「浦和ファミリーを非常に誇りに思う」ACL決勝進出を受けリカルド監督が感謝、控え選手の活躍にも「全員が大事」
2022.08.26 12:05 Fri
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が、全北現代モータース(韓国)戦を振り返った。25日、浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区準決勝で全北現代と対戦した。
3大会ぶりの決勝進出を目指す浦和。準々決勝でヴィッセル神戸を破った全北現代と対戦した中、11分に酒井宏樹のクロスを松尾佑介が合わせて先制。その後は主導権を握り、浦和のペースで進みながらも、全北現代の集中した守備の前に決定機を作れない。
しかし120分、酒井が決死のスライディングタックルでボールを奪うと、最後はキャスパー・ユンカーがこぼれ球を詰めて土壇場で同点に。そのまま突入したPK戦でドラマが待っていた。
全北現代が先行だったが、1人目のシュートを西川周作が横っ飛びでセーブすると、2人目のシュートは逆を突かれるも足を伸ばしてセーブ。浦和は2人連続で成功し、迎えた3人目のダヴィド・モーベルグが失敗。ただ、全北現代は4人目も失敗すると、最後は江坂任が決めて勝利を収めた。
PK戦を制して決勝に駒を進めた浦和。リカルド監督は改めて試合を振り返った。
「準決勝の舞台で、素晴らしい試合ができた。チームはこの勝利にふさわしいプレーをしたと思っている。相手に攻撃される部分はあったが、そこで大きなチャンスを作られたわけではなく、カウンターでいくつか危ない場面もあったが、流れの中では危ない場面はなかったのかなと思う」
「90分間の前後半では最後の最後にキャスパー・ユンカーのビッグチャンスがあり、もしかしたらそこで試合を決めることができていたかもしれないが、延長戦に入った」
「延長戦では失点による衝撃を受けたが、その後も諦めず、酒井宏樹がうまくボールを奪ってからゴールラインを割りそうなところまでしっかりと運び、クロスを入れたところからゴールにつながってPK戦に持ち込むことができた。PK戦では全員が自信を持ってプレーしていたと思う」
試合はPK戦にまでもつれ込んだが、「ジョアン(ミレッ)GKコーチの指導のもと、PK戦のメカニズムというか、やり方があり、その質は非常に高いものだと感じている」とGKコーチの力も大きかったとし、「西川周作、そしてキッカーは自信を持って挑むことができただろうし、相手にとってはとても難しい、簡単ではない状況だったと思う」と振り返った。
また、「我々のファン・サポーターがあれだけ熱い応援をしてくれたことに感謝していることは言うまでもないが、JリーグやJFA(日本サッカー協会)の大きな努力・サポートのおかげで埼玉スタジアムでのセントラル開催が実現できたので、そのことに対してもありがたく思っている。全員の仕事のおかげで、決勝進出が果たせたと思う」と、選手たちだけでなく、ファン・サポーター、そしてリーグや協会など、全体のサポートに感謝した。
さらに「選手、スタッフ、それから浦和ファミリーを非常に誇りに思うし、ACL決勝の舞台を日本を代表して戦えることは、監督としても誇らしいこと。選手たちも、同じように感じていると思う」と、日本の代表としてアジアを制す戦いができることを誇りに感じているようだ。
土壇場での同点ゴールを決めたユンカーをはじめ、途中交代の選手は3試合全てベンチからのスタートとなった。リカルド監督は控え選手のクオリティについて問われ、「選手にとって、スタートから出場したいという思いは当然あると思うし、それは全ての選手がそうだと思う。スタートから出る選手たちが大事だと思われがちだが、私にとってはそうではなく、全員が大事。スタートで出た選手、試合が終わる時にピッチにいる選手、そういった1試合を通しての存在が大事だと思っている」と、先発も控えの選手も大事な存在であると語った、
また「今回で言えば小泉(佳穂)、松尾(佑介)がうまくプレーをしてくれたが、キャスパー・ユンカー、江坂、明本、トモ(大久保智明)、馬渡(和彰)、柴戸(海)、安居(海渡)などいろいろな選手がいる中で、誰が出てもチームにプラスに働くようなプレーをしてくれただろうと思っている」と、控えだった選手たちの貢献度も称え、「以前の試合では、より簡単な展開もあったが、今日のような拮抗した試合の中で、彼らの存在は非常に大事になってくる。ACLの期間中、そのように思っていた。スターティングメンバーを決めるのも簡単ではなかったが、その中で全員がしっかりプレーしてくれたことに非常に感謝している」と、3試合ほとんどスタメンを変えず、同じような采配にしながらも、全ての選手たちへの感謝を口にした。
3大会ぶりの決勝進出を目指す浦和。準々決勝でヴィッセル神戸を破った全北現代と対戦した中、11分に酒井宏樹のクロスを松尾佑介が合わせて先制。その後は主導権を握り、浦和のペースで進みながらも、全北現代の集中した守備の前に決定機を作れない。
1点リードで折り返したものの、55分にはPKを与えてしまい同点に。試合終盤は猛攻を見せるが、GKのセーブやポストに嫌われるなどしてゴールを奪えず、延長戦へ。すると116分に一瞬の隙を突かれて失点。万事休すかと思われた。
しかし120分、酒井が決死のスライディングタックルでボールを奪うと、最後はキャスパー・ユンカーがこぼれ球を詰めて土壇場で同点に。そのまま突入したPK戦でドラマが待っていた。
全北現代が先行だったが、1人目のシュートを西川周作が横っ飛びでセーブすると、2人目のシュートは逆を突かれるも足を伸ばしてセーブ。浦和は2人連続で成功し、迎えた3人目のダヴィド・モーベルグが失敗。ただ、全北現代は4人目も失敗すると、最後は江坂任が決めて勝利を収めた。
PK戦を制して決勝に駒を進めた浦和。リカルド監督は改めて試合を振り返った。
「準決勝の舞台で、素晴らしい試合ができた。チームはこの勝利にふさわしいプレーをしたと思っている。相手に攻撃される部分はあったが、そこで大きなチャンスを作られたわけではなく、カウンターでいくつか危ない場面もあったが、流れの中では危ない場面はなかったのかなと思う」
「90分間の前後半では最後の最後にキャスパー・ユンカーのビッグチャンスがあり、もしかしたらそこで試合を決めることができていたかもしれないが、延長戦に入った」
「延長戦では失点による衝撃を受けたが、その後も諦めず、酒井宏樹がうまくボールを奪ってからゴールラインを割りそうなところまでしっかりと運び、クロスを入れたところからゴールにつながってPK戦に持ち込むことができた。PK戦では全員が自信を持ってプレーしていたと思う」
試合はPK戦にまでもつれ込んだが、「ジョアン(ミレッ)GKコーチの指導のもと、PK戦のメカニズムというか、やり方があり、その質は非常に高いものだと感じている」とGKコーチの力も大きかったとし、「西川周作、そしてキッカーは自信を持って挑むことができただろうし、相手にとってはとても難しい、簡単ではない状況だったと思う」と振り返った。
また、「我々のファン・サポーターがあれだけ熱い応援をしてくれたことに感謝していることは言うまでもないが、JリーグやJFA(日本サッカー協会)の大きな努力・サポートのおかげで埼玉スタジアムでのセントラル開催が実現できたので、そのことに対してもありがたく思っている。全員の仕事のおかげで、決勝進出が果たせたと思う」と、選手たちだけでなく、ファン・サポーター、そしてリーグや協会など、全体のサポートに感謝した。
さらに「選手、スタッフ、それから浦和ファミリーを非常に誇りに思うし、ACL決勝の舞台を日本を代表して戦えることは、監督としても誇らしいこと。選手たちも、同じように感じていると思う」と、日本の代表としてアジアを制す戦いができることを誇りに感じているようだ。
土壇場での同点ゴールを決めたユンカーをはじめ、途中交代の選手は3試合全てベンチからのスタートとなった。リカルド監督は控え選手のクオリティについて問われ、「選手にとって、スタートから出場したいという思いは当然あると思うし、それは全ての選手がそうだと思う。スタートから出る選手たちが大事だと思われがちだが、私にとってはそうではなく、全員が大事。スタートで出た選手、試合が終わる時にピッチにいる選手、そういった1試合を通しての存在が大事だと思っている」と、先発も控えの選手も大事な存在であると語った、
また「今回で言えば小泉(佳穂)、松尾(佑介)がうまくプレーをしてくれたが、キャスパー・ユンカー、江坂、明本、トモ(大久保智明)、馬渡(和彰)、柴戸(海)、安居(海渡)などいろいろな選手がいる中で、誰が出てもチームにプラスに働くようなプレーをしてくれただろうと思っている」と、控えだった選手たちの貢献度も称え、「以前の試合では、より簡単な展開もあったが、今日のような拮抗した試合の中で、彼らの存在は非常に大事になってくる。ACLの期間中、そのように思っていた。スターティングメンバーを決めるのも簡単ではなかったが、その中で全員がしっかりプレーしてくれたことに非常に感謝している」と、3試合ほとんどスタメンを変えず、同じような采配にしながらも、全ての選手たちへの感謝を口にした。
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