「キャリアで最高の瞬間に近い」12シーズンぶりのCL本大会出場にレンジャーズ指揮官は喜び爆発
2022.08.25 10:29 Thu
レンジャーズのジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督が、チャンピオンズリーグ(CL)本大会出場決定に歓喜した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
レンジャーズは敵地で24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ2ndレグで、PSVと対戦した。
初戦を2-2のドローで終えお互い勝利が必要な一戦、序盤こそ相手チームの圧力を受けたレンジャーズだが徐々に攻勢を強める展開に。ゴールレスで折り返した後半も一進一退の攻防が繰り広げられるなか、60分に相手ボックス内でボールを奪うとFWアントニオ・チョラクが値千金の先制ゴールを記録。その後は堅守で最後までPSVの反撃を許さず、1-0で勝利した。
この結果、合計スコア3-2でレンジャーズの12シーズンぶりとなるCL本大会出場が決定。試合後、ファン・ブロンクホルスト監督は喜びを爆発させており、自身のキャリアのなかでも最高の瞬間の一つだと語った。
「最高のチームを相手に最高レベルでプレーすることが、関係者全員にとってどういう意味を持つか理解している。だから、今はとても誇らしい瞬間だ」
「昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝は、レンジャーズ史上2つ目の欧州トロフィーをかけて戦った誇らしい瞬間だった。そして今、CLの抽選会に参加する瞬間を迎えている」
「我々は競争のためここにいるのだ。ヨーロッパの舞台で、最高のチームと戦いたいね。難しい戦いになるだろうが、私はこうした経験を大いに好むよ」
レンジャーズは敵地で24日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)予選プレーオフ2ndレグで、PSVと対戦した。
初戦を2-2のドローで終えお互い勝利が必要な一戦、序盤こそ相手チームの圧力を受けたレンジャーズだが徐々に攻勢を強める展開に。ゴールレスで折り返した後半も一進一退の攻防が繰り広げられるなか、60分に相手ボックス内でボールを奪うとFWアントニオ・チョラクが値千金の先制ゴールを記録。その後は堅守で最後までPSVの反撃を許さず、1-0で勝利した。
「最高のチームを相手に最高レベルでプレーすることが、関係者全員にとってどういう意味を持つか理解している。だから、今はとても誇らしい瞬間だ」
「レンジャーズがどんな経験をしてきたか考えると、私のキャリアで最高の瞬間に近いだろうね。10年前、我々は最低の状態だった。そして、このレベルまでクラブを復活させるためには、多くの人が多くの仕事、エネルギー、時間を費やしてきたんだ」
「昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝は、レンジャーズ史上2つ目の欧州トロフィーをかけて戦った誇らしい瞬間だった。そして今、CLの抽選会に参加する瞬間を迎えている」
「我々は競争のためここにいるのだ。ヨーロッパの舞台で、最高のチームと戦いたいね。難しい戦いになるだろうが、私はこうした経験を大いに好むよ」
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストの関連記事
レンジャーズの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストの人気記事ランキング
1
レンジャーズがジェラード元副官のマイケル・ビール氏を新指揮官に招へい!
レンジャーズは28日、マイケル・ビール氏(42)の新指揮官招へいを発表した。契約期間は026年6月30日までの3年半となる。 なお、ビール氏はチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRを指揮しており、レンジャーズは引き抜きに際して違約金を支払うことになる。 レンジャーズは今月21日、成績不振を理由にジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督の解任を発表。昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でチームを準優勝に導いたが、今季はチャンピオンズリーグ(CL)でグループステージ6戦全敗を喫し、国内リーグでも首位セルティックに独走を許すなど、開幕からチーム状態が上向かないまま中断期間を迎えていた。 後任に関してはアストン・ビラを解任されてフリーのスティーブン・ジェラード氏の再招へい、クラブOBである横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督がビール氏と共に有力な候補に挙がっていた。 しかし、最終的にクラブはジェラード体制でチームに無敗優勝をもたらした若き戦術家を新指揮官として迎え入れた。 古巣復権を託されたビール氏はクラブ公式サイトを通じて意気込みを語った。 「戻ってきて、今朝みんなに会えるのは素晴らしいことだ。新しい顔もいますが、本当によく知っている人もおり、みんなに会えてうれしいよ」 「非常に誇りに思っているし、素晴らしい気持ちだ。ここは素晴らしいフットボールクラブであり、組織だからね。ここで働くすべての人にとって大きな特権だが、このフットボールクラブの監督であることは非常に特別なことなんだ。私より以前にこの椅子に座っていた素晴らしい人たちが何人かおり、今自分がその立場にあることを非常に誇りに思っている」 かつてサンパウロでロジェリオ・セニ監督、レンジャーズとアストン・ビラでジェラード監督の副官を務めたビール氏は、今年6月にQPRの監督に就任。監督初挑戦となった中、ここまでのチャンピオンシップでは9勝4分け8敗の7位という戦績を残していた。 2022.11.29 07:30 Tue2
インモービレが早速2ゴール! ベシクタシュがガラタサライに5発完勝で3季ぶり10度目の優勝【スュペル・クパ】
TFFスュペル・クパのガラタサライvsベシクタシュが3日に行われ、0-5で勝利したベシクタシュが3シーズンぶり10度目の優勝を達成した。 昨シーズンのスュペル・リグ王者ガラタサライとテュルキエ・クパス王者のベシクタシュが対峙したトルコのスーパーカップ。 戦前はリーグ王者優勢とみられたが、蓋を開けてみれば、カップ王者による思わぬワンサイドゲームとなった。 試合開始1分、相手DFネルソンのクリアミスとスリップによって完全に背後へ抜け出した新戦力インモービレが難なくGKとの一対一を制し、ベシクタシュが電光石火の先制点を奪取。以降はガラタサライが反撃に転じたが、アクトゥルコールがオフサイドでゴールを取り消されるなどいくつかのチャンスをモノにできない。 後半は序盤こそ拮抗した展開となったが、ベシクタシュは53分にラシツァが右サイドから入れたクロスの流れでスベンソンがシュートを流し込み、待望の追加点を奪取。これで一気に流れを掴むと、81分にはインモービレのPKでトドメの3点目を奪取。 さらに、ネルソンの一発退場で数的優位を得た新戦力ラファ・シウバ、17歳FWムスタファ・ヘキモグルが後半アディショナルタイムに得点を重ねてガラタサライを完膚なきまでに粉砕した。 そして、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト新監督の初陣を飾ったベシクタシュが最高の形で新シーズン開幕を迎えることになった。 ガラタサライ 0-5 ベシクタシュ 【ベシクタシュ】 チーロ・インモービレ(前1、後36[PK]) ヨナス・スベンソン(後8) ラファ・シウバ(後45+1) ムスタファ・ヘキモグル(後45+2) 2024.08.04 15:22 Sun3
新監督探し難航のベシクタシュがスールシャール氏を新指揮官に招へい
ベシクタシュは17日、オーレ・グンナー・スールシャール氏(51)を新監督に招へいしたことを発表した。 スュペル・リグ(トルコ1部)で16回の優勝回数を誇るベシクタシュは今季からジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督を招へいしたが、昨年11月末に成績不振で解任。以降はアシスタントマネージャーだったセルダル・トプラクテペ氏の暫定体制が続いていた。 後任に就任したスールシャール氏は、2018年12月にジョゼ・モウリーニョ監督(現・フェネルバフチェ監督)が解任されたマンチェスター・ユナイテッドで暫定的に指揮を執り、後に正式監督へ就任。 だが、2021年11月に成績不振で解任の憂き目に。以降は指揮官復帰の可能性が取り沙汰されたりもするなかでなかなか具体化せず。現場からしばらく遠ざかるなか、欧州サッカー連盟(UEFA)のテクニカルオブザーバーなどを歴任していた。 約4年ぶりの監督業復帰となるスールシャール氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「待ちきれないよ。クラブのみんなに会えて、みんなの笑顔を見て、歓迎されていると感じてとても嬉しかった。早く始めたい。素晴らしい挑戦だ。多くの歴史とプライドを持つ素晴らしいクラブだし、会長と話し合ったプロジェクトは、僕にとってとても良い意味でサッカーについて語られていたので、とても心に響いたんだ」 2025.01.18 08:21 Sat4
ファン・ブロンクホルスト氏がフェイエノールト指揮官に再登板する可能性は? CLミラン戦の現地解説で自ら言及
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏(50)がフェイエノールト監督への就任話に言及。 90年代にフェイエノールトが輩出したインドネシア系のオランダ代表キャプテン、ファン・ブロンクホルスト氏。通算106キャップでワールドカップ(W杯)に3度出場し、クラブキャリアはアーセナルやバルセロナでも長くプレーした。 引退後は15-16シーズンから4年間フェイエノールトを率い、現役時代に成し得なかったエールディビジ優勝を達成。18年ぶりのリーグ制覇に4年間でタイトル5つと安定した成績を残したことにより、ファンから今なお敬愛されている。 それゆえ、現在でもフェイエノールトの監督が退任するたび、ファン・ブロンクホルスト待望論がロッテルダムを中心に発生。現クラブはブライアン・プリスケ監督を10日に解任し、11日のCLミラン戦は暫定監督が指揮を執る。 しかし、オランダ『ZIGGO』のミラン戦中継で解説を務めたファン・ブロンクホルスト氏。慣れ親しんだ本拠地デ・カイプのピッチでマイクを握り、「申し訳ないが、それ(再登板)はもう私の選択肢にない」とキッパリ言い放った。 2025.02.13 19:45 Thuレンジャーズの人気記事ランキング
1
アル・イテファクと契約解除のスティーブン・ジェラード氏…次なる職場は古巣となる可能性も?
アル・イテファクを退任し現在フリーのスティーブン・ジェラード氏(44)に、古巣復帰の可能性があるようだ。 選手時代はリバプールのレジェンドとして絶大な人気を誇り、現役引退後は指導者の道を歩み始めたジェラード氏。レンジャーズではセルティックの9連覇を阻んでスコティッシュ・プレミアシップ優勝を成し遂げるなど評価を高めたが、2021年11月に就任したアストン・ビラでは、2シーズン目に成績不振を原因として解任された。 その後、2023年7月からサウジ・プロ・リーグのアル・イテファクで再スタートを切ることになったジェラード氏。しかし、55試合で指揮するも19勝16分け20敗と負け越しの形となっており、今シーズンもここまで17試合を終えて12位(18チーム)に低迷すると、先月に契約解除が発表されていた。 指導者キャリアは停滞気味のジェラード氏だが、イギリス『リバプール・エコー』によると、古巣レンジャーズに復帰する可能性あるとのこと。クラブは先週末に行われたスコティッシュカップで下部リーグのクイーンズ・パークFCに敗北しており、リーグ戦でも首位セルティックに大差をつけられていることから、フィリップ・クレメント監督の地位が危ぶまれている。 仮にクレメント監督解任となった場合に、後任としてジェラード氏の名前が浮上。クラブのレジェンドであるアリー・マッコイスト氏も、ジェラード氏復帰の可能性について言及している。 「スティーブン・ジェラードがアイブロックスに戻ってきても驚かない。彼は獲得したリーグタイトルのおかげで、サポーターから非常に高い評価を受けているのは明らかだ。そして次の仕事は彼にとって、極めて重要なものになるだろう」 2025.02.11 13:20 Tue2
スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu3
ジェラードが“悲劇のスリップ”に改めて言及「時に失敗はより良くなるための助けになる」
2019-20シーズンに30年ぶりのリーグ制覇を果たしたリバプール。クラブ史上初のプレミアリーグ優勝であったが、2013-14シーズンにもあと一歩のところまで迫っていた。 当時ブレンダン・ロジャーズ監督に率いられていたリバプールは、プレミアリーグ第36節を迎えた時点で首位に立っており、残り3試合を2勝1分けで乗り切れば悲願のプレミアリーグ初制覇が決まる状況だった。 しかし、迎えたチェルシーとのホームでの一戦、前半アディショナルタイムにクラブのアイコンでもあるMFスティーブン・ジェラードが最終ラインでのパス回し中にまさかのスリップ。 そのボールをチェルシーのFWデンバ・バがかっさらうと、GKシモン・ミニョレとの1対1を制し、チェルシーが先制。まさかの形での失点に、完全に歯車が狂ってしまったリバプールはその後、後半アディショナルタイムにもカウンターから追加点を許し、2-0で敗れた。なお、この敗戦からペースが狂ったリバプールは、優勝を逃している。 主将の悲劇的なスリップは、優勝できなかったリバプールを揶揄するシーンとして語り継がれ、ジェラード氏自身も「後悔を抱えながら生きるしかない」と明かしていた。 現在はレンジャーズで監督を務めるジェラード氏だが、イギリス『ミラー』によれば、改めて『ハイ・パフォーマンス・ポッドキャスト』の中でこの件について言及。この時の教訓が指導者人生の糧になっていると明かした。 「それは本当に残忍で、残酷で、私の人生の中で最低なものだった。2014年のチェルシーとのエピソードは今も私の中にある。それが私に特別な決意を与えたかどうかは分からない」 「私の経験では、時に失敗はより良くなるための助けになることがある。私は今でもどこかでより高みを目指している。私は高みを目指すために努力し続けたい」 「時には悪い時や失望がきっかけとなり、驚くべき何かへの引き金になることがある。私は今、レンジャーズを代表している。それがどういうことかと言えば、私は少しでも高い位置やアドレナリンがみなぎる高みを見ている。そこに向かい、達成したいんだ」 悲劇のスリップを乗り越え、指導者としての高みを目指しているジェラード氏。スコティッシュ・プレミアシップではレンジャーズのライバルであるセルティックが目下9連覇中なだけに、連覇阻止が今シーズンの目標だ。 <div id="cws_ad">◆痛恨のスリップ ジェラードの全力疾走も追いつかず<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">SIX years ago today... that Steven Gerrard slip. <a href="https://t.co/J2dtU3kLrL">pic.twitter.com/J2dtU3kLrL</a></p>— SPORTbible (@sportbible) <a href="https://twitter.com/sportbible/status/1254696548946108416?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></script></div> 2020.10.27 21:20 Tue4
リバプールDFベン・デイビス、レンジャーズへ完全移籍
レンジャーズは19日、リバプールのイングランド人DFベン・デイビス(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの4年間で、移籍金はイギリス『スカイ・スポーツ』によれば400万ポンド(約6億6000万円)とのことだ。 2020年2月に当時チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に所属していたプレストン・ノースエンドからリバプールに加入したセンターバックのベン・デイビス。 当時はセンターバックに多くの負傷者を抱えていたリバプールだったが、出場機会を得ることができず、昨夏にチャンピオンシップのシェフィールド・ユナイテッドへレンタル移籍。昨季はリーグ戦21試合に出場し1ゴールを記録していた。 2022.07.20 06:30 Wed5