大切なのは「信じること」、「下を向いてしまうのは一番良くない」と語る長友佑都は本田圭佑のエールに同調「同じ気持ち」

2021.10.10 12:50 Sun
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©︎CWS Brains, LTD.
日本代表のDF長友佑都(FC東京)が10日、12日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦を前にメディアの取材に応じた。

7日に行われたサウジアラビア代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3戦でサウジアラビアに1-0で敗れた日本。これで最終予選は1勝2敗となり、3連勝のサウジアラビア、オーストラリアとの勝ち点差が「6」へと広がった。

12日の試合は埼玉スタジアム2002での試合。ホームゲームであり、ファンもスタンドに集まる中で、日本としては勝ち点3を取らなければいけない試合となる。

過去3大会の最終予選を経験している長友は、過去最も厳しい状況に追い込まれている現状について「3戦して2敗しているので、3大会やっていますが、厳しいスタートだなと思います」とコメント。浮上するために必要なことを語った。

「まずはしっかりと結果を受け止めて。ただ、下を向かずに前を向いて進んでいくこと、メンタル面で強い気持ちを持って進んでいくことです。この前の試合で出た課題をしっかりと話し合って、修正して、次の試合でそれをしっかりと内容的にも出せるようにしたいなと思います」

W杯に出場するようになって以降、過去の最終予選で2敗を喫したのは2018年のロシアW杯に向けてのみ。それが今回は3試合できてしまった。その状況で今一番大事なことは「信じること」だと語った。

「やっぱり信じること。今までやってきたことを。1人1人がブレると、この先も結果は出ないと思います。苦しい時こそ、今までやってきたこと、仲間を信じて、監督、スタッフみんなを信じてやっていくことだと思います」

選手たちがブレてはいけないという長友だが、経験の少ない若い選手たちにも声を掛けているという。

「この3戦の結果を受け止めることはそうですが、受け止めて、ネガティブになって下を向いてしまうのは一番良くない。切り替えてオーストラリア戦もありますし、7試合残っているので、切り替えて前に進もうということは伝えています。サウジ戦では課題や修正する部分は話し合っています」

選手同士でもコミュニケーションを取る中、厳しい声が飛んでいる森保一監督ともしっかりとコミュニケーションは取っているという。

「今までも話してやってきましたし、試合の中で出てくる課題があるので、監督とコミュニケーションをとってやっていました」

「監督も選手の意見を聞き入れてくれますし、これまでもコニュニケーションは取れていたので継続して。結果が出ていないので、よりコミュニケーションを高めなければいけないと思います」

その長友だが、9日のトレーニングでは、ランニングの後にDF吉田麻也(サンプドリア)やMF南野拓実(リバプール)、MF遠藤航(シュツットガルト)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、DF冨安健洋(アーセナル)と集まって話し合っていた。

ビルドアップについて話をしたとのことだが、サウジアラビア戦で良くなかった選手の距離感などについて語ったと長友は明かした。

「この前もそうでしたが、普通に自分たちがセットした状態ではやられないですが、ボールロストして、自分たちがボールを持っている時間帯に奪われ方が悪くてピンチになっている」

「位置関係や距離感が悪いです。僕とボランチに入れた時に、その先に繋がりができなかったり。それは1人1人のポジションが取れていなかったり。僕もですが、ボールを奪った時に疲弊してポジションどりが遅れることが多々出てしまった」

「そのポジションのままボールを回していても相手はプレッシャーをかけるのは楽なので、ポジションを変えてみて、わざとスペースを開けたところに誰か入るとか。そうしないと相手もプレッシャーは楽になると思います」

これまでも選手から出てきていた立ち位置と距離感の悪さを感じていたという長友。それでもやってきたことを信じるというのには、過去の経験からの根拠があるという。

「根拠で言えば、僕自身は経験として南アフリカの前だったりロシアの前だったり、チームがうまくいかなくて雰囲気が良くない時に、どういう状況でチームが1つになって、グループリーグ突破して、決勝トーナメントに行けた。どういう状況でうまくいくかは根拠として持っています」

「それをチームのみんなに伝えて、少しでもチームが1つになって一丸となって、強い気持ちで戦えるように、経験を生かして伝えていければと思います」

とは言え、やはり結果が出ず、さらに拮抗した試合で2度も負けているのは事実だ。長友は「3戦して2戦負けているので、自分たちの実力というのは負けたチームとして認めないといけないですが、僕はこのチームは実力があると思っていますし、結果がついてこないのは残念ですが、次の試合は必ず勝利を掴めると信じています」と語り、オーストラリア戦への自信を見せた。

その中で、過去3大会W杯に出場している本田圭佑(スドゥーヴァ)はツイッターで「大いにこの逆境を楽しめ」とエールを送っていたが、長友もそれには同調するとした。

「昨日か今日か見ました。その通りだなと思います。僕もこれまでも、自分のサッカー人生で何度も逆境を経験してきましたし、その中で幾度となく何度も這い上がってきました」

「そこの中には、ポジティブに楽しんでいた自分もいたので、跳ね除けるという強い気持ちでやってきたので、同じ気持ちです」

経験者と未経験者が入り混じる今回の最終予選。その中でいかに経験者が、窮地を乗り切るための策を出せるかは大きな課題だ。


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