積極性でゴールを奪った遠藤純「『来い』と思っていた」、熊谷紗希は「次に繋がるチャレンジができた」と連勝を評価

2022.06.28 10:35 Tue
©︎JFA
なでしこジャパンの3選手が、フィンランド女子代表戦を振り返った。

1年後に女子ワールドカップを控えるなでしこジャパンは、欧州遠征を実施。24日にはセルビア女子代表に5-0で圧勝しており、中2日でフィンランド戦を迎えた。

6名の先発を変更した池田太監督。システムは[4-4-2]を採用すると、前半13分にオウンゴールで先制。しかし、18分にゴールを許し、1-1で試合を折り返す。
セルビア戦同様に前半はチャンスを作りながらも崩し切れずに終わったが、後半は選手交代を敢行し流れを掴みに行く。

すると47分に遠藤純が勝ち越しゴールを決めると、58分に高橋はな、74分に植木理子、そして終了間際の89分に長谷川唯がゴール。終わってみれば、5-1で圧勝。欧州遠征2試合で共に5得点を奪い連勝で終えた。
この試合で勝ち越しゴールを決めたMF遠藤純(エンジェル・シティ/アメリカ)はゴールを振り返り、「ゴールは(清水)梨紗さんからのボールでしたが、正直自分自身は準備ができていなかったです。ただボールがマイナスに落ちてきた時に行けると思いました」と、あまり良い状態でボールを受けたわけではなかったとコメントした。

ただ、「良いタイミングで走った時にちょうど梨紗さんからボールが来たので、あとは決めきるだけだったので良かったです。『来い』と思っていました」と、ゴールを決めたい意欲を持っていたことを明かした。

また「サイドでボールを受けた時に、前半はオープンで持って1番にクロスをと思っていましたが、後半は自分が中に入ってドリブルをすることが増えました。そこは自分でスイッチを1つ変えたところでした」と語り、前半は積極的にシュートに行けなかったが、後半はそこを修正したことでゴールにつながったようだ。

セルビア女子代表戦に続いて2試合連続でゴールを決めた植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)は、この試合のゴールについて「狙ったというか、思うがままに打ちました。FWらしいゴールだったと思います」と、自身でもゴールを称賛した。

この2連戦については「まずは勝って帰れるのが嬉しいです。AFC女子アジアカップは負けて帰ったので、悔しい思いが強かったです。勝って反省できるというのはチームとしても良いし、個人としてもゴールを決められたので良かったです」と、課題はありながらも結果が残ったことは良かったとした。

コンディション面でも厳しい中での2試合となったが、「気温も暑かった中、チームが前から行くサッカーをし、前線の選手がハードワークをして流れを作ってくれていました。前半はそれをベンチで見ていた中で後半の頭から入るとなって、その流れを無駄にしてはいけないと思いました。相手が疲れていたので自分が突け入る隙があるなと思っていました」と、ハードワークするチームの流れにしっかり乗れたと振り返った。

キャプテンとして2試合を戦ったDF熊谷紗希(バイエルン/ドイツ)は「(セルビア戦から)相手が変わったので自分たちの戦い方も少し違って、その中で前半は少し自分たちが思った形で前に進めなかったです」と前半の戦い方を反省。「良い形でボールを奪えてもそれが自分たちのボールにならなかったりということがありました」と、やりたいことをやれても上手くいっていない感覚があったという。

ただ「結果勝ち切れたことは良かったですし、トータル2試合戦って、相手がどうこうでなく自分たちが次に向かう、次に繋がるチャレンジができたと思います」とコメント。チームとして結果を残して課題に向き合えることが良いことだとした。

なでしこジャパンは7月にEAFF E-1サッカー選手権に参加する。

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