2で2点差を逆転して勝利を収め、4位に浮上した。 その他、8位のFC今治(勝ち点25)はアウェイで最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点12)と対戦しゴールレスドロー。また、カターレ富山、FC岐阜が勝利を収めた。 ◆明治安田J3リーグ第18節 ▽6/22(土) いわてグルージャ盛岡 0-0 FC今治 SC相模原 3-2 松本山雅FC AC長野パルセイロ 2-3 カターレ富山 大宮アルディージャ 3-2 FC琉球 ガイナーレ鳥取 2-4 FC岐阜 テゲバジャーロ宮崎 3-3 カマタマーレ讃岐 ▽6/23(日) 《14:00》 ヴァンラーレ八戸 vs Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 vs ギラヴァンツ北九州 福島ユナイテッドFC vs FC大阪 《18:00》 アスルクラロ沼津 vs 奈良クラブ <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴールでお返し!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/Wq8yyARbsZ">pic.twitter.com/Wq8yyARbsZ</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1804484150210277510?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 22:02 Sat

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明治安田J3リーグ第20節の7試合が6日に行われ、アスルクラロ沼津が大宮アルディージャの独走ムードに待ったをかけた。 前節終了時まで首位大宮と15ポイント差の2位沼津。今節の直接対決を落とすようだと、大宮の背中がより遠ざかるなか、開始5分に左サイドから前進していくと、津久井匠海がバイタルエリア中央から右足ミドルを突き刺して、沼津が先手を奪う。 その4分後にも中央から崩しにかかり、最後は持井響太、安在達弥の繋ぎから、最後は濱託巳が右足で蹴り込み、沼津が追加点。後半から大宮も交代を施して巻き返すが、56分にボックス右からの折り返しを中央の川又堅碁が右足で3点目を奪う。 最多失点の大宮も90+6分に左サイドからのクロスに茂木力也が頭で合わせ、1点を返すが、ここまで8勝を掴むホームでの強さを発揮した沼津が2戦ぶり白星。まだ差が大きいが、大宮との勝ち点差を「12」に縮めた。 そのほか、3位FC大阪は7位カターレ富山と引き分けて4位に。AC長野パルセイロに快勝のツエーゲン金沢が3位に浮上した。また、岩手撃破の8位SC相模原は5位に順位を上げ、前述したFC大阪と引き分けの7位富山も6位に順位を上げた。 ◆第20節 ▽7/6(土) ヴァンラーレ八戸 1-0 松本山雅FC いわてグルージャ盛岡 0-1 SC相模原 ツエーゲン金沢 3-0 AC長野パルセイロ アスルクラロ沼津 3-1 大宮アルディージャ FC大阪 0-0 カターレ富山 ガイナーレ鳥取 1-2 ギラヴァンツ北九州 テゲバジャーロ宮崎 0-1 FC岐阜 ▽7/7(日) 《15:00》 福島ユナイテッドFC vs FC今治 《18:00》 奈良クラブ vs Y.S.C.C.横浜 カマタマーレ讃岐 vs FC琉球 2024.07.06 21:55 Sat
テゲバジャーロ宮崎は5日、FC大阪からDF江川慶城(24)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2025年1月31日まで。FC大阪と対戦する公式戦には出られない。 京都サンガF.C.でのプロ入りから、ブラジルでの武者修行を挟み、2021年から当時は日本フットボールリーグ(JFL)のいわきFCへ。今季からFC大阪入りし、明治安田J3リーグではここまで7試合に出場中だった。両クラブの公式サイトでそれぞれ次のようにコメントしている。 ◆テゲバジャーロ宮崎 「宮崎の皆さま、初めまして。FC大阪から加入することになりました江川慶城です。宮崎の勝利のために自分の今持てる全てを捧げたいと思います。共に勝利の喜びを分かち合えるよう一緒に戦ってください。応援をよろしくお願いします」 ◆FC大阪 「この度、テゲバジャーロ宮崎へ期限付き移籍することになりました。日頃からたくさんの熱い応援、本当にありがとうございました。宮崎に行っても自分らしくファイヤーし続けます。遠く離れた地に行くことになりますが、少しでも気にかけていただけると幸いです。これからも江川慶城の応援をよろしくお願いします」 2024.07.05 17:20 Fri
FC大阪は5日、マレーシア・スーパーリーグのセランゴールFCから、U-23マレーシア代表MFムハンマド・ビン・アブ・カリル(19)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2024年12月31日まで。背番号は「99」をつける。 ムハンマド・ビン・アブ・カリルは、マレーシアのシャザン・ムダ・クラブ、アカデミックモクタール・ダハリでプレーし、2021年にセランゴールFCのセカンドチームに加入。2024年2月にファーストチームへ昇格した。 ファーストチームでは公式戦2試合に出場。今シーズンは、マレーシアFAカップで8分間プレーしただけだった。 また、世代別のマレーシア代表を経験しており、U-19マレーシア代表としてU20ワールドカップ アジア予選、U19AFF選手権に出場。U-23マレーシア代表として、U23 AFF選手権、U23アジアカップに出場していた。 ムハンマド・ビン・アブ・カリルはクラブを通じてコメントしている。 「FC大阪のファン・サポーター、パートナー関係者の皆様、はじめまして。FC大阪ファミリーの一員として受け入れていただいたことを本当に光栄に思います。心から感謝します」 「非常に規律正しく激しい日本のサッカー文化において、自分自身、学び、磨き、毎日成長できる環境に身を置けることにワクワクしています。選手やコーチ陣ともコミュニケーションを取る機会がありましたが、私がより良く学べるよう常にサポートと励ましを与えてくれる良い方たちばかりです」 「お約束できることは常に私は最善を尽くすことです。FC大阪のために戦い、チームがJ3で優勝できるよう手助けします。また、マレーシア代表チームの未来に貢献できる選手になります。応援よろしくお願い致します」 2024.07.05 15:25 Fri
アスルクラロ沼津は5日、MF向井ひな太の負傷を報告した。 札幌大学から今季入団の向井。今季の明治安田J3リーグでここまで2位につけるチーム状況のなか、3試合に出場している。 そのなか、3日の練習中に受傷し、左第五中足骨骨折と診断。加療期間は約3カ月を要する見込みだ。 2024.07.05 13:15 Fri
松本山雅FCは4日、6月29日に行われたAC長野パルセイロ戦におけるサポーターの違反行為を報告した。 発表によると、違反行為は2024年6月29日(土)にサンプロ アルウィンで開催された明治安田J3リーグ第19節の長野戦開始前に発生。 その概要について、クラブは「松本山雅FCを応援する観客1名による観戦ルール違反行為がありました」と説明した。違反行為および処分の内容については、以下の通りとなる。 ■違反行為 ・中指を立てる侮辱的行為 ■事象 2024明治安田J3リーグ 第19節 松本山雅FC vs AC長野パルセイロの試合開始前、北側観客席において、松本山雅FCを応援する観客1名が、飲酒した状態で複数回にわたり両手中指を立てる行為を行った ■処分対象:1名 ■処分内容 ・無期限入場禁止 クラブは「同様の行為が起こらないように、観戦ルールの周知・徹底やセキュリティ体制の再検証を行い、安全・安心なスタジアム運営に努めてまいります」としつつ、「スタジアムにご来場される皆さまには、『Jリーグ共通観戦マナー&ルール』『試合運営管理規程』を今一度ご確認いただき、観戦時にはルールの順守をお願いいたします」と呼び掛けている。 2024.07.04 16:40 Thu

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町田DF三鬼海が相模原に期限付き移籍、2022年に負傷してからは出場なし「必要としてくれたクラブのため」

SC相模原は4日、FC町田ゼルビアからDF三鬼海(31)が期限付き移籍で加入すると発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入期間中、町田との公式戦には出場できない。 三鬼は2011年に加入した町田でプロデビュー。その後、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、モンテディオ山形でのプレーも経験し、2021年から再び町田でプレーしている。 しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱を断裂。全治6〜12カ月の大ケガを負うと、その後は出場機会を確保できず、今シーズンもJ1リーグに昇格したクラブで公式戦出場はなかった。 相模原で復活を目指す三鬼は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「SC相模原に関わる全ての皆様初めまして、三鬼海です。必要としてくれたクラブのために、覚悟を持って全力で戦います。応援のほどよろしくお願いいたします」 ◆FC町田ゼルビア 「この度、SC相模原に移籍することになりました。今までSNSや練習場、スタジアムなどでたくさん声をかけて頂きありがとうございました。そんなみなさんのためにも、怪我から復帰して必ずピッチに立って恩返しをする。その想いで辛いリハビリを乗り越え、日々練習をしてきましたが、残念ながら叶いませんでした」 「苦しい時も頑張れたのはみなさんのおかげです。本当に感謝しかありません。町田で出会ったすべての人のおかげで、今の自分があります。たくさんの愛をありがとうございました。町田の『J1優勝』を心から願ってます。長い間ありがとうございました!」 2024.07.04 09:20 Thu
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「この場を借りてお詫びさせていただきます」2016年途中に退団したDF三鬼海が山形からの期限付き移籍で5年ぶりに町田へ復帰

FC町田ゼルビアは30日、モンテディオ山形のDF三鬼海(27)が期限付き移籍で加入することを発表した。 契約期間は2022年1月31日までとなり、山形との公式戦には出場できない。 三鬼は名古屋グランパスの下部組織出身で、2011年に当時JFLの町田に加入。2015年にはV・ファーレン長崎へ期限付き移籍すると、2016年8月には一身上の都合により急遽退団。2017年にロアッソ熊本へ加入すると、2018年から山形でプレーしていた。 山形では3シーズンプレーし明治安田J2で70試合に出場し1得点を記録。今シーズンは16試合の出場に終わっていた。 5シーズンぶりに町田でプレーする三鬼は両クラブを通じてコメントしている。 ◆FC町田ゼルビア 「FC町田ゼルビアに関わる全ての皆様、モンテディオ山形から加入させていただくことになりました三鬼海です」 「まず始めに、2016年にシーズン途中で退団することになり皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、この場を借りてお詫びさせていただきます。本当に申し訳ありませんでした」 「それにも関わらず、今回こうして再び町田でプレーする機会を与えていただいたことに感謝しかありません」 「ピッチ内外で皆様に認めていただけるよう全身全霊をかけて自分の持ってるもの全てを出して頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形に関わる全ての皆様、この度、期限付き移籍でチームを離れることになりました」 「今年は本当に大変な一年でしたが、Jリーグに関わる様々な方々や相田社長をはじめとするクラブ関係者のご尽力により、私たち選手は大好きなサッカーに専念することができました」 「こんな時でも変わらずサッカーができることに対する心からの感謝をプレーで表現したかったのですが、今シーズンはなかなかチームの力になれなかったことが本当に悔しいです」 「そんな中でもSNSなどで常に私を励まし、期待し続けてくださったファン、サポーターの皆様の存在があったからこそ最後まで気持ちを切らすことなくやり切ることができました」 「皆さんにいただいた思いと山形の誇りを胸に、頑張ってきたいと思います。本当にありがとうございました」 2020.12.30 14:10 Wed
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J1初挑戦の町田が2024年の背番号発表! 新加入の韓国代表FWナ・サンホが「10」、元日本代表DF昌子源は「3」に

FC町田ゼルビアは14日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンは青森山田高校を強豪校に押し上げた黒田剛監督を招へいし、明治安田生命J2リーグを制覇した町田。黒田体制2年目は初のJ1の舞台へ挑む。 今冬は正守護神のポープ・ウィリアムが移籍したなか、ベルギー2部で初の欧州挑戦中だった谷晃生や、山口瑠伊で穴埋め。ほかにも元日本代表の昌子源や韓国代表FWナ・サンホ、MF仙頭啓矢、MF柴戸海を獲得するなど、積極的に補強を進めた。 谷は背番号「1」に決まったほか、山口が「28」、昌子が「3」、ナ・サンホが「10」、仙頭が「8」、柴戸が「45」に。既存選手では三鬼海や、高橋大悟、鈴木準弥、平川悠らの背番号が変わり、完全移籍移行の藤尾翔太と荒木駿太も新番号となる。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.谷晃生←ガンバ大阪/期限付き 28.山口瑠伊←水戸ホーリーホック/完全 42.福井光輝 50.バーンズ・アントン DF 2.奥山政幸 3.昌子源←鹿島アントラーズ/完全 4.池田樹雷人 6.鈴木準弥 ※背番号変更「43」 13.三鬼海 ※背番号変更「3」 14.チャン・ミンギュ 26.林幸多郎←横浜FC/完全 29.奈良坂巧←カマタマーレ讃岐/期限付き満了 33.望月ヘンリー海輝←国士舘大学/新加入 44.青木義孝←ラインメール青森/期限付き満了 55.松本大輔 ※背番号変更「47」 MF 8.仙頭啓矢←柏レイソル/完全 16.宇野禅斗 17.稲葉修土 ※背番号変更「19」 18.下田北斗 22.藤本一輝←大分トリニータ/完全 32.黒川淳史←大宮アルディージャ/期限付き満了 36.奥山洋平 ※背番号変更「28」 38.高崎天史郎 39.バスケス・バイロン 41.安井拓也 45.柴戸海←浦和レッズ/期限付き 46.樋口堅←沖縄SV/期限付き満了 99.高橋大悟 ※背番号変更「10」 FW 7.平川悠 ※背番号変更「27」 9.藤尾翔太←セレッソ大阪/完全移行 ※背番号変更「25」 10.ナ・サンホ←FCソウル(韓国)/完全 11.エリキ 15.ミッチェル・デューク 19.沼田駿也 ※背番号変更「9」 30.中島裕希 37.芦部晃生 47.荒木駿太←サガン鳥栖/完全移行 ※背番号変更「7」 90.オ・セフン←清水エスパルス/期限付き 2024.01.14 18:58 Sun
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町田DF三鬼海が16週間の離脱…東京V戦で負傷

FC町田ゼルビアは16日、DF三鬼海の戦線離脱を報告した。 三鬼は3月20日に行われた明治安田生命J2リーグ第5節の東京ヴェルディ戦で負傷。右大腿二頭筋腱損傷と診断され、全治は受傷日から16週間を要する見込みだ。 昨季に町田復帰を果たし、今季から完全移籍に移行した三鬼。その今季はここまでチームが3位につけるなか、2試合でプレーしている。 2022.04.16 17:30 Sat
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挑むクラブ史上初のJ1、新加入選手は各国代表クラス揃う【J1開幕直前ガイド|FC町田ゼルビア】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、FC町田ゼルビアを紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン:1位(26勝9分け7敗) 2022シーズン:15位(14勝9分け19敗) 2021シーズン:5位(20勝12分け10敗) ※いずれもJ2 【昨季チーム得点王】 エリキ 18ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 FW平河悠 昨季J2:35試合出場/6ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆悲願のJ1初昇格、新たな歴史を作れ</span> 青森山田高校での実績を持つ黒田剛監督はプロで通用するのか、ロングスローの是非は、といった外野の懐疑的な声を吹き飛ばし、昨季は2位に12ポイント差を付けてのJ2優勝。JFL降格やJ1参入プレーオフ不参加という苦難の歴史を乗り越え、クラブ史上初のJ1昇格を勝ち取った。 <span class="paragraph-subtitle">◆プレー強度はJ1で通用するのか</span> 最注目ポイントは、町田の特徴であるプレー強度の高いサッカーが、J1でどこまで通用するかだろう。球際での勝負で勝ち切ることはもちろんだが、対戦相手のプレス回避能力も一段上がるため、自分たちの土俵に持ち込めるか否かが焦点となる。同様に、奪ってからの素早い攻撃でも、前線の収める力は試される。 個々人にとっても、昨季全試合出場で6得点とブレイクの平河悠、8年目のベテラン奥山政幸といった主軸らが初のトップカテゴリー挑戦となる。高い強度の中で、年間を通じてこれまで以上の力が必要とされるだろう。 <span class="paragraph-subtitle">◆新加入選手は各国代表クラス</span> 一方で、ミッチェル・デューク、下田北斗などはそもそもがJ1レベルで、ポープ・ウィリアムが抜けた穴には元日本代表GK谷晃生、センターバックには昌子源、コソボ代表イブラヒム・ドレシェヴィッチ、前線にも韓国代表ナ・サンホと代表クラスの人材を補強。ここに柴戸海、仙頭啓矢とJ1経験を携えた選手が加わった。各選手が実績やネームバリュー通りのパフォーマンスを披露すれば、残留だけ終わるのはもったいないとさえ思わされる。エリキの復帰は当然待たれるが、前線の顔ぶれは相当に豊富。競争にも注目が集まる。 <span class="paragraph-subtitle">◆育成面も楽しみ、スタジアムアクセスは…</span> 町田は、少年サッカーチームにトップが付随するという、珍しい成り立ちのクラブだ。今季はアカデミースタッフに、育成の実績に長けた永田雅人氏が就任。現在のホームグロウン選手は三鬼海と樋口堅の2名だが、今後はより活性化しそうだ。 また、運営にとっても初のJ1。来場者は過去を上回ることを予想されるうえに、町田GIONスタジアムへ初めて足を運ぶファンもいるだろう。チーム側による導線の指示はもとより、シャトルバス以外にも、慣れたら野津田高校の裏を通っての野津田車庫へのルートも検討すべきだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK谷晃生(23)←ガンバ大阪/期限付き移籍 GK山口瑠伊(25)←水戸ホーリーホック/完全移籍 DF奈良坂巧(21)←カマタマーレ讃岐/期限付き移籍より復帰 DF望月ヘンリー海輝(22)←国士舘大学/新加入 DF林幸多郎(23)←横浜FC/完全移籍 DF青木義孝(25)←ラインメール青森FC/期限付き移籍より復帰 DFドレシェヴィッチ(27)←ファティ・カラギュムリュク(トルコ)/完全移籍 DF昌子源(31)←鹿島アントラーズ/完全移籍 MF高崎天史郎(17)←QUON FD/新加入 MF樋口堅(20)←沖縄SV/期限付き移籍より復帰 MF芦部晃生(22)←関東学院大学/新加入 MF黒川淳史(26)←大宮アルディージャ/期限付き移籍より復帰 MF柴戸海(28)←浦和レッズ/期限付き移籍 MF仙頭啓矢(29)←柏レイソル/完全移籍 FW藤尾翔太(22)←セレッソ大阪/完全移籍移行 FW荒木駿太(24)←サガン鳥栖/完全移籍移行 FW藤本一輝(25)←大分トリニータ/完全移籍 FWオ・セフン(25)←清水エスパルス/期限付き移籍 FWナ・サンホ(27)←FCソウル(韓国)/完全移籍 【OUT】 GKストイシッチ(26)→未定 GKポープ・ウィリアム(29)→横浜F・マリノス/完全移籍 DF藤原優大(21)→浦和レッズ/期限付き移籍満了 DF深港壮一郎(23)→カマタマーレ讃岐/期限付き移籍延長 DF内田瑞己(24)→カマタマーレ讃岐/期限付き移籍 DF高橋祥平(32)→松本山雅FC/完全移籍 DF太田宏介(36)→現役引退 MF布施谷翔(23)→カターレ富山/育成型期限付き移籍 MF松井蓮之(23)→川崎フロンターレ/期限付き移籍満了 MF翁長聖(28)→東京ヴェルディ/完全移籍 FW佐藤大樹(24)→ブラウブリッツ秋田/期限付き先変更 FW髙澤優也(26)→ザスパクサツ群馬/完全移籍 FWアデミウソン(30)→未定 2024.02.12 18:30 Mon

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首位・大宮は最下位・岩手に苦戦も杉本健勇の2戦連続決勝弾などで連勝し首位ターン! 2位沼津はYS横浜にホーム初勝利をプレゼント、3位福島、5位相模原も勝ち点落とす【明治安田J3第19節】

29日、明治安田J3リーグ第19節の8試合が全国各地で行われた。 この試合でシーズンを折り返すことになるJ3リーグ。首位の大宮アルディージャ(勝ち点43)はホームに最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点13)を迎えた。 勝ち点差が「30」と大きく差のある両者。まずは岩手がチャンス。4分、ボックス左でFKを獲得すると、クロスに深津康太が飛び込んで合わせるがゴールとはならない。 ホームの大宮は6分、右サイドのFKから泉柊椰のクロスを杉本健勇がボックス中央でヘッドで合わせたが、これは枠の左に外れる。 21分にも大宮がチャンス。ボックス手前で相手ボールを奪うと、アルトゥール・シルバのスルーパスをボックス内で茂木力也がシュートもサイドネット。29分には杉本のパスを受けた泉がボックス内からシュートも、左ポストに嫌われる。 岩手は36分、左CKからのクロスに深津が再び飛び込んで合わせたが、これはバウンドしすぎてゴールを越えていく。 ゴールレスで迎えた後半、大宮は49分に中野克哉がミドルシュートも枠外。58分に岩手はオタボー・ケネスが遠目から狙うが枠をとらえられない。 61分にはアルトゥール・シルバのボックス内右からのクロスを泉がバイシクルシュートで合わせたが、わずかに外れていく。 互いにゴールが遠いまま試合は引き分けかと思われたが85分、左サイドから浦上仁騎が左足でクロスを入れると、杉本がボックス内中央で打点の高いドンピシャヘッド。大宮がなんとかゴールをこじ開ける。すると89分にはクロスボールを小島幹敏、大澤朋也と繋ぎ、最後は藤井一志が巧みに相手をかわしてゴール。強さを見せた大宮が連勝、6戦無敗で首位ターンを決めた。対する岩手は連敗で最下位で折り返した。 2位のアスルクラロ沼津(勝ち点31)は、16位のY.S.C.C.横浜(勝ち点17)と対戦した。 首位の背中は遠いものの、自動昇格の2位をしっかりと守りたい沼津。まずは沼津がチャンス。FW和田育が積極的にゴールを狙っていく。 YS横浜は積極的にシュートを狙っていくと25分には橋本陸斗がドリブルで持ち出しボックス内からシュートもGK武者大夢がセーブ。35分にはスルーパスに抜けた藤島樹騎也が無人のゴールにシュートも、濱託巳がゴールに戻り頭でクリアしてゴールを許さない。 それでも44分、ボックス左で藤島がボールをキープすると、折り返しを菊谷篤資がダイレクトで蹴り込み先制に成功する。 YS横浜がリードした中、後半は沼津が盛り返すことに。66分には持井響太のパスを右サイドで森夢真がクロスも鈴木拳士郎のヘッドはGKがキャッチする。 88分には縦パスを受けた川又堅碁がボックス手前からシュートもGKがキャッチ。終了間際にはセッtプレーの流れから、折り返しを津久井匠海が詰めるが、西山峻太がブロック。YS横浜が連敗をストップし、今シーズンのホーム初勝利を記録。沼津は停滞一敗となった。 3位の福島ユナイテッドFC(勝ち点29)は、アウェイで12位のギラヴァンツ北九州(勝ち点23)と対戦し、11分にオウンゴールで先制するも、後半に藤原健介、高昇辰にゴールを奪われ、2-1で逆転負け。4位のFC大阪(勝ち点28)は18位のテゲバジャーロ宮崎(勝ち点18)と対戦し、前半に秋山拓也、久保吏久斗のゴールでリードすると後半も加点して4-1で勝利を収め3位に浮上。監督を解任し、シュタルフ悠紀監督の初陣となった5位のSC相模原(勝ち点28)は、11位のカターレ富山(勝ち点25)と対戦しゴールレスドローに終わった。 また、今節は9位の松本山雅FC(勝ち点26)と13位のAC長野パルセイロ(勝ち点23)の“長野ダービー”が開催。上位への足がかりにしたい両者の戦いは、57分に57'樋口大輝のゴールで松本が先制。対する長野は78分に杉井颯が同点ゴールを奪い、1-1のドローに終わった。 ◆明治安田J3リーグ第19節 ▽6/29(土) 松本山雅FC 1-1 AC長野パルセイロ FC大阪 4-1 テゲバジャーロ宮崎 奈良クラブ 2-2 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-0 アスルクラロ沼津 カターレ富山 0-0 SC相模原 ギラヴァンツ北九州 2-1 福島ユナイテッドFC 大宮アルディージャ 2-0 いわてグルージャ盛岡 FC岐阜 1-2 ヴァンラーレ八戸 ▽6/30(日) 《18:00》 FC琉球 vs ツエーゲン金沢 FC今治 vs カマタマーレ讃岐 <span class="paragraph-title">【動画】2試合連続で土壇場でチームを救った大宮FW杉本健勇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/J%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> を観るなら <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a>!<a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/2vHIrDCB4m">pic.twitter.com/2vHIrDCB4m</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1807018779119141317?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.29 21:28 Sat
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大宮が物議醸すPKで後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴール! 戸田和幸監督電撃解任の相模原は2点差跳ね返し後半ATに逆転勝利【明治安田J3第18節】

22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロスを滑り込んだ市原吏音が難しい体勢からダイレクトボレーを決めて、大宮が先制する。 先制した大宮は27分、中野のパスを受けた下口稚葉がボックス手前からクロスを入れると、アルトゥール・シルバがヘディングで合わせるが枠をとらえられない。 さらに45分には、大宮は自陣からカウンター。アルトゥール・シルバのロングボールに杉本健勇が抜け出すと、GKと一対一になるところを大宮和組織育ちの森侑里が抑えて得点を許さない。 すると琉球は後半から4バックに変更。ペースが琉球に傾くと、61分に富所悠がボックス手前からミドルシュートを突き刺して同点とする。 追いつかれた大宮だったが、63分にすぐに反撃。泉柊椰が左サイドを仕掛けると、ボックス内にカットインしてパス。これを走り込んだアルトゥール・シルバがつま先で蹴り込み5試合連続ゴールを記録した。 その後、大宮が攻め立てるもGK東ジョンが好セーブを連発。すると90分、ボックス内での横パスを富所悠が触るもトラップミス。しかし、その前に倒れた下口に突っ込んで倒れるとまさかのPKの判定。これを野田隆之介が決め、琉球が後半アディショナルタイムに同点に追いつく。 まさかの展開で終わるかと思われが、ドラマは最後に待っていた。96分、大宮はカウンターを仕掛けると、杉本のパスを受けた大澤朋也がマイナスのパス。ボックス中央で杉本がダイレクトシュートもGKがセーブ。しかし、跳ね返りを冷静に押し込み、大宮が勝ち越しに成功。3-2で琉球を下した。 上位陣では、戸田和幸監督を電撃解任した9位のSC相模原(勝ち点25)が6位の松本山雅FC(勝ち点26)と対戦。ショックも残る中での相模原は、37分に樋口大輝に先制を許すと、前半アディショナルタイムにも樋口が追加点。前半で2点ビハインドとなる。 ショック療法が裏目に出たかに思われたが、相模原は51分に伊藤恵亮が1点を返すと、56分に牧山晃政がゴールを決めて同点に。引き分けかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に伊藤が2点目を決め、3-2で2点差を逆転して勝利を収め、4位に浮上した。 その他、8位のFC今治(勝ち点25)はアウェイで最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点12)と対戦しゴールレスドロー。また、カターレ富山、FC岐阜が勝利を収めた。 ◆明治安田J3リーグ第18節 ▽6/22(土) いわてグルージャ盛岡 0-0 FC今治 SC相模原 3-2 松本山雅FC AC長野パルセイロ 2-3 カターレ富山 大宮アルディージャ 3-2 FC琉球 ガイナーレ鳥取 2-4 FC岐阜 テゲバジャーロ宮崎 3-3 カマタマーレ讃岐 ▽6/23(日) 《14:00》 ヴァンラーレ八戸 vs Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 vs ギラヴァンツ北九州 福島ユナイテッドFC vs FC大阪 《18:00》 アスルクラロ沼津 vs 奈良クラブ <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴールでお返し!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/Wq8yyARbsZ">pic.twitter.com/Wq8yyARbsZ</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1804484150210277510?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 22:02 Sat
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【Jリーグ出場停止情報】J2から5名、J3から1名が追加…一発退場の群馬DF川上エドオジョン智慧は反スポーツ的行為と判断

Jリーグは10日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 今回は先週末にリーグ戦があったJ2とJ3が更新対象に。J2ではザスパ群馬のDF川上エドオジョン智慧、ヴァンフォーレ甲府のMFアダイウトン、徳島ヴォルティスのMF永木亮太、ロアッソ熊本のDF岩下航、鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓が出場停止となる。 川上は8日に行われたJ2第19節栃木SC戦の後半12分に一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者の胸を両手で強い力を用いて押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 J3ではSC相模原のDF高野遼が新たに出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF川上エドオジョン智慧(ザスパ群馬) 第20節 vsレノファ山口FC(6/16) 今回の停止:1試合停止 MFアダイウトン(ヴァンフォーレ甲府) 第20節 vsいわきFC(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永木亮太(徳島ヴォルティス) 第20節 vsジェフユナイテッド千葉(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF岩下航(ロアッソ熊本) 第20節 vsファジアーノ岡山(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF戸根一誓(鹿児島ユナイテッドFC) 第20節 vsモンテディオ山形(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF高野遼(SC相模原) 第17節 vsFC今治(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.10 20:31 Mon
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首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun
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町田DF三鬼海が相模原に期限付き移籍、2022年に負傷してからは出場なし「必要としてくれたクラブのため」

SC相模原は4日、FC町田ゼルビアからDF三鬼海(31)が期限付き移籍で加入すると発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。加入期間中、町田との公式戦には出場できない。 三鬼は2011年に加入した町田でプロデビュー。その後、V・ファーレン長崎、ロアッソ熊本、モンテディオ山形でのプレーも経験し、2021年から再び町田でプレーしている。 しかし、2022年10月に右大腿二頭筋腱を断裂。全治6〜12カ月の大ケガを負うと、その後は出場機会を確保できず、今シーズンもJ1リーグに昇格したクラブで公式戦出場はなかった。 相模原で復活を目指す三鬼は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「SC相模原に関わる全ての皆様初めまして、三鬼海です。必要としてくれたクラブのために、覚悟を持って全力で戦います。応援のほどよろしくお願いいたします」 ◆FC町田ゼルビア 「この度、SC相模原に移籍することになりました。今までSNSや練習場、スタジアムなどでたくさん声をかけて頂きありがとうございました。そんなみなさんのためにも、怪我から復帰して必ずピッチに立って恩返しをする。その想いで辛いリハビリを乗り越え、日々練習をしてきましたが、残念ながら叶いませんでした」 「苦しい時も頑張れたのはみなさんのおかげです。本当に感謝しかありません。町田で出会ったすべての人のおかげで、今の自分があります。たくさんの愛をありがとうございました。町田の『J1優勝』を心から願ってます。長い間ありがとうございました!」 2024.07.04 09:20 Thu

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