ユベントスに打ち負け連敗のローマ…モウリーニョ監督は不満露わに 「我々は精神的に崩れた」
2022.01.10 11:34 Mon
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、敗れたチームへの不満を露わにした。クラブ公式サイトが伝えている。
「残念ながら、私は選手たちを批判することができる。我々は70分間、プレーをコントロールしようという気持ちを持ち、絶対的にゲームを支配していた。前後半にわたり、戦術面でも組織面でも、ゲームをコントロールするため正しい姿勢を示したと思う。70分間は本当に良くやっていた。しかしその後、我々は精神的に崩れた」
「強い個性と姿勢を持ったチームであれば、失点して3-2となっても問題はない。3-1と3-2では違うスコアラインとなるが、その違いは私にとっては問題ではないのだ。しかし、選手にとっては問題となったのだろう。あの瞬間、精神的な脆さ、恐怖心、心配事が忍び寄ってくるのが分かった」
「(自分のキャラクターだけでチームを立て直せるとは)決して思っていない。もう少し簡単かもしれないとは思っていたがね。ここではレギュラーでプレーしている選手でさえ、感情や試合をコントロールする能力が必ずしも備わっているわけではない。私はここで3年間の時間を与えられた以上、すべてをやり遂げようと思う。クラブからの助けも必要だが、必要なレベルには到達できるはずだ」
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ローマは9日に行われたセリエA第21節でユベントスと対戦した。試合は11分にFWタミー・エイブラハムのゴールで幸先良く先制するも、7分後に同点とされハーフタイムへ。後半開始早々にMFヘンリク・ムヒタリアンのゴールで勝ち越すと、MFロレンツォ・ペッレグリーニのゴールで突き放しに成功したが、その後守備が崩れて3失点。終盤に得たPKを決めることもできず、3-4で敗れた。リーグ2連敗となったチームに対して、試合後にモウリーニョ監督は不満を露わに。問題点を指摘したうえで、それでも選手たちの助けになっていきたいと強調した。「強い個性と姿勢を持ったチームであれば、失点して3-2となっても問題はない。3-1と3-2では違うスコアラインとなるが、その違いは私にとっては問題ではないのだ。しかし、選手にとっては問題となったのだろう。あの瞬間、精神的な脆さ、恐怖心、心配事が忍び寄ってくるのが分かった」
「もし試合が70分で終わっていたら、並外れたパフォーマンスとして語り継がれただろう。しかしその後、我々はベンチの限界を目の当たりにした。このようなメンバー構成には慣れていないから、心が痛むよ。それでも私は、選手たちの成長を助けるためここにいるのだ」
「(自分のキャラクターだけでチームを立て直せるとは)決して思っていない。もう少し簡単かもしれないとは思っていたがね。ここではレギュラーでプレーしている選手でさえ、感情や試合をコントロールする能力が必ずしも備わっているわけではない。私はここで3年間の時間を与えられた以上、すべてをやり遂げようと思う。クラブからの助けも必要だが、必要なレベルには到達できるはずだ」
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