「理想の移籍先」居場所を失いつつある南野拓実の新天地はニューカッスル? 現地ではオススメ選手として紹介
2022.04.27 11:55 Wed
好調を維持し、4冠の可能性を残すチームとは裏腹に、リバプールで苦しい状況に立たされている日本代表MF南野拓実(27)だが、移籍のオススメ選手にピックアップされている。
リバプールは30日、プレミアリーグ第35節でニューカッスルと対戦する。首位のマンチェスター・シティと勝ち点差1の状況で、1試合も落とせないリバプール。対するニューカッスルは、残留争いを繰り広げていた中、エディ・ハウ監督就任後にV字回復。2月に降格圏を脱出すると、現在はリーグ戦4連勝中で、9位まで浮上している。
両者の対戦を前に、イギリス『HITC』はこの対戦でニューカッスルは選手の品定めをする良い機会だと報道。夏の移籍市場に向けて、選手を見極める可能性があるとした。
ニューカッスルは、昨年10月にサウジアラビアの公的投資基金であるPIFに買収され、莫大な資金を手にした。冬の移籍市場ではリヨンのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスを総額4000万ポンド(約61億8000万円)で獲得したとされ、その他にも大型補強。あくまでも残留に向けた補強を行ったが、今夏は更なる補強戦略を立てているとされている。
『HITC』はリバプールからニューカッスルが獲得すべき4選手をピックアップ。その中に、南野が含まれていた。
エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノという強力3トップに割って入ることが期待された中、なかなか出番がもらえず。さらに、南野より後に加入したポルトガル代表FWジオゴ・ジョタに一気に追い抜かれると、2022年1月に加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスにも序列を抜かれることになってしまった。
今シーズンはカップ戦要員として重宝され、FAカップでは4試合で3ゴール、EFLカップ(カラバオカップ)では5試合で4ゴール1アシストを記録。EFLカップではチームのタイトル獲得に貢献した一方で、決勝では出番をもらえないという憂き目に遭い、クラブ内での立ち位置が明確に。契約は2024年夏まで残すが、厳しい状況は変わらないとみられている。
その影響はリーグ戦にも出ており、2月以降のリーグ戦は2試合で2分しかプレーせず、8試合出番なし。さらに直近4試合はベンチにすら入っていない状況と、居場所を失っている。
『HITC』は、リバプールが放出について検討している可能性があるとし、移籍が噂されるフランス人FWアラン・サン=マクシマンの後継者として良いのではないかとされている。
また、エディ・ハウ監督の戦術にはピッタリで、ポジショニングの良さは生きるとの見解。サポート役だけでなく、主軸として攻撃を牽引できると、太鼓判を押し「理想の移籍先になる」としている。
なお、『HITC』はGKクィービーン・ケレハー(23)、DFジョー・ゴメス(24)、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン(28)も獲得できる候補として挙げている。果たして、このオススメ通りの結末になるのか。カタール・ワールドカップ(W杯)を控えているだけに、南野にとってはプレーできる環境に身を置いて欲しいものだ。
リバプールは30日、プレミアリーグ第35節でニューカッスルと対戦する。首位のマンチェスター・シティと勝ち点差1の状況で、1試合も落とせないリバプール。対するニューカッスルは、残留争いを繰り広げていた中、エディ・ハウ監督就任後にV字回復。2月に降格圏を脱出すると、現在はリーグ戦4連勝中で、9位まで浮上している。
両者の対戦を前に、イギリス『HITC』はこの対戦でニューカッスルは選手の品定めをする良い機会だと報道。夏の移籍市場に向けて、選手を見極める可能性があるとした。
『HITC』はリバプールからニューカッスルが獲得すべき4選手をピックアップ。その中に、南野が含まれていた。
南野はザルツブルクから2020年1月に725万ポンド(約11億6300万円)で獲得。サウサンプトンへの武者修行も経験し、リバプールでは公式戦54試合で13ゴール3アシストを記録している。
エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミノという強力3トップに割って入ることが期待された中、なかなか出番がもらえず。さらに、南野より後に加入したポルトガル代表FWジオゴ・ジョタに一気に追い抜かれると、2022年1月に加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスにも序列を抜かれることになってしまった。
今シーズンはカップ戦要員として重宝され、FAカップでは4試合で3ゴール、EFLカップ(カラバオカップ)では5試合で4ゴール1アシストを記録。EFLカップではチームのタイトル獲得に貢献した一方で、決勝では出番をもらえないという憂き目に遭い、クラブ内での立ち位置が明確に。契約は2024年夏まで残すが、厳しい状況は変わらないとみられている。
その影響はリーグ戦にも出ており、2月以降のリーグ戦は2試合で2分しかプレーせず、8試合出番なし。さらに直近4試合はベンチにすら入っていない状況と、居場所を失っている。
『HITC』は、リバプールが放出について検討している可能性があるとし、移籍が噂されるフランス人FWアラン・サン=マクシマンの後継者として良いのではないかとされている。
また、エディ・ハウ監督の戦術にはピッタリで、ポジショニングの良さは生きるとの見解。サポート役だけでなく、主軸として攻撃を牽引できると、太鼓判を押し「理想の移籍先になる」としている。
なお、『HITC』はGKクィービーン・ケレハー(23)、DFジョー・ゴメス(24)、MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン(28)も獲得できる候補として挙げている。果たして、このオススメ通りの結末になるのか。カタール・ワールドカップ(W杯)を控えているだけに、南野にとってはプレーできる環境に身を置いて欲しいものだ。
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プレミアリーグ第29節延期分、ニューカッスルvsクリスタル・パレスが16日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが5-0で圧勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は57分から途中出場した。 前節、マンチェスター・ユナイテッドに4-1で圧勝し、公式戦5連勝で4位に浮上したニューカッスル。悲願の初優勝を果たしたEFLカップ決勝開催に伴う延期分となったミッドウィーク開催のホームゲームではボトムハーフ相手にさらなる連勝を狙った。 一方、前節はマンチェスター・シティに2-5の逆転負けを喫し、公式戦8試合ぶりの黒星となった12位のパレス。バウンスバックの白星を目指した中3日でのアウェイゲームでは鎌田がベンチスタートとなった。 立ち上がりからホームチームが攻勢を仕掛けると、7分には高速カウンターから決定機。右サイドのスペースに飛び出したマーフィーが正確な折り返しを供給すると、ペナルティアーク付近に走り込んだイサクが右足ダイレクトシュートをゴール右隅へ飛ばすが、ここはGKヘンダーソンの好守に遭う。 続く9分にもトリッピアーとの連携で右サイドを崩したマーフィーから再び正確なクロスが上がるが、ボックス中央でイサクが放ったヘディングシュートは枠を捉え切れず。 それでも、14分には序盤から攻撃で違いを見せていたマーフィーがトリッピアーとのパス交換で右のポケットに侵入すると、角度のないところからニア上を射抜く鋭い右足シュートを突き刺し、先制点をもたらした。 一方、早い時間帯の失点となったパレスもマテタ、サール、エゼの前線の機動力やキープ力を活かして縦に速い仕掛けでチャンスの糸口を見いだそうとする。 そんななか、30分過ぎにはセットプレーの際にリチャーズとGKポープが交錯。オンフィールド・レビューの末にニューカッスルGKのパンチングがアフターで入ったとの判定でPKが与えられる。だが、キッカーのエゼが駆け引きして右を狙って蹴ったシュートはポープが完璧な読みでストップした。 するとピンチの後にチャンスあり。このPKストップ直後の38分にはボックス左へ抜け出したバーンズの折り返しがDFグエイにディフレクトして大きくコースが変わってニア下に吸い込まれ、オウンゴールの形で追加点が生まれる。 一連の流れで完全に勢いに乗ったホームチームは7分が加えられた前半アディショナルタイムで畳みかける攻めをみせ、一気に試合を決めた。まずはアディショナルタイム2分、トナーリのスルーパスで左サイドを突破したバーンズがボックス左から左足シュートを右隅へ流し込み、リーグ3試合連続ゴール。さらに、アディショナルタイム8分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でボールサイドのトリッピアーがずらしたボールをマーフィーがゴール前のスペースに流し込むと、マークを振り切ったシェアのヘディングシュートが決まった。 前半の4ゴールによって圧倒的なアドバンテージを得て試合を折り返したニューカッスル。これに対してパレスは選手交代を行わず、同じメンバーで後半45分の戦いに臨んだ。 後半もニューカッスル優勢の展開が続くと、パレスは57分に3枚替えを敢行。エゼ、マテタ、ヒューズを下げて鎌田、エンケティア、ウォートンを投入した。 しかし、この交代直後の58分にはパレスのビルドアップに圧力をかけたニューカッスルがジョエリントンのプレスでラクロワのボールロストを誘発し、ショートカウンターの形からイサクのミドルシュートでトドメの5点目を奪った。 これで勝利を確信したホームチームは殊勲のマーフィー、ジョエリントンを下げてゴードン、ウィロックを同時投入。ゲームクローズへの意識を強めていく。 以降は意地を見せたいパレスが球際でイーブンに持ち込んだものの、鎌田らのセットプレーを含めチャンスに持ち込む部分で苦戦が続く。 その後、互いに交代カードを使い切って臨んだ後半終盤は省エネモードで時計を進めるニューカッスルに対して、パレスは途中出場の鎌田やエンケティアがボックス付近で足を振って一矢報いるゴールを目指したが、相手の堅守を最後までこじ開けることはできず。 この結果、ホームで完勝のニューカッスルが公式戦6連勝で、ノッティンガム・フォレストを抜いて3位に浮上した。敗れたパレスは2試合連続5失点での連敗となった。 ニューカッスル 5-0 クリスタル・パレス 【ニューカッスル】 ジェイコブ・マーフィー(前14) オウンゴール(前38) ハーヴィー・バーンズ(前48) ファビアン・シェア(前53) アレクサンダー・イサク(後13) 2025.04.17 05:32 Thu4
今季のプレミアで最も代理人に手数料を支払ったのはチェルシー、2度の移籍期間で114.2億円
2024-25シーズンの2度の移籍期間で最も代理人手数料を支払ったクラブが判明した。その金額は6038万4449ポンド(約114億2000万円)とのことだ。 シーズンも佳境に迫る中、イングランドサッカー協会(FA)は2024年2月2日から2025年2月3日までの期間で、FAに登録されているクラブおよびサッカーエージェントの最新の支払い金額を公表した。 最も代理人に手数料を支払っていたのはチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから多額の資金を補強に投じている中、2024年夏にポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(現ミラン)やFWペドロ・ネト、MFキーナン・デューズバリー=ホールらを補強し、6038万4449ポンド(約114億2000万円)を支払っている。 2位はマンチェスター・シティで5212万6339ポンド(約98億5700万円)。FWサヴィオやFWオマル・マーモウシュ、MFニコラス・ゴンサレス、DFアブドゥコディル・クサノフなどを獲得している。 3位はマンチェスター・ユナイテッドで3302万2197ポンド(約62億4300万円)を支払っており、DFレニー・ヨロ、FW ジョシュア・ザークツィー、DFマタイス・デ・リフトなどを獲得していた。 プレミアリーグの20クラブの総額では4億913万7387ポンド(約773億5000万円)を代理人に支払っているという。 なお、この数字は数字が公表され始めてから初めての減少になったとのことだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)では日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが1位となり、1883万6447ポンド(約35億6200万円)となった。なお2位のバーンリーは530万5608ポンド(約10億円)となっており、3倍以上の金額を投資していた。 <span class="paragraph-title">【データ】2024-25シーズン代理人手数料ランキング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/plclub2024-25.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <table style="max-width:100%;background-color: #dfdfdf;"> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 順位 </td> <td style="font-size:0.8em; "> チーム名 </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; "> 金額 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 1位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> チェルシー </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 6038万4449 / 約114億2000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 2位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 5212万6339 / 約98億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 3位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> マンチェスター・ユナイテッド </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£3302万2197 / 約62億4300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 4位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アストン・ビラ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2507万7873 / 約47億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 5位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ニューカッスル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2436万6737 / 約46億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 6位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> アーセナル </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2279万1917 / 約43億800万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 7位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> リバプール </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 2083万5652 / 約39億4000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 8位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウェストハム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1901万9377 / 約35億9600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 9位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> トッテナム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1842万9639 / 約34億8400万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 10位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブライトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1655万3102 / 約31億3000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 11位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ボーンマス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1642万5116 / 約31億500万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 12位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ブレントフォード </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1476万2657 / 約27億9000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 13位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ウォルバーハンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1350万560 / 約25億5200万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 14位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> ノッティンガム・フォレスト </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1299万1664 / 約24億5600万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 15位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> フルアム </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1275万1674 / 約24億1000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 16位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> クリスタル・パレス </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 1195万2031 / 約22億6000万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 17位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> レスター・シティ </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 982万4219 / 約18億5700万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 18位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> エバートン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 915万6995 / 約17億3100万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 19位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> サウサンプトン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 890万718 / 約16億8300万円 </td></tr> <tr><td style="font-size:0.8em; "> 20位: </td> <td style="font-size:0.8em; "> イプスウィッチ・タウン </td> <td> </td><td style="font-size:0.8em; ">£ 626万4471 / 約11億8500万円 </td></tr> </table> 2025.04.15 15:40 Tue5