「とても価値のある勝ち点1」95分の劇的同点弾でバイエルンとドローのドルトムント指揮官「メンタリティの問題に喝を入れられた」

2022.10.09 16:10 Sun
Getty Images
ドルトムントエディン・テルジッチ監督が、バイエルン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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今シーズン最初の“デア・クラシカー”。すでに3敗しているドルトムントとしては、勝利を収めたい試合だった。しかし、33分にレオン・ゴレツカにゴールを奪われると、53分にはサディオ・マネがゴールを決めて2点ビハインドとなる。
このままやられるかと思われたが、74分にユスファ・ムココが1点を返すと、敗戦と思われた95分にアントニー・モデストが起死回生のゴール。2-2の引き分けに終わった。

テルジッチ監督は、試合を振り返り、難しいものになったとしながらも、最後まで諦めずに同点とした選手たちを称えた。
「とても激しい試合だった。特に前半は守備がとても良かったし、中央を封じることができた。ボールは目の前にあった。シュートを1本しか打たせなかったが、0-1となった」

「そして、感情やリスクを冒す意欲がスタンドからチームに伝わると、規律を維持することはあまり簡単ではない」

「そこからオープンにするのが早すぎて、スペースが大きくなりすぎないように気をつけなければいけない。結局、乱暴な展開となった。これは交代させたから意図的なものだった」

「82分には同点に追いつくビッグチャンスを逃したが、最後の瞬間まで何かができると信じていたことはとてもポジティブだった」

「最終的には多くのチャンスが作れたため、とても価値のある勝ち点1だった。バイエルンに対して0-2で負けている時は、大体0-4、0-5で試合が終わる。ただ、今日はそんなことはなかった」

「今日のために、メンタリティの問題に喝を入れることができていた」



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“リベロ”板倉滉が圧巻先制ゴールも前半終盤の3発でドルトムントに競り負けボルシアMGは連敗【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第30節、ドルトムントvsボルシアMGが20日に行われ、ドルトムントが3-2で勝利した。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、FW福田師王は83分から出場している。 前節バイエルンとのデア・クラシカーを引き分けた8位ドルトムント(勝ち点42)は、5日前のチャンピオンズリーグではバルセロナに勝利するも2戦合計で敗れて敗退となった。そのドルトムントはバルセロナ戦同様のスタメンで臨んだ。 一方、前節フライブルク戦を1-2で競り負け、4試合ぶりの黒星となった7位ボルシアMG(勝ち点44)は、板倉が[4-2-3-1]の右センターバックでスタメンとなった。 ドルトムントが押し込む流れで立ち上がった中、10分にジューレがミドルシュートで牽制。さらに19分には決定機。右サイドに流れたグロスの折り返しをアデイェミが合わせたが、わずかに枠を外れた。 すると24分、板倉のスーパーゴールでボルシアMGが先制する。中央をするすると持ち上がった板倉がシュテーガーとのワンツーを狙って前進。ルーズボールが自身のもとへこぼれた中、ボックス中央からシュートを決めきった。 板倉の個人技で試合を動かしたボルシアMGが自陣に引く中、押し込み続けるドルトムントは41分に追いつく。波状攻撃の流れからグロスの右クロスをギラシーがダイレクトで合わせた。 さらに3分後、ドルトムントが一気に逆転する。ヤン・コウトの右クロスが流れたところをフェリックス・エンメチャがダイレクトで蹴り込んだ。 止まらないドルトムントは前半のうちに3点目。追加タイム5分、またも右サイドを崩した流れからギラシーのシュートのルーズボールをスベンソンがヘッドで流し込んだ。 1-3とされて迎えた後半、ボルシアMGは52分にPKを獲得。ボックス内のクラインディーストがフェリックス・エンメチャに足を蹴られると、VARの末にPK判定となった。 このPKをシュテーガーが決めて1点差としたボルシアMGは76分には抜け出しかけたクラインディーストがジャンに倒されたかに見えたが、主審はノーファウル判定。 ゴールに迫れないボルシアMGは83分に福田を投入。直後にはディフェンスライン裏を突いて牽制したが、同点弾は奪えず。板倉のスーパーゴール実らずボルシアMGは敗戦し連敗となった。 一方、勝利したドルトムントはボルシアMGをかわして7位浮上としている。 ドルトムント 3-2 ボルシアMG 【ドルトムント】 セール・ギラシー(前41) フェリックス・エンメチャ(前44) ダニエル・スベンソン(前50) 【ボルシアMG】 板倉滉(前24) ケビン・シュテーガー(後11)【PK】 2025.04.21 08:32 Mon
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腓骨骨折も疑われたドルトムントのバイアーは最悪の事態は回避…今季は43試合でプレー

ドルトムントのドイツ代表FWマキシミリアン・バイアーは最悪の状態を免れたようだ。 バイアーは20日に行われたブンデスリーガ第30節のボルシアMG戦に先発出場。しかし、前半にユリアン・ヴァイグル足を痛め、35分にカーニー・チュクエメカと交代していた。 そのまま病院に搬送されたター。21日に検査を受けたところ、ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば危惧されていた腓骨骨折に関しては問題なかったようだ。 ただ、検査の結果は保留となっているとのこと。今後の状態を見極めることになるようだ。 今シーズンはブンデスリーガで29試合に出場し8ゴール6アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)で12試合で1ゴールを記録していた。 2025.04.21 22:40 Mon

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