フリーのガットゥーゾにロシア行きの可能性浮上?

2021.11.10 05:00 Wed
Getty Images
ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏(43)にスパルタク・モスクワ行きの可能性が浮上しているようだ。イタリア『ITA Sport Press』が報じている。

昨シーズン限りでナポリの指揮官を退任したガットゥーゾ氏は、その退任からわずか数日後に翌シーズンからのフィオレンティーナの新指揮官就任が決定。しかし、補強を巡ってクラブ上層部と衝突した闘将は、わずか3週間ほどでヴィオラとの契約を双方合意の下で解消することになった。

その後、新指揮官探しが混迷を極めていたトッテナム行きの可能性が一時報じられたが、サポーターからの猛抗議の影響もあって最終的に破談。以降はフリーの状態が続いている。
ただ、『ITA Sport Press』が報じるところによれば、ここに来てガットゥーゾ氏にはロシア行きの可能性が出てきているようだ。

スパルタク・モスクワは今シーズンのロシア・プレミアリーグで9位に低迷しており、ルイ・ヴィトーリア監督(51)が解任の危機を迎えているという。
そして、現在クラブはヴィトーリア監督の後任としてガットゥーゾ氏に関心を示しており、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と交渉を行っているとのことだ。

なお、スパルタク・モスクワでは、アントニオ・コンテ監督の元右腕として知られるマッシモ・カッレーラ監督が率いた2016-17シーズンにリーグ優勝を果たしており、再びイタリア人指揮官の下での成功を構想しているかもしれない。

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