「やりきりました」 琉球FW赤嶺真吾が現役引退…プロ16年間で通算103ゴール、5クラブを渡り歩く
2021.12.10 17:05 Fri
FC琉球は10日、FW赤嶺真吾(38)の現役引退を発表した。
沖縄県出身の赤嶺は駒澤大学を経て、2006年にFC東京でプロ入り。プロ3年目の2008年には日本代表候補合宿に呼ばれ、最終的にそのシーズンのJ1リーグで12得点をマークした。
2010年途中からはベガルタ仙台にレンタル移籍。翌年から完全移籍に切り替わり、2011年から2年連続でJ1リーグ二桁得点を記録すると、2015年からガンバ大阪に活躍の場を移した。
2016年からはファジアーノ岡山に移り、今季から地元の琉球に加入。現役最後の今季はJ2リーグ27試合に出場して、最終節の栃木SC戦でゴールを決めるなど、3得点を記録した。
Jリーグの5チームを渡り歩いたプロ16年間での通算成績はJ1リーグ249試合68得点、J2リーグ179試合20得点。Jリーグカップや天皇杯での得点を合わせると、103得点をマークした赤嶺はクラブを通じて、ファンに感謝の言葉を送っている。
「16年前にプロサッカー選手としての第一歩を踏み出させてくれたFC東京、選手としても人間としても大きく成長させてもらったベガルタ仙台、サッカーの本質を勉強させてもらったガンバ大阪、J1昇格を目指して突き進んだファジアーノ岡山、そして地元でプレーする喜びを与えてくれたFC琉球。5クラブで経験させてもらったことは、すべて自分の大切な宝物です」
「15歳で鹿児島へ渡ったとき、まだ沖縄にJリーグのクラブはありませんでした。各地でいろいろな経験をさせてもらい、地元に生まれたプロサッカークラブで現役生活を終えられることを、一人のサッカー選手として心からうれしく思っています」
「現役最後の試合、栃木SCとのリーグ最終戦で決めた決勝ゴールは一生忘れません。この試合で得点を決めてみんなで喜べたこと、そしてチームの勝利に貢献できたことは本当にうれしかったですし、やはりゴールがFWとして一番の仕事だと改めて感じました。ゴールを決めて引退できる喜びを胸に、次のステップに進みたいと思います」
「最後に個人的な話になりますが、小さな頃から全国どこへでも応援に駆けつけてくれた家族、親族には心から感謝しています。16年間のプロサッカー選手生活、皆さんの応援に支えられて、すべてを出しきることができました。やりきりました。長い間、本当にありがとうございました」
沖縄県出身の赤嶺は駒澤大学を経て、2006年にFC東京でプロ入り。プロ3年目の2008年には日本代表候補合宿に呼ばれ、最終的にそのシーズンのJ1リーグで12得点をマークした。
2010年途中からはベガルタ仙台にレンタル移籍。翌年から完全移籍に切り替わり、2011年から2年連続でJ1リーグ二桁得点を記録すると、2015年からガンバ大阪に活躍の場を移した。
Jリーグの5チームを渡り歩いたプロ16年間での通算成績はJ1リーグ249試合68得点、J2リーグ179試合20得点。Jリーグカップや天皇杯での得点を合わせると、103得点をマークした赤嶺はクラブを通じて、ファンに感謝の言葉を送っている。
「今シーズンをもちまして現役を引退することを決めました。38歳という年齢まで現役を続けることができたのは、これまで自分を後押ししていただいた指導者の方々、チームメイト、ファン・サポーターの皆さん、そして関係者の皆さまの存在があってのことだと改めて感謝しています」
「16年前にプロサッカー選手としての第一歩を踏み出させてくれたFC東京、選手としても人間としても大きく成長させてもらったベガルタ仙台、サッカーの本質を勉強させてもらったガンバ大阪、J1昇格を目指して突き進んだファジアーノ岡山、そして地元でプレーする喜びを与えてくれたFC琉球。5クラブで経験させてもらったことは、すべて自分の大切な宝物です」
「15歳で鹿児島へ渡ったとき、まだ沖縄にJリーグのクラブはありませんでした。各地でいろいろな経験をさせてもらい、地元に生まれたプロサッカークラブで現役生活を終えられることを、一人のサッカー選手として心からうれしく思っています」
「現役最後の試合、栃木SCとのリーグ最終戦で決めた決勝ゴールは一生忘れません。この試合で得点を決めてみんなで喜べたこと、そしてチームの勝利に貢献できたことは本当にうれしかったですし、やはりゴールがFWとして一番の仕事だと改めて感じました。ゴールを決めて引退できる喜びを胸に、次のステップに進みたいと思います」
「最後に個人的な話になりますが、小さな頃から全国どこへでも応援に駆けつけてくれた家族、親族には心から感謝しています。16年間のプロサッカー選手生活、皆さんの応援に支えられて、すべてを出しきることができました。やりきりました。長い間、本当にありがとうございました」
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