ミランがサーレマーケルスの売却も検討、ツィエクら新戦力確保なら出番減は確実か

2022.06.28 15:33 Tue
Getty Images
ミランがベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(23)の売却を検討しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。

2020年9月に母国のアンデルレヒトからミランへと加入したサーレマーケルス。スピーディな突破や攻守にわたる献身的なサポートが魅力の右サイドアタッカーだが、ゴールへの直接関与の少なさはマイナスポイント。今シーズンは公式戦46試合に出場しながら2得点3アシストにとどまっており、同ポジションにおいては今年2月以降、ブラジル人MFジュニオール・メシアス(31)にスタメンを譲る機会が増えていた。

ミランは新シーズンへ向けて複数のアタッカー獲得を目指しており、チェルシーの元モロッコ代表MFハキム・ツィエク(29)やレアル・マドリーのスペイン代表FWマルコ・アセンシオ(26)など、さまざまなビッグネームが取り沙汰されている。メシアスもクロトーネからの完全移籍移行が確実視されるなか、ミランはサーレマーケルスの移籍金を2000万ユーロ(約28億6000万円)程度と見積もっており、適切なオファーが舞い込めば売却を躊躇しない考えとみられる。
現在までに正式なオファーは届いていないものの、選手本人も新シーズンはこれまで通りの出場機会を得られない可能性が高いと認識しており、他クラブからの関心には耳を傾けるつもりのようだ。

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