シティの若手DFイーガン=ライリーがコンパニ率いるバーンリーに完全移籍

2022.07.01 20:30 Fri
Getty Images
バーンリーは1日、マンチェスター・シティからU-19イングランド代表DFコンラッド・ジョナサン・イーガン=ライリー(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年となる。
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幼少期にシティのアカデミーに加入したイーガン=ライリーは、クラブの各カテゴリーで主力を担ってきた183cmのDF。2021年9月に行われたEFLカップのウィコム戦でトップチームデビューを飾ると、今年3月に行われたスポルティングCP戦でチャンピオンズリーグ、5月のニューカッスル戦でプレミアリーグデビューも果たした。
センターバックと右サイドバックを主戦場に守備的MFでもプレー可能な足元の技術を併せ持つ総合力の高い守備者はシティのU-18チームとU-23チームでキャプテンを任されるリーダーシップにも定評があった。

バーンリーの新指揮官、ヴァンサン・コンパニ監督は自身の古巣から獲得した逸材に対する大きな期待を口にしている。

「CJ(イーガン=ライリー)は、長い間、我々が注視してきたプレーヤーだ。彼は将来有望で才能のあるフットボーラーであり、優れた考え方と姿勢を持ったプレーヤーだ」
「彼が加入に同意してくれたことを嬉しく思う。CJは本当にハングリーで、バーンリーで学び、成功したいと思っている。彼は我々の文化に完璧にフィットし、素晴らしい戦力補強となる」

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