歓喜に沸く中で”スベって”しまった選手がいるようだ。
浦和レッズは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で韓国の全北現代と対戦した。
11分、右のハイサイドへのボールから高い位置でのスローインとなると、
ダヴィド・モーベルグが颯爽とボールを受け取り、素早くリスタート。
伊藤敦樹とのワンツーから裏へ送ると、右のポケットを取った
酒井宏樹のクロスに
松尾佑介が合わせて先制点を挙げた。
「このスローインからの崩しは完璧」、「酒井の抜け出しすごい」、「今日もボールボーイ選手大活躍」などの賛辞が上がった。
ゴールを決めた松尾はネットの裏でアシストをした酒井と抱擁。そこへ続々と各選手が集まってくるが、その中で1人、両足をそろえて転倒してしまう選手が。起点となったモーベルグだ。
想定外の祝福に殊勲の松尾も驚き。興奮の先制点の中でもモーベルグの様子を捉えたファンも多くいたようで、「もーやん可愛くて草」、「モーベルグ笑」と温かい眼差しがむけられている。
モーベルグは幸い何事もなくプレーを続行。一瞬ひやりとしつつも、笑いを誘うこととなった。
先制した浦和だが後半にPKを決められて延長戦に突入。逆転弾を浴びて終了間際に追い付き、PK戦で勝利という激闘だったが、形はどうあれ勝ったことでこのシーンも笑い話で終わりそうだ。
なお、モーベルグはPK戦に後攻浦和の3人目として登場。ややコースがあまくなり、全北現代GKにストップされている。
