ベイルがマルカの“寄生虫”記事に怒りの反撃 「本当の寄生虫は誰なのか?」
2022.03.26 07:30 Sat
レアル・マドリーのウェールズ代表FWガレス・ベイルが、自身を「寄生虫」と侮辱したスペイン『マルカ』の記事を受け、自身のSNSで反撃を行った。
しかし、その殊勲者に対して、スペインでは同選手がマドリーで欠場が続きながら代表戦で眩い輝きを放っていることから、クラブから法外な給与を吸い取る「寄生虫」と揶揄する侮辱的な記事や、テレビ番組『エル・チリンギート』で早急に解雇すべきとの批判的なコメントが相次いだ。
一連の報道を受け、ベイルは25日に自身の公式SNSを通じてスペインメディアに対して反撃を行った。
「デイリー・メールは、マルカによるこの卑劣で蔑称的で投機的なジャーナリズムに光を当てている」
「幸いなことに、僕は世間の注目を浴びている間に面の皮が厚くなった。だからといって、このような悪意ある記事を書かれた側が、個人的にも仕事上でも損害や動揺を受けないとは限らない」
「僕は、メディアが人々の精神的・肉体的な健康に与える影響を目の当たりにしてきた」
「メディアは、プロアスリートの超人的なパフォーマンスを期待し、彼らが結果を出したときには真っ先に一緒に喜ぶ。しかし、彼らがほんのわずかなヒューマンエラーを見せたときには、一緒に同情するどころか、ズタズタに引き裂かれ、ファンの怒りと失望を助長する」
「アスリートにとって日々のプレッシャーは計り知れないものであり、メディアのネガティブな関心が、すでにストレスを抱えているアスリートや人前に出る人を簡単に崖っぷちに追い込んでしまうことは火を見るより明らかだ」
「僕は、自分たちの子供がニュースを理解できる年齢になるまでに、ジャーナリズムの倫理と基準がより厳しく適用されることを望む」
「だから、僕は自分のプラットフォームを使って、公に話す方法の変化を促したい。その多くは、しばしば非現実的な期待に応えられないからと、人々を批判する人間たちだ」
「本当のパラサイト(寄生虫)は誰なのか?」
ベイルに関しては、所属するマドリーでの幾つかの軽率な振る舞いがメディアだけでなくマドリディスタの不興を買っている部分は間違いなくある。だが、今回のスペインメディアによる卑劣な報道は、間違いなく一線を越えたものだ。
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ベイルは24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ準決勝のオーストリア代表戦に出場。前半に見事な直接FKを決めて先制点を挙げると、後半にも豪快なシュートを決めて2点目を記録。チームの2-1の勝利の立役者となった。一連の報道を受け、ベイルは25日に自身の公式SNSを通じてスペインメディアに対して反撃を行った。
「デイリー・メールは、マルカによるこの卑劣で蔑称的で投機的なジャーナリズムに光を当てている」
「メディアの冷淡さと容赦のなさのために人々が自らの命を絶とうとしている昨今、誰がこれらのジャーナリストと、彼らにこのような記事を書かせる報道機関に責任を負わせているのか、僕は知りたいと考えている」
「幸いなことに、僕は世間の注目を浴びている間に面の皮が厚くなった。だからといって、このような悪意ある記事を書かれた側が、個人的にも仕事上でも損害や動揺を受けないとは限らない」
「僕は、メディアが人々の精神的・肉体的な健康に与える影響を目の当たりにしてきた」
「メディアは、プロアスリートの超人的なパフォーマンスを期待し、彼らが結果を出したときには真っ先に一緒に喜ぶ。しかし、彼らがほんのわずかなヒューマンエラーを見せたときには、一緒に同情するどころか、ズタズタに引き裂かれ、ファンの怒りと失望を助長する」
「アスリートにとって日々のプレッシャーは計り知れないものであり、メディアのネガティブな関心が、すでにストレスを抱えているアスリートや人前に出る人を簡単に崖っぷちに追い込んでしまうことは火を見るより明らかだ」
「僕は、自分たちの子供がニュースを理解できる年齢になるまでに、ジャーナリズムの倫理と基準がより厳しく適用されることを望む」
「だから、僕は自分のプラットフォームを使って、公に話す方法の変化を促したい。その多くは、しばしば非現実的な期待に応えられないからと、人々を批判する人間たちだ」
「本当のパラサイト(寄生虫)は誰なのか?」
ベイルに関しては、所属するマドリーでの幾つかの軽率な振る舞いがメディアだけでなくマドリディスタの不興を買っている部分は間違いなくある。だが、今回のスペインメディアによる卑劣な報道は、間違いなく一線を越えたものだ。
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