「間違いなく戦力」と語る国内組からの抜擢の少なさを日本代表・森保一監督が説明「余剰な戦力として招集させてもらうことはしてはいけない」
2022.01.22 15:31 Sat
日本サッカー協会(JFA)は22日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表メンバー23名を発表した。ここまで6試合を終えて4勝2敗の勝ち点12で2位につける日本。9月、10月と共に初戦を落とし苦しい戦いを強いられたが、10月にオーストラリア代表を下すと、11月はベトナム代表、オマーン代表に連勝し、2位に浮上した。
27日には中国代表と、2月1日にはサウジアラビア代表と対戦する日本。2試合の結果次第では、首位浮上の可能性もある今回のシリーズだが、キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)をはじめ、数名がケガで招集できない事態に。それでも、MF久保建英(マジョルカ)やMF堂安律(PSV)らが復帰するなど、現時点でのベストメンバーを招集した。
森保一監督はメンバー発表会見にて今回の2試合について言及した。
「アジア最終予選に向けて、最善の準備をして、この2試合勝ち点3を掴み取れるように、これから与えられた時間の中で準備をしたいと思います」
また、メディアの質問に応対。メンバー招集について、そしてこの2試合の位置付けについて語った。
17日から21日まで国内組のみでトレーニングキャンプを行っていたが、そこから招集されたのは6名。いずれも代表常連組となった。
海外組が多く招集されている今回のメンバー。シーズン中の海外組と、シーズン前の国内組のコンディションについて、森保監督は言及した。
「まずは昨日まで国内組で代表のキャンプをさせてもらって、間違いなく、昨日までのキャンプで一生懸命ベストを尽くしてくれた選手がこの代表の戦力であることは確認させてもらいました」
「残念ながら毎回活動の際には招集できる人数は決まっていますし、これまでの活動と今の精神状態、これからどうチームを作っていこうという中で、総合的に考えて、あまり変わっていないと思われる方もいらっしゃると思います」
「彼らを選んでいなくても代表チームのメンバー、ラージグループにはいるということ。いつでも代表チームに参加してもらい、戦える戦力であるということは、私自身強く感じましたし、昨日のキャンプが終わって、最後に選手にも伝えました」
「まず総合的に考えてという部分で、このメンバーが中国戦、サウジアラビア戦に現段階でのベストだと思い選ばせていただきました」
「海外組のコンディション、国内組のコンディションですが、海外組の選手たちは今年に入ってから2試合、3試合プレーしている状況です。試合勘という部分でのフィット感は、海外組の方が公式戦をこなしている分、コンディションは良いのかなと思っています」
「国内組で選ばせてもらった選手たちは、これまでも代表の中で継続して招集させてもらっているメンバーが多いです。連係・連動の面であってもよりスムーズにいくということ、昨日までのキャンプの中でコンディションは上がってきているという確認の下、選考させてもらいました」
「実際に全員が集まってから中国戦まで練習できる時間は少ないですが、コンディションを見極めて、中国戦に向けてベストなメンバーを選びたいと思います」
また、今回対戦する中国代表、サウジアラビア代表の印象についてコメント。選手たちには代表モードに切り替えてもらいたいとした。
「まずは中国戦が先に来ますので、中国の印象ということで話したいですが、監督が代わられて、選手選考をして、新たにチーム作りをしているということで、戦術的な部分が何も見えていないので、非常に難しい戦いになると思っています」
「サウジアラビアは攻守ともにアグレッシブで、積極的に仕掛けてくるチームだと思っています」
「両チームに対して、我々がどう戦っていくかということが大切だと思いますが、1試合1試合目の前の試合で相手に勝つために分析をします」
「まずは今回の代表戦では、9月、10月、11月は1カ月ごとに試合ができて、成果と課題を踏まえながら積み上げて活動してこれましたが、今回は12月は試合がなかったので、活動期間が空いて、中国戦を迎えることになります」
「選手たちがオフであったり、所属チームの活動が長くなる中で、代表チームへの戦術とマインドを切り替えてもらえるように、我々がどう戦うかの全体のコンセプトを整理して戦って、より1人1人が思い切ってプレーできるように、チームとしてスムーズに連係・連動できるように、自分たちのことをしっかりしなければいけないと思っています」
また2試合のW杯に向けての位置付けについては「W杯に出場するため、その先の目標を掴むためにはこの2試合は非常に大切となります。W杯予選ですでに2敗している中で、我々はトーナメントを戦うという気持ちで1試合1試合、目の前の試合を戦って勝って、前進していきたいと思います」と語り、この2試合もしっかりと勝ちたいと語った。
これまでは23名よりも多くの選手を招集し、ケガや出場停止、そして新型コロナウイルス(COVID-19)の対策をしてきたが、今回は23名の招集となった。
その点についても森保監督は説明。コロナ禍の難しい中で、余剰の招集をしなかったとし、国内組についてもシーズン開幕前のチーム作りの時期に規定より多く招集することは避けたと語った。
「今回の代表戦についても、プラス何人かの選手でチームを構成して、2試合に臨むということも考えました。これまでのアジア最終予選では何人かの選手をプラスアルファで呼ばせていただき、コロナ禍で制限の中で帯同しなければいけなかったり、ケガや累積警告での不足の事態に対応できるようにとプラスアルファで招集していました」
「メンバー外の選手たちにとっても、自分たちにできることをチームのために精一杯やってくれたりしているのを見せてもらったりした中で、今回もどのような状況でも代表チームへ参加することがその選手への成長に繋がる、チームにとっても結果を得られるということを考えましたが、長期間の中でプラスに選手を呼ぶという部分、海外組であれば、長時間移動してきて色々なチーム内での競争の中で勝っていくのが難しくなったり、リスクがある中で選手が来て、代表チームに合流してくるリスク等々を考えた時にどうしたら良いのかと考えて判断しました」
「国内組の選手たちもキャンプをさせてもらい非常に良いパフォーマンスを見せてもらって、代表への想いを表してくれて、活動してくれていたので、メンバーに入る、入らないは別として、チームの中で一緒に活動してもらおうと思いましたが、Jリーグであるならばシーズンの立ち上げのチーム作りの重要な時期に、我々が余剰な戦力として招集させてもらうことはしてはいけないということで判断しました」
「選手にとっても代表の活動はどんな立場で出ても絶対的に選手としてプラスに働く活動になると思っていますが、コロナ禍で厳しいルールがある中で、活動をしたり、活動の後に隔離期間があって、その後に戻るということの選手たちのメンタル面であったり、パフォーマンス面でのことも考えると、招集できるちょうどの人数で活動させてもらうことが良いと判断しました」
「コロナ禍でいつ何が起こって選手が欠けてしまうかわからないということはあり得ると思いますが、もしそうなった時はこれまで力を見せてくれている選手たちにチームに参加してもらい、戦力として考えていきたいなと思いますし、そこで一緒に戦えることを考えたいと思います」
その中で、不測の事態があった場合の追加招集に関しては、海外からの入国ルールがあるとしながらも、国内外どちらも考えているとした。
「まだ招集については海外組のコロナの陰性証明をもって日本に入国できる期間内であれば、国内外問わず考えたいと思います。今回の国内組のキャンプをさせていただいて、結果的に選ばれなかった選手は多数いますが、間違いなく戦力になると思わせてくれる選手がたくさんいました」
「その中で、本来であれば中国戦に向けて招集させてもらっても良い選手はいましたが、一旦はクラブに戻ってもらいながら、もう一度代表に力を貸してもらう状況になった場合は、改めて力を貸してもらいたいと思っています」
「選手たちが代表にかける思いと、上手くなってやろう、もっと良い選手になってやろうという思いは存分に伝わってくるプレーを見せてくれたので、招集できる状況になった時には、国内の選手たちに期待をしていきたいなと思っています」
「この代表に向けての国内組のキャンプということで、もちろん目的はありましたが、日本のサッカー、代表の更なるレベルアップ塗装の厚さを作ることは、今回の国内キャンプは大きかったと思います」
「どんな状況でも戦力、選手層を落とすことなく戦えると感じましたし、国内組だけでチームを組ませてもらったことがクラブに戻ってからの刺激になると思いますし、代表の経験をした選手たちがチームに戻ることで、色々な選手の刺激になってくれると思います」
「Jリーグであったり、大学、高校、日本サッカー全体の盛り上がりに繋がればと思って招集させてもらっています。今回の国内組のキャンプは、中国戦に向けて、日本サッカー全体のパワーとなればと思っています」
27日には中国代表と、2月1日にはサウジアラビア代表と対戦する日本。2試合の結果次第では、首位浮上の可能性もある今回のシリーズだが、キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)をはじめ、数名がケガで招集できない事態に。それでも、MF久保建英(マジョルカ)やMF堂安律(PSV)らが復帰するなど、現時点でのベストメンバーを招集した。
「アジア最終予選に向けて、最善の準備をして、この2試合勝ち点3を掴み取れるように、これから与えられた時間の中で準備をしたいと思います」
「試合では1試合1試合多くの皆様に応援していただけると思いますので、勝って笑顔になっていただく、喜んでいただく、選手の頑張りを見ていただき、サポーターの皆様、国民の皆様に元気や勇気を届けられるように、ベストを尽くして戦いたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」
また、メディアの質問に応対。メンバー招集について、そしてこの2試合の位置付けについて語った。
17日から21日まで国内組のみでトレーニングキャンプを行っていたが、そこから招集されたのは6名。いずれも代表常連組となった。
海外組が多く招集されている今回のメンバー。シーズン中の海外組と、シーズン前の国内組のコンディションについて、森保監督は言及した。
「まずは昨日まで国内組で代表のキャンプをさせてもらって、間違いなく、昨日までのキャンプで一生懸命ベストを尽くしてくれた選手がこの代表の戦力であることは確認させてもらいました」
「残念ながら毎回活動の際には招集できる人数は決まっていますし、これまでの活動と今の精神状態、これからどうチームを作っていこうという中で、総合的に考えて、あまり変わっていないと思われる方もいらっしゃると思います」
「彼らを選んでいなくても代表チームのメンバー、ラージグループにはいるということ。いつでも代表チームに参加してもらい、戦える戦力であるということは、私自身強く感じましたし、昨日のキャンプが終わって、最後に選手にも伝えました」
「まず総合的に考えてという部分で、このメンバーが中国戦、サウジアラビア戦に現段階でのベストだと思い選ばせていただきました」
「海外組のコンディション、国内組のコンディションですが、海外組の選手たちは今年に入ってから2試合、3試合プレーしている状況です。試合勘という部分でのフィット感は、海外組の方が公式戦をこなしている分、コンディションは良いのかなと思っています」
「国内組で選ばせてもらった選手たちは、これまでも代表の中で継続して招集させてもらっているメンバーが多いです。連係・連動の面であってもよりスムーズにいくということ、昨日までのキャンプの中でコンディションは上がってきているという確認の下、選考させてもらいました」
「実際に全員が集まってから中国戦まで練習できる時間は少ないですが、コンディションを見極めて、中国戦に向けてベストなメンバーを選びたいと思います」
また、今回対戦する中国代表、サウジアラビア代表の印象についてコメント。選手たちには代表モードに切り替えてもらいたいとした。
「まずは中国戦が先に来ますので、中国の印象ということで話したいですが、監督が代わられて、選手選考をして、新たにチーム作りをしているということで、戦術的な部分が何も見えていないので、非常に難しい戦いになると思っています」
「サウジアラビアは攻守ともにアグレッシブで、積極的に仕掛けてくるチームだと思っています」
「両チームに対して、我々がどう戦っていくかということが大切だと思いますが、1試合1試合目の前の試合で相手に勝つために分析をします」
「まずは今回の代表戦では、9月、10月、11月は1カ月ごとに試合ができて、成果と課題を踏まえながら積み上げて活動してこれましたが、今回は12月は試合がなかったので、活動期間が空いて、中国戦を迎えることになります」
「選手たちがオフであったり、所属チームの活動が長くなる中で、代表チームへの戦術とマインドを切り替えてもらえるように、我々がどう戦うかの全体のコンセプトを整理して戦って、より1人1人が思い切ってプレーできるように、チームとしてスムーズに連係・連動できるように、自分たちのことをしっかりしなければいけないと思っています」
また2試合のW杯に向けての位置付けについては「W杯に出場するため、その先の目標を掴むためにはこの2試合は非常に大切となります。W杯予選ですでに2敗している中で、我々はトーナメントを戦うという気持ちで1試合1試合、目の前の試合を戦って勝って、前進していきたいと思います」と語り、この2試合もしっかりと勝ちたいと語った。
これまでは23名よりも多くの選手を招集し、ケガや出場停止、そして新型コロナウイルス(COVID-19)の対策をしてきたが、今回は23名の招集となった。
その点についても森保監督は説明。コロナ禍の難しい中で、余剰の招集をしなかったとし、国内組についてもシーズン開幕前のチーム作りの時期に規定より多く招集することは避けたと語った。
「今回の代表戦についても、プラス何人かの選手でチームを構成して、2試合に臨むということも考えました。これまでのアジア最終予選では何人かの選手をプラスアルファで呼ばせていただき、コロナ禍で制限の中で帯同しなければいけなかったり、ケガや累積警告での不足の事態に対応できるようにとプラスアルファで招集していました」
「メンバー外の選手たちにとっても、自分たちにできることをチームのために精一杯やってくれたりしているのを見せてもらったりした中で、今回もどのような状況でも代表チームへ参加することがその選手への成長に繋がる、チームにとっても結果を得られるということを考えましたが、長期間の中でプラスに選手を呼ぶという部分、海外組であれば、長時間移動してきて色々なチーム内での競争の中で勝っていくのが難しくなったり、リスクがある中で選手が来て、代表チームに合流してくるリスク等々を考えた時にどうしたら良いのかと考えて判断しました」
「国内組の選手たちもキャンプをさせてもらい非常に良いパフォーマンスを見せてもらって、代表への想いを表してくれて、活動してくれていたので、メンバーに入る、入らないは別として、チームの中で一緒に活動してもらおうと思いましたが、Jリーグであるならばシーズンの立ち上げのチーム作りの重要な時期に、我々が余剰な戦力として招集させてもらうことはしてはいけないということで判断しました」
「選手にとっても代表の活動はどんな立場で出ても絶対的に選手としてプラスに働く活動になると思っていますが、コロナ禍で厳しいルールがある中で、活動をしたり、活動の後に隔離期間があって、その後に戻るということの選手たちのメンタル面であったり、パフォーマンス面でのことも考えると、招集できるちょうどの人数で活動させてもらうことが良いと判断しました」
「コロナ禍でいつ何が起こって選手が欠けてしまうかわからないということはあり得ると思いますが、もしそうなった時はこれまで力を見せてくれている選手たちにチームに参加してもらい、戦力として考えていきたいなと思いますし、そこで一緒に戦えることを考えたいと思います」
その中で、不測の事態があった場合の追加招集に関しては、海外からの入国ルールがあるとしながらも、国内外どちらも考えているとした。
「まだ招集については海外組のコロナの陰性証明をもって日本に入国できる期間内であれば、国内外問わず考えたいと思います。今回の国内組のキャンプをさせていただいて、結果的に選ばれなかった選手は多数いますが、間違いなく戦力になると思わせてくれる選手がたくさんいました」
「その中で、本来であれば中国戦に向けて招集させてもらっても良い選手はいましたが、一旦はクラブに戻ってもらいながら、もう一度代表に力を貸してもらう状況になった場合は、改めて力を貸してもらいたいと思っています」
「選手たちが代表にかける思いと、上手くなってやろう、もっと良い選手になってやろうという思いは存分に伝わってくるプレーを見せてくれたので、招集できる状況になった時には、国内の選手たちに期待をしていきたいなと思っています」
「この代表に向けての国内組のキャンプということで、もちろん目的はありましたが、日本のサッカー、代表の更なるレベルアップ塗装の厚さを作ることは、今回の国内キャンプは大きかったと思います」
「どんな状況でも戦力、選手層を落とすことなく戦えると感じましたし、国内組だけでチームを組ませてもらったことがクラブに戻ってからの刺激になると思いますし、代表の経験をした選手たちがチームに戻ることで、色々な選手の刺激になってくれると思います」
「Jリーグであったり、大学、高校、日本サッカー全体の盛り上がりに繋がればと思って招集させてもらっています。今回の国内組のキャンプは、中国戦に向けて、日本サッカー全体のパワーとなればと思っています」
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元イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレ(36)が交際していたヴィクトリア・ヴァルガさん(30)との結婚式を挙げた。 ペッレはレッチェやパルマ、サンプドリアなどの母国クラブや、AZやフェイエノールトを経て、2014年から2016年まではサウサンプトンで活躍。2016年夏から“爆買い”の流れに乗じて中国の山東魯能に加わった。 2021年1月にはパルマに加入し母国に復帰したが、シーズン終了後に退団してからはフリーの状況が続いている。 一方、ハンガリー出身でモデルのヴァルガさんは、ユーロ2016にイタリア代表として出場していたペッレをスタンドで応援する姿が美しすぎると話題になり、最もホットなWAGs(Wives and Girlfriends=フットボーラーたちの妻や彼女たちのことを差すフレーズ)の1人として知られていた。 2人は2021年1月に婚約していたが、この度改めて晴れの日を迎えることに。2人は2日に、ペッレの出身地である南イタリアのプーリア州にある、オストゥーニのどかな場所で式を挙げ、アヤックスのセルビア代表MFドゥシャン・タディッチやオランダ人指揮官のロナルド・クーマン氏などに囲まれながら、愛を誓った。 2人のインスタグラムには結婚式の幸せな様子が多々アップされているが、サウサンプトンで一緒にプレーした日本代表DF吉田麻也も反応。ハートの絵文字で祝福している。 <span class="paragraph-title">【写真】ペッレと“美人すぎる彼女”ヴァルガさんのウエディングショット!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CflIslfNmR7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CflIslfNmR7/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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主将として優勝した吉田麻也が減給…その理由は? チームに残った理由は小学生の娘、MLSの制度にも言及「とても不公平」
日本代表でもキャプテンを務め、2024シーズンはメジャーリーグ・サッカー(MLS)の優勝に貢献したロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也(36)だが、まさかの減給になったという。アメリカ『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えた。 名古屋グランパスでキャリアをスタートさせ、その後はVVVフェンロ、サウサンプトン、サンプドリア、シャルケでプレーした吉田。2023年8月にLAギャラクシーに加入した。 日本代表でもキャプテンを務め、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)から3大会連続で出場。127試合に出場し12ゴールを記録している。 その吉田は、LAギャラクシーでもキャプテンを務め、MLSで34試合2得点。MSLカップでも5試合1アシストを記録するなど、公式戦41試合で2ゴール1アシスト。3655分プレーし、チームで最もピッチに立った選手となった。 チーム内では最年長であり、大きな貢献をした吉田だが、減給になったという。 吉田は2024シーズンは80万ドル(約1億2300万円)の基本給を受け取っており、チーム内では6名が吉田以上のサラリーを受け取っていた。 吉田は「正直に言って、とても不公平だ」とコメント。「チャンピオンになったのに給料が減る。こんなことがあってはいけないと、誰もがわかっている」と、不満を口にした。 ただ、吉田の不満はLAギャラクシーではなく、MLSのサラリーキャップ制度に対して。厳しいサラリーキャップ制度を持つMLSでは、一部の優秀な選手に報いることができないものとなっている。 LAギャラクシーがMLSカップ決勝で起用した14選手のうち、吉田だけが今冬に契約の再交渉を行わなければいけないこととなった。U-22契約を結んでいたデヤン・ヨベリッチ、若手指定選手のガブリエル・ペックが、U-22イニシアチブ契約の年齢制限で契約が変更。2025シーズンのサラリーキャップを守るためには、100万ドル(約1億5500万円)以上の追加支払いが必要となり、コストカットに動く必要が出てきてしまった。 その結果、チームは選手を手放すことで資金を捻出。ウィル・クンツGMは「これは数学の問題であり、サッカーの問題ではない」と、戦力を考える以前に制限の問題を解決する必要があったとした。 手放したDFジャレン・ニールは地元で育った若き才能ある選手。ヨベリッチもLAギャラクシーが発掘した才能だが、2人ともチームを去らざるを得なかった。 吉田は「ファンは地元で育ち、クラブで成功した選手を見たいはず。これはごく普通のことだ」とコメント。サッカー面以外の部分で制約が生まれることは良くないとし、アメリカ国内で留まらない世界のサッカーを、野球やバスケットボールと同じ考えで運営することは競争に負けると訴えた。 「他のスポーツ、例えばバスケットボール、野球、アメリカンフットボールなどは、海外との競争はない。でも、サッカーは違う。世界中の競争相手のことを考えなければならない」 「契約が良ければ良いほど、選手はそこに行く。だから今、中東がとても人気がある。だから5年前、中国がとても人気があった。資本主義とはそういうものだ。そして僕は、アメリカは非常に資本主義的な国だと思っていた」 かつての北米サッカーリーグ(NASL)は、チームのオーナーが競い合った結果、湯水のように資金を投じ、結果として破産に追い込まれる形となった。そのため、MLSでは意図的にブレーキをかけている。 ただ、吉田は日本でもMLSへの関心が高まっていることを痛感。変化も必要だと訴えている。 「みんなからMLSについて聞かれた。MLSは凄く人気が出てきている」 「それと同時に、サラリーキャップが日本と異なるため、財政的に成長する必要がある。DP(特別指定選手)以外の選手には何も違いはない。これがカギだ。お金がなければ、誰も来ない」 特別指定選手制度によって、各クラブは2人までサラリーキャップに関係なく選手を獲得でき、そのためにヨーロッパで活躍した選手たちもプレーが可能となった。デイビッド・ベッカム氏が生み出した制度だが、その他の選手には大きな差は生まれない。 その中で、吉田が減給を受け入れた理由はなんなのか。他クラブからもオファーがあった中で、LAギャラクシーに残った理由は小学生の娘だったという。 「これは非常に複雑だ。娘の学校を変えたくはなかった」 「ここ数年、娘は1、2年ごとに新しい環境に移り、それは娘にとってはとても悲しいことだ。娘も年を重ねている」 娘のためにLAギャラクシーに残った吉田。減給を受け入れるだけの価値があると考えた吉田だが、2026年の北中米W杯や2028年のロサンゼルス五輪に向けてもプラスだと考えている。 「アメリカでこのようなネットワーク、関係、経験を持っていることは、将来にとって悪くない。だから、僕はこの短い期間ではなく、もっと長い期間を考えていた」 「正直に言って、難しい決断だった。経済的な状況に妥協することも難しいが、どうなるかわからない。サッカー以外でお金を稼ぐ必要がある」 チャンピオンになっても、中心選手として活躍してもサラリーが減るMLS。アメリカサッカーが成長を遂げ、世界と競争したいのであれば、新たな考えを持つ必要が出てきそうだ。 2025.02.13 11:00 Thu4
「本当に泣ける…」スペイン相手に劇的勝利、日本代表選手たちが勝利後のロッカー&バスで歌った曲は?久保建英がスピーカー持ってファンの前に
スペイン代表を劇的な逆転勝利で下し、ラウンド16に駒を進めた日本代表。日本サッカー協会(JFA)が、公式YouTubeチャンネルでスペイン戦の「Team Cam」を公開した。 1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節の日本vsスペイン。日本は勝てば自力でグループステージ突破を決められる試合となった。 初戦でドイツ代表を下す大金星を挙げ、世界中の注目を集めることとなった日本。スペインも撃破することは難しいとの見方が強かった中、試合は前半にアルバロ・モラタにヘディングを決められて失点。その後も支配されるが、1点ビハインドで前半を終えた。 1失点はプラン通りだという言葉が試合後には語られたが、ハーフタイムに投入された途中出場の堂安律が豪快な左足ミドルを決めて追いつくと、三笘薫の執念の折り返しを田中碧が押し込み逆転。その後、スペインに押し込まれ続けるが、集中して守り切り、2-1で逆転勝利。ドイツに続きスペインも撃破した。 試合前とハーフタイムにはキャプテンの吉田麻也が選手たちに気合いを入れる声をかけ、森保一監督も声を懸けた中、選手たちの頑張りで見事に勝利。そして、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 試合後のドレッシングルームでは選手たちがそれぞれ勝利を噛み締めると、ケツメイシの「仲間」を流し、板倉滉と川島永嗣がタオルを振って喜ぶ姿が。選手たちも抱き合って喜びを露わにしていた。 そしてスタジアムからホテルに戻る道中のバスでもケツメイシの曲が。久保建英がスピーカーを抱えて流れていたのは「涙」。選手たちは歌いながらバスを降り、ファンが出迎えるホテルに入って行った。 ホテルの外、ホテテルの中でも多くのファンが日本代表を歓迎。そして、日本以外のファンもしっかりと祝福してくれる事態となった。 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表選手たち、勝利を祝いみんなで歌った曲は?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G5XuGhH4wYU";var video_start = 1071;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.03 23:05 Sat5
新しい景色へ、日本代表スタメン発表!2ゴールの堂安律がスタメン、久保建英はメンバー外…3バック採用でクロアチア撃破に挑む
カタール・ワールドカップ(W杯)のラウンド16に臨む日本代表が、クロアチア代表戦のスターティングメンバーを発表した。 7大会連続7度目のW杯出場となった日本。新しい景色としてベスト8以上の結果を目標に設定して臨んだ大会では、ドイツ代表、スペイン代表と同居したグループステージで両国に勝利を収め、グループ首位でラウンド16に駒を進めた。 そのラウンド16の相手はクロアチア。1998年のフランスW杯、2006年のドイツW杯と2度本大会で対戦したことがあり、1分け1敗という成績。さらに、2018年の前回大会でクロアチアは準優勝の成績を残しており、日本にとってはまたしても難しい相手との試合となった。 その日本は、[3-4-2-1]のシステムを採用すると予想。GKに権田修一(清水エスパルス)を4試合連続で起用。最終ラインにはDF冨安健洋(アーセナル)が初先発。DF吉田麻也(シャルケ)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF長友佑都(FC東京)が並んだ。なお、DF板倉滉(ボルシアMG)は出場停止となる。 ボランチにはMF遠藤航(シュツットガルト)とMF守田英正(スポルティングCP)が入り、攻撃的なポジションにはMF鎌田大地(フランクフルト)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、そして今大会2ゴールのMF堂安律(フライブルク)を起用。1トップにFW前田大然(セルティック)という並びになった。 なお、体調不良で練習を欠席していた久保建英(レアル・ソシエダ)はメンバー外となっている。 新しい景色まではあと1つ。クロアチアという巨大な壁を乗り越えられるか。試合は24時にキックオフを迎える。 ◆日本代表スタメン GK:権田修一 DF:冨安健洋、吉田麻也、谷口彰悟 MF:伊東純也、遠藤航、守田英正、長友佑都 MF:堂安律、鎌田大地 FW:前田大然 2022.12.05 22:46 Mon日本の人気記事ランキング
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アジアカップの開幕が近づく中で、日本代表FW前田大然(セルティック)が自身の状態について言及した。 12日に開幕を迎えるアジアカップ2023。カタールで開催される中で日本代表は調整を続けている。 ケガの影響もあり9月以降の日本代表活動に参加できなかったが、復帰してアジアカップで合流。9日に行われたヨルダン代表とのトレーニングマッチでもゴールを記録していた。 前田は11日のトレーニング後に取材に応じ、ヨルダン戦についてコメント。「個人というかチームとして良い状態だと思います。ここ数回は辞退していたので、なんとか取り戻したいとやっていて、練習試合でしたけどしっかりゴールできて良かったです」と、ゴールを喜んだ。 セルティックでもリーグ戦5試合欠場したもの、12月中旬に復帰。5試合を戦った中、合流直前のセント・ミレン戦では10月以来のゴールを記録した。 「復帰してチームでも2、3試合やりましたし、こっちに来る前にゴールもできていたので、問題ないです」と状態は問題ないと語った前田。11日のトレーニングは途中で離脱したが「コンディションを上げたいという部分もありましたが、明日の練習から全然大丈夫なので問題ないです」と、大きな問題ではないとした。 開幕は12日だが、日本の初戦はベトナム代表と14日に行われる。カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア予選でも戦ったベトナム。格下ではあるが、簡単にも勝たせてもらえない相手だ。 前田は「練習前にミーティングしましたけど、ベトナムとは1点差のゲームが多くて、難しい試合になることは間違い無いです」とコメント。「ただ、前と比べるとチームは大きく進化しているので、自分たちのサッカーをすれば良い試合ができていると思います」と、今の日本代表の戦いができれば問題はないと語った。 一方で、トレーニングマッチのヨルダン戦ではカウンターから失点。前田は失点はない方が良いとしながらも、本大会前に確認できたことは良かったとした。 「失点してきていなかった中での失点ですが、試合をやっていればどうしてもしてしまいますし、大会前にチームとして経験できたこと、そういうこともあるということが分かったのはこれから先やっていく上で良かったかなと。失点は無い方がもちろんいいので、減らしていけば良いと思います」 今回の日本代表には、山梨学院大学附属高校の1つ先輩であるDF渡辺剛(ヘント)が招集されている。高校の先輩と代表では初の活動になるが、「一緒にやりたいというのは常にあったので、今回初めてそういう機会が得られたので、母校を盛り上げるように2人で活躍したいです」とコメント。ついに実現したことを喜んだ。 2024.01.11 23:57 Thu2
「笑顔良すぎる」「今回もスタジオアリス」日本代表の集合写真、ただ1人笑顔の上田綺世がまたも話題に「白い歯が眩しいです」
日本代表FW上田綺世(フェイエノールト)が、バーレーン代表戦でも笑顔だ。 31日、アジアカップ2023・ラウンド16でバーレーンと対戦した日本。ストライカーにはグループステージで3ゴールを決めている上田が起用された。 その上田は、久保建英(レアル・ソシエダ)のCKから強烈なヘディングシュートを放つなど序盤からゴールの匂いを漂わせると、後半に日本が失点を喫した直後に毎熊晟矢(セレッソ大阪)のパスから巧みなターンで相手3人を振り切りGKの股間を抜く豪快ゴール。ストライカーとしての仕事をしっかりと果たした。 そんな上田は、プレーとは別のところでも注目を集めている。 キックオフ前にスターティングメンバー11人が並んで撮影される集合写真で、上田は爽やかな笑顔。他の10人が臨戦態勢というようなきりっとした表情を見せる中、一際輝く笑顔を見せていた。 上田は、今大会初先発となったインドネシア代表戦でも、集合写真撮影時の笑顔が話題に。再びの笑顔炸裂には、ファンから「やっぱり今回もひとりだけスタジオアリス」、「いい笑顔だ」、「白い歯が眩しいです」、「上田綺世選手の素敵な笑顔…決勝まで守りたい!見たい!」、「笑顔良すぎる」とまたも反響が集まっている。 ベスト8進出を決めた日本は、準々決勝でイラン代表と対戦。中2日での一戦となるが、上田の笑顔は見られるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】上田だけ爽やかな笑顔!日本代表の集合写真(1枚目)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C2ykK1op4bz/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C2ykK1op4bz/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; 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「まだ泣くの早いって」と本田圭佑にツッコまれた日本代表サポーター、元Jリーガーの親友だった「親友が世界的にバズってて最高」
世界中でも話題となり、本田圭佑からもツッコミを受けた日本代表のサポーターが意外な人物と繋がっていたようだ。 1日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループスE最終戦で日本はスペイン代表と対戦。劇的な逆転勝利を収め、グループ首位でベスト16入りを決めていた。 ドイツ代表戦に続いてのアップセットは世界中を驚かせた他、逆転ゴールに繋がった三笘薫の折り返しのシーンがラインを割っていたかどうかが大きな議論を呼ぶことに。国際サッカー連盟(FIFA)が公式見解を示すほどにまで発展していた。 今大会では日本人サポーターが世界中でバズることが多く、ドイツ戦前にFIFAの公式映像に映ったことで、世界中で美女サポーターだと大騒ぎになったSHONOさん、ドイツ戦で「私のボスへ。2週間の休暇を取らせてくれてありがとうございます!」と紙に書いた上、上司から返事をもらった男性サポーターなどがいた。 そんな中、スペイン戦でも1人のサポーターが注目の的に。田中碧の決勝ゴールが決まった後、すでに涙した姿が映し出された男性サポーターが大きな話題に。「ABEMA」で解説していた本田には、「まだ泣くの早いって」とツッコまれてしまったサポーターだが、実は元Jリーガーの親友だったという。 その選手とは、サガン鳥栖やベガルタ仙台、ガイナーレ鳥取、横浜FC、奈良クラブ、栃木シティFCでプレーし、今シーズンは松本山雅FCでGKコーチを務めていたシュナイダー潤之介氏だ。 シュナイダー潤之介氏は、自身のツイッターを更新。「親友が世界的にバズってて最高」とし、その男性サポーターがカメラに抜かれた写真を投稿していた。 ゴミ拾いも含め、何かと注目を集める日本代表関係者。意外な繋がりは他にもまだまだあるのかもしれない。 <span class="paragraph-title">【写真】本田圭佑に「泣くの早い」とツッコまれたサポーターの男性は世界でも話題に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">親友が世界的にバズってて最高 <a href="https://t.co/QlCar4pxMY">pic.twitter.com/QlCar4pxMY</a></p>— シュナイダー潤之介 (@j_schneider29) <a href="https://twitter.com/j_schneider29/status/1598648612720111616?ref_src=twsrc%5Etfw">December 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Clo2ePCPNB8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.12.03 15:33 Sat4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5