アルデルヴァイレルトが6年過ごしたスパーズに別れ…「僕と家族の心の中にいつでもあり続ける」

2021.07.28 15:31 Wed
Getty Images
カタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決定したベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(32)がトッテナムに別れを告げた。

2015年にアトレティコ・マドリーから加入したアルデルヴァイレルトは、代表でもコンビを組むDFヤン・ヴェルトンゲン(現ベンフィカ)と長らくセンターバックのコンビを組むなど、スパーズの最終ラインのリーダーとして君臨。公式戦243試合に出場していた。

クラブとの契約は2023年まで残っていたものの、ヌーノ・エスピリト・サント監督の就任に加え、補強担当がファビオ・パラティチ氏に替わった影響もあり、今夏の退団は有力視されている状況だった。そして、既報通りアル・ドゥハイルへの移籍が決定。移籍金は『テレグラフ』によると1300万ポンド(約19億7000万円)程度となったという。
6年を過ごしたトッテナムを離れ、カタールで新たな挑戦に臨むことになったスパーズのディフェンスリーダーは自身の公式『ツイッター』を通じて別れのメッセージを送っている。

「6年間、2つのホーム、チャンピオンズリーグ決勝と本当にたくさんの思い出があるよ」
ファンのみんなはホワイト・ハート・レーンに足を踏み入れたときから、このクラブの一員であることを感じさせてくれたし、新しい特別なスタジアムでは何があっても僕らを応援してくれた」

「まず、ファンのみんなに感謝を伝えたい。そして、チームメイト、スパーズのスタッフ、バックルーム、それ以外のすべての素晴らしいメンバーにも感謝を伝えたい」

「このクラブは僕と家族の心の中にいつでもあり続けるよ」

「トビーより愛を込めて…」

スパーズの最終ラインを長年に渡って務め、攻守両面で抜群の存在感を放ったアルデルヴァイレルトは、間違いなくクラブ歴代最高のセンターバックの一人だ。また、明るく誠実な人柄はクラブ、多くのサポーターから慕われていた。

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