CB獲得に奔走するユーベ、PSGのキンペンベをリストアップ? ケアン譲渡の考えも
2022.07.12 15:44 Tue
ユベントスが、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFプレスネル・キンペンベ(26)獲得を模索しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
キンペンベはPSG下部組織で育ったディフェンダー。2018年にはフランス代表の一員としてロシア・ワールドカップ(W杯)を制した経験を持ち、本職のセンターバックのみならず左サイドバックもこなせるマルチさが持ち味。2021-22シーズンはPSGで公式戦41試合に出場するなど主力として活躍し、今夏はチェルシーなどからの関心が伝えられている。
一方、ユベントスは長年にわたってDFラインを支えた元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(37)が2021-22シーズン限りで退団。オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(22)にもバイエルンやチェルシー移籍の噂が絶えないことから、現在は後釜のセンターバック確保に奔走しているとみられている。
かねてよりトップターゲットはナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ(30)であるようだが、その獲得が難しいことは首脳陣らも認識しており、他の選択肢にも目を向けている様子。その1人としてキンペンベがリストアップされているとみられ、PSGとの交渉に臨む場合はイタリア代表FWモイゼ・ケアン(22)を取引に含めた話し合いになるようだ。
2021-22シーズンのユベントスでは公式戦44試合に出場しながら6得点3アシストにとどまるなど、本領を発揮しきれていないケアン。しかし、一昨季に在籍していたPSGではリーグ・アン26試合13得点を記録。キャリアハイの活躍を披露していた。
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一方、ユベントスは長年にわたってDFラインを支えた元イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(37)が2021-22シーズン限りで退団。オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(22)にもバイエルンやチェルシー移籍の噂が絶えないことから、現在は後釜のセンターバック確保に奔走しているとみられている。
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