ダニー・ローズが古巣スパーズのU-21チームの親善試合に出場? ワトフォードと契約中

2022.07.13 15:34 Wed
Getty Images
ワトフォードの元イングランド代表DFダニー・ローズ(32)が古巣トッテナムでトレーニングを行っていることが判明した。イギリス『サン』が伝えている。ローズは昨夏の加入時にワトフォードと2年契約を結び、両者の契約は2023年夏まで残っている。

しかし、同選手は数日前から古巣トッテナムのトレーニングに参加しており、12日にはU-21チームと共に、エンフィールド・タウンとのフレンドリーマッチに出場していた。
イギリス『ワトフォード・オブザーバー』によると、今夏のワトフォード退団を望むローズは、クラブからオーストリアへのプレシーズンツアー不参加を許可されているという。

そして、古巣にコンディション維持のためのトレーニング参加を打診したところ、トッテナムがその申し出を受け入れる形で、異例のトレーニング参加に至った模様だ。
なお、ローズはニューカッスル移籍の際に、「トッテナムのファンの前でもう1度プレーしたい」と語っていたが、U-21チームでの今回の試合参加を通じて、その夢が少なからず叶う形となった。

2007年にリーズ・ユナイテッドからトッテナムに加入したローズは、ワトフォードやブリストル・シティ、サンダーランドでの武者修行を経て、2013-14シーズンからトップチームに定着。

以降は度重なるケガに悩まされながらも、高い身体能力と攻撃力を武器にスパーズで公式戦通算214試合10ゴール29アシストの数字を残してきた。

しかし、マウリシオ・ポチェッティーノ前体制の終盤からチームの構想から外れ始めていた左サイドバックは、ジョゼ・モウリーニョ監督の就任以降、さらに立場が危うくなり、2020年1月にニューカッスルへシーズン終了までのレンタル移籍で加入。

その後、昨夏にクラブとの契約が終了した同選手は、ワトフォードにフリートランスファーで加入。2021-22シーズンは公式戦9試合に出場していた。

1 2

ダニー・ローズの関連記事

ナポリがフリーの左サイドバックの獲得を検討しているようだ。 昨シーズンのセリエA王者であるナポリだが、連覇を狙う今シーズンはここまで首位のインテルと10ポイント差の4位に甘んじている。その微妙な戦績に加え、求心力に疑問符が付いていたことで、ルディ・ガルシア監督を解任。代わってアウレリオ・デ・ラウレンティス会長とは 2023.11.18 05:30 Sat
かつてトッテナムで活躍した元イングランド代表DFのダニー・ローズ氏は古巣の同代表FWハリー・ケイン(29)が今夏に移籍すると予想した。 今季はプレミアリーグ開幕6試合無敗と好スタートを切ったものの、徐々に失速したトッテナム。リーグ戦ではし烈なトップ4争いに巻き込まれ、2つの国内カップ戦も姿を消し、チャンピオンズリ 2023.03.09 13:25 Thu
ワトフォードは1日、元イングランド代表DFダニー・ローズ(32)と双方合意のもとで契約解除に至ったと発表した。 ダニー・ローズは2007年から2021年にかけてトッテナムに在籍。同クラブで通算214試合出場10得点29アシストの成績を残したほか、2016年と2017年に2年連続でPFA年間ベストイレブンに選出され 2022.09.01 20:38 Thu
ワトフォードのクラウディオ・ラニエリ監督がアーセナル戦の失点シーンに不満を露わにした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 ワトフォードは7日、プレミアリーグ第11節でアーセナルとアウェイで対戦。アーセナルに押し込まれるものの、VARによるゴール取り消しや、GKベン・フォスターのPKセーブもあり、前半 2021.11.08 20:01 Mon
ワトフォードは16日、元イングランド代表DFダニー・ローズ(30)を獲得したことを発表した。契約は2年。フリーでの加入となる。 リーズ・ユナイテッドの下部組織出身であるダニー・ローズは、2007年夏の加入以降、ローン移籍はありながらも長らくトッテナムに在籍。いつしかチーム最古参となり、在籍14年で公式戦通算214 2021.06.16 20:29 Wed

トッテナムの関連記事

アーセナルとトッテナム・ホットスパーは31日、2025-26シーズンのプレシーズンの一環として、香港にてノース・ロンドン・ダービーを行うことを発表した。 試合が行われるのは香港の啓徳スタジアム。7月31日(木)の19時30分にキックオフを迎える予定だ。 アーセナルとスパーズによるノース・ロンドン・ダービーが 2025.03.31 18:45 Mon
今シーズンはプレミアリーグで苦戦が続いているトッテナム。アンジェ・ポステコグルー監督(59)との袂を分つ決断をした場合の後任候補が浮上している。『The Athletic』が伝えた。 今シーズンはここまで29試合を終えているプレミアリーグ。トッテナムは10勝4分け15敗と半分以上の試合を負けており、現在14位と低 2025.03.28 20:30 Fri
韓国代表FWソン・フンミンが、韓国代表としての出場記録について言及した。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦っている韓国。グループBに入っているチームは、首位に立っているものの、3月のホーム連戦ではオマーン代表、ヨルダン代表相手にどちらも追いつかれてのドローとなった。 ホームで2試合と 2025.03.27 19:30 Thu
サウサンプトンはU-21イングランド代表FWタイラー・ディブリング(19)の獲得を目指すクラブに対し、巨額の移籍金を要求する構えのようだ。 8歳でセインツの下部組織に入団したディブリングは、2022年7月下旬にチェルシーの下部組織へ移籍するも、約1カ月でセインツに復帰していた。昨季ファーストチームデビューを飾ると 2025.03.27 12:00 Thu
アンデルレヒトの元ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(37)が今シーズン限りでの現役引退を決断した。 ヴェルトンゲンは25日、アンデルレヒトの公式サイトを通じてスパイクを脱ぐ決断を下したことを明かした。 「ここ数週間で、これが最後の試合になるだろうということがはっきりしてきたんだ。決して簡単な決断ではなか 2025.03.25 22:56 Tue

プレミアリーグの関連記事

新スタジアム建設に動いているエバートンは31日、2023-24シーズンの決算を発表。5320万ポンド(約103億2000万円)の損失を発表し、7年連続での赤字となった。 エバートンの2023-24シーズンは売上高が増加し、1億8690万ポンド(約362億7000万円)となったが、損失を計上。2022-23シーズン 2025.03.31 23:55 Mon
今冬の移籍市場でも注目株となったブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)だが、ウォルバーハンプトンからの退団を希望しているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。 スイスのシオン、RBライプツィヒ、ヘルタ・ベルリン、アトレティコ・マドリーでプレーしたクーニャは、2023年7月に完全移籍でウォルバーハンプトンに 2025.03.31 22:55 Mon
アーセナルに待望の復帰者が現れることとなった。 プレミアリーグで2位につけているアーセナル。首位のリバプールとは勝ち点差「12」となっている状況で、優勝には非常に大きなハードルが待ち構えている。 前線の負傷者が相次いだこともあり、じわじわとリバプールとの勝ち点差が広がっていっているアーセナル。そんな中、1日 2025.03.31 21:25 Mon
アーセナルとトッテナム・ホットスパーは31日、2025-26シーズンのプレシーズンの一環として、香港にてノース・ロンドン・ダービーを行うことを発表した。 試合が行われるのは香港の啓徳スタジアム。7月31日(木)の19時30分にキックオフを迎える予定だ。 アーセナルとスパーズによるノース・ロンドン・ダービーが 2025.03.31 18:45 Mon
日本代表MF遠藤航が所属するリバプールは31日、今夏のアジアツアーを発表。日本でも試合を行うことを発表した。 プレミアリーグで首位を走るリバプール。アルネ・スロット監督の下、チームはタイトル獲得に邁進中。遠藤もクローザーとして信頼を得ており、要所でしっかりと結果を残している。 リバプールは2025-26シー 2025.03.31 18:00 Mon

記事をさがす

ダニー・ローズの人気記事ランキング

1

熱きノースロンドン・ダービー、最強のベストイレブンは!?【トッテナム編】

6日、今シーズン最初の“ノースロンドン・ダービー”が行われる。トッテナム・ホットスパースタジアムで行われるプレミアリーグ第11節は、首位のトッテナムが14位に沈むアーセナルを迎え撃つという構図だ。 過去にはアーセナルをトッテナムが上回ることができない時代が長らく続き、ノースロンドンの覇権は完全にアーセナルが握っていたものの、徐々にトッテナムが成績でも追いつき、近年では完全にトッテナムが上回る構図に変わった。 <div id="cws_ad">◆2019-20 ノースロンドン・ダービー<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJTeDZPVFpEUyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> そこで、今回は歴代の“ノースロンドン・ダービー”におけるベストイレブンを選出。トッテナム、アーセナルに分けた歴代のベストイレブン(プレミアリーグ開幕後の1992年以降の選手が対象)と寸評を併せて激闘の歴史を振り返る。 通算成績では59勝51分け77敗と大きく負け越しているトッテナム。一方で、直近10試合の戦績は3勝5分け2敗と勝ち越しており、ここ4年のプレミアリーグではトッテナムの方が上位でフィニッシュするなど、勢力図が変わってきている。 そのため、ベストイレブンにもここ十年のスパーズを支えた面々が多く名を連ねた。 ◆トッテナムベストイレブン GK ウーゴ・ロリス(フランス/2012-) ダービー成績:17試合出場 ノースロンドン・ダービーでのクリーンシートは2試合のみとなっているが、トッテナムのゴールマウスに安定をもたらした守護神。 DF カイル・ウォーカー(イングランド/2009-2017) ダービー成績:10試合出場1ゴール トッテナムで名を上げた快速のサイドバック。現在のマンチェスター・シティでの成績と合わせると、プレミアリーグでの対アーセナル戦12試合無敗継続中。 レドリー・キング(イングランド/1998-2012) ダービー成績:16試合出場2ゴール トッテナム一筋のワン・クラブ・マン。キャプテンとして最終ラインを支え、ダービーでも通算2ゴールをマーク。 トビー・アルデルヴァイレルト(ベルギー/2015-) ダービー成績:6試合出場2ゴール ベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲン(現ベンフィカ)とのコンビでトッテナムの最終ラインのレベルを引き上げた。直近のダービーでは勝利に導く決勝ゴールをマーク。 ダニー・ローズ(イングランド/2007-) ダービー成績:11試合出場1ゴール1アシスト ファーストチームでのデビュー戦となった2010年4月のダービーで衝撃の弾丸ボレーでゴールをマーク。今シーズンはレンタルから復帰も登録メンバー外 MF アーロン・レノン(イングランド/2005-2015) ダービー成績:13試合出場2ゴール1アシスト 2000年代後半にスパーズの右サイドを担った快速アタッカー。ベイルとの両翼は圧倒的なスピードがあり、相手ディフェンスを搔きまわした。 ジャーメイン・ジェナス(イングランド/2005-2013) ダービー成績:8試合出場2ゴール1アシスト 壮絶な乱打戦となった2008年10月のダービー(最終的に4-4のドロー)の試合で1ゴールアシストを記録。特に2点ビハインドの89分に放ったミドルシュートは圧巻だった。 ラファエル・ファン・デル・ファールト(オランダ/2010-2012) ダービー成績:4試合出場4ゴール2アシスト 2010年に加入してすぐにチームにフィット。2010年11月のダービーでは1ゴール2アシストと全ゴールに絡む活躍でチームを勝利に導く。通算4試合で4ゴール2アシストを記録している。 ガレス・ベイル(ウェールズ/2007-2013,2020-) ダービー成績:10試合出場5ゴール1アシスト レアル・マドリー移籍前のトッテナム時代にプレミアリーグを無双した身体能力抜群のウイング。ダービーデビュー戦での直接FK弾を含む、10試合5ゴールをマーク。 FW ハリー・ケイン(イングランド/2011-) ダービー成績:11試合出場10ゴール ノースロンドン・ダービーでの最多得点者(10ゴール)の一人。アーセナルのユースから放出された過去を持つ中、現在はスパーズの大エースに君臨。2016年3月にフェイスガードを着けながら決めたミドルシュートは、ダービーの歴史の中でも有数のスーパーゴールだった。 エマヌエル・アデバヨール(トーゴ/2011-2015) ダービー成績:6試合出場2ゴール2アシスト ケインに次ぐもう一人のノースロンドン・ダービーでの最多得点者。アーセナル時代に8ゴール、トッテナム時代に2ゴールをマークしている。トッテナム移籍後のダービーでは、アーセナルサポーターから容赦ないブーイングを受けた。 2020.12.06 22:00 Sun
2

「黒人である僕には時間の無駄」コーチングライセンス取得についてローズが苦言

ヨーロッパで横行している人種差別。それは選手だけでなく監督にまで及んでいるようだ。 トッテナムのイングランド代表MFダニー・ローズは残念ながら人種差別被害に遭うフットボーラーの一人。先月25日のユーロ2020予選のモンテネグロ代表戦で、ローズは相手サポーターから差別的なヤジを受けた。そしてそれは今月26日、モンテネグロ代表に対して2万ユーロ(約250万円)の罰金と1試合の無観客試合という処分で片が付いた。 しかしローズは、人種差別は選手だけが対象になるわけではないと言う。将来的にコーチングライセンスの取得を考えているか問われた同選手は、アーセナルで活躍した元イングランド代表のソル・キャンベル氏を引き合いにし、「時間の無駄だ」と苦言を呈した。 「フットボール界には黒人監督が少ない。彼らは下の階級での仕事を余儀なくされているんだ」 「僕はよくコーチングバッジを取るのか聞かれるんだけど、なぜだい?そんなチャンス与えてくれないじゃないか。だから僕は監督になることに興味はない。時間の無駄さ」 「例えばソル・キャンベルはなぜリーグ2のクラブで監督業を始めなければならなかったんだ? リーグ2を軽視しているわけではないけど、他の人はチャンピオンシップやプレミアリーグで初めてのチームを率いていた」 「当時はイングランド最高のDFの一人とも言われていた彼ほどのキャリアを持った人物がリーグ2で指揮を執らなければならないというのなら、僕は監督になりたいとは思わない」 「全く魅力的ではない。だから今はそんな計画はない。コーチングバッジを欲しいと思わない。現状がこんなだからね」 キャンベル氏は昨年11月にイングランド4部に相当するリーグ2のマクルズフィールド・タウンの監督に就任している。確かに現在のプレミアリーグのクラブを見ても、黒人監督は一人もいないが、それと人種差別は関係しているのだろうか。 2019.04.27 16:22 Sat

トッテナムの人気記事ランキング

1

ロビー・キーンのハットにピルロが芸術FK弾! スパーズがミランとのレジェンズマッチに快勝

23日、トッテナム・ホットスパーとACミランのレジェンズマッチがトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、スパーズ・レジェンズが6-2で勝利した。 試合の収益がトッテナム・ホットスパー財団に寄付されるチャリティーマッチ。 スパーズのクラブOBで構成されたスパーズ・レジェンズにはテディ・シェリンガム、レドリー・キング、ロビー・キーン、ジャーメイン・デフォー、ディミタール・ベルバトフ、アーロン・レノン、エウレリョ・ゴメスといった元選手たちが参戦。 一方、ミランのOBで攻勢されたACミラン・グロリエではジダ、カフー、アンドレア・ピルロ、マッシモ・アンブロジーニ、セルジーニョといった元選手たちが参戦した。 試合は立ち上がりからスパーズペースで進むと、豪華な攻撃陣が序盤から躍動。レノンのお膳立てからキーンが開始9分に先制点を挙げると、18分にはデフォーが現役さながらの鋭い振り抜きからのミドルシュートを突き刺して追加点。 以降も攻勢を続けるホームチームはサンドロに代名詞の弾丸ミドルシュートでゴールが生まれると、40分には再びレノンのお膳立てからキーンがハットトリック達成を達成。スパーズが5-0のスコアで前半を終えた。 互いにメンバーを入れ替えて臨んだ後半は1ゴールずつを奪い合ったなか、終盤に稀代の名プレースキッカーに大きな見せ場が訪れる。83分、ボックス手前右の位置で得たFKの場面でピルロが右足を振り抜くと、スピード・コース申し分ない完璧な直接FKがゴール右上隅に決まった。 その後、試合はタイムアップを迎え、スパーズがN17でのレジェンズマッチに快勝した。 スパーズ・レジェンズ 6-2 ACミラン・グロリエ 【スパーズ】 ロビー・キーン(前9、前18、前40) ジャーメイン・デフォー(前14) サンドロ・ラニエリ(前34) マイケル・ブラウン(後31) 【ミラン】 クリスティアン・ザッカルド(後18) アンドレア・ピルロ(後38) <span class="paragraph-title">【動画】スパーズvsミランのレジェンズマッチのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lQ9LUFyrChM?si=gwslXny2PPDqjVA6" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.03.24 08:35 Mon
2

「僕が何をしたってあの男は…」トッテナムで主力に成長のDFスペンス、かつての指揮官コンテから受けた冷遇振り返り「謙虚になりすぎた」

トッテナムで活躍するイングランド人DFジェド・スペンスは、これまで正当な扱いを受けていなかったと不満を漏らした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 2022年夏に、ミドルズブラからトッテナム加入を果たしたスペンス。しかし当時の指揮官だったアントニオ・コンテ監督からは冷遇され、チームで居場所を得られず。その後、2023年夏からクラブにはアンジェ・ポステコグルー監督が就任したが、ここでも信頼を掴めなかったことでレンタル移籍が続いていた。 昨夏トッテナムへ復帰するも、ポステコグルー監督からの評価は上がらぬまま、序盤はベンチが定位置に。それでも、負傷者続出の影響もあってシーズン中盤から出場機会を掴むとついに真価を発揮し、ここまで公式戦24試合2ゴール2アシストを記録している ファンからの評価も鰻登りのスペンスだが、やはりこれまで受けていた扱いには不満だった様子。元イングランド代表DFであるリオ・ファーディナンド氏との対談の中でスペンスは、トッテナムでのこれまでのキャリアを振り返り不満を口にしつつ、ようやく掴んだ現在の充実をキープしたいと意気込んでいる。 「(コンテ監督からの扱いに)良い気分ではなかった。特にあの時、クラブにやって来た時は自信に満ち、興奮していたんだ。前所属先で昇格を勝ち取ったばかりだったしね」 「そこから、レンガの壁にぶつかったような気分になった。自信も少し打ち砕かれてしまったよ。僕は若い選手だったし、(望む補強ではなかったと)監督から聞いて良い気分にはなれないさ」 「その時は、くだらないと思っていた。良い気分でもなかった。練習に行く時だって『自分は何をやっているんだろう』と思っていたよ。僕が何をしたって、あの男(コンテ)は何も喜んでいなかったと思う」 「だから、たとえ正しいことをしたとしても、『自分は正しいことをしたのか?』という感じだった。彼はあまり褒めてくれる男ではないからね」 「監督からの評価なんて必要ないって思うようになるんだ。何があっても『あぁ』となるだけだ。彼と会話したのは、おそらく1回だけだった」 「そこから新しい監督が来れば、『よし、全員に公平なチャンスが与えられるはずだ。彼(ポステコグルー)は全員に目を向けてくれる』と思うものだろう。でも、僕の扱いを見れば本当にそうだったとは思わない。それもフットボールというゲームの一部だけどね。公平ではないんだ」 「ポステコグルー監督は基本的に、クラブから出て違うところでプレーする必要があると言っただけだった。そしてそれが、僕がリーズに行くことになったきっかけでもある」 「自分に相応しいと思うチャンスが得られないこともあるさ。でも、僕は常に自分が十分に優れていると理解していた。人々は『彼が2度目のチャンスを得て、うまくやっているのは良いことだ』と言う。でも、僕に最初のチャンスが本当にあったとは思わない」 「これこそ僕の最初のチャンスであり、それを掴んだんだ。一生懸命努力し、一貫性を保ち、準備ができていたことを嬉しく思う」 「(トッテナム加入時は)謙虚になりすぎたせいで、自分を犠牲にしていたとも思う。何もせず、何も言わなければ、物事は自然に起こると思っていたんだ。でも、時には自分を表現しなくてはならない」 「トッテナムでの最初の年、ここはトッテナムだからと考え、選手や周囲に少し敬意を払いすぎたと思う。(ミドルズブラからレンタル移籍していた)ノッティンガム・フォレストを出て、来たのはプレミアリーグのトップ6だ。『ふー、これはすごい』と思っていた」 「でも、彼らに敬意を払いすぎたせいで、自分らしくいられなかった。僕がそこに行ったとき、ハリー・ケインやソニー(ソン・フンミン)のような大物たちを見て、誰の足も踏みたくなかったんだ」 「でも、そうやって自分の本来あるべき姿を表現しなかったのが、おそらく僕の最大の失敗だった。今シーズンはそれが変わったと言えるね。もう無駄にする時間はない。取りに行かなければならない。今がその時だ」 2025.03.25 18:45 Tue
3

トッテナムは19.5億円を払って監督交代か? ポステコグルー監督の後任候補1番手はスペイン人指揮官

今シーズンはプレミアリーグで苦戦が続いているトッテナム。アンジェ・ポステコグルー監督(59)との袂を分つ決断をした場合の後任候補が浮上している。『The Athletic』が伝えた。 今シーズンはここまで29試合を終えているプレミアリーグ。トッテナムは10勝4分け15敗と半分以上の試合を負けており、現在14位と低迷している。 ポステコグルー監督は厳しい批判にさらされており、チームも浮上の気配がない状況。ヨーロッパリーグでは準々決勝に勝ち残っており、チームの希望は絞られている。 トッテナムとポステコグルー監督は契約が1年残っている状況で、4年目のオプションもあるが、今シーズンの結果を見ると疑問符がつくことは仕方がないだろう。 そんな中で後任の候補に浮上しているのが、ボーンマスを指揮するアンドニ・イラオラ監督(42)が最有力候補と見られている。今シーズンはトッテナムと既に2度対戦し、1勝1分け。ボーンマスの監督に就任してからは、その手腕が高く評価されている。 ボーンマスとの契約は残り1年となっており、トッテナムが獲得したい場合は1000万ポンド(約19億5000万円)の契約解除金を支払う必要があるが、そこは問題にならないだろう。 その他にも、フルアムのマルコ・シウバ監督(47)、ブレントフォードのトーマス・フランク監督(51)も浮上。果たして来季は誰がトッテナムを指揮するのか注目だ。 2025.03.28 20:30 Fri
4

ビッグクラブが関心の19歳新星FWディブリング、サウサンプトンは194億円以上を要求か

サウサンプトンはU-21イングランド代表FWタイラー・ディブリング(19)の獲得を目指すクラブに対し、巨額の移籍金を要求する構えのようだ。 8歳でセインツの下部組織に入団したディブリングは、2022年7月下旬にチェルシーの下部組織へ移籍するも、約1カ月でセインツに復帰していた。昨季ファーストチームデビューを飾ると、今季はプレミアリーグに昇格したチームの中で大きく飛躍。チームは最下位に低迷するものの、各試合でインパクトを残しここまでプレミアリーグ25試合出場で2ゴールを挙げている。 プレミアリーグ29試合終了時点で9ptと断トツの最下位のセインツ。来季の降格が濃厚となっており、注目株であるディブリングの今夏の去就に注目が集まっているが、移籍には高いハードルがある模様。 イギリス『テレグラフ』によれば、契約を2027年6月まで残すセインツはディブリングを安価で手放すつもりはなく、1億ポンド(194億円)以上の移籍金を要求する構えだという。 昨年9月にU-19イングランド代表入りを果たし、その2カ月後に飛び級でU-21イングランド代表入りした将来を嘱望されるタレントには、現在マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、リバプール、トッテナムといった多くのビッグクラブが定期的にスカウトを派遣するなど、獲得に関心を締めている。 2025.03.27 12:00 Thu
5

アトレティコがベンタンクールに関心か? 指揮官シメオネ好みのピボーテ

アトレティコ・マドリーがトッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(27)に関心を示しているようだ。スペイン『レレボ』が報じている。 来シーズンに向けて補強計画を立てるアトレティコは、右サイドバックに加え、元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就次第で緊急性が高まる前線の補強とともにピボーテの獲得を優先事項としている。 現在、チームではアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル、スペイン代表MFパブロ・バリオスがファーストチョイスとなっているが、元スペイン代表MFコケは33歳という年齢に近年はケガも増えており、イングランド代表MFコナー・ギャラガーも同ポジションでの評価はいまひとつで、補強の必要性がある。 そんななかで有力な候補に挙がっているのが、ベンタンクールだ。 現時点で本格的な交渉は行われていないものの、コルチョネロスは6月に向けて水面下での交渉を進めているという。 2022年1月にユベントスから加入したベンタンクールは、前十字じん帯損傷の重傷や同僚ソン・フンミンへの人種差別的な発言による出場停止処分を除きスパーズの主力としてプレー。 クラブは2026年までの現行契約を延長する意思がある一方、U-21イングランド代表MFアーチー・グレイが本来の中盤でプレーする場合、売却最有力のマリ代表MFイヴ・ビスマとともにオファー次第で売りに出す可能性は十分にある。 ウルグアイ人らしい闘争心含め、プレースタイル的にディエゴ・シメオネ監督の求めるプロフィールの持ち主と言えるが、ここから具体的な動きに発展していくか、注目が集まるところだ。 2025.03.24 14:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly