1日遅れでラスト1枠に滑り込んだビジャレアル、エメリ監督は満足感もラウンド16は「どんな相手でも難しい」

2021.12.10 09:40 Fri
Getty Images
ビジャレアルウナイ・エメリ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのベスト16入りを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。

ビジャレアルは9日、CLグループF 最終節でアタランタとアウェイで対戦した。

8日に予定されていた試合は、大雪の影響で1日延期に。他のチームに遅れて、ラウンド16の最後の1枠を争う重要な試合を戦った。
勝った方がラウンド16進出となるこの一戦。試合は3分にアルノー・ダンジュマのゴールでビジャレアルがいきなり先制すると、42分にもエティエン・キャプーがネットを揺らし、前半でリードを2点とする。

後半に入っても51分にダンジュマが追加点。早い時間に3点目を奪い、勝利は確実かと思われたが、アタランタも71分、80分と連続ゴールで追い上げ。それでもその後はゴールを許さず、2-3で競り勝ち2位を死守した。
エメリ監督はラウンド16に進出したことを喜び、クラブのためにも良いことだと振り返った。

「ビジャレアルがチャンピオンズリーグのベスト16に進出するのは3回目だが、これはプロとしての誇りであり、我々が表現するものの誇りでもある」

「フェルナンド・ロイグ(会長)親子や(ホセ・マヌエル・)ジャネッサ(副会長)の喜びようを見ていると、待ちわびた後の満足感が伝わってくる」

「我々はヨーロッパで定期的に戦っていたが、すでに最高のチームと肩を並べている。我々にとってはどこまで行けるのかという挑戦でもあった。この大会では、我々は一貫性と信頼性を見出しており、ラ・リーガにまで広げなければいけない」

これで16チーム目として勝ち上がったビジャレアル。この先はどの相手も難しいと語った。

「今はどんな相手でも難しい。楽しむと同時に、競争もしなければならない」

「未来のチャンピオンズリーグの優勝チームと一緒に、最高の場所にいられることは素晴らしいことだ。マンチェスター・ユナイテッドやアタランタ相手には良い勝負ができた」

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