アトレティコがオサスナの堅守に大苦戦も終盤のフェリペ弾で辛勝!《ラ・リーガ》

2021.11.21 04:45 Sun
Getty Images
アトレティコ・マドリーは20日、ラ・リーガ第14節でオサスナとホームで対戦し1-0で勝利した。

前節のバレンシア戦を痛恨のドローで終えたアトレティコは、その試合からスタメンを4人変更。スアレスやデ・パウル、トリッピアーらに替えてケガ明けのマルコス・ジョレンテやレマル、ヴルサリコらをスタメンで起用した。
2連敗中の8位オサスナ(勝ち点19)に対し、やや押し込まれる入りとなったアトレティコは、16分にボックス左横でパスカットしたカラスコのクロスからグリーズマンがヘディングシュートを合わせたが、これは枠の上に外れた。

さらにアトレティコは20分にも、カラスコのパスをボックス内で受けたグリーズマンが反転から左足を振り抜いたが、シュートはわずかにゴール左に逸れた。

徐々に主導権を握り始めたアトレティコだが、35分にピンチ。バイタルエリア手前でのロストボールに反応したルーカス・トロがロングシュート。強烈なシュートが枠を取られたが、これはGKオブラクが弾き出した。
ゴールレスで迎えた後半は、立ち上がりからアトレティコが攻勢を続ける。すると56分、コケのロングパスからゴール前に抜け出したアンヘル・コレアの落としをグリーズマンがダイレクトで流し込んだが、これはオフサイドを取られた。

先制点が遠いアトレティコは、65分にアンヘル・コレアとレマルを下げてスアレスとデ・パウルを投入。さらに75分には、グリーズマンとM・ジョレンテを下げてクーニャとコンドグビアをピッチに送り出した。

なかなか相手の堅守を崩しきれないアトレティコは、81分にスアレスの右クロスを中央のコアケがすらすと、ボックス左でボールを拾ったカラスコが見事な個人技からシュートを放ったが、これは左サイドネットに外れた。

アトレティコは85分、ヴルサリコを下げてトップチームデビューとなる19歳のマルティンを投入。すると87分、カラスコの左CKをフェリペがニアで合わせると、これがゴール右隅に突き刺さった。

結局、これが決勝点となり1-0でタイムアップ。オサスナの堅守に手を焼いたものの、フェリペの1年10カ月ぶりのゴールを守り切ったアトレティコが2試合ぶりの勝利を飾った。

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