開幕2連勝で首位浮上のウェストハム、指揮官は「今夜は素晴らしい雰囲気」とファンの歓声に歓喜

2021.08.24 13:23 Tue
Getty Images
ウェストハムのデイビッド・モイーズ監督が、連勝を飾ったチームへの自信を語った。クラブ公式サイトが伝えている。
PR
プレミアリーグ開幕節でニューカッスル相手に4得点を挙げ勝利したウェストハムは、23日に行われた第2節でレスター・シティと対戦。試合は26分にスペイン代表MFパブロ・フォルナルスのゴールで先制すると、40分にはレスターに退場者が出たことで数的優位に。後半にもイングランド代表FWマイケル・アントニオの2ゴールなどで3点を追加したチームは、4-1で勝利した。
この結果、ウェストハムは開幕から連勝を達成。2試合連続4ゴールを記録し、まだ2試合ではあるもののリーグ首位の座に立っている。

試合後のインタビューに応じたモイーズ監督は、チームの好パフォーマンスやファンの大歓声について触れ、喜びを露わに。試合内容についてもレスターは退場者が出る不運があったとしつつ、良いプレーが発揮できたと語った。

「落ち着いて行動する必要はあるが、ファンから聞こえてくる歓声は信じられないほどだ。試合から40分が経過しても、外で人々が歌っている声が聞こえてくる。それを聞けば、彼らにとってこの試合がどのような意味を持つのかを知ることができるだろう」
「私は他チームで監督をしていたとき、アップトン・パークの夜がとても騒がしかったのを覚えているよ。今夜は、それに匹敵するくらい素晴らしい雰囲気だった」

「私が言うのもなんだが、選手はそれに値すると思う。昨季のパフォーマンスは、何が起こっても支持に値するものであり、そしてファンは今夜新しいチームを目の当たりにした。これから先、チケットを手に入れるのは難しくなるかもしれないね」

「レッドカードが試合に影響したのは確かだ。先制はしたが、試合は拮抗していたからね。(退場となった)アジョセ・ペレスのタックルは本当に不運だった。あのタックルは退場に値すると思うが、彼に悪意はなかっただろう。ただ、これもフットボールの一部さ」

また、モイーズ監督は昨季と違い好スタートを切ったことにも言及。チームの今後に期待感を示している。

「昨季はシーズン最初の2試合で負けていて、人々はそれをネガティブな形で話していたのを覚えている。だったら、2勝した後でポジティブに話すことは悪くないだろう?」

PR
関連ニュース

モイーズ退任ならロペテギ招へい? 新監督選定のウェストハムが接触

ウェストハムが次なる指揮官として、フレン・ロペテギ氏(57)と接触しているようだ。 デイビッド・モイーズ監督との契約が今季限りのウェストハム。モイーズ監督は今季終了後の決断見通しを主張しているが、クラブでは破談に備えた動きがあり、スポルティングCPを率いるルベン・アモリム監督とのコンタクトが明らかになっている。 モイーズ氏の後任を巡り、リールとの契約が今季限りのパウロ・フォンセカ監督も候補の1人と目されるウェストハムだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、ミラン行きがファンの反対で白紙となったとされるロペテギ氏と初交渉したという。 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も両者の会談を主張。候補者はこの数日でミラン行きの話が流れてしまったロペテギ氏だけにあらずだが、話し合いが行われているそうだ。 かつてスペイン代表を率いたロペテギ氏は以降、ポルトやレアル・マドリー、セビージャの指揮を執り、2022年11月からウォルバーハンプトンの監督に。昨年8月に解任され、フリーの状況が続く。 2024.05.04 15:30 Sat

フルアム退団濃厚のアダラバイヨ…争奪戦にニューカッスルも本格参戦か

フルアムのイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)に多くの関心が寄せられている。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じた。 マンチェスター・シティ出身で、2020年にフルアムへ完全移籍した196cmセンターバックのアダラバイヨ。主力として加入4年目を迎えており、序盤にケガがあった今シーズンもここまで公式戦25試合に出場している。 しかし、フルアムとの契約は今シーズン限り。引き留めたいフルアムは年俸がチーム最高クラスとなる新契約を提示したが、より競争力の高いクラブへのステップアップを望んでいるアダラバイヨは退団の意向をクラブに通達したとみられている。 そんなアダラバイヨに対しては、トッテナムやウェストハム、リバプール、ミランなどが関心を寄せる中、ニューカッスルも獲得に向けた議論を重ね始めたとのこと。オランダ代表DFスヴェン・ボトマンとイングランド人DFジャマール・ラッセルズが前十字じん帯のケガで長期離脱となったため、今夏はセンターバック補強が優先となっている。 一方、ニューカッスルはプレミアリーグの定める収益性と持続可能性に関する規則を考慮しなければならない状況。ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス(26)、もしくはスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(24)の今夏売却を迫られる可能性もあるようだ。 なお、アダラバイヨ以外では、ボーンマスとの契約が今夏に切れるイングランド人DFロイド・ケリー(25)も注目株に。望みの守備者を射止めるのはどのクラブになるのだろうか。 2024.05.03 13:45 Fri

クロップvsサラーはどうして起きた? 「監督は明らかに気に入らず…」 相手FWが証言

ウェストハムのジャマイカ代表FWマイケル・アントニオがリバプールのユルゲン・クロップ監督とエジプト代表FWモハメド・サラーの衝突に言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。 27日のプレミアリーグ第35節でウェストハムと引き分け、優勝争いからさらに後退したリバプール。その状況にフォーカスされるなかで、79分に途中出場を待つサラーとクロップ監督が何かしらを言い合うシーンもあり、メディアを賑わせた。 この一件に試合後のクロップ監督が「もう終わったこと」と話したが、サラーは「僕が話をしたら火事になる」と発言し、二人の関係を巡って憶測を呼ぶ事態に。そのなか、対戦相手だったアントニオが人から聞いた話として当時の二人を語った。 『Footballer's Football Podcast』で「基本的に内々の情報というわけじゃないし、誰かからも聞かされたわけでもないけど、トレーニング場で話す選手たちから聞いたこと」とした上で、二人のやりとりを明かした。 「選手たちが出場するとき、クロップ監督はいつも大きなハグをして『頑張れ』と声かけをする。でも、モーは出てくると、違う方向に歩いて、すね当てを準備したりしていたんだ」 「クロップ監督は手を差し伸べ、その手がしばらくそこにあったけど、モーは自分がしていることをやめ、ハイタッチのつもりで手を叩いただけだった」 「クロップ監督は明らかに気に入らず、『また座り直すか?』みたいなことを言ったんだ。基本的には『続けるか?』と言うんだけどね。で、モーが何を言い返したかは誰も教えてくれなかったよ」 アントニオの話からすると、サラーの振る舞いをクロップ監督が嫌な感じで受け取ったということ。リバプールとしては逆転優勝の可能性がなくなったわけではないとあって、残り3試合にすべてをかけたいところだが、指揮官とエースの関係性やいかに。 2024.05.02 12:30 Thu

ビッグクラブ行きが期待されるも交渉進まずのアモリム監督…原因は指揮官のポリシーに?

ビッグクラブ行きの噂がありながら具体的な交渉が進展しないスポルティングCPのルベン・アモリム監督(39)だが、さまざまな原因があるようだ。 母国ポルトガルのカーザ・ピアで監督キャリアをスタートさせたアモリム監督は、2019年12月に就任したブラガでタッサ・ダ・リーガ優勝を果たして初タイトルを獲得。その後、2020年3月にスポルティングCPの指揮官に就任すると、指揮2年目のプリメイラ・リーガでクラブを19年ぶりの優勝に導き、今シーズンも首位を快走している。 そんなアモリム監督は、当然ビッグクラブが放っておかず。特にユルゲン・クロップ監督の退任が決まったリバプールは後任の最有力候補として、招へいを目指すと報じられていた。 しかし、アモリム監督もプレミアリーグ行きに乗り気と伝えられる中で、突如としてリバプール就任の話はトーンダウン。結局、クロップ監督の後任にはフェイエノールトのアルネ・スロット監督の就任が確実視されている。 また、同じくアモリム監督招へいを検討と報じられていたバルセロナも、退任を表明していたチャビ・エルナンデス監督が一転して続投を表明。こちらの話も立ち消えとなった。 ビッグクラブとの交渉が中々具体化しないアモリム監督だが、『ESPN』では指揮官が[3-4-3]のシステムにこだわっていることが原因の一つだと指摘。リバプールはクロップ監督が一貫して[4-3-3]のシステムを採用していたことから、仮にアモリム監督招へいとなると編成に大きな影響が出ることも考慮し、招へい見送りの判断をとったようだ。 また、アモリム監督招へいには何かと資金が必要なことも足枷に。1500万ユーロ(約25億円)の契約解除条項があることに加え、年俸1200万ユーロ(約20億円)程度を要求していることから、財政難のバルセロナは関心が本格化しなかったという。 それでも、アモリム監督にはロンドンで交渉するも物別れに終わったウェストハムが引き続き関心を示しているほか、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドからの接触も噂されており、今夏の去就は大いに注目されている。 2024.04.30 17:25 Tue

「粘り強いプレー」2試合ぶりの先発となった遠藤航、現地では厳しい評価に「数カ月前の素晴らしい調子からは悪い状態」

リバプールの日本代表MF遠藤航は低い評価となった。 27日、プレミアリーグ第35節でリバプールはアウェイでウェストハムと対戦した。 この試合に遠藤は2試合ぶりの先発出場。逆転優勝に向けてエバートン相手に痛恨の敗戦を喫したリバプールは、バウンスバックが求められた中、前半に失点しビハインドで後半を迎える。 すると48分にアンドリュー・ロバートソンがゴールを決め追いつくと、65分にはオウンゴールで逆転に成功。しかし、77分に失点し2-2のドロー。再び勝ち点を落とす痛い結果となった。 現在首位のアーセナルとは勝ち点差「2」。2試合消化が少ないマンチェスター・シティとは勝ち点差「1」と苦しい状況だ。 この試合も中盤でプレーした遠藤。粘り強い守備も店知恵たが、イギリス『リバプール・エコー』は6点(10点満点)をつけている。 「テンポを早めようとしたため、全てのパスが適切だったわけではない。ただ、ハーフタイム前は粘り強いプレーを見せた」 「後半はさらに落ち着きを見せた。警告をもらい途中で交代」 リバプール専門メディアの『This is Anfield』は4点(10点満点)と厳しい評価をつけている。 「最近の遠藤のくじ引き大会で当選したバージョンに戻った。ボールを扱うのが遅くて重く、思い悩み、彼のゲームには何の進歩もなかった。抑え込まれ、迂回もしていた」 「ハーフタイムの後は少し良くなったが、数カ月前の素晴らしい調子からは悪い状態になっている」 その他、『ESPN』は6点(10点満点)をつけ「いくつかのカウンターの状況でボールをうまく取り戻し、チームの中でボールに多く触れ、すぐにより高度な中盤の選手にボールを渡した」としている。 <span class="paragraph-title">【動画】2試合ぶりの先発となった遠藤航、ウェストハム戦プレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="HlaTELV2TNE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.28 12:58 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly