中盤にケガ人続出のリバプール、ポルトガル代表MFマテウス・ヌネスからは手を引く

2022.08.12 11:40 Fri
Getty Images
スポルティングCPに所属するポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(23)に関して、リバプールは興味を示していたものの手を引くことにしたようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。

2020年5月にU-23チームから昇格したヌネス。昇格後は頭角を表し、今シーズンの開幕戦で公式戦通算100試合出場を達成。7ゴール9アシストを記録している。

昨シーズンは50試合に出場し4ゴール5アシストと飛躍。ポルトガル代表にも招集され、8試合に出場し1ゴールを記録している。
そのヌネスに関心を示しているとされたのがリバプール。スポルティングは契約解除金として約6000万ユーロ(約82億5000万円)の移籍金を求めているとされていた。

リバプールはMFチアゴ・アルカンタラやMFアレックス・オックスレイド=チェンバレンと中盤の選手が負傷。しかし、補強を行う気はないとユルゲン・クロップ監督は明言していた。
ヌネスへの関心が報じられたが、今では完全に撤退しているとのこと。しかし、ポルトガル『レコルド』によれば、最大5000万ユーロ(約68億7000万円)でスポルティングは放出を検討すると報道。早く合意し、今夏の移籍市場で後任を見つけたいと考えているとしている。

リバプールが手を引いたヌネスだが、獲得に興味を持っているクラブが。それはウォルバーハンプトンとのこと。契約解除金を支払う準備があるともされているが、いずれにしてもリバプールに加入することは無くなったようだ。

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プレミアリーグ第27節、トッテナムvsマンチェスター・シティが26日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、アウェイのシティが0-1で勝利した。 現在、12位のスパーズ(勝ち点33)は前節、下位に沈むイプスウィッチ・タウン相手に4-1の快勝。細かい課題はありながらも決定力の高さをみせ、今季初のリーグ3連勝を達成した。シーズン終盤戦へようやく良い流れにのるなか、今回のホームゲームでは手負いの王者相手にシーズントリプルを狙った。ポステコグルー監督は前節から先発3人を変更。好調のスペンスに代えてペドロ・ポロ、ソン・フンミンとクルゼフスキをベンチスタートとし、マディソン、オドベールを起用した。 対する4位のシティ(勝ち点44)は前節、リバプールにホームで0-2の完敗。なすすべなしに敗れたレアル・マドリー戦からの改善は示したが、守備面の課題は変わらず。首位チームにシーズンダブルを喫するとともに公式戦連敗となった。リバウンドメンタリティ試される今回のアウェイゲームでは今季2戦2敗と苦手とする相手に鬼門攻略を図った。グアルディオラ監督はリバプール戦から先発4人を変更。リコ・ルイスとアケに代えてルベン・ディアス、マテウス・ヌネスをバックラインで起用し、デ・ブライネとフォーデンに代えてコバチッチ、負傷明けのハーランドを最前線に配した。 立ち上がりはホームのスパーズが押し込む入りとなったが、アウェイのシティも右でポケットを取ったヌネスの折り返しから中央のハーランドが枠内シュートを記録。以降は一進一退の攻防が繰り広げられていく。 そんななか、12分には右サイドのサヴィオのカットインのドリブルで局面を変えたシティはハーランド、ニコ・ゴンサレス、ドクとスムーズに左サイドへ展開。ボックス左に持ち込んだドクがグラウンダーの折り返しを試みると、ブレナン・ジョンソンの足に当たってコースが変わったボールをゴール前のハーランドが左足でゴール左隅に流し込み、今季リーグ戦20点目となる先制点とした。 先制後は相手の攻撃を受け止めながら、スピードと打開力に優れるアタッカー陣を活かしたカウンターで良い形を作り出すシティ。21分にはペナルティアーク付近で仕掛けたドクのミドルシュートでGKヴィカーリオを脅かすと、27分と31分にはいずれもドクの絶妙なラストパスからボックス内のサヴィオ、ハーランドにビッグチャンスが舞い込むが、前者はシュートミス、後者はヴィカーリオのビッグセーブに阻まれた。 劣勢が続く展開ながらも守護神の好守などもあって2点目は与えないスパーズ。慣れないメンバー構成の影響でアタッキングサードでのプレーに苦戦が続くなか、前半終盤にはセットプレーからダンソのヘディングシュートでゴールに迫ったが、ここはGKエデルソンの好守に阻まれた。ただ、ベンチに強力なカードを残したなか、内容面を鑑みれば御の字の1点ビハインドでの折り返しとなった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半は拮抗した立ち上がりに。55分には右サイド深くに侵攻したポロの高速グラウンダークロスに対して、ニアでテルが潰れた背後に飛び込んだオドベールがスライディングシュートの形で合わせたが、これはわずかに枠の左へ外れた。 ここから完全に押し返してセットプレーを軸にチャンスを作り始めたホームチームは67分に勝負の4枚替え。ウドジェ、ベンタンクール、テル、オドベールを下げてスペンス、サール、クルゼフスキ、ソン・フンミンを投入。クルゼフスキを偽CFに配した布陣に変化すると、交代直後にはソン・フンミン、スペンス、サールが絡んだ左サイドの仕掛けで際どい場面も作り出す。 一方、後半は防戦一方のシティは77分、ニコとマーモウシュを下げてフォーデン、ベルナルド・シウバを同時投入。守備強度を維持しつつ、相手陣内でボールを持つ時間を増やそうとすると、この交代でややゲームを落ち着かせることに成功した。 後半最終盤の攻防ではスパーズが84分にジョンソンの右クロスからソン・フンミンに決定機が訪れるも、ここはGKエデルソンの好守に阻まれる。さらに、後半アディショナルタイムにはシティがハーランド、スパーズがサールと決定的な場面が訪れたものの、前者は際どいハンド、後者はヘディングシュートがクロスバーの上を越えた。 この結果、前後半で大きく主導権が入れ替わった接戦を制したシティが今季連敗のスパーズにリベンジを果たすとともに、公式戦連敗をストップした。 トッテナム 0-1 マンチェスター・シティ 【マンチェスター・C】 アーリング・ハーランド(前12) <span class="paragraph-title">【動画】復帰ハーランドが決勝点を奪取!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ドクの折り返しに合わせたのは<br>先発復帰のハーランド<br>帰ってきたエースが<br>早速仕事を果たす<br><br>プレミアリーグ 第27節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム・ホットスパー</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・C</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/ilqqX7Em15">pic.twitter.com/ilqqX7Em15</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1894837013515510056?ref_src=twsrc%5Etfw">February 26, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.02.27 06:40 Thu

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「任務完了」「勝つために投入された」終盤出場の遠藤航、現地メディアはクローザーぶりを評価「辛勝に成功した」

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リバプールに朗報! 攻守の要担うベテラン2人との契約延長合意が間近に

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契約延長近づくファン・ダイク、リバプールの夏の大型補強に期待「この夏は大きな飛躍の夏になるはず」

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