エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー

2021.07.31 22:15 Sat
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サッカー史には数多くの偉大なアフリカ人ストライカーが名を残している。

古くはミランで活躍しバロンドールも受賞、今は一国の長になっている元リベリア代表FWのジョージ・ウェア大統領、背番号「4」が特徴的で、心臓病がありながらもアーセナルをはじめとするプレミアリーグのクラブやナイジェリア代表として活躍したヌワンコ・カヌ、コートジボワールを強豪国へと引き上げた黄金世代の1人で、チェルシーではチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得。戦争を止めたというエピソードもあるディディエ・ドログバら、多くのスター選手がいる。

ヨーロッパの舞台だけでなく、Jリーグでも2020シーズンに得点王を獲得したFWオルンガのインパクトは絶大。かつては“浪速の黒豹”としても知られたパトリック・エムボマらも活躍し、その能力の高さは知られたところだろう。

現役でもリバプールを支えるエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネなどがいるが、そんなアフリカ人ストライカーたちの中でも、一線を画すスタイルで活躍したのが元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。



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【ECLグループステージ展望】スパーズ&ローマが大本命! 日本人4選手が参戦!

2021-22シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)・グループステージが16日に開幕する。今シーズンから創設されたチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)に次ぐUEFA3番目のコンペティションには日本人4選手やローマやトッテナムという強豪が参戦する。 ここでは、注目クラブや日本人選手の所属するチームを中心にグループステージを展望していきたい。 ◆スパーズ&ローマが大本命! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210915_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今大会の優勝候補は通常であれば、CLに参戦するレベルの実力を持つトッテナムとローマの2チームだ。 昨シーズンのプレミアリーグを期待外れの7位でフィニッシュし、今シーズンから創設されるECLに参戦することになったトッテナム。パソス・デ・フェレイラとのプレーオフでは初戦を落とす失態を演じたものの、最終的にホームの2ndレグで逆転し順当に本大会行きを決めた。 ヌーノ新監督の下、プレミアリーグでは開幕3試合連続クリーンシートで3連勝を飾ったものの、直近のクリスタル・パレス戦ではここまでの戦いを通じて浮き彫りとなっていた課題が明確に出る、低調な内容で完敗。あくまでチームのプライオリティはプレミアリーグということもあり、ECLでは控え選手や若手中心のスカッドでの戦いとなる。その中でFWスカーレットやMFディヴァイン、MFナイル・ジョンといった若手の台頭を促しつつ、DFロメロやFWブライアン・ヒルといった新加入組をチームに馴染ませる場として有効に活用したい。 なお、グループGで同居する3チームはスタッド・レンヌ(フランス)、フィテッセ(オランダ)、ムラ(スロベニア)と比較的移動がラクな相手となっている。 昨シーズン途中までそのトッテナムを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督が新指揮官に就任したローマは、難敵トラブゾンスポルとのプレーオフを2連勝で制して本大会行きを決めた。また、セリエAでは開幕3連勝を飾り、新体制移行後公式戦5戦全勝と早くも“スペシャル・ワン”就任の効果が出ている。 トッテナム同様にあくまでセリエAでの成功が最優先となっており、且つグループCはゾリャ(ウクライナ)、CSKAソフィア(ブルガリア)、ボデ/グリムト(ノルウェー)と比較的移動距離が長いため、モウリーニョ監督は割り切ったメンバー構成で今グループステージに臨むはずだ。MFダルボエやMFザレフスキ、MFボーヴェ、DFカラフィオーリというプリマヴェーラ出身の有望株、前線で序列低下のFWマジョラル、DFレイノルズらにとっては格好のアピールの場となるはずだ。 その他ではバーゼル(スイス)、ヘント(ベルギー)、スラビア・プラハ(チェコ)、コペンハーゲン(デンマーク)といった欧州大会の常連が有力な突破候補となっている。 ◆中村と田中が日本人対決! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210915_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのECLグループステージでは、4人の日本人選手がプレーすることになる。なお、PAOK(ギリシャ)のMF香川真司とウニオン・ベルリン(ドイツ)のMF遠藤渓太は登録メンバーを外れており、今グループステージではプレーすることができない。 グループAでは共にUEFAコンペティションの本戦初出場となるLASKリンツ(オーストリア)のFW中村敬斗、ヘルシンキ(フィンランド)のMF田中亜土夢の日本人対決が実現。中村はトゥベンテ、シント=トロイデンなどを経て、今夏にオーストリアの強豪LASKへ完全移籍。今季ここまではトップチームで5試合に出場しているが、目立った数字は残せておらず。今グループステージにおいても途中出場をメインにポジション奪取に向けてのアピールが必要だ。 一方、2020年3月に3年ぶりのヘルシンキ復帰を果たした田中は、復帰初年度に国内2冠に貢献。今シーズンも主力を担っているが、現在はヒザのケガによって欠場が続いており、グループステージ開催中の戦列復帰を目指すことになる。 また、AZ(オランダ)のDF菅原由勢はクルージュ(ルーマニア)、ヤブロネツ(チェコ)、ラナース(デンマーク)と同じグループDに入った。AZ加入3年目の菅原は右サイドバックのレギュラーに定着。クラブが国内リーグと、ECLのどちらにプライオリティを置くかによって起用法が変わってくれるが、ホームゲームを中心に勝負どころの試合では間違いなく出番が訪れるはずだ。 ウニオンのMF原口元気は、ヘルタ・ベルリン時代の2017-18シーズンのEL以来のグループステージ参戦に。ブンデスリーガ2部のハノーファーでの活躍によって、ウニオンにステップアップを果たした原口はブンデスリーガ開幕から全試合でスタメン起用されるなど、新天地で早くも信頼を勝ち得ている。クラブ史上初のUEFA本戦となるが、グループEはスラビア・プラハ(チェコ)、フェイエノールト(オランダ)、マッカビ・ハイファ(イスラエル)と、欧州での経験豊富な難敵揃いの難しいグループだ。菅原同様にチームの優先順位は微妙なところだが、チームを決勝トーナメントに導く決定的な仕事を期待したいところだ。 【グループA】 LASKリンツ(オーストリア)※中村敬斗 マッカビ・テルアビブ(イスラエル) アラシュケルト(アルメニア) ヘルシンキ(フィンランド)※田中亜土夢 【グループB】 ヘント(ベルギー) パルチザン・ベオグラード(セルビア) フローラ(エストニア) アノルトシス(キプロス) 【グループC】 ローマ(イタリア) ゾリャ(ウクライナ) CSKAソフィア(ブルガリア) ボデ/グリムト(ノルウェー) 【グループD】 AZ(オランダ)※菅原由勢 クルージュ(ルーマニア) ヤブロネツ(チェコ) ラナース(デンマーク) 【グループE】 スラビア・プラハ(チェコ) フェイエノールト(オランダ) ウニオン・ベルリン(ドイツ)※原口元気、遠藤渓太 マッカビ・ハイファ(イスラエル) 【グループF】 コペンハーゲン(デンマーク) PAOK(ギリシャ)※香川真司 スロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア) リンカーン(ジブラルタル) 【グループG】 トッテナム(イングランド) スタッド・レンヌ(フランス) フィテッセ(オランダ) ムラ(スロベニア) 【グループH】 バーゼル(スイス) カラバフ(アゼルバイジャン) カイラト(カザフスタン) オモニア(キプロス) 2021.09.16 19:00 Thu
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【ELグループステージ展望】メガクラブ不在も強豪が参戦! 日本人7選手が参戦

2021-22シーズンのヨーロッパリーグ(EL)・グループステージが16日に開幕する。昨シーズンと同様、優勝チームに翌シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権が与えられるELに、今シーズンは7人の日本人選手がグループステージから参加。また、ナポリやラツィオ、レスター・シティといった強豪も出場する。 ここでは、注目クラブや日本人選手の所属するチームを中心にグループステージを展望していきたい。 ◆メガクラブ不在も強豪が参戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210915_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の創設によって、前シーズンの48チーム制から32チーム制に変更となった、今季のグループステージ。メガクラブは不在も、コンペティション自体のレベルは上がった印象だ。 そういった中、現時点での優勝候補はナポリ、ラツィオのイタリア勢、レスター・シティ、ウェストハムのイングランド勢、レバークーゼン、リヨン、マルセイユといった5大リーグ所属クラブ。 今季からスパレッティ、サッリと国内屈指の戦術家を新指揮官に据えたナポリとラツィオは、今夏のメルカートでも適材適所の補強を行っており、チーム状態は良好。ナポリはユベントスを破るなど、セリエA開幕3連勝を飾り、ラツィオも直近の試合でミランに敗れたものの、サッリ監督の志向する支配的なスタイルとエースFWインモービレら現有戦力のストロングを組み合わせた魅力的なアタッキングフットボールの一端を早くも披露している。共にグループステージではタフな相手との対戦が続くが、現時点では有力な優勝候補と言える。 そのナポリと同じグループCに入ったレスターも有力な優勝候補だ。昨季のプレミアリーグでは終盤の失速によってCL出場権獲得を逃したが、チェルシー、マンチェスター・シティを破ってFAカップ、コミュニティ・シールドのタイトルを獲得するなど、メガクラブに比肩する実力を持つ。昨季は選手層に不安を抱えていたが、今夏の移籍市場ではDFヴェステルゴーアやDFバートランド、MFスマレ、FWダカと各ポジションに的確補強を敢行している。 同じプレミア勢のウェストハムもモイーズ監督の下で攻守にプレー強度が高いアグレッシブなフットボールで、今季は更なる躍進の気配を漂わす。今や絶対的なエースとなったFWアントニオのバックアップ不在は気がかりも、二足の草鞋を履いてもブレないスカッドを構築している。 その他では攻撃に特長を持つレバークーゼンとマルセイユに、攻守のバランスの良さと新戦力のフィット次第で大きな伸びしろを持つリヨンといったクラブにも注目したい。 ◆2つのグループで日本人対決実現! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210915_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのELグループステージでは、7人の日本人選手がプレーすることになる。 グループDではMF長谷部誠、MF鎌田大地を擁するフランクフルト(ドイツ)と、MF三好康児を擁するアントワープ(ベルギー)が、オリンピアコス(ギリシャ)とフェネルバフチェ(トルコ)という強豪2クラブと同居することに。 グラスナー新体制で公式戦2敗3分けの未勝利と厳しい船出となったフランクフルト。その中で副将を務める長谷部はドルトムントとのリーグ開幕戦でゲームキャプテンを務めたが、直近は2試合連続で出場機会なしに終わるなど、序列が低下。一方、今夏のステップアップが噂されながらも最終的に残留となった鎌田はここまでリーグ戦3試合に先発しているものの、昨シーズンの本調子からは程遠い状況。チームとしての優先度はブンデスリーガの方が高いが、激戦区を勝ち抜く上では長谷部の豊富な経験と鎌田の創造性が重要だ。まずはホームで戦うフェネルバフチェとの初戦で新体制初白星を挙げて今後の巻き返しのキッカケとしたい。 アントワープで3年目を迎える三好は今回のEL予選プレーオフで2試合連続ゴールに、本大会行きを懸けたPK戦でも4人目のキッカーとしてきっちり成功し、突破の立役者となった。さらに、リーグ戦でも主力として起用されており、今グループステージでの活躍に大きな期待が懸かる。昨シーズンはトッテナムやレンジャーズという強豪との対戦を経験しており、難敵相手にも臆せず戦えるはずだ。 また、グループHではFW伊東純也を擁するヘンク(ベルギー)と、FW北川航也を擁するラピド・ウィーン(オーストリア)が、ウェストハム(イングランド)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)と同居する激戦区に入った。 昨季の公式戦42試合で12ゴール16アシストと圧巻の数字を残し、今やヘンクの攻撃をけん引する伊東は、今季ここまでも主力として活躍。スペインやイングランドへの移籍を希望していると伝えられる中、プレミアリーグの強豪ウェストハムとの一戦は自身にとって大きなアピールの場となるはずだ。 ラピド・ウィーン在籍3年目も未だに前線のバックアッパーの域を出ない正念場の北川。今季も公式戦6試合に出場しているものの、先発出場はゼロ。今グループステージでもプレータイムは限られるが、少ないチャンスを確実にモノにしたい。 今夏のセルティック(スコットランド)加入後、センセーショナルな活躍で一躍イギリス国内で知名度を上げるFW古橋亨梧は、レバークーゼン(ドイツ)、ベティス(スペイン)フェレンツヴァローシュ(ハンガリー)と強豪揃いのグループGに入った。今月のインターナショナルマッチウィークの負傷により、グループステージ序盤数試合を欠場する見込みだが、戦列復帰後は再びゴールラッシュをみせ、チームを決勝トーナメントに導く活躍が期待される。 最後に、今夏の退団が有力視されながらも最終的にPSV(オランダ)に残留することになったMF堂安律は、モナコ(フランス)、レアル・ソシエダ(スペイン)、シュトゥルム・グラーツ(オーストリア)と同じグループBに入った。今季初出場となった直近のAZ戦ではボックス外から見事な左足のミドルシュートを突き刺すゴラッソでポジション奪取に向けた最高のアピールを見せており、出場機会増が期待されるところだ。 【グループA】 リヨン(フランス) レンジャーズ(スコットランド) スパルタ・プラハ(チェコ) ブレンビー(デンマーク) 【グループB】 モナコ(フランス) PSV(オランダ)※堂安律 レアル・ソシエダ(スペイン) シュトゥルム・グラーツ(オーストリア) 【グループC】 ナポリ(イタリア) レスター・シティ(イングランド) スパルタク・モスクワ(ロシア) レギア・ワルシャワ(ポーランド) 【グループD】 オリンピアコス(ギリシャ) フランクフルト(ドイツ)※長谷部誠、鎌田大地 フェネルバフチェ(トルコ) アントワープ(ベルギー)※三好康児 【グループE】 ラツィオ(イタリア) ロコモティフ・モスクワ(ロシア) マルセイユ(フランス) ガラタサライ(トルコ) 【グループF】 ブラガ(ポルトガル) ツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア) ルドゴレツ(ブルガリア) ミッティラン(デンマーク) 【グループG】 レバークーゼン(ドイツ) セルティック(スコットランド)※古橋亨梧 ベティス(スペイン) フェレンツヴァローシュ(ハンガリー) 【グループH】 ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ヘンク(ベルギー)※伊東純也 ウェストハム(イングランド) ラピド・ウィーン(オーストリア)※北川航也 2021.09.16 18:00 Thu
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【CLグループB展望】アトレティコ&リバプール優位も弱者不在の“死の組”!

2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月14日に開幕する。グループBはミランが8シーズンぶりに欧州最高の舞台に戻ってきたことで、弱者不在という今グループステージ屈指の“死の組”が出来上がった。 ◆編集部予想 ◎本命:アトレティコ・マドリー ○対抗:リバプール △連下:ミラン ☆大穴:ポルト ◆ピンポイント補強で攻守に隙なし~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今グループステージ屈指の“死の組”の本命は昨シーズンのスペイン王者。昨季のCLでは優勝したチェルシーに完膚なきまでに叩きのめされてベスト16敗退となったが、チームとしての完成度は今大会出場チームで屈指だ。 今夏の移籍市場においては中盤のユーティリティープレーヤーのMFサウールがチェルシーに旅立ったものの、それ以外の主力の残留に成功。さらに、手薄な攻撃陣には東京五輪で金メダル獲得のブラジルの主力FWマテウス・クーニャに、元エースFWグリーズマンがバルセロナから電撃復帰。中盤に創造性とダイナミズムをもたらす指揮官意中のMFデ・パウルが加入した。 連覇を狙うラ・リーガではここまで3勝1分けの無敗をキープ。FWスアレスや新加入組のコンディションが上がり切らない前線に関しては大いに改善の余地があるものの、持ち味の堅守に加えて勝負強さは健在。闘将仕込みのハードワークと、強烈な個性を持つ多士済々のタレントの持ち味をうまく融合できれば、悲願のビッグイヤー獲得も十分に可能なはずだ。 ◆守備安定で浮沈のカギは自慢のアタッカー陣~リバプール~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールはアトレティコと実力伯仲の対抗馬だ。昨シーズンはプレミアリーグ連覇を逃すと共に、CLでも準々決勝でレアル・マドリー相手に敗退。ただ、ディフェンスリーダーのDFファン・ダイクを始め、最終ラインに多数の離脱者が出たという、ハッキリした理由があり、改善は容易だ。今夏の移籍市場では純粋な補強が逸材DFコナテのみと継続路線を選択したが、負傷者の復帰がすでに大きな補強となっている。 今季のプレミアリーグでは難敵チェルシー戦との1-1のドローを除き、3試合で複数得点とクリーンシートと一昨季の安定感を取り戻している。後方の安定によって、よりリスクを冒して攻撃に出られるようになったことが得点力の向上に繋がっているが、エースFWサラーを除きFWマネやFWフィルミノ、FWジョタのパフォーマンスは今一つ。 チェルシー戦同様に実力伯仲のアトレティコやミランを撃破し、グループステージ突破を決めるためには自慢のアタッカー陣の更なる奮起が求められるところ。また、今大会唯一日本人選手として参戦しているFW南野拓実には何とか爪痕を残してほしいところだ。 ◆8季ぶりの大舞台で躍進なるか~ミラン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のセリエAを2位で終えて8シーズンぶりに夢の舞台に戻ってきたイタリア屈指の名門は“死の組”突破を目指す。堅実な指揮官ピオリの下、経験豊富なベテランと次代を担う若手タレントの力をうまく融合させ、ナポリやローマ勢を抑えてCL出場権獲得に成功したロッソネリ。今夏の移籍市場では守護神ドンナルンマ、司令塔チャルハノールという昨季の躍進の立役者2人をフリーで失ったが、FWジルーやMFフロレンツィ、MFバカヨコといった経験豊富な実力者に、FWペッレグリ、新守護神メニャンらを積極補強。セリエAとCLの二足の草鞋に耐え得るだけのスカッドを構築した。 セリエAでは難敵ラツィオに完勝するなど、開幕3連勝と最高の滑り出しを見せており、ドンナルンマとチャルハノールの後継を担うメニャンやMFブラヒム・ディアスも抜群の存在感を発揮。さらに、FWイブラヒモビッチの戦列復帰によって、ジルーと共にけん引する攻撃陣も爆発の予感を漂わせている。 とはいえ、前述の本命2チームとは経験、スカッドの質で見劣りは否めなく、まずはリバプールとの初戦で現在の立ち位置を図ることになる。その初戦をモノにして欧州の舞台で躍動するアタランタとなるか、あるいは欧州の舞台で苦戦するお隣インテルのようにCLの厳しさを味わうことになるか…。 ◆堅守速攻を武器に昨季再現狙う~ポルト~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のベスト8チームだが、現時点での評価はグループ4番手だ。昨季は組み合わせに恵まれたグループステージをマンチェスター・シティに次ぐ2位で通過。ラウンド16では優勝候補の一角に挙がっていたユベントスを延長戦の末に撃破する番狂わせを起こし、準々決勝でも王者チェルシーを追い詰めた。 ただ、今季に向けてはFWルイス・ディアスやMFセルジオ・オリベイラといった主力の残留に成功した一方、新戦力補強は停滞。加えて、コンセイソン監督の堅守速攻スタイルへの分析も進んでおり、格上3チームとの対戦では苦戦必至だ。DFペペを中心に失点を最小限に凌ぎつつ、少ないチャンスをFWタレミやルイス・ディアスらがいかに決め切れるか。また、自慢のアカデミーから新たなスター候補の誕生にも期待したい。 2021.09.15 17:01 Wed
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【CLグループA展望】銀河系PSGと盤石シティが大本命! ライプツィヒが2強に挑む

2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月14日に開幕する。グループAはパリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスター・シティの2強に加え、RBライプツィヒによる三つ巴の争いが予想される。 ◆編集部予想 ◎本命:パリ・サンジェルマン ○対抗:マンチェスター・シティ △連下:RBライプツィヒ ☆大穴:クラブ・ブルージュ ◆メッシら加入で新銀河系軍団が誕生~パリ・サンジェルマン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のベスト4敗退、リーグタイトル逸という屈辱を受け、今夏に超大型補強を敢行した新銀河系軍団が突破の大本命だ。 昨季、途中に解任した前指揮官トゥヘルが途中就任したチェルシーに悲願のビッグイヤーを獲得される屈辱を味わったPSGの首脳陣は今夏、バルセロナを電撃退団したFWメッシ、同じくレアル・マドリーを去ったDFセルヒオ・ラモスというスペイン2強の象徴を獲得したほか、新守護神にドンナルンマ、補強ポイントだった両サイドバックにDFハキム、DFヌーノ・メンデスという若き逸材、百戦錬磨のMFワイナルドゥムを補強。さらに、レアル・マドリーの引き抜きにあっていたFWムバッペの残留にも成功し、世界屈指のスカッドを完成させた。 また、多くの主力不在の中でスタートしたリーグ戦ではここまで5連勝の好スタートを切っており、ポチェッティーノ体制2年目で戦術面の浸透も順調だ。諸刃の剣となりかねないメッシの取り扱いを含め、超強力スカッドの適切な組み合わせ、戦い方を探るためにある程度の時間を要するが、リーグ戦を試行錯誤の場として使いながらグループステージを通して新銀河系軍団の完成を目指すことになる。 ◆ストライカーに不安も盤石のスカッド構築~マンチェスター・シティ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季の準優勝チームがPSGの対抗だ。今夏の移籍市場においてはMFグリーリッシュ、FWケインの2人を最重要ターゲットに定め、前者をイングランド史上最高額の1億ポンドで獲得した一方、トッテナムの徹底抗戦に遭い、FWアグエロに代わる新エースストライカー候補だったケインの獲得に失敗。それでも、ケイン獲得のために売却候補に挙がっていたMFベルナルド・シウバ、DFラポルテらが好パフォーマンスを見せており、彼ら残留組が重要な役割を果たしそうだ。 ここまではFWフェラン・トーレスを最前線、FWガブリエウ・ジェズスを右ウイングに固定して起用し、リーグ戦では好結果を手にしているが、難敵が揃うヨーロッパの舞台でその形が引き続き機能するかは微妙なところだ。ただ、開幕時点ではMFデ・ブライネ、MFフォーデンの両司令塔が不在だったこともあり、彼らの復帰によってグリーリッシュを含めた新たな化学変化も期待されるところだ。 PSGに比べて熾烈なプレミアリーグの負担を考慮し次点の扱いだが、チームの成熟度、昨季の準決勝の対戦で勝利している点を考えれば、首位通過の可能性は十二分にあるはずだ。 ◆苦しい船出も爆発力に期待~RBライプツィヒ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 一昨シーズンのベスト4、昨シーズンのベスト16とヨーロッパの舞台でも安定した成績を残しているライプツィヒがグループ3番手だ。智将ナーゲルスマンのバイエルン行きを受け、レッドブル・ザルツブルクからマーシュ新監督を招へいした昨季ブンデスリーガ2位チームだが、今季ここまでのリーグ戦で4戦3敗と苦しい船出となっている。 今夏の移籍市場では指揮官と共にDFウパメカノ、MFザビッツァーをバイエルンに引き抜かれ、リバプールに旅立ったDFコナテを含め主力3選手を失うことに。一方で、補強はエースストライカー候補のFWアンドレ・シウバを即戦力として獲得したものの、DFシマカン、MFイライクス、FWブロビーという若手有望株3人は将来性は確かだが、その実力は未知数だ。 そのため、優勝候補2チームを抑えて3年連続の決勝トーナメント進出を果たすためには加入2年目のMFショボスライを含め、新たなスター候補の台頭が必須。また、精神的支柱だったザビッツァーに替わってMFダニ・オルモやMFエンクンク、DFムキエレら若き主力のリーダーとしての振る舞いが求められるところだ。 ◆目標は勝ち点奪取~クラブ・ブルージュ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のベルギー王者の目標は勝ち点奪取だ。優勝候補2チームに加え、ライプツィヒとの実力差は歴然。今夏の移籍市場では元エースFWウェズレイをレンタルで獲得したほか、PSGのアカデミー出身のDFエンソキ、ローマやウォルバーハンプトンの若手有望株であるFWプロヴィデンス、MFオタソウィを獲得。また、国際舞台で実績十分のMFヴァナケン、GKミニョレ、FWドストというベテランも健在だが、如何せん相手が悪すぎる。ホームゲームを軸に何とか粘り強く戦い、まずは勝ち点1、続いて1勝を目標に戦っていきたい。 2021.09.15 17:00 Wed
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【CLグループE展望】バイエルン&バルセロナの突破有力もベンフィカにもチャンスあり

2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが9月14日に開幕する。グループEは優勝候補のバイエルンとバルセロナと、やや力が落ちるベンフィカとディナモ・キエフによる、2強2弱に近い構成となった。 ◆編集部予想 ◎本命:バイエルン ○対抗:バルセロナ △連下:ベンフィカ ☆大穴:ディナモ・キエフ ◆抜群の安定感で首位通過の大本命~バイエルン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブンデスリーガ9連覇中のドイツの盟主が首位通過の大本命だ。前指揮官ハンジ・フリックの下で連覇を目指した昨季はパリ・サンジェルマン(PSG)にリベンジを許してベスト8敗退となった。 その屈辱の敗退からの巻き返しを図る今季はRBライプツィヒの前指揮官ナーゲルスマンを招へい。今夏の移籍市場ではDFアラバやDFボアテング、MFハビ・マルティネスといった重鎮がクラブを離れた一方、指揮官の教え子であるDFウパメカノ、MFザビッツァーらを獲得し、世代交代と共に、より新指揮官の色を出しやすいスカッドを構築した。 主力が揃わずに未勝利で終えたプレシーズン、ブンデスリーガ開幕戦のボルシアMG戦のドローと滑り出しに若干苦労したものの、以降は公式戦5連勝。さらに、直近のライプツィヒ戦では4-1の圧勝を収めており、新生バイエルンの本領を発揮し始めている。前回優勝時に8-2で粉砕したバルセロナとの初戦をモノにできれば、首位通過が大きく近づくはずだ。 ◆突破有力も本命相手に立ち位置を図る~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バイエルンの対抗は大エースを失った過渡期を迎えるバルセロナ。クーマン体制1年目となった昨季はコパ・デル・レイこそ制覇したものの、ラ・リーガ3位に、CLではPSGに敗れてベスト16敗退。シーズン途中にラポルタ氏を新会長に迎え、今季は捲土重来を期すシーズンになるはずだったが、前経営陣による放漫経営によって厳しい夏を過ごすことになった。 ラ・リーガのサラリーキャップの問題で契約延長で合意していたFWメッシが電撃退団。さらに、パフォーマンス自体は芳しくなかったものの、昨季前線の主力を担っていたFWグリーズマンも移籍市場最終日に古巣アトレティコ・マドリーへ電撃復帰することになった。新戦力補強に関してはFWアグエロ、FWデパイ、DFエリック・ガルシアをいずれもフリーで獲得し、グリーズマンの後釜にセビージャで2番手に甘んじていた指揮官クーマンのオランダ代表時代の教え子であるFWルーク・デ・ヨングを獲得した。 ただ、前線に関してはアグエロに新10番となったFWアンス・ファティ、FWデンベレ、FWブラースヴァイトと4選手が戦線離脱を強いられており、ラ・リーガとの二束の草鞋を履く中で、デパイらの大きな負担が懸念されるところだ。 昨季台頭したDFアラウホやDFミンゲサに加え、DFバルデ、MFニコ・ゴンサレス、MFガビといったカンテラーノがブレイクを果たせば、十分に戦える陣容となるが、メッシという大黒柱を失った中で戦う本命バイエルンとの初戦が現在の立ち位置を図る上で格好の機会となる。 ◆バルセロナ相手に番狂わせ狙う~ベンフィカ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は予選で苦杯を舐めたベンフィカだが、今季はプレーオフを順当に制して2シーズンぶりにグループステージの舞台に到達。バイエルンとバルセロナという2強の牙城崩しを目指す。 今夏の移籍市場ではFWワルドシュミットら準主力や多数の若手を放出したものの、主力の慰留に成功。新戦力補強ではユーロ2020で注目を集めたウクライナ代表FWヤレムチュクに、インテルからMFジョアン・マリオ、MFラザロの2選手、マルセイユの準主力FWラドニッチら前線を中心に補強を敢行している。 グループステージ開幕時点ではプリメイラ・リーガで5戦全勝と最高のスタートを切っており、13得点2失点と抜群の安定感を誇る。最終ラインにDFヴェルトンゲン、ヴェリッシモ、中盤にDFグリマルド、MFヴァイグル、前線にFWダルウィン・ヌニェスと実力者を揃えており、バイエルンは難しいとしてもバルセロナ相手には十分に戦えるはずだ。 ◆苦戦必至の中、3位通過が現実目標~ディナモ・キエフ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210910_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季のウクライナ王者は現時点で4番手の扱いだ。智将ルチェスクの下で難敵シャフタールから5年ぶりに覇権を奪還したウクライナ屈指の名門だが、前述の3チームと比べると戦力面の見劣りは顕著だ。 ただ、守護神ブスチャン、DFマイコレンコ、DFザハルビー、MFツィガンコフ、MFシドルチュク、MFシャパレンコとウクライナ代表で主力を担う選手を中心にチームとしての成熟度は高い。グループステージを通じて、弱者の戦いを貫いて接戦に持ち込み、ホームゲームを中心に勝ち点を積み上げていきたい。 2021.09.14 17:00 Tue
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