ユーベ会長、CL敗退危機でアッレグリ解任論拍車も「彼はとどまる」

2022.10.12 08:55 Wed
Getty Images
ユベントスアンドレア・アニェッリ会長がマッシミリアーノ・アッレグリ監督(55)の更迭を否定した。
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ユベントスを再び指揮するようになってから、今季で2年目のアッレグリ監督。フランス代表MFポール・ポグバをはじめ、シーズン当初に軸として期待した選手が相次ぐ故障で揃わない台所事情もあるが、悩ましい戦いが続く。セリエAで開幕から9試合で8位と出遅れるなか、チャンピオンズリーグでも11日のマッカビ・ハイファ戦を0-2で落とし、これで4試合を戦って3敗目。残り2試合で突破圏内まで5ポイント差となり、敗退危機に追いやられている。
今季当初から続く低空飛行から、加熱するアッレグリ監督の解任論にさらなる拍車をかけるが、アニェッリ会長はマッカビ・ハイファ戦後のイタリア『スカイ』で「厳しい夜だ」と述べつつ、現体制に対する信頼を強調した。

「確かに恥ずべきで、腹立たしさも当然ながらあるが、フットボールとはチームスポーツ。イレブンで勝ち負けが決まる。その原則から、リスタートしないといけないと自覚している」
「このような状況は別に個人じゃなく、グループ全体の問題。後半戦は主役にならなければ。個の責任じゃない。ユーベではいつだって年末に検証している。途中の変更は考えにくい」

「アッレグリはユーベの監督であり、残るだろう。我々は80~90人のグループ。彼はこのチームが持つ資質を見いだし、再編成する能力を持っているはず。問題はグループなんだ」

「全般的な姿勢に問題がある。技術的に容易なはずが、そうじゃなかったという試合が多いし、心理的な部分に問題も。ファンにも恥ずかしく思うし、申し訳ない気持ちでいっぱいだ」

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