松本、プロ1年目で躍動のDF樋口大輝ら2選手と契約更新! ブラジル人DFが期限付き移籍加入

2025.01.05 16:00 Sun
松本が2選手との更新、新加入選手を発表
©︎J.LEAGUE
松本が2選手との更新、新加入選手を発表
松本山雅FCは5日、DF樋口大輝(23)、MF山口一真(28)の2選手との契約更新および、ブラジルのコンコルジアからブラジル人DFチアゴ・サンタナ(26)の期限付き移籍加入を発表した。

樋口は長野県塩尻市出身で、松本のU-18に所属。専修大学へと進学したのち、2024年に古巣へ帰還。プロ1年目となった2024シーズンは明治安田J3リーグで33試合6得点、J2昇格プレーオフ2試合1得点を記録。攻撃的なサイドバックとして大きなインパクトを残した。

山口は鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックでプレーし、2021年に松本へ加入。2022年から1年半はFC町田ゼルビアで期限付き移籍してプレーしたなか、昨シーズン途中に復帰。2024シーズンはJ3で25試合3得点を記録した。
一方、新加入となるチアゴ・サンタナはブラジル国内の複数クラブにウクライナのヴォルスクラでもプレー経験がある188cmの大型DF。期限付き移籍期間は、2025年2月1日から2026年1月1日までとなる。

契約更新が発表された2選手、新加入のブラジル人DFはクラブを通じて以下のコメントを残している。
◆樋口大輝
「2025シーズンも松本山雅FCでプレーさせていただきます。松本山雅FCに携わるすべての皆様が最後に笑って終えられるように覚悟を持って闘います。何がなんでも全員で上に行きましょう! 今年もよろしくお願いいたします!」

◆山口一真
「2025シーズンも山雅でプレーします! 今年こそ、昇格したいです。みんなで頑張りましょう!」

◆チアゴ・サンタナ
「新たなチャレンジを松本山雅FCでできることを嬉しく思います。必ず僕の100%を毎日のトレーニングや試合で尽くします。ひとつになれば、みんなの目標を達成できると信じています」

樋口大輝の関連記事

松本山雅FCは7日、J3残留にあたって声明を発表した。 今シーズンの明治安田J3リーグを4位で終えた松本。J2昇格プレーオフに進むと、ホームで迎えた準決勝は福島ユナイテッドFCとの一戦を1-1のドローで終え、上位アドバンテージで決勝へ勝ち上がった。 7日にはカターレ富山と運命の決勝戦。安永玲央、樋口大輝のゴ 2024.12.07 22:55 Sat
J2昇格プレーオフ決勝が7日に富山県総合運動公園陸上競技場で行われ、カターレ富山vs松本山雅FCは2-2で終了。年間順位で上位の富山が規定により、11年ぶりのJ2復帰を決めた。 ともにレギュレーションで最終順位の優位性を生かして準決勝を突破し、迎えたこの決勝。ホームの利も生かしてアグレッシブに入った富山は14分、 2024.12.07 16:09 Sat
1日、J2昇格プレーオフ準決勝の松本山雅FCvs福島ユナイテッドFCがサンプロ アルウィンで行われ、1-1の引き分けに終わった。 明治安田J3リーグを5連勝フィニッシュし、4位でシーズンを終えた松本。準決勝のホーム開催と引き分けでも勝ち上がりのアドバンテージを手にし、4年ぶりJ2復帰に向けての決勝進出を目指す。 2024.12.01 16:55 Sun
29日、明治安田J3リーグ第19節の8試合が全国各地で行われた。 この試合でシーズンを折り返すことになるJ3リーグ。首位の大宮アルディージャ(勝ち点43)はホームに最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点13)を迎えた。 勝ち点差が「30」と大きく差のある両者。まずは岩手がチャンス。4分、ボックス左でFKを獲得 2024.06.29 21:28 Sat
22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロ 2024.06.22 22:02 Sat

松本山雅FCの関連記事

松本山雅FCは6日、退団するMF濱名真央(24)の移籍先がいわてグルージャ盛岡に決定と発表した。 濱名は福島県出身で、松本大学から特別指定を経て2023年に松本へ入団。前年にJ3リーグ3試合出場も、正式入団後のリーグ戦出場はなく、2024シーズンは日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿へと期限付き移籍し 2025.01.06 18:55 Mon
松本山雅FCは6日、MF菊井悠介(25)との契約更新を発表した。 菊井はヴィッセル神戸の下部組織育ちで、大阪桐蔭高校から流通経済大学へと進学。2022年に松本に加入した。 ルーキーイヤーから主力としてプレー。3年目の2024シーズンも明治安田J3リーグで32試合6得点を記録し、チームのJ2昇格プレーオフ行き 2025.01.06 16:30 Mon
松本山雅FCは6日、スペイン人GKビクトル(35)の現役引退を発表した。 バルセロナとエスパニョールの下部組織で育ったビクトルは、カステジョンやエイバル、リェイダ、カルタヘナ、アルコルコン、レアル・サラゴサ、ロスピタレートとスペインのクラブでプレー。2017年にFC岐阜に加入し日本でのキャリアをスタートした。 2025.01.06 12:55 Mon
FC岐阜は6日、ガンバ大阪からMF中村仁郎(21)の育成型期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2026年1月31日まで。契約中はG大阪との公式戦に出られない。 G大阪の育成組織から新たに現る逸材レフティーとして注目の中村。世代別代表でもエリート中のエリートと位置づけられるなか、2022年にFW坂本一彩とともにト 2025.01.06 12:35 Mon
松本山雅FCは5日、MF安永玲央(24)との契約更新を発表した。 横浜マリノスなどでプレーした安永聡太郎氏を父に持つ安永は2019年に横浜FCのトップチームへ昇格し、カターレ富山や水戸ホーリーホックでもプレー。松本には2023年7月からレンタル加入し、シーズン終了後に完全移籍へ移行した。 正式に松本の一員と 2025.01.05 18:45 Sun

J3の関連記事

アスルクラロ沼津は7日、ジュビロ磐田のFWウェベルトン(22)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年12月15日までとなっており、磐田との公式戦には出場できない。 フラメンゴの下部組織出身のウェベルトンは、ポルトガルのアカデミカ・コインブラ、アメリカのニューイングランド・レボリューシ 2025.01.07 10:55 Tue
ガイナーレ鳥取は7日、FC東京のU-18日本代表DF永野修都(18)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2026年1月31日までとなり、FC東京との公式戦には出場できない。 永野はFC東京U-15深川、FC東京U-18と下部組織で育ち、2025年にトップチームに昇格が内定。2023年か 2025.01.07 10:50 Tue
FC岐阜は7日、MF與那覇航和(23)が北信越フットボールリーグの福井ユナイテッドFCへ期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は2026年1月31日までとなる。 與那覇は沖縄県出身であり、浦和レッズのユースにも所属。今シーズンに仙台大学から岐阜へ加入してプロキャリアをスタートさせた。 2024シーズンは 2025.01.07 09:50 Tue
奈良クラブは6日、BGパトゥム・ユナイテッドFCのDFタワットチャイ・インパコーン(21)、DFチャナパット・ブァパン(20)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は両選手とも2025年12月31日まで。タイキャンプで合流するとのことだ。 タワットチャイ・インパコーンは、ブリーラム・ユナイテッド 2025.01.06 23:10 Mon
テゲバジャーロ宮崎が6日、DF吉永昇偉(24)の契約更新を発表した。 吉永は埼玉県出身で、大宮アルディージャの下部組織から2019年にトップ昇格。2023年までの在籍期間中に2度の期限付き移籍を経験し、Jリーグ合同トライアウトを経て、2024年に宮崎へ完全移籍…J3出場は8試合にとどまった。 「今シーズンも 2025.01.06 21:00 Mon

記事をさがす

樋口大輝の人気記事ランキング

1

経験ある選手補強でJ2昇格へ、松本が選手背番号を発表! 新戦力の高橋祥平は「4」、山本康裕は「15」、得点源として期待されるFW浅川隼人は「11」

松本山雅FCは8日、2024シーズンの選手の背番号を発表した。 2023シーズンは霜田正浩監督の下、J2昇格を目指して明治安田生命J3リーグを戦った中、シーズン終盤まで昇格の可能性を残したが9位に終わっていた。 再びJ3を戦う松本。19得点を決め、得点王のFW小松蓮がブラウブリッツ秋田へ移籍するなど選手の入れ替えもある中で、得点ランク2位のFW浅川隼人(←奈良クラブ)を確保。その他、DF高橋祥平(←FC町田ゼルビア)、DF馬渡和彰(←浦和レッズ)、MF山本康裕(←ジュビロ磐田)など、経験ある選手もチームに加えた。 新加入選手では、浅川が「11」、高橋が「4」、馬渡が「7」、山本が「15」を着用。GK大内一生(←横浜FC)が「1」、DF佐相壱明(←SC相模原)が「22」、FW高井和馬(←横浜FC)が「9」、FW安藤翼(←SC相模原)が「14」を着用する。 なお、FWルーカス・ヒアン、MF濱名真央、FW田中想来は移籍を前提とした契約交渉中のため、リストに含まれていない ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.大内一生←横浜FC/完全 16.村山智彦 21.ビクトル 35.神田渉馬 DF 2.宮部大己 4.高橋祥平←FC町田ゼルビア/完全 5.常田克人※背番号変更「43」 7.馬渡和彰←浦和レッズ/完全 13.橋内優也 17.山本龍平※背番号変更「41」 22.佐相壱明←SC相模原/完全 27.二ノ宮慈洋←ヴェロスクロノス都農/期限付き移籍満了 28.藤本裕也 40.樋口大輝←専修大学/新加入 44.野々村鷹人 48.藤谷壮 MF 6.山口一真 8.住田将※背番号変更「36」 10.菊井悠介※背番号変更「15」 15.山本康裕←ジュビロ磐田/完全 20.前田陸王←流通経済大学/新加入 23.滝裕太←清水エスパルス/期限付き→完全 30.國分龍司 32.米原秀亮 41.村越凱光※背番号変更「29」 46.安永玲央←水戸ホーリーホック/期限付き→完全 FW 9.高井和馬←横浜FC/完全 11.浅川隼人←奈良クラブ/完全 14.安藤翼←SC相模原/完全 33.新井直登 2024.01.09 08:10 Tue
2

松本、プロ1年目で躍動のDF樋口大輝ら2選手と契約更新! ブラジル人DFが期限付き移籍加入

松本山雅FCは5日、DF樋口大輝(23)、MF山口一真(28)の2選手との契約更新および、ブラジルのコンコルジアからブラジル人DFチアゴ・サンタナ(26)の期限付き移籍加入を発表した。 樋口は長野県塩尻市出身で、松本のU-18に所属。専修大学へと進学したのち、2024年に古巣へ帰還。プロ1年目となった2024シーズンは明治安田J3リーグで33試合6得点、J2昇格プレーオフ2試合1得点を記録。攻撃的なサイドバックとして大きなインパクトを残した。 山口は鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックでプレーし、2021年に松本へ加入。2022年から1年半はFC町田ゼルビアで期限付き移籍してプレーしたなか、昨シーズン途中に復帰。2024シーズンはJ3で25試合3得点を記録した。 一方、新加入となるチアゴ・サンタナはブラジル国内の複数クラブにウクライナのヴォルスクラでもプレー経験がある188cmの大型DF。期限付き移籍期間は、2025年2月1日から2026年1月1日までとなる。 契約更新が発表された2選手、新加入のブラジル人DFはクラブを通じて以下のコメントを残している。 ◆樋口大輝 「2025シーズンも松本山雅FCでプレーさせていただきます。松本山雅FCに携わるすべての皆様が最後に笑って終えられるように覚悟を持って闘います。何がなんでも全員で上に行きましょう! 今年もよろしくお願いいたします!」 ◆山口一真 「2025シーズンも山雅でプレーします! 今年こそ、昇格したいです。みんなで頑張りましょう!」 ◆チアゴ・サンタナ 「新たなチャレンジを松本山雅FCでできることを嬉しく思います。必ず僕の100%を毎日のトレーニングや試合で尽くします。ひとつになれば、みんなの目標を達成できると信じています」 2025.01.05 16:00 Sun
3

「まだまだ足りないものがある」土壇場で涙、4年ぶりJ2逃す…来季もJ3の松本が声明「この悔しい気持ちを来年以降の成果に」

松本山雅FCは7日、J3残留にあたって声明を発表した。 今シーズンの明治安田J3リーグを4位で終えた松本。J2昇格プレーオフに進むと、ホームで迎えた準決勝は福島ユナイテッドFCとの一戦を1-1のドローで終え、上位アドバンテージで決勝へ勝ち上がった。 7日にはカターレ富山と運命の決勝戦。安永玲央、樋口大輝のゴールにより2点リードで折り返したが、80分に1点を返されると、後半アディショナルタイムにも失点。土壇場で追いつかれ、年間順位が上位の富山がJ2復帰を叶えた。 4年ぶりのJ2まであと一歩届かなかった松本。株式会社松本山雅の代表取締役社長を務める小澤修一氏がクラブを通じてコメントしている。 「日頃より松本山雅FCに対して熱いご支援をいただき、誠にありがとうございます。3年目となったJ3リーグからの昇格を必達目標に掲げ、スローガンの『ツヨクナル』という言葉の通り成長と成果を求めた2024シーズン。自分たちの在りたい姿を追求し、2年目を迎えた霜田監督の指揮のもと挑戦を続けて参りました」 「長いシーズンの中、上手くいかない時期や、勝ち切れない試合が続いた時期もありました。しかしながら、苦しみ、あがき、挑戦し続ける姿勢がチームに変化と成長をもたらした終盤戦、5連勝でシーズンを終え、ホームで開催することができたプレーオフ準決勝を突破し、決勝の舞台までたどり着くことができました」 「今年もリーグ戦のホームゲームは平均で8489名と、本当にたくさんの方に足をお運びいただきました。また、アウェイの地でも本日の富山戦に象徴されるようにどこに行ってもホームゲームのような圧巻の雰囲気を創っていただいた皆様には本当に感謝しかありません」 「『どんなときでも俺たちはここにいる』そのメッセージの通り、苦しい時期も、嬉しい瞬間も、常に全力でサポートしていただける皆様と共に、さまざまな想いを共有しながらチャレンジを続けて参りましたが、本当に最後。僅かに力が及ばず残念ながらJ2昇格という目標には手が届きませんでした」 「ただ、この僅かな差が大きな差となって表れてしまう。それが私たちが挑戦しているこのJリーグという舞台でもあります。大事な試合に勝ち切り、昇格という結果を掴み取るためには、まだまだ足りないものがある、まだまだ成長しなければならない。この悔しい気持ちを来年以降の成果に必ず結び付けなければなりません」 「Jリーグを取り巻く環境は大きく変化をしております。変えてはならないものはしっかりと継承していく。ただし、変えなくてはならないものは覚悟を持ち決断をして変えていく」 「信州から世界へ。まずはJ2、そしてその先へ続く夢に向かってこれまでも、そしてこれからも変わらずに地域に根差し、未来への夢を描き、感動を共有しながら皆様とともにチャレンジを続けて参りたいと思います」 「あらためまして、本年度も多大なるご支援、ご声援をいただいた全てのステークホルダーの皆様に感謝を申し上げます。ピッチで味わった悔しさはピッチの結果でしか晴らすことは出来ません。この悔しさを晴らすべく覚悟と野心を持って取り組んで参りますので引き続き、松本山雅の活動にご支援、ご声援、共創のほど、よろしくお願い申し上げます」 2024.12.07 22:55 Sat
4

4位松本が後半追いつき昇格PO決勝へ! 5位福島に序盤リード許すも4年ぶりJ2復帰に王手【J2昇格プレーオフ】

1日、J2昇格プレーオフ準決勝の松本山雅FCvs福島ユナイテッドFCがサンプロ アルウィンで行われ、1-1の引き分けに終わった。 明治安田J3リーグを5連勝フィニッシュし、4位でシーズンを終えた松本。準決勝のホーム開催と引き分けでも勝ち上がりのアドバンテージを手にし、4年ぶりJ2復帰に向けての決勝進出を目指す。 一方、アウェイの5位福島も3連勝でリーグ戦を終えてのPO。勢いそのまま、Jリーグ参入から11年目でのJ2初昇格を狙う。 互いに慎重な入りとなったなか、先手を取ったのはより積極的に前に出ていくアウェイの福島。10分、左サイドから森晃太が仕掛けると、ニアに走り込んだ樋口寛規がクロスに左足で合わせた。 出だしからつまずいた松本だが、なかなか主導権を握れず。福島が素早い攻撃から松本ゴールに迫っていく。 松本は29分、左サイド深い位置でキープした菊井悠介から樋口大輝がクロス。安藤翼の足元に届いたが、収めきれずシュートには持ち込めない。 一進一退の攻防が続くと、36分に福島に2点目のチャンス。自陣から素早く縦にボールを動かし、左サイドを駆け上がった森が中央に切り込んでからシュート。ファーサイドを狙ったが、右ポストに直撃し、リードは広げられない。 ハーフタイムにかけても展開は変わらず、0-1で前半終了。両チーム通じて唯一の枠内シュートが福島のゴールに結びついた。 交代なく迎えた後半は、立ち上がりから松本が攻勢。対する福島は速攻から右サイドの城定幹大へボールが渡り、左足で巻いたシュートを放っていく。 52分、敵陣で過ごす時間を増やす松本は、菊井の左クロスから安藤がヘディングシュート。これは惜しくもバーを越えるが、徐々にゴールへ近づいていく。 福島は61分、シュートブロックからの敵陣へのクリアを樋口寛規が追いかけると、ボックス外での処理を試みた松本GK大内一生からボール奪取。しかし、奪ったボールに追いつくことはできず、そのままゴールラインを割る。 先に動いたのは62分の松本ベンチ。山本龍平をピッチに送り出すと、福島も続いて上畑佑平士を投入する。 互いに最初の交代カードを切ると、再び試合が動く。65分、右CKを得た松本は、菊井のクロスに野々村鷹人がファーでヘディング。ゴールライン際で防がれるとこぼれ球に高橋祥平が詰めたが、ラインを割っていたとして野々村のゴールとなった。 決勝進出に向け大きな同点ゴールを手にした松本。攻勢を強める必要性が出た福島は、2枚替えで勝ち越し点を狙う。 しかし、勢いに乗った松本は72分に逆転のチャンス。山本が左サイドを突破すると、ファーへのクロスに村越凱光。滑り込んで右足で合わせたが、ミートしきれなかった。 福島は終盤に入って前に出ていくが、守りを固めた松本を崩せず。1-1のドローで決着し、上位チームの松本が決勝に駒を進めた。 松本は7日、同じく引き分けで準決勝を勝ち上がったカターレ富山(3位)とアウェイで対戦する。 松本山雅FC 1-1 福島ユナイテッドFC 【松本】 野々村鷹人(後20) 【福島】 樋口寛規(前10) 2024.12.01 16:55 Sun
5

大宮が物議醸すPKで後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴール! 戸田和幸監督電撃解任の相模原は2点差跳ね返し後半ATに逆転勝利【明治安田J3第18節】

22日、明治安田J3リーグ第18節の6試合が全国各地で行われた。 首位に立つ大宮アルディージャ(勝ち点40)は、4位につけるFC琉球(勝ち点27)をホームに迎えた。 前節は引き分けた大宮。ホームに戻って再び連勝街道をスタートさせたいところ。試合は大宮ペースで進んだ中、22分に左CKを獲得すると中野克哉のクロスを滑り込んだ市原吏音が難しい体勢からダイレクトボレーを決めて、大宮が先制する。 先制した大宮は27分、中野のパスを受けた下口稚葉がボックス手前からクロスを入れると、アルトゥール・シルバがヘディングで合わせるが枠をとらえられない。 さらに45分には、大宮は自陣からカウンター。アルトゥール・シルバのロングボールに杉本健勇が抜け出すと、GKと一対一になるところを大宮和組織育ちの森侑里が抑えて得点を許さない。 すると琉球は後半から4バックに変更。ペースが琉球に傾くと、61分に富所悠がボックス手前からミドルシュートを突き刺して同点とする。 追いつかれた大宮だったが、63分にすぐに反撃。泉柊椰が左サイドを仕掛けると、ボックス内にカットインしてパス。これを走り込んだアルトゥール・シルバがつま先で蹴り込み5試合連続ゴールを記録した。 その後、大宮が攻め立てるもGK東ジョンが好セーブを連発。すると90分、ボックス内での横パスを富所悠が触るもトラップミス。しかし、その前に倒れた下口に突っ込んで倒れるとまさかのPKの判定。これを野田隆之介が決め、琉球が後半アディショナルタイムに同点に追いつく。 まさかの展開で終わるかと思われが、ドラマは最後に待っていた。96分、大宮はカウンターを仕掛けると、杉本のパスを受けた大澤朋也がマイナスのパス。ボックス中央で杉本がダイレクトシュートもGKがセーブ。しかし、跳ね返りを冷静に押し込み、大宮が勝ち越しに成功。3-2で琉球を下した。 上位陣では、戸田和幸監督を電撃解任した9位のSC相模原(勝ち点25)が6位の松本山雅FC(勝ち点26)と対戦。ショックも残る中での相模原は、37分に樋口大輝に先制を許すと、前半アディショナルタイムにも樋口が追加点。前半で2点ビハインドとなる。 ショック療法が裏目に出たかに思われたが、相模原は51分に伊藤恵亮が1点を返すと、56分に牧山晃政がゴールを決めて同点に。引き分けかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に伊藤が2点目を決め、3-2で2点差を逆転して勝利を収め、4位に浮上した。 その他、8位のFC今治(勝ち点25)はアウェイで最下位のいわてグルージャ盛岡(勝ち点12)と対戦しゴールレスドロー。また、カターレ富山、FC岐阜が勝利を収めた。 ◆明治安田J3リーグ第18節 ▽6/22(土) いわてグルージャ盛岡 0-0 FC今治 SC相模原 3-2 松本山雅FC AC長野パルセイロ 2-3 カターレ富山 大宮アルディージャ 3-2 FC琉球 ガイナーレ鳥取 2-4 FC岐阜 テゲバジャーロ宮崎 3-3 カマタマーレ讃岐 ▽6/23(日) 《14:00》 ヴァンラーレ八戸 vs Y.S.C.C.横浜 ツエーゲン金沢 vs ギラヴァンツ北九州 福島ユナイテッドFC vs FC大阪 《18:00》 アスルクラロ沼津 vs 奈良クラブ <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに追いつかれるも、杉本健勇が劇的決勝ゴールでお返し!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/gfOE3csFK8">https://t.co/gfOE3csFK8</a> <a href="https://t.co/Wq8yyARbsZ">pic.twitter.com/Wq8yyARbsZ</a></p>&mdash; 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1804484150210277510?ref_src=twsrc%5Etfw">June 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.22 22:02 Sat

松本山雅FCの人気記事ランキング

1

経験ある選手補強でJ2昇格へ、松本が選手背番号を発表! 新戦力の高橋祥平は「4」、山本康裕は「15」、得点源として期待されるFW浅川隼人は「11」

松本山雅FCは8日、2024シーズンの選手の背番号を発表した。 2023シーズンは霜田正浩監督の下、J2昇格を目指して明治安田生命J3リーグを戦った中、シーズン終盤まで昇格の可能性を残したが9位に終わっていた。 再びJ3を戦う松本。19得点を決め、得点王のFW小松蓮がブラウブリッツ秋田へ移籍するなど選手の入れ替えもある中で、得点ランク2位のFW浅川隼人(←奈良クラブ)を確保。その他、DF高橋祥平(←FC町田ゼルビア)、DF馬渡和彰(←浦和レッズ)、MF山本康裕(←ジュビロ磐田)など、経験ある選手もチームに加えた。 新加入選手では、浅川が「11」、高橋が「4」、馬渡が「7」、山本が「15」を着用。GK大内一生(←横浜FC)が「1」、DF佐相壱明(←SC相模原)が「22」、FW高井和馬(←横浜FC)が「9」、FW安藤翼(←SC相模原)が「14」を着用する。 なお、FWルーカス・ヒアン、MF濱名真央、FW田中想来は移籍を前提とした契約交渉中のため、リストに含まれていない ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.大内一生←横浜FC/完全 16.村山智彦 21.ビクトル 35.神田渉馬 DF 2.宮部大己 4.高橋祥平←FC町田ゼルビア/完全 5.常田克人※背番号変更「43」 7.馬渡和彰←浦和レッズ/完全 13.橋内優也 17.山本龍平※背番号変更「41」 22.佐相壱明←SC相模原/完全 27.二ノ宮慈洋←ヴェロスクロノス都農/期限付き移籍満了 28.藤本裕也 40.樋口大輝←専修大学/新加入 44.野々村鷹人 48.藤谷壮 MF 6.山口一真 8.住田将※背番号変更「36」 10.菊井悠介※背番号変更「15」 15.山本康裕←ジュビロ磐田/完全 20.前田陸王←流通経済大学/新加入 23.滝裕太←清水エスパルス/期限付き→完全 30.國分龍司 32.米原秀亮 41.村越凱光※背番号変更「29」 46.安永玲央←水戸ホーリーホック/期限付き→完全 FW 9.高井和馬←横浜FC/完全 11.浅川隼人←奈良クラブ/完全 14.安藤翼←SC相模原/完全 33.新井直登 2024.01.09 08:10 Tue
2

松本、プロ1年目で躍動のDF樋口大輝ら2選手と契約更新! ブラジル人DFが期限付き移籍加入

松本山雅FCは5日、DF樋口大輝(23)、MF山口一真(28)の2選手との契約更新および、ブラジルのコンコルジアからブラジル人DFチアゴ・サンタナ(26)の期限付き移籍加入を発表した。 樋口は長野県塩尻市出身で、松本のU-18に所属。専修大学へと進学したのち、2024年に古巣へ帰還。プロ1年目となった2024シーズンは明治安田J3リーグで33試合6得点、J2昇格プレーオフ2試合1得点を記録。攻撃的なサイドバックとして大きなインパクトを残した。 山口は鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックでプレーし、2021年に松本へ加入。2022年から1年半はFC町田ゼルビアで期限付き移籍してプレーしたなか、昨シーズン途中に復帰。2024シーズンはJ3で25試合3得点を記録した。 一方、新加入となるチアゴ・サンタナはブラジル国内の複数クラブにウクライナのヴォルスクラでもプレー経験がある188cmの大型DF。期限付き移籍期間は、2025年2月1日から2026年1月1日までとなる。 契約更新が発表された2選手、新加入のブラジル人DFはクラブを通じて以下のコメントを残している。 ◆樋口大輝 「2025シーズンも松本山雅FCでプレーさせていただきます。松本山雅FCに携わるすべての皆様が最後に笑って終えられるように覚悟を持って闘います。何がなんでも全員で上に行きましょう! 今年もよろしくお願いいたします!」 ◆山口一真 「2025シーズンも山雅でプレーします! 今年こそ、昇格したいです。みんなで頑張りましょう!」 ◆チアゴ・サンタナ 「新たなチャレンジを松本山雅FCでできることを嬉しく思います。必ず僕の100%を毎日のトレーニングや試合で尽くします。ひとつになれば、みんなの目標を達成できると信じています」 2025.01.05 16:00 Sun
3

群馬が同じJ3から補強! 松本MF米原秀亮が完全移籍加入

ザスパ群馬は3日、松本山雅FCからMF米原秀亮(26)の完全移籍加入を発表した。 米原はロアッソ熊本の下部組織からトップチームに上がり、プロの世界に。松本では2019年からプレーし、2022年夏からヴァンフォーレ甲府へ半年レンタルを経験を経て、2023年から復帰した。 昨季は明治安田J3リーグ25試合に出場し、プロ初ゴールをマーク。今年から1年でのJ2リーグ返り咲きを目標とする群馬でプレーする運びとなり、両クラブの公式サイトでコメントしている。 ◆ザスパ群馬 「松本山雅FCから加入します米原秀亮です。群馬の街とサッカーにいち早く慣れてザスパ群馬の1年でのJ2復帰に向けて全力で戦います。2025シーズンからよろしくお願いします」 ◆松本山雅FC 「ザスパ群馬に移籍することを決断しました。ヴァンフォーレ甲府への期限付き移籍を除いて、5年半本当に人としてもサッカー選手としても成長できました」 「僕が松本山雅FCに来てからの5年半はJ2降格、J3降格と苦しい時間が長かったですが、アルウィンでの声援、熱気、迫力が何度も僕を奮い立たせてくれました」 「今回の移籍は同カテゴリーではありますが自分がさらにレベルアップするために決断しました。またアルウィンで成長した姿を見せられるように頑張ります」 「5年半ありがとうございました」 2025.01.03 15:15 Fri
4

松本のDF橋内優也が37歳で現役引退…広島、鳥取、徳島でもプレー「松本山雅での監督を目指して頑張っていきたい」と指導者転身明かす

松本山雅FCは5日、DF橋内優也(37)の現役引退および松本山雅FCアカデミーロールモデルコーチ就任を発表した。 滋賀県出身の橋内は2006年に東海大第五高校からサンフレッチェ広島へ加入。プロキャリアをスタートすると、当時日本フットボールリーグ(JFL)所属のガイナーレ鳥取への期限付き移籍を経て、2010年に徳島ヴォルティスへ加入。2013年にはクラブ史上初となるJ1昇格を経験した。 松本には2017年から在籍し、こちらでも2018年にJ1昇格を経験。以降のJ2、J3降格を含めてクラブと苦楽を共にしてきた。在籍8年目となった2024シーズンは明治安田J3リーグで11試合に出場した。 キャリア通算ではJ1で52試合2得点、J2で224試合8得点、J3で44試合、JFLで10試合4得点を記録している。 橋内は現役引退に際して自身の想いを綴っている。 「昨シーズン限りで現役引退する事にしました。クラブからは契約延長のオファーもいただいていたのでこの決断に至るまでに相当悩みました。なぜなら12月7日までは、僕自身はプレー出来るし、まだチームの力になれると思っていたからです」 「ただ、松本山雅FCをJ2に戻したいと覚悟を持ってプレーしてきて、僕が最後ピッチに立ちながら目標を目前で逃してしまった。そのことが、「皆さんの期待に応えられなかった」と僕自身が納得いかず、もう山雅で選手としてプレーするべきではないという思いが強くなり、これからの山雅でプレーする選手たちに思いを託そうと引退を決断しました」 「サッカーが下手くそで怪我の多かった僕が、現役を19年も続けてこられたのはサンフレッチェ広島、ガイナーレ鳥取、徳島ヴォルティス、松本山雅FCと素晴らしいクラブで共に闘いプレーしたチームメイト、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブ関係者、応援してくださったファン、サポーター全ての皆様のサポートがあったおかげです。本当に本当に感謝しています」 「松本山雅FCで指導者としてセカンドキャリアをスタートします。僕が大事にしてきた『謙虚な心』『感謝の気持ち』『向上心』を大事にして松本山雅での監督を目指して頑張っていきたいと思いますので陰ながら応援していただけると幸いです。最後に19年間ありがとうございました!」 2025.01.05 18:06 Sun
5

松本が主力3選手と契約更新! ベテランMF山本康裕、得点源のFW村越凱光、守護神・大内一生が残留

松本山雅FCは4日、MF山本康裕(35)、MF村越凱光(23)、GK大内一生(24)の契約更新を発表した。 山本は静岡県出身で、ジュビロ磐田の下部組織育ち。2008年にトップチームへ昇格し、アルビレックス新潟への期限付き移籍もありながら、J1リーグで通算288試合22得点、J2で通算100試合6得点を記録した。 2024年に磐田を離れ、松本へ完全移籍。J3初挑戦のシーズンは、リーグ戦35試合1得点、YBCルヴァンカップで2試合、J2昇格プレーオフで2試合の成績を残した。 村越は神奈川出身で、飯塚高校から2020年に松本入り。2022年は6月から日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森に育成型期限付き移籍した。 プロ6年目の2024シーズンは、J3で36試合8得点とチーム2番目の得点数を記録し、キャリアハイを更新。ルヴァンカップとJ2昇格プレーオフでもそれぞれ2試合プレーした。 大内はイタリア生まれで、横浜FCの下部組織育ち。2019年にトップチームへ昇格すると、その後はY.S.C.C.横浜、AC長野パルセイロ、鹿児島ユナイテッドFCへ期限付き移籍した。 2024シーズンは松本に完全移籍。J3の第10節からスタメンに定着し、リーグ戦で30試合、ルヴァンカップで2試合、J2昇格プレーオフで2試合ゴールマウスに立った。 2025シーズンも松本でプレーする3選手は、クラブを通じてそれぞれコメントしている。 ◆山本康裕 「今シーズンも松本山雅にお世話になります。様々な人の想いを背負ってJ2昇格の為に狂うほど貪欲に戦います。今年も熱い応援よろしくお願いします」 ◆村越凱光 「松本山雅に携わる皆様、明けましておめでとうございます。2025シーズンも松本山雅のユニフォームに袖を通し、闘えることを感謝致します」 「昨年の悔しい思いを払拭出来るのは山雅でJ3優勝、J2昇格するしかないと思っています。言葉で伝えるよりピッチで魅せます。皆さんの応援を力に今年も全力でかまします! 今年も宜しくお願いします!」 ◆大内一生 「明けましておめでとうございます! 今年も松本山雅FCでプレーさせていただくことになりました。昨シーズンの結果に関してはとても責任を感じています」 「今シーズンは必ず昨年を上回るパフォーマンスと結果を出せるよう全力で頑張ります! クラブに関わる全ての皆様と笑って終われるように、目標に向かって強い覚悟と気持ちで挑戦します! 今シーズンも熱いご支援、ご声援をよろしくお願いします!」 2025.01.04 18:50 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly