「メッシはピッチで孤立している」、アンリが元同僚のPSGでの現状を分析
2021.10.26 06:30 Tue
かつてアーセナルやフランス代表で活躍したティエリ・アンリ氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)への適応に苦戦する元同僚FWリオネル・メッシの現状を分析している。
その悩めるメッシについて、バルセロナ時代に共にプレーしたアンリ氏は、解説者を務める『Prime Video』の中でPSGでの現状を分析。ピッチ上での孤立を指摘すると共に、右ウイングではなく中央での起用を薦めている。
「彼は孤立していて、ボールに絡む回数も少なくなっている。こういったことを言わなければならないのは悲しいことだが、彼は孤立している」
「個人的には彼を中央に置きたい。レオが右サイドにいるのが問題だ。真ん中にいれば、彼はテンポを作ることができる。ただ、ムバッペ、ネイマール、メッシが一緒にプレーするためには、何か解決策を見つけなければならない」
「メッシはピッチ上で多くを語るタイプではなく、彼はボールと共に周囲に語りかける。現時点で、PSGはキリアン(・ムバッペ)のチームだ。キリアンは最も輝いているプレーヤーであり、現状では彼にボールが集まっていく」
「ただ、ひとつのチームに指揮者は一人であるべきだ。そうでなければ、チームは同じテンポでプレーすることができない。ただ、このチームには余りにも指揮者が多いんだ」
アンリ氏の指摘するメッシの生かし方は中央に配置し、バルセロナ時代同様に常に同選手を起点とする攻撃の構築だ。
そのためには[4-2-3-1]への布陣変更やムバッペの右ウイング起用、ネイマールかムバッペをベンチに置くという選択肢のいずれかになるが、一朝一夕ですべてを解決するのは難しいかもしれない。
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今夏バルセロナを電撃退団し、パリに新天地を求めたメッシ。ここまで公式戦7試合に出場している中、チャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティ、RBライプツィヒ相手に2試合連続を含む3ゴールを挙げているが、国内リーグにおいては思うようなパフォーマンスを見せられずにいる。「彼は孤立していて、ボールに絡む回数も少なくなっている。こういったことを言わなければならないのは悲しいことだが、彼は孤立している」
「個人的には彼を中央に置きたい。レオが右サイドにいるのが問題だ。真ん中にいれば、彼はテンポを作ることができる。ただ、ムバッペ、ネイマール、メッシが一緒にプレーするためには、何か解決策を見つけなければならない」
「彼が右サイドで違いを生み出せないとは思っていない。私自身、戦術面で与えられている役割の詳細は把握していない。ただ、明らかに高い位置にいて、周囲に遠慮するような形でプレーしていると、インパクトを与えられない。また、彼に向かっていくボールの数も減っていく」
「メッシはピッチ上で多くを語るタイプではなく、彼はボールと共に周囲に語りかける。現時点で、PSGはキリアン(・ムバッペ)のチームだ。キリアンは最も輝いているプレーヤーであり、現状では彼にボールが集まっていく」
「ただ、ひとつのチームに指揮者は一人であるべきだ。そうでなければ、チームは同じテンポでプレーすることができない。ただ、このチームには余りにも指揮者が多いんだ」
アンリ氏の指摘するメッシの生かし方は中央に配置し、バルセロナ時代同様に常に同選手を起点とする攻撃の構築だ。
そのためには[4-2-3-1]への布陣変更やムバッペの右ウイング起用、ネイマールかムバッペをベンチに置くという選択肢のいずれかになるが、一朝一夕ですべてを解決するのは難しいかもしれない。
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