3回戦組み合わせ決定!王者レスターvsワトフォードなど3カードでプレミア勢対決が実現《FAカップ》

2021.12.07 07:40 Tue
Getty Images
FAカップ3回戦の組み合わせ抽選会が6日に行われた。

イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。2020-21シーズンはレスター・シティが制した大会だが、その3回戦の組み合わせが決定した。

前回王者のレスターは、クジ運も悪く3回戦ながらプレミアリーグのクラブと対戦。ワトフォードを迎えることが決定した。
また、2シーズン連続ファイナリストのチェルシーは、5部に所属するチェスターフィールドと対戦。プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティは、4部のスウィンドンと対戦する。

その他、プレミアリーグ勢の対戦はマンチェスター・ユナイテッドvsアストン・ビラ、ウェストハム vs リーズが組まれた。また、冨安健洋の所属するアーセナルは2部に所属するノッティンガム・フォレストと、南野拓実の所属するリバプールは3部のシュルーズベリーと対戦する。
3回戦は2021年1月8日~10日にかけて開催される。FAカップ3回戦組み合わせは以下の通り。

◆FAカップ3回戦
ボレアム・ウッド(5) vs ウィンブルドン(3)
ヨービル・タウン(5) vs ボーンマス(2)
ストーク・シティー(2) vs レイトン・オリエント(4)
スウォンジー(2) vs サウサンプトン
チェルシー vs チェスターフィールド(5)
リバプール vs シュルーズベリー(3)
カーディフ(2) vs プレストン(2)
コヴェントリー(2) vs ダービー・カウンティ(2)
バーンリー vs ハダースフィールド(2)
WBA(2) vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン
キダーミンスター・ハリアーズ(6) vs レディング(2)
レスター・シティー vs ワトフォード
マンスフィールド(4) vs ミドルズブラ(2)
ハートリプール(4) vs ブラックプール(2)
ハル・シティー(2) vs エバートン
ブリストル・シティー(2)(4) vs フルアム(2)
トッテナム vs モアカム(3)
ミルウォール(2) vs クリスタル・パレス
ポートヴェイル(4) vs ブレントフォード
スウィンドン(4) vs マンチェスター・シティー
ウィガン(3) vs ブラックバーン(2)
ルートン・タウン(2) vs ハロゲート・タウン(4)
バーミンガム(2) vs プリマス(3)
マンチェスター・ユナイテッド vs アストン・ビラ
ウォルバーハンプトン vs シェフィールド・ユナイテッド(2)
ニューカッスル vs ケンブリッジ・ユナイテッド(3)
バーンズリー(2) vs イプスウィッチ・タウン(3)orバロー(4)
ピーターバラ(2) vs ブリストル・ローヴァーズ(4)
ウェストハム vs リーズ
QPR(2) vs ロザラム(3)
チャールトン(3) vs ノリッジ
ノッティンガム・フォレスト(2) vs アーセナル
※数字は所属カテゴリー

冨安健洋の関連記事

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのアーセナルが1-2で勝利。2戦合計1-5としたアーセナルの準決勝進出が決まった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 8日にアーセナル・スタジアムで行われた1stレグは 2025.04.17 06:07 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが日本時間16日28:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。敵地に乗り込むガナーズの優位は揺るがずも、これまでベルナベウで数多の“魔法の夜”を経験してきたエル・ブランコがレモンターダ目指す4強入りを懸けた大一番だ。 8日にア 2025.04.16 18:30 Wed
プレミアリーグ第32節、アーセナルvsブレントフォードが12日にエミレーツ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 リーグ前節はエバートンに消化不良の1-1のドローに終わった2位のアーセナルだが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでは前大会王者 2025.04.13 03:51 Sun
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アーセナルvsレアル・マドリーが日本時間8日28:00にキックオフされる。アーセナルの主将としてチームを牽引するMFウーデゴールが、古巣の王者マドリーをホームに迎える一戦だ。 ラウンド16でPSVを2戦合計9発で退けたアーセナルは2季連続でベスト8進出とした。とりわ 2025.04.08 18:00 Tue
プレミアリーグ第31節、エバートンvsアーセナルが5日にグディソン・パークで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 リーグ連勝で2位のアーセナルは、週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を控えるなか、15位のエバートンとのアウェイゲームに臨んだ。フル 2025.04.05 22:34 Sat

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

カメルーン代表GKアンドレ・オナナのパフォーマンスに疑問符がついているマンチェスター・ユナイテッド。今夏の移籍市場では守護神を補強するという噂が浮上する中、新たな候補者が登場した。 度重なる重大なミスにより、信頼が失われつつあるオナナ。ルベン・アモリム監督は信頼を強調している一方で、ファンからは痛烈な批判の対象と 2025.04.19 23:45 Sat
先週末に行われた第32節では首位のリバプールが劇的勝利を収め、2位アーセナルが取りこぼしたことで、レッズの2019-20シーズン以来のリーグ制覇が秒読み段階に。また、サウサンプトンに続きレスター・シティ、イプスウィッチ・タウンの降格も決定的な状況だ。 今節は優勝と降格が懸かる上位2チームと降格圏の2チームが対峙す 2025.04.19 13:30 Sat
守護神の問題が注目されているマンチェスター・ユナイテッドだが、ドイツから新たな守護神を迎えるかもしれない。 ユナイテッドは正守護神と務めるカメルーン代表GKアンドレ・オナナのミスが目立ち、批判の対象に。ルベン・アモリム監督は擁護したが、目に余るプレーがあるのも事実だ。 そんな中、ドイツ『ビルト』によれば、フ 2025.04.18 17:05 Fri
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFコビー・メイヌーが、リヨン戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでユナイテッドはホームにリヨンを迎えた。 1stレグは2-2のドローとなっていた中、ホームで勝利が必要なユナイテッド。すると試合は前半 2025.04.18 14:30 Fri
リヨンのパウロ・フォンセカ監督が、マンチェスター・ユナイテッドとの激闘を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンはユナイテッドとアウェイで対戦。1stレグを2-2で終えていた中、2ndレグは壮絶な展開となった。 試合は前半にユナイテッドが2点を決 2025.04.18 13:25 Fri

FAカップの関連記事

移籍後初ゴールを決めたアストン・ビラのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが現状を語っている。 今冬の移籍市場で買い取りオプション付きレンタルでマンチェスター・ユナイテッドからアストン・ビラに加入したラッシュフォード。 加入から9試合で4アシストをマークしていた中、3月30日に行われたFAカップ準 2025.04.01 12:00 Tue
マンチェスター・シティは3月31日、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが左足首を負傷したことを発表した。全治に関しては専門医の検査を今後受けて判明するとのことだ。 ただ、シティは声明にて「今夏のFIFAクラブ・ワールドカップを含む今季の残り試合に間に合うよう回復することが期待される」とし、軽傷ではないことを 2025.04.01 07:00 Tue
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が30日にアウェイで行われ、1-2で逆転勝利したFAカップ準々決勝ボーンマス戦を振り返った。 既にチャンピオンズリーグで敗退し、プレミアリーグで5位と苦戦しているシティにとって現実的に今季唯一残されたタイトルであるFAカップ。 12分にPKを獲得したシテ 2025.03.31 10:15 Mon
30日、FAカップ準決勝の組み合わせ抽選会が行われた。 今大会はプレミアリーグ首位のリバプールを始め前回王者マンチェスター・ユナイテッドが比較的早いタイミングで敗退する波乱が目立った。 そんななか、先週末に開催された準々決勝ではマンチェスター・シティがボーンマスとのプレミアリーグ勢対決に勝利。また、リーグ戦 2025.03.31 06:30 Mon
FAカップ準々決勝、ボーンマスvsマンチェスター・シティが30日にヴァイタリティ・スタジアムで行われ、1-2で逆転勝利したシティがベスト4進出を決めた。 今シーズン大不振に陥るシティは、唯一獲得の可能性があるFAカップにより注力を注ぐ。週明けのリーグ戦がレスター・シティという下位相手ということもあり、リーグ前回対 2025.03.31 02:30 Mon

記事をさがす

冨安健洋の人気記事ランキング

1

ベルナベウ攻略で連勝のアーセナルが王者マドリー撃破! PSG待つベスト4進出【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが16日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、アウェイのアーセナルが1-2で勝利。2戦合計1-5としたアーセナルの準決勝進出が決まった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 8日にアーセナル・スタジアムで行われた1stレグはホームのアーセナルが3-0の完勝。王者優位という下馬評を覆す会心の勝利で大きなアドバンテージを手にした。 敵地で想定外の大敗を喫し、崖っぷちの状況となったマドリー。先週末のリーグ戦ではムバッペの前半退場で苦しい戦いとなったが、カマヴィンガのゴールによって1-0の勝利。公式戦4試合ぶりの白星を飾って今回の大一番を迎えた。アンチェロッティ監督は奇跡のレモンターダを狙った一戦で先発3人を変更。フラン・ガルシア、カマヴィンガ、ギュレルに代えてアラバ、ベリンガム、ヴィニシウスを起用した。 対してベスト4進出へ王手をかけたという状況のアーセナル。ただ、一部主力を温存して臨んだリーグ戦ではブレントフォード相手にリードを守り切れずに1-1のドロー。敵地での大一番に弾みを付けるまでには至らなかった。アルテタ監督は逃げ切りを図った一戦で先発5人を変更。ティンバーとルイス=スケリーの両サイドバック、ウーデゴール、サカ、メリーノと主力を復帰させた。 マドリディスタの強烈な後押しを背にしたホームチームが開始直後にムバッペ、ヴィニシウスの連携でいきなり際どい場面を創出する。 しかし、アーセナルも冷静に押し返すと、8分にはサカのコントロールシュートで最初の決定機を創出。さらに、このプレーで得た左CKの場面ではボールに関係ないポジション取りでメリーノのユニフォームを完全に引っ張って倒したDFアセンシオのプレーに関して数分後にオンフィールド・レビュー(OFR)が行われると、アーセナルにPKが与えられる。 だが、キッカーのサカがタイミングを外してチップキック気味に放った左へのシュートをGKクルトワが見事な粘りと長いリーチを活かしたワンハンドセーブではじき出し、絶体絶命のピンチを救った。 守護神のビッグプレーで逆転への可能性を残したマドリー。ここから攻勢を強めると、24分にはセットプレーの流れからボックス内でライスとムバッペが交錯。主審は当初ホールディングでのPKを宣告したが、OFRの末にノーファウルと判定を覆した。 絶好のゴールチャンスが取り消しとなったマドリーは気持ちを切り替えて前に出ていく。ボールを保持して相手のコンパクトな守備の攻略を図るも、流れの中では自慢のアタッキングユニットの個人技もうまく封じられて決定機まで持ち込めない。また、再三のセットプレーも撥ね返される。 大量7分が加えられたアディショナルタイムを含め前半終盤にかけてはボールを握って攻め手を窺うマドリー、堅守速攻で応戦するアーセナルという構図の下で拮抗した展開が続いていく。手数ではホームチームが勝ったが、前半アディショナルタイムにはカウンターでボックス左に抜け出したマルティネッリがニア下へ際どいシュートを放ったが、ここはGKクルトワの好守に阻まれた。 2ndレグは0-0、2戦合計では0-3で折り返した後半も前半と同様の展開で試合が進んでいく。 ハーフタイムでの修正も実らず、ゴールが遠いマドリーは61分、アラバとルーカス・バスケス、ロドリゴを下げてフラン・ガルシア、セバージョス、エンドリッキの3枚替えを敢行。バルベルデを右サイドバックに移した。 一方、後半も冷静にゲームを運んでいくアーセナルはワンチャンスを活かして先制点まで奪う。65分、長いボールを使って右サイドのサカが背後を取ってタメを作ると、中央での細かいパス交換からメリーノの絶妙なスルーパスでゴール前に抜け出したサカがGKクルトワとの一対一を制し、PK失敗を払しょくするファインゴールとした。 これで4点差を追う形となったマドリーだったが、失点直後に反発力を示す。67分、GKラヤからボックス付近でスローイングを受けたサリバの死角からボールにアプローチしたヴィニシウスがまんまと奪い切って無人のゴールへシュートを流し込んだ。 これで再び3点差に戻ったなかでマドリーが勢いを見せるが、アーセナルも気持ちを切り替えてうまく相手陣内で時計を進めていく。 75分には足首を痛めたムバッペの負傷を受け、アンチェロッティ監督はアセンシオも下げてモドリッチ、ブラヒム・ディアスを同時投入。チュアメニをセンターバックに下げて前がかる。対するアーセナルはスコアラーのサカを下げてトロサールを投入し、マルティネッリを右に回した。 その後、完全に逃げ切り態勢に入ったアーセナルに対して、マドリディスタの熱狂的な後押しを受けながら最後まで懸命にゴールを目指したマドリー。ブラヒム・ディアスやエンドリッキらがボックス内で際どいシーンに絡んだが、再びゴールをこじ開けることはかなわず。 逆に、アーセナルは後半アディショナルタイムの93分にロングカウンターから快足を飛ばしてDFフラン・ガルシアを振り切ったマルティネッリが土壇場で勝ち越しゴールを奪い、ベルナベウ攻略。 この結果、見事な連勝で王者マドリーを撃破したアーセナルがパリ・サンジェルマンの待つ準決勝進出を決めた。 レアル・マドリー 1-2(AGG:1-5) アーセナル 【レアル・マドリー】 ヴィニシウス・ジュニオール(後22) 【アーセナル】 ブカヨ・サカ(後20) ガブリエウ・マルティネッリ(後48) 2025.04.17 06:07 Thu
2

アーセナルがリーグ2戦連続逃げ切り失敗でドロー…CLマドリー戦へ弾み付けられず【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第32節、アーセナルvsブレントフォードが12日にエミレーツ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 リーグ前節はエバートンに消化不良の1-1のドローに終わった2位のアーセナルだが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでは前大会王者レアル・マドリーとのホームゲームで会心の3-0勝利。攻守両面で相手を上回って先勝に成功した。 要塞サンティアゴ・ベルナベウでのリターンレグへ細心の注意を払う必要はあるが、ベスト4進出へ大きなアドバンテージを得たアルテタのチームは12位のブレントフォードとホームで対戦。マドリー戦からは先発5人を変更。ティンバーとルイス=スケリーの両サイドバックにウーデゴール、サカ、メリーノをベンチに置いてティアニー、ジンチェンコ、ジョルジーニョ、トロサール、ヌワネリと控えメンバーを起用した。 試合はブレントフォードが勢い持って入ったが、時間の経過とともにホームのアーセナルがボールを保持して主導権を握った。 押し込むものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めないアーセナルに対して、最初の決定機はブレントフォード。22分、カウンターの形からボックス右に抜け出したサイドバックのアイェルが右足シュートを放つが、これはうまくコースを消した古巣対戦のGKラヤが好守で防いだ。 このピンチを凌いだアーセナルも直後に決定機。26分、セットプレーからティアニーがドンピシャのヘディングシュートでゴールネットを揺らしたが、これは惜しくもオフサイド判定で認められず。 先制点とはならなかったが、このプレーをきっかけにリズムを掴んだホームチームは35分、サリバからのスルーパスでゴール前に抜け出したマルティネッリにシュートチャンスが訪れるが、ここはDFアイェルの見事なブロックに遭う。さらに、41分には左でポケットを取ったライスが角度のないところからグラウンダーのシュートでゴールに迫るが、ここはGKフレッケンの好守に阻まれた。 その後、前半終了間際にもペナルティアーク付近でうまくDFを外したトロサールが左足シュートを枠の右隅へ飛ばしたが、これもフレッケンの集中した対応に遭い、押し込みながらも前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 後半も試合展開に大きな変化はなし。前半同様に最後の崩しの部分で苦戦が続くアーセナル。 それでも、61分には相手の右CKをGKラヤが直接キャッチして素早いスローイングからロングカウンターを発動すると、巧みなステップワークでDFをかわしたライスが一気に中央を持ち上がると、冷静にDFを内側に引き付けて右で浮いたトーマスへラストパス。トーマスはボックス右からGKフレッケンの肩口を狙った鋭い右足シュートを突き刺し、待望の先制点を奪った。 この得点直後にティアニー、ヌワネリ、ジンチェンコを下げてウーデゴール、ルイス=スケリー、サカと温存していた主力をピッチに送り込んだアーセナル。ただ、69分にはゴールスコアラーのトーマスが筋肉系のトラブルか自ら交代を要求し、ティンバーとの交代を余儀なくされた。 これに対してカヨデ、ヤルモリュクの同時投入でテコ入れを図ったブレントフォードは74分、右CKの二次攻撃からカヨデが右クロスを入れると、ファーで競り勝ったコリンズの落としにゴール前で反応したウィサが意表を突く形での右足シュートをゴール右隅に流し込み、同点に追いついた。 追いつかれたアーセナルはすぐさま攻勢を強めるが、空中戦の競り合いの際の着地で痛めたジョルジーニョがプレー続行不可能となり、交代枠を使い切った状況でピッチを後に。残り10分余りを数的不利で戦うことになった。 それでも、サカの個人技やライスに代わって投入したメリーノらフレッシュな選手の個人技で勝ち越しゴールへ迫る場面も作ったアーセナル。だが、集中したブレントフォードのゴールを再びこじ開けることはかなわず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、2戦連続追いつかれて1-1のドローとなったアーセナルのリーグ逆転優勝の可能性はほぼ潰える形に。また、一部主力のプレータイムはコントロールできたものの、マドリーとのリターンレグへ弾みを付けることはできなかった。 アーセナル 1-1 ブレントフォード 【アーセナル】 トーマス・パルティ(後16) 【ブレントフォード】 ヨアン・ウィサ(後29) 2025.04.13 03:51 Sun
3

【CL準々決勝プレビュー】王者のレモンターダかガナーズの逃げ切りか《レアル・マドリーvsアーセナル》

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsアーセナルが日本時間16日28:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。敵地に乗り込むガナーズの優位は揺るがずも、これまでベルナベウで数多の“魔法の夜”を経験してきたエル・ブランコがレモンターダ目指す4強入りを懸けた大一番だ。 8日にアーセナル・スタジアムで行われた1stレグは王者優位とみられながらも、ホームチームが3-0の圧勝。アーセナル優勢の前半こそ0-0のイーブンに終わったが、後半に入ってより攻勢を強めたアルテタのチームは、58分と70分にいずれもボックス手前の好位置で得たFKをキッカーのMFライスがいずれも圧巻のキックで突き刺し2点を先行。さらに、75分には左サイドを完璧に崩してボックス中央のMFメリーノが左足ダイレクトで合わせ、守護神クルトワ奮闘のアウェイチームの守備を三度攻略した。 さらに、守備の要ガブリエウ不在で不安視された守備陣もマドリーの強力攻撃陣を封殺。試合後にMFベリンガムが0-3で終われたことに安堵する発言を残すなど、試合を通してプレミアリーグの強豪が圧倒した。 いずれも90分で敗戦の形となったレアル・ソシエダ、バレンシア戦の教訓も活かせず、敵地で無残に散った王者マドリー。直近のアラベス戦ではFWムバッペの愚行による前半の一発退場で難しい戦いを強いられたものの、MFカマヴィンガのゴールを守り切ってウノセロ勝利。ひとまず公式戦4戦ぶりの白星でリーグタイトルへの望みを繋げ、ホーム開催の大一番へ悪い流れを払しょくした。ただ、トレーニング中のDFリュディガー、ベリンガムの衝突が報じられるなど、チームの雰囲気は決して芳しくなく、奇跡のレモンターダ完遂へ不安材料の方が多い。 対してリバプールの独走を止められず、リーグタイトルからビッグイヤーへの比重をより傾けたなか、会心の勝利で大きなアドバンテージを得て要塞ベルナベウに乗り込むことになったアーセナル。直近のリーグ戦ではブレントフォードとのホームゲームでMFトーマスが先制点を挙げたが、エバートン戦同様にリードを守り切れずに1-1のドロー。逆転優勝の可能性はほぼ消滅し、今回の一戦に弾みを付けるには至らず。それでも、主力数人のターンオーバーに加えてDFキヴィオルらにプレー機会を与え、総力戦でのベスト4進出へ準備は整えてきた。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-2-3-1】 ▽予想スタメン GK:クルトワ DF:ルーカス・バスケス、アセンシオ、リュディガー、フラン・ガルシア MF:バルベルデ、チュアメニ MF:ロドリゴ、ベリンガム、ヴィニシウス FW:ムバッペ 負傷者:GKルニン、DFミリトン、カルバハル、メンディ 出場停止者:MFカマヴィンガ(1/1) 1stレグで退場したカマヴィンガが欠場となる。負傷者に関しては1stレグと変化はない。 スタメンは前述の11名を予想。右サイドバックに再びバルベルデ、チュアメニの相棒に負傷明けのセバージョスかモドリッチを配置する可能性もある。 ◆アーセナル◆ 【4-3-3】 ▽予想スタメン GK:ラヤ DF:ティンバー、サリバ、キヴィオル、ルイス=スケリー MF:ウーデゴール、トーマス、ライス FW:サカ、メリーノ、マルティネッリ 負傷者:DF冨安健洋、ガブリエウ、カラフィオーリ、ホワイト、MFジョルジーニョ、トーマス、FWガブリエウ・ジェズス、ハヴァーツ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては直近のブレントフォード戦で負傷したジョルジーニョが不在となる一方、カラフィオーリ、ホワイト、トーマスの3選手に起用の目途が立ったことは朗報だ。 ★注目選手 ◆FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー) 多くの批判を結果で黙らせる。FWベンゼマ退団後はエル・ブランコの前線の絶対的なエースに君臨しているブラジル代表FWだが、以前から目に余る対戦相手や主審に対する不遜な振る舞いに加え、守備放棄とチーム内外から批判を浴びる守備面のサボり癖がチームに悪影響を及ぼす。 これまでは圧倒的な打開力や勝負強さも兼ね備えた決定的な仕事で、その批判を払拭してきたが、現在は連続でのPK失敗やアタッキングサードでの精度不足で悪い部分ばかりが目立つ状況に。同じく献身性に乏しく共存が困難と指摘されるムバッペが数字面でより結果を出しているなか、ここにきて売却の可能性も報じられる状況だ。そんななか、自身もチームも正念場として挑む大一番では、第一にチームプレーヤーとしてハードワークをこなし、その上でレモンターダに導くエースの仕事が求められる。 ◆FWウィリアム・サリバ(アーセナル) 真価試される若きデイフェンスリーダー。現状のマドリーのチームパフォーマンスを鑑みれば、1stレグ同様に主導権を握ってあくまで勝ちに行く姿勢を打ちだすことが突破への近道に。その上でライスやウーデゴールの前線からのハードワーク、カウンターの起点を担うサカとマルティネッリの両翼の仕事が重要となる。 だが、百戦錬磨の王者相手の完全アウェイの状況で初戦と同じような展開に持ち込むことは至難の業。キックオフ直後から襲い掛かってくるであろうホームチームの攻撃を受け止め、撥ね返していく時間も長くなるはずだ。 1stレグでは相棒キヴィオルや若き両サイドバックもハイパフォーマンスを披露したが、ベスト4進出が懸かる痺れる展開のなかで同じようなパフォーマンスを期待するのは酷だ。したがって、フランス代表でのプレーを含め守護神ラヤとともに経験豊富な24歳CBの活躍は必須。同胞のムバッペに加え、目の色を変えて挑んでくるブラジル代表の両翼を周囲と連携しながら抑え込みたい。 2025.04.16 18:30 Wed
4

アーセナルがスペインで輝きを取り戻したブラジル代表FWを狙う? アントニーに強い関心か

夏の補強で攻撃陣を強化したいと考えているアーセナル。その候補には、ラ・リーガで輝くウインガーが含まれているようだ。スペイン『FICHAJES.NET』が伝えた。 今シーズンもプレミアリーグで2位につけながら、首位のリバプールとの勝ち点差は「12」。悲願のプレミアリーグ優勝はまたしても遠ざかってしまったアーセナルだが、今シーズンは度重なるケガに悩まされる苦しいシーズンとなった。 現在は、攻撃陣ではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツが今季絶望。さらに、日本代表DF冨安健洋、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスと守備陣も2名が今季中の復帰はなく、シーズン終盤で苦しい状況は変わらない。 新たなスポーツ・ディレクターにアンドレア・ベルタ氏を招へいしたアーセナル。補強候補の1人は、レアル・ベティスのブラジル代表FWアントニー(25)だという。 エリク・テン・ハグ監督の下で出番が限られていたアントニーは、1月の移籍市場でベティスへとレンタル移籍。そのベティスでは、ラ・リーガで8試合に出場し2ゴール2アシスト、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)でも4試合で2ゴール2アシストを記録し、チームにセンセーションを巻き起こしている。 ユナイテッドではなかなか居場所がないと思われるアントニー。ベティスはなかなか買い取れるほどの資金を持ち合わせていないため、今夏の獲得レースには参戦が難しい状況。元スペイン代表MFイスコはアントニーの残留を願い「クラウドファウンディングをすべきだ」と発言するほどだった。 一方で、ユナイテッドは2022年夏にアヤックスに支払った移籍金9500万ユーロ(約152億8000万円)を少しでも回収したい状況。ライバルクラブであるアーセナルに売却するかは微妙なところだが、アーセナルのミケル・アルテタ監督はチームのスタイルに完璧にフィットすると感じており、獲得に動くと見られている。 右ウイングにはイングランド代表FWブカヨ・サカが君臨し、若手のMFイーサン・ヌワネリもいる状況だが、より層を厚くしたいという考えだろう。 2025.04.04 18:15 Fri
5

出番限られるジンチェンコに移籍の可能性? アトレティコ&ドルトムントが今冬の獲得に関心

アーセナルのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ(28)に2つのクラブが関心を寄せているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 ジンチェンコは2022年7月にマンチェスター・シティからアーセナルに加入。ミケル・アルテタ監督の下で、変則的な4バックの左サイドバックを担い、ビルドアップ時にはインサイドに入って大きな役割を担っていた。 近年のリーグ優勝争いに大きく貢献している中、昨シーズンからケガなどもあり苦戦。今シーズンもケガで離脱した他、イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ、そしてアカデミーから台頭しているDFマイルズ・ルイス=スケリーの存在もあり、プレミアリーグで8試合、チャンピオンズリーグ(CL)で3試合、EFLカップ(カラバオカップ)で2試合に出場している。 出番も減っているジンチェンコは、2026年夏までの契約が残っている中で海外クラブからの関心が寄せられている。 ジンチェンコに関心を寄せているのは、アトレティコ・マドリーとドルトムントとのこと。今冬の獲得に熱心だという。 アーセナルの左サイドバックには上記の3人に加え、ケガで離脱している日本代表DF冨安健洋、スコットランド代表DFキーラン・ティアニー、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルもおり、右サイドバックを主戦場としているオランダ代表DFユリエン・ティンバーもプレー可能。ケガなどの問題がなければ、かなり層が厚い状況でもある。 現状はカラフィオーリとルイス=スケリーが起用できるが、からフィオーリは負傷明け、ルイス=スケリーはウォルバーハンプトン戦での一発退場により数試合の欠場となるため、ジンチェンコにもチャンスは訪れそうだが、どういった結末が待っているだろうか。 2025.01.27 21:35 Mon

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「全てを破壊しようと…」ユナイテッドのレジェンドが現オーナーを痛烈批判「ファンだったらユナイテッドを選ぶとは思わない」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドでもあるエリック・カントナ氏が、混迷を極める古巣を痛烈に批判した。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンのプレミアリーグでは現在13位に位置し、成績不振を理由にエリク・テン・ハグ監督を解任し、ルベン・アモリム監督を招へいしながらも、全く良いところがないユナイテッド。オーナーでもあるジム・ラトクリフ氏のやり方にも疑問が投げかけられている。 ラトクリフ氏が率いる「INEOSグループ」は、2024年2月にユナイテッドの株式の27.7%を約12億5000万ポンド()で取得。ただ、財政的に問題を抱えていたクラブの改革のために従業員を大量に解雇し、チケット代の値上げを行っている。 これにはスタジアムの移転問題も絡んでおり、20億ポンド()の超ビッグプロジェクトを動かしているが、このやり方に苦言を呈したのがカントナ氏だった。 「ラトクリフが来てから、このチームの全てを破壊しようとし、誰もリスペクトしていない」 「ユナイテッドがこのような状況に陥っているのを見るのは残念だ。彼らは別の決断をした。別の戦略、別のプロジェクトがあるのだ」 「私は本当にユナイテッドを愛しているので、ユナイテッドを応援しているが、もし私がファンでクラブを選ばなければならなかったら、ユナイテッドを選ぶとは思わない」 ユナイテッドの伝統を破壊した上で、チーイムのサッカー面の状態も最悪なものに。また、アンバサダーでもありクラブのレジェンドでもあるサー・アレックス・ファーガソン氏の退任についても言及。リスペクトがないと語った。 「彼はもうサー・アレックス・ファーガソンを大使として迎えることを望んでいない。彼は伝説以上の存在だ」 「チームとクラブの魂は選手にあるのではなく、周りの人たちが大きな家族のようなものだ。監督やチームメイトを尊重するように、周りの人たちを尊重することがとても重要だと思う」 2025.04.11 23:15 Fri
2

史上最悪のチームが確定…ユナイテッドがプレミアでクラブワーストのシーズンに、勝敗数でもワーストに王手

今季の不調ぶりが止まらないマンチェスター・ユナイテッド。ついに史上最悪のチームになることが確定してしまった。 プレイア・リーグで史上最多の13回の優勝を誇るユナイテッド。押しも押されぬ名門クラブとしてその名を馳せている。 しかし、今シーズンは近年でも際立って不調が続き、現在32試合を戦って勝ち点38の14位に位置している。 新オーナーにジム・ラトクリフ氏を迎え、シーズン途中にはルベン・アモリム監督をスポルティングCPから引き抜いて招へい。補強にも資金を投じるなど手を打っているが、全く効果が出ていないのが現状だ。 そのユナイテッドだが、今シーズンのチームが史上最低のチームになることが確定してしまった。 13日、プレミアリーグ第32節でニューカッスル・ユナイテッドと対戦した中、4-1で敗れ、シーズンダブルを許してしまった。 この敗戦により勝ち点は38のままだが、残りの6試合に全て勝利しても「56」止まり。プレミアリーグになってからの最低勝ち点は2021-22シーズンの「58」で6位フィニッシュとなっていたが、これを下回ることが確定してしまった。 配線の数も「14」となり、これは昨シーズンのワースト記録に早くも並んでしまった状況。あと1敗でもすれば、敗戦数でもワースト記録を更新することに。また、1試合でも勝利を逃せば、勝利数も最少になることが確定するため、全てにおいて最悪なチームとなってしまう。 残り6試合ではチェルシーやアストン・ビラなど上位チームとの試合も残っている状況。一方で、ウォルバーハンプトン、ウェストハムと現時点で下にいるチームとの対戦もあるが、どうなってしまうのか。まずはヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦に全力を尽くすことになるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】ニューカッスルが完勝! ユナイテッドはどん底の大敗に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crgk3ztvCmg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.14 16:55 Mon
3

「何が起こったのか理解できない」残り10分で3点奪われ逆転負け…リヨン指揮官が反応を悔やむ「終わっていないのに盛大に祝ってしまった」

リヨンのパウロ・フォンセカ監督が、マンチェスター・ユナイテッドとの激闘を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンはユナイテッドとアウェイで対戦。1stレグを2-2で終えていた中、2ndレグは壮絶な展開となった。 試合は前半にユナイテッドが2点を決めて2-0とするも、リヨンは後半に2点を奪って同点に。そのまま延長戦にもつれ込んだ。 するとリヨンは延長前半にラヤン・シェルキのゴールで逆転に成功。さらにアレクサンドル・ラカゼットがPKを決めて2-4と2点差をつけることに成功する。 残り10分の段階で、数的不利の状態ながら2点を勝ち越したリヨンだったが、ここから悲劇が。ブルーノ・フェルナンデスにPKを決められて1点差となると、120分にコビー・メイヌーに同点ゴールを許すことに。さらにアディショナルタイムにハリー・マグワイアに逆転ゴールを許し、5-4で敗戦。2戦合計7-6でベスト8敗退となった。 残り10分からの3失点で敗退となったリヨン。フォンセカ監督は2-4とした際のチームの反応が良くなかったと反省した。 「何が起こったのか理解できない。素晴らしいプレーをしたと思っている。ピッチ上の選手が1人少ない状態で4-2とリードしていた。しかし、4-2の時点でまだ試合が終わっていないのに、盛大に祝っていた。勝ったと思っていた」 「4-2になった時に祝っていたが、残りの試合時間を考えればもっと試合運びについて考え続けるべきだった。あの瞬間、我々は経験不足だった」 「PKで4-3にされた後、マンチェスター・ユナイテッドは猛烈なプレッシャーをかけ、クロスを何度も入れきて、我々は屈してしまった」 <span class="paragraph-title">【動画】残り10分でリヨンに悲劇…3点奪われ逆転負けで敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1P6KbUbsDhY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.18 13:25 Fri
4

ミス目立つオナナに代えてバユンドゥル抜擢もミスから失点… アモリム監督は自身への批判を「気にしていない」と切り替え

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が13日に行われ、1-4で完敗したプレミアリーグ第32節ニューカッスル戦を振り返った。 前節マンチェスター・シティとのダービーをゴールレスドローで終えた13位のユナイテッドは、3日前にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのリヨン戦を戦い、2-2で引き分けた。 ニューカッスル戦に向けてはリヨン戦で防げた2失点を止めきれなかったGKアンドレ・オナナに代えてGKアルタイ・バユンドゥルを起用。しかし1-3で迎えた77分にバユンドゥルのキックミスから4失点目を献上と、アモリム監督の頭痛の種は尽きない。 アモリム監督はバユンドゥル起用について「例え違うメンバーを起用したとしても結果はわからない。3日前に試合をしていて選択を迫られたのが事実だ」とコメント。 そして今季リーグ戦14敗目を喫し、昨季の敗戦数に6試合を残した時点で並んでしまった。 「(批判は)理解しているが、気にしていない。試合に負けるほど最悪なことはない。人は言いたいことを言う。自己弁護をするつもりもない。順位表を見れば全てわかる」 「後半の序盤に2失点目を奪われて負けてしまった。こういう瞬間にもっとうまくプレーし、コントロールする必要がある。我々は多くの点で改善する必要があり、今の順位は今季のパフォーマンスを反映している。試合を分析するが、次の試合に集中する必要がある。この試合を変えることはできない。次の試合が我々にとってとても重要だ。木曜の試合に集中して試合に勝つことにしよう」 2025.04.14 10:30 Mon
5

4発完勝のニューカッスルが赤い悪魔にシーズンダブルで4位浮上! 惨敗ユナイテッドは4戦未勝利でELリヨン戦へ【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第32節、ニューカッスルvsマンチェスター・ユナイテッドが13日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが4-1で快勝した。 13位のユナイテッドは前節、マンチェスター・シティとのダービーマッチを0-0のドローで終え、リーグ2戦未勝利に。続くヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでは敵地リヨンに乗り込んだ一戦を2-2のドローで終えた。 ホームでのリターンレグへ弾みを付ける公式戦4試合ぶりの白星を目指したアウェイゲームでは、公式戦4連勝と絶好調の5位ニューカッスルと対戦した。アモリム監督はELから先発5人を変更。休養を与えたオナナに代えてGKバユンドゥルを起用し、マグワイア、ドルグ、カゼミロ、ホイルンドに代えてプレミア初先発のアマス、リンデロフ、エリクセン、ザークツィーを起用した。 立ち上がりからオープンな展開が続くと、12分にはユナイテッドにビッグチャンス。ボックス付近での鮮やかなダイレクトプレーの連続から最後はペナルティアーク付近でブルーノ・フェルナンデスのワンタッチパスをザークツィーが右足ダイレクトで枠に飛ばすが、これはGKポープの好守に遭う。 このピンチを凌いだニューカッスルは、じりじりと前線からの圧力を強めて切り替えや球際で優位に立つと、前半半ばに先制点を奪う。 24分、カウンタープレスでボールを奪い返して右サイドのトリッピアーがペナルティアーク付近のイサクに斜めのグラウンダーパスを差し込む。イサクのファーストタッチが浮いてしまうも、そのままロブパスをボックス右に流すと、これに抜け出したトナーリが見事な右足ダイレクトシュートでゴール左隅に突き刺した。 幸先よく先制したホームチームは畳みかける。直後にトナーリが際どいミドルシュートを放つと、34分にはゴール前でリヴラメントの折り返しに反応したイサクが至近距離からシュートを枠に飛ばしたが、ここはGKバユンドゥルの好守に阻まれた。 一方、連続失点を凌いだユナイテッドはこの試合2度目のチャンスをモノにする。37分、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったウガルテが巧みなターンでDFを引き付けて前向きのダロトに繋ぐ。そのままハーフスペースを持ち上がったダロトがボックス右のガルナチョにラストパス。ここでアルゼンチン代表FWは短い振り抜きを選択すると、DFシェアの股間を抜けたシュートがゴール左隅に決まった。 1-1のイーブンに戻った試合はややアウェイチームに流れが傾いたが、前半終了間際のガルナチョのボックス左でのシュートはGKポープが好守で凌いだ。 互いに選手交代なしで臨んだ後半はホームチームが早い時間帯にスコアを動かす。49分、相手陣内左サイドでボールを持ったリヴラメントが緩急を付けた縦への仕掛けでダロトを振り切って左足で正確なクロスを供給。ファーに走り込んだマーフィーがゴールライン際ワンタッチで折り返すと、ゴール前に飛び込んだバーンズが左足で流し込んだ。 早々に勝ち越しを許したユナイテッドはさらにアクシデントに見舞われる。スプリントの際にハムストリングを痛めたザークツィーがプレー続行不可能になると、アモリム監督は55分のタイミングで3枚替え。ザークツィーに加えてアマス、ガルナチョを下げてホイルンド、ドルグ、マウントをピッチに送り込んだ。 一方、追いつかれた前半の反省を活かしつつ安定したゲーム運びを見せるニューカッスル。64分には相手陣内でマズラウィにプレスをかけたバーンズがスリップした相手からボールを奪って斜めのドリブルで一気にボックス内へ持ち込む。そして、コースを狙った右足シュートをゴール右上隅へ突き刺してこの試合2点目を奪取した。 これで試合の大勢が決したものの、攻勢を継続するマグパイズ。77分にはGKバユンドゥルの軽率な浮き球の縦パスをジョエリントンがヘディングで撥ね返してボックス中央のギマランイスに繋がると、これをブラジル代表MFが難なく右隅へ流し込んだ。 この4失点目で敗戦を受け入れたアモリム監督はマズラウィ、ブルーノ・フェルナンデスを下げて負傷明けのショー、メイヌーを投入。リヨン戦を睨んで主力を下げた。 一方、ニューカッスルも試合終盤にかけて5枚の交代カードをすべて使い切ってゲームクローズに入ると、5点目までは奪えなかったがこのまま4-1で勝ち切った。 この結果、エディ・ハウ監督が入院中で不在もホームで完勝のニューカッスルがユナイテッドに会心のシーズンダブルを達成して公式戦5連勝。チェルシーを抜いて4位に浮上した。一方、敵地で惨敗のユナイテッドは公式戦4試合未勝利でリヨンとのリターンレグを戦うことになった。 ニューカッスル 4-1 マンチェスター・ユナイテッド 【ニューカッスル】 サンドロ・トナーリ(前24) ハーヴィー・バーンズ(後4、後19) ブルーノ・ギマランイス(後32) 【マンチェスター・U】 アレハンドロ・ガルナチョ(前37) 2025.04.14 02:26 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly