レンタル繰り返したリバプールMFハリー・ウィルソンがフルアムへ、トッテナム退団のGKガッサニーガも加入

2021.07.25 09:20 Sun
Getty Images
フルアムは24日、リバプールのウェールズ代表MFハリー・ウィルソン(24)とトッテナムのアルゼンチン代表GKパウロ・ガッサニーガ(29)の獲得を発表した。

契約期間に関しては、ウィルソンは2026年夏までの5年間、ガッサニーガは2023年夏までの2年間となる。なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によるとウィルソンの移籍金は1200万ポンド(約18億2500万円)になるとのことだ。

ウィルソンはリバプールのアカデミー出身。ファーストチーム昇格前にクルーやハル・シティへのレンタル移籍を経験すると、2018年7月に昇格。その後も、ダービー・カウンティ、ボーンマス、カーディフとレンタル移籍を繰り返していた。
右ウイングを主戦場とし、左ウイングやトップ下でもプレーできるウィルソンは、リバプールのファーストチームではわずか2試合の出場に。それでも、レンタル先では出場機会を得ており、プレミアリーグで31試合7ゴール、チャンピオンシップ(イングランド2部)で90試合29ゴール19アシストを記録していた。

また、ウェールズ代表としても29試合に出場し5ゴール。ユーロ2020でも3試合に途中出場していた。
ガッサニーガは、バレンシアのユース出身で、ジリンガムやサウサンプトン、ラージョ・バジェカーノを経て、2017年8月にトッテナムへ加入。しかし、フランス代表GKウーゴ・ロリスがいるため、トッテナムではカップ戦を中心に37試合に出場するにとどまった。

2021年2月からはスペインのエルチェへとレンタル移籍し、8試合に出場していたが、シーズン終了後に退団していた。

フルアムは2020-21シーズンはプレミアリーグで戦っていたが、チームは1年で降格。プレミアリーグ昇格を目指すため、マルコ・シウバ監督を招へいしていた。

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最下位フルアムがミラクル・レスターを生んだラニエリ監督を招へい!

▽フルアムは14日、スラビシャ・ヨカノビッチ監督を解任し、クラウディオ・ラニエリ氏(67)を新監督に招へいしたことを発表した。 ▽今季5シーズンぶりにプレミアリーグに昇格したフルアムは、2015年に就任したヨカノビッチ監督の下、第12節を終えた時点で1勝2分け9敗と低調なパフォーマンスを続け最下位に沈んでいた。 ▽就任当初、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)で残留争いをしていたチームを昨季は3位に導き、プレーオフを制してプレミア昇格。その実績から、今夏にはチェルシーの新監督候補にも挙がっていたヨカノビッチ監督だが、シーズン開幕から調子が上がらず、クラブは解任に踏み切った。 ▽そして、新たに白羽の矢がったのが2015-16シーズンにレスター・シティを奇跡の優勝に導いたラニエリ監督だ。レスターの他にも、2000年から2004年にかけてチェルシーでも指揮を執っており、プレミアでの経験は十分。直近では2017-18シーズンにナントの監督を務めていた。 ▽ラニエリ新監督は2016-17シーズン以来となるプレミア復帰に喜びと意気込みのコメントを残している。 「シャヒド・カーン会長からの誘いを光栄に思う。フルアムのような素晴らしい伝統と歴史を持つクラブを率いるのは名誉なことだ」 「単に残留することが目標じゃない。我々は常に難しい相手と争わなければならない。そして成功を期待するべきだ」 「このチームには並外れた才能が揃っている。このような順位にいるべきじゃない」 ▽ラニエリ新監督の初陣は24日に行われるプレミアリーグ第13節のホームでのサウサンプトン戦だ。 ▽なお、現在のところ契約年数は明らかになっていないものの、イギリス『BBC』によれば複数年契約であるとのことだ。 2018.11.14 19:10 Wed

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