元G大阪FWがプレミア挑戦か? ウォルバーハンプトンが韓国代表FWファン・ウィジョ獲得に興味
2022.08.04 18:24 Thu
ウォルバーハンプトンが韓国代表FWファン・ウィジョ(29)の獲得に興味を持っているようだ。フランス『レキップ』が伝えた。
ファン・ウィジョは2017年7月に城南FCからガンバ大阪へと完全移籍。G大阪では70試合で30ゴール7アシストの成績を残すと、2019年7月にボルドーへと完全移籍した。
ボルドーでも点取り屋として活躍。公式戦97試合で29ゴール7アシストを記録。2021-22シーズンはリーグ・アンで32試合に出場し11ゴール2アシストを記録していたが、チームはリーグ・ドゥ(2部)に降格していた。
そのボルドーは、慢性的な財政問題を抱えており、4000万ユーロ(約55億5000万円)の赤字を抱える財政問題を理由に、フランスリーグに所属するクラブの財務状況を監視する全国経営監査委員会(DNCG)からナシオナル(フランス3部)への降格を言い渡されていた。
しかし、増資を勝ち取ったほか、選手の売却で資金を調達。フランスサッカー連盟(FFF)の執行委員会は今季はリーグ・ドゥで戦うことを許可していた。
『レキップ』によれば、ウォルバーハンプトンは300万ユーロ(約4億1000万円)のオファーを出したものの、安すぎるとしてボルドーが却下。しかし、ファン・ウィジョ本人がプレミアリーグでのプレーを望んでいることもあり、交渉が続いているという。
プレミアリーグでは、昨シーズンはアジア人として初めて得点王に輝いたトッテナムのFWソン・フンミン、そしてウォルバーハンプトンのFWファン・ヒチャンと2人の韓国人が活躍。ファン・ウィジョも加入となれば、韓国代表の前線3人がプレミアリーグでプレーすることとなる。
ファン・ウィジョは2017年7月に城南FCからガンバ大阪へと完全移籍。G大阪では70試合で30ゴール7アシストの成績を残すと、2019年7月にボルドーへと完全移籍した。
ボルドーでも点取り屋として活躍。公式戦97試合で29ゴール7アシストを記録。2021-22シーズンはリーグ・アンで32試合に出場し11ゴール2アシストを記録していたが、チームはリーグ・ドゥ(2部)に降格していた。
しかし、増資を勝ち取ったほか、選手の売却で資金を調達。フランスサッカー連盟(FFF)の執行委員会は今季はリーグ・ドゥで戦うことを許可していた。
ただ、ボルドーは一時的に凌いだだけであり、財政難状態は継続。今夏の移籍市場で選手を売却しなければ、再び降格の憂き目に遭う可能性がある。
『レキップ』によれば、ウォルバーハンプトンは300万ユーロ(約4億1000万円)のオファーを出したものの、安すぎるとしてボルドーが却下。しかし、ファン・ウィジョ本人がプレミアリーグでのプレーを望んでいることもあり、交渉が続いているという。
プレミアリーグでは、昨シーズンはアジア人として初めて得点王に輝いたトッテナムのFWソン・フンミン、そしてウォルバーハンプトンのFWファン・ヒチャンと2人の韓国人が活躍。ファン・ウィジョも加入となれば、韓国代表の前線3人がプレミアリーグでプレーすることとなる。
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