ボローニャ、ミハイロビッチ監督がアルナウトビッチを熱望「一刻も早く彼を獲得するために尽力する」
2021.07.24 17:45 Sat
ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督が、上海海港のオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(32)の獲得を熱望している。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
今夏の移籍市場において活発な動きを見せるボローニャ。キャプテンの元イタリア代表MFアンドレア・ポーリの退団や日本代表DF冨安健洋の退団の噂などが上がる一方、ガンビア代表FWムサ・バロウなど期限付き移籍で加入していた選手の買取オプション行使などの補強も行っている。
そんな中で新たに補強の候補となっているのがアルナウトビッチだ。かつてはインテルにも在籍したオーストリア代表FWは、2020年の中国スーパーリーグで13試合7ゴール1アシストを記録。ボローニャは年俸約300万ユーロ(約3億9042万円)を用意しているという。
以前は上海海港が移籍を固辞していると伝えられたが、ミハイロビッチ監督は32歳の加入に絶対的な自信を持っているようだ。
「アルナウトビッチが来ると信じて疑わなかった。他の理由でもう少し時間がかかったのかもしれないが、我々はマルコが来ることを確信していたし、マルコもここへ来ることを確信していただろう。それは紛れもない事実だ」
また、ミハイロビッチ監督はアルナウトビッチがチームにもたらす効果についても語った。
「彼はゴールを決めることに慣れている。チームのためにプレーし、偽9番としてビルドアップを助けることもできる。それは相手のディフェンスライン全体に不安を与え、チームメイトには心強さを与える
「(FWロドリゴ・)パラシオとは異なる特徴を持っているため、異なる使い方ができるだろう」
今夏の移籍市場において活発な動きを見せるボローニャ。キャプテンの元イタリア代表MFアンドレア・ポーリの退団や日本代表DF冨安健洋の退団の噂などが上がる一方、ガンビア代表FWムサ・バロウなど期限付き移籍で加入していた選手の買取オプション行使などの補強も行っている。
そんな中で新たに補強の候補となっているのがアルナウトビッチだ。かつてはインテルにも在籍したオーストリア代表FWは、2020年の中国スーパーリーグで13試合7ゴール1アシストを記録。ボローニャは年俸約300万ユーロ(約3億9042万円)を用意しているという。
「アルナウトビッチが来ると信じて疑わなかった。他の理由でもう少し時間がかかったのかもしれないが、我々はマルコが来ることを確信していたし、マルコもここへ来ることを確信していただろう。それは紛れもない事実だ」
「クラブは一刻も早く彼を獲得するために尽力する。(交渉は)終盤に差し掛かっているよ」
また、ミハイロビッチ監督はアルナウトビッチがチームにもたらす効果についても語った。
「彼はゴールを決めることに慣れている。チームのためにプレーし、偽9番としてビルドアップを助けることもできる。それは相手のディフェンスライン全体に不安を与え、チームメイトには心強さを与える
「(FWロドリゴ・)パラシオとは異なる特徴を持っているため、異なる使い方ができるだろう」
シニシャ・ミハイロビッチの関連記事
ボローニャの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
シニシャ・ミハイロビッチの人気記事ランキング
1
「チャンピオンは死なない」セルビアサッカー協会が、ミハイロビッチ氏を追悼「偉大な人物をあまりにも早く失った」
セルビアサッカー協会は16日、53歳で他界したシニシャ・ミハイロビッチ氏を追悼した。 現役時代はユーゴスラビア代表、セルビア・モンテネグロ代表としても活躍し、その左足から繰り出されるFKの精度は世界でも有数だったミハイロビッチ氏。現役時代はヴォイヴォディナやツルヴェナ・ズヴェズダでプレーした後、ローマ、サンプドリア、ラツィオ、インテルとイタリアでプレーを続け、2006年7月に現役を引退した。 引退後すぐに、当時インテルを率いていたロベルト・マンチーニ監督(現イタリア代表監督)のアシスタントコーチに就任。2008年11月からはボローニャで監督としてのキャリアをスタートさせると、カターニャ、フィオレンティーナ、セルビア代表、サンプドリア、ミラン、トリノで監督を歴任。2019年からボローニャで2度目の指揮を執っていたが、成績不振で2022年9月に解任されていた。 ミハイロビッチ氏は、2019-20シーズン前のキャンプ中に急性白血病を患っていることを告白。その後は、化学療法と骨髄移植を行いながら、ボローニャを指揮。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰していたが、帰らぬ人となった。 ミラン時代には本田圭佑、ボローニャ時代には日本代表DF冨安健洋(アーセナル)が指導を受けるなどしたミハイロビッチ氏。FKでハットトリックを達成するなど、伝説的な選手の1人だったが、セルビアサッカー協会はレジェンドを追悼した。 「サッカー界は、ヨーロッパと世界のチャンピオンであり、サッカー界史上最高のFKの名手であり、選手、代表チームの選手、監督、セレクター、セルビアとイタリアのサッカーの歴史に深い足跡を残した偉大な人物をあまりにも早く失った」 「シニシャは、人生で多くの戦いに勝利し、大きなトロフィーを獲得した。彼は深刻な病気に対し、最も重要な勝利を収めると思われたが、希望も失われた」 「彼の強さ、カリスマ性、楽観主義をもってすれば、2度目の悪性の疾患にも勝つ事ができるだろうと考えた時、彼は亡くなった。残念ながら、そうではなかった」 「サッカー界は今、涙を流しているが、シニシャはその涙を見られたくはないはずだ。チャンピオンは死なない」 「セルビアサッカー協会は、シニシャ・ミハイロビッチの家族と友人に、心からの哀悼の意を表します。シニシャ、安らかに。永遠の栄光をあなたに」 <span class="paragraph-title">【動画】ミハイロビッチ氏、惚れ惚れするFK集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI1c3J6QXdKSCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.12.17 11:40 Sat2
ボローニャ冨安健洋にミランが再び?
ボローニャの日本代表DF冨安健洋(22)に対して、再びミランの関心が浮上した。 これを報じたのはイタリア『カルチョメルカート』。ミランは来季に向けて、ボローニャでプレーする3選手を注視しており、MFマティアス・スベンベリ、FWリッカルド・オルソリーニとともに、冨安にも興味を示しているというのだ。 冨安は2018年1月にアビスパ福岡からシント=トロイデンに移籍後、2019年夏からボローニャでプレー。移籍2年目の今季もセンターバックだけでなく、サイドバックもこなしてみせ、シニシャ・ミハイロビッチ監督からの信頼も厚い。 そんな冨安を巡っては昨夏にもミランの関心が…。昨年9月にスポーツディレクター(SD)を務めるパオロ・マルディーニ氏がアプローチを試み、うまくいかなかったとされるミランだが、今夏に再びアタックする可能性があるという。 マルディーニSDはボローニャのリッカルド・ビゴンSD、幹部のマルコ・ディ・ヴァイオ氏と数週間のうちに会談できるよう調整を図っている模様。冨安とスベンベリの獲得にそれぞれ少なくとも移籍金2000万ユーロ(約26億円)が必要とされる。 ミランにとっても決して安くない買い物になるため、MFイェンス・ペッター・ハウゲら若手をボローニャに貸し出すという案が浮上しているようだ。 なお、ミランは現在、セリエA2位につけており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場も視野に。冨安にとっても、ミラン行きとなれば、キャリアのステップアップになるが、果たして。 2021.04.16 14:45 Fri3
ボローニャがミハイロビッチ監督を解任…白血病と闘いながら3年半指揮も今季開幕5戦未勝利
ボローニャは6日、シニシャ・ミハイロビッチ監督(53)の解任を発表した。 これまでフィオレンティーナやミラン、サンプドリア、トリノなどセリエAの指揮官を歴任したミハイロビッチ監督は、2019年1月末にボローニャの指揮官に再任。卓越した手腕を発揮し、2018-19シーズンのセリエA残留に導いた。 その後、2019年7月に急性白血病を患い、入退院を繰り返しながら化学療法と骨髄移植を行ってきた。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰し、以降もチームをセリエAの舞台に留めてきた。 しかし、今シーズンは開幕5試合で3分け2敗と未勝利が続き16位に低迷。これを受け、クラブはセルビア人指揮官の解任を決断した。 なお、イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアによると、後任候補にはチアゴ・モッタ氏、クラウディオ・ラニエリ氏、ロベルト・デ・ゼルビ氏などの名前が挙がっているという。 その中でも昨季までスペツィアを率いていたモッタ氏が最有力候補となっているようだ。 2022.09.07 00:12 Wed4
「安らかにシニシャ」ストイコビッチ監督が、ユーゴスラビア代表として戦った同胞のミハイロビッチ氏を追悼「消えない足跡を残した」
セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が、苦楽を共にしたシニシャ・ミハイロビッチ氏を追悼した。 現役時代はユーゴスラビア代表、セルビア・モンテネグロ代表としても活躍し、その左足から繰り出されるFKの精度は世界でも有数だったミハイロビッチ氏。ボローニャの監督を務めていた2019-20シーズン前のキャンプ中に急性白血病を患っていることを告白。その後は、化学療法と骨髄移植を行いながら、ボローニャを指揮。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰していた。 しかし16日に53歳の若さで他界。また1人、サッカー界のレジェンドが息を引き取った。 ユーゴスラビア代表として共にプレーしたストイコビッチ氏は、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。仲間を追悼した。 「安らかにシニシャ」 「君はフットボールの世界で消えない足跡を残した」 「君を偉大な人間として、決して諦めずに戦うことの模範となった人物として覚えておく」 ユーゴスラビア代表として最後の出場となった1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)では共に出場。ストイコビッチ監督はキャプテンとして出場し、ミハイロビッチ氏は大会でFKを決めるなど、ベスト16進出を果たしていた。 2022.12.17 15:05 Sat5
不調トッテナムに批判も、コンテ監督は意に介さず「関係者は誰も私を悪い監督だと言わないだろう」
トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、自身への批判を一笑に付した。イギリス『デイリー・メイル』が伝えている。 今シーズン、プレミアリーグ開幕から7試合無敗と絶好のスタートを切り、タイトル獲得への期待も膨らんでいたトッテナム。しかし、リーグ戦直近6試合でわずか2勝と失速しており、16日に行われたアーセナルとのノースロンドン・ダービーも、ライバルに圧倒される形で敗れた。 夏にFWリシャルリソンやMFイバン・ペリシッチ、MFイヴ・ビスマら多くの即戦力を獲得しながら、リーグ5位にまで後退した現状には多くの非難が浴びせられ、コンテ監督の手腕を疑う声もある。 しかし、コンテ監督本人は自分の手腕を疑っていないようだ。20日に行われるプレミアリーグ第7節延期分のマンチェスター・シティ戦に先立った記者会見で、元チェルシー指揮官は自身の実績を強調。重要なのはファンやメディアではなく、クラブからの評価だと断言した。 「私は(批判的な意見)読んでいないし、聞いてもいない。そして、私を知っている人であれば、私を悪い監督だとは言わないだろう。これまで働いてきたどのクラブも、私のコミットメントや彼らに与えたものに不満はなかったはずだ」 「通常、私がクラブから去るとき、彼らはとても悔やんでいる。それは、私の働きぶりや献身的な姿勢を見ているからだ。だからこそ、私は本当に幸せを感じているよ」 「私はクラブにすべてを捧げる。それはトッテナムだけでなく、インテルやユベントス、これまで監督を務めたすべてのクラブでそうだった。クラブのためこれだけ働いているのだから、当然一日を終えたときに疲れ果てている。そしてだからこそ、彼らは私に長く留まってほしいと思うんだ」 また、コンテ監督はここ数カ月でトッテナムのフィットネスコーチだったジャン・ピエロ・ヴェントローネ氏、イタリアで長く活躍したシニシャ・ミハイロビッチ氏、元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏と、親交のあった人物が相次いで亡くなった件に言及。個人を悼みつつ、これからは家族や友人との時間も大切にしたいと語った。 「個人の面で言うなら難しいシーズンだ。こうした状況が起きると、大きく反省することになる。仕事を最優先にしていると、家族や友人と一緒にいる時間を忘れてしまいがちだからね。この仕事は我々にとって情熱だが、そのために多くのものを失っている。だから、家族や友人、そして自分自身のためにもっと時間を割いても良いのではないかとも考えてしまうんだ。仕事が人生のすべてではないのだから」 2023.01.19 16:36 Thuボローニャの人気記事ランキング
1
「とても申し訳ない気持ち…」、モウリーニョ監督がIN&OUTの屈辱交代となったレナト・サンチェスに言及
ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、ボローニャ戦で物議を醸したポルトガル代表MFレナト・サンチェスの交代について説明した。『RomaPress』が伝えている。 ローマは17日にアウェイで行われたセリエA第16節のボローニャ戦に0-2で敗戦。6試合ぶりの黒星を喫した。 この試合ではFWパウロ・ディバラを負傷、FWロメル・ルカクをサスペンションで欠き戦前から苦戦が想定されたなか、ボローニャの見事なポゼッションスタイルに屈する形となった。 試合内容を鑑みれば結果に関しては妥当なものだったが、サンチェスの交代を巡る同胞指揮官の采配が物議を醸した。 サンチェスはハーフタイム明けにDFレオナルド・スピナツォーラとの交代で投入されたが、チームが後半立ち上がりのオウンゴールで2失点目を喫すると、モウリーニョ監督が63分に2枚替えを敢行した際にMFエドアルド・ボーヴェに代わってベンチへ下げられたのが、サンチェスだった。 イン&アウトの形となったサンチェスは負傷がちなこともあり、新たな負傷かに思われたが、選手自身は全く問題なく自身の背番号が掲示された交代ボードを訝しげに確認しつつ、本当に自分が交代なのかをベンチのスタッフに確認する姿も見られた。 同試合後の記者会見では当然のことながらサンチェスの交代の意図を問う質問が投げかけられると、モウリーニョ監督は2点ビハインドでよりチームとしてエネルギーが必要な状況において同選手の強度に疑問符があったと、自身の戦術的な判断で決断を下したと説明。一方で、選手にとって屈辱的な采配となったことを素直に謝罪した。 「我々はレナトとともに希望に満ちた状況に生きており、スペース、一定の責任、アドレナリンが彼の飛躍を助ける理想的な方法であると常に考えている。彼には心に傷があり、過去のケガのせいで多くの恐怖を抱えている」 「彼は我々が行うすべてのことに低強度で取り組んでいる。量と仕事量では向上しているが、強度の部分は決して向上していない。シェリフとの前回の試合では、我々に60分間の希望を与えてくれたが、今日はチームが彼のクオリティから恩恵を受けることができず、彼を投入することを考えた。しかし、その後、私は間違いを犯したことに気づいた。なぜなら、彼はこのような激しい環境で活躍する準備ができていなかったからだ」 「申し訳ない。レナトよりも前のプレーヤーで最後にこんなことをしたのはマティッチだった。このことについてはとても申し訳ない気持ちだが、今日はフラストレーションを感じたプレーヤーをピッチに残すことはできなかった。私はこの決断を下さなければならなかった」 今回の采配に関してモウリーニョ監督は試合後に時間をかけてサンチェスにフォローを行ったと思われるが、以前から稼働率の低い同胞MFにあきれに近い感情を抱いていることに間違いはなく、パリ・サンジェルマンからレンタル加入となっている状況において今後の去就にも注目が集まるところだ。 2023.12.18 23:14 Mon2
“オランダ代表のCB層はスゴい” 躍進ボローニャの25歳オランダ人CBが嘆き「正真正銘トップクラスしかいない…」
ボローニャのオランダ人センターバック、DFサム・ベウケマ(25)はA代表入りを夢見ているが…。 クラブ125年史で初のチャンピオンズリーグ(CL)参戦が決まったボローニャ。チアゴ・モッタ監督が現役時代の名声に劣らぬ指導力でチームを束ね、22歳FWジョシュア・ザークツィーに代表される若きタレントが躍動する。 ビッグクラブ移籍の噂も存在するザークツィーや24歳ルイス・ファーガソンらはアタッカー陣だが、今季セリエA36試合27失点という堅守を支える守備陣の奮闘も見逃せない。 最終ラインの中心は、表題のベウケマ。今季キャリア初の国外移籍としてAZからやってきた188cmセンターバック(CB)で、直近のナポリ戦は累積警告で出場停止も、状態に問題がなければ指揮官のファーストチョイスだ。 チームの躍進と共に自信が深まっているようで、CL行き決定を祝福される形で実施された母国オランダ『Ziggo Sport Voetbal』のインタビューにて、オランダ代表初招集への想いを率直に語っている。 「正直言って、開幕前にCLの切符を掴めるなんて微塵も思ってなかった(笑) クラブ計画にも入ってなかったしね。頑張って欧州の舞台(ELやECL)へ行こう、が大きな目標だったね」 「幼い頃からCLでプレーする自分を思い描いてきた。だから、キャリアのネクストステップは、CLで自分の価値を存分に発揮すること。だって僕はオランダ代表に入りたいからね」 しかし、2024年現在のオランダ代表は、世界No.1と言っても過言ではないほど、CBの層が厚い。 「(オランダ代表メンバーの)招集リストが世間に公表されるたび、電話がかかってない僕も、わずかな希望にすがって『僕の名前はあるかな…』なんて、そのリストを見る」 「僕はいたって現実的な人間なんだろう。オランダ代表には正真正銘トップクラスのディフェンダーしかいない…。鍛錬を続けて、チームに影響を与えられる選手になるしかないんだろうね。いつかその日が来るまで…」 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイク(32)、インテルのDFステファン・デ・フライ(32)、マンチェスター・シティのDFナタン・アケ(29)、バイエルンのDFマタイス・デ・リフト(24)、トッテナムのDFミッキー・ファン・デ・フェン(23)…。 年齢層のバランスが比較的良く、揃いも揃ってトップクラブの主力選手たちというオランダ代表CB陣。左サイドをメインとするジローナ所属の重鎮DFデイリー・ブリント(34)もCBに対応可能という状況がある。 切にオランダ代表入りを夢見るベウケマ。地道にキャリアを積んできた25歳は、世代別も含めオレンジのユニフォームに袖を通した経験がない。その日が来ることを願いたい。 2024.05.14 16:40 Tue3
「目標はユーロ連覇」イタリア代表指揮官、若手の名前列挙し本大会選出へアピール要求! 19歳のサプライズ招集も示唆
イタリア代表のルチアーノ・スパレッティ監督が、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでユーロ2024への意気込みを語った。 昨年9月にスクデット指揮官としてアッズーリを託されたスパレッティ監督。ユーロ予選途中からの指揮という、決して簡単ではない状況からの船出となったが、無事に予選突破を決めた。 全世界が注目する、“競技レベルはワールドカップ(W杯)よりも高い”と言われるユーロ本大会まで残り3カ月と少し。前回王者イタリア代表を率いる老将は、王座防衛を宣言する。 「我々は予選通過に値するプレーを見せ、見事にその資格を得た。強調されるべきは、各々が常に自らの仕事を放棄せず、積極的なサッカーを貫いている点だ。この集中力をもっともっと改善したい。チームはまだまだ発展途上だ」 「私にはイタリア代表を強くする責任があり、現状、満足できるものなどほとんどない。それはなぜか? 目標がユーロ連覇とW杯優勝だからだ。これは全イタリア国民の期待であり、過去の偉大な歴史がそれを欲しているのだ」 「イングランド、フランス、スペイン、ドイツ…強敵だらけだが、我々だって彼らのレベルに劣っているわけではない。しかし、イングランドを20分間凌駕するだけでは駄目だ。90分間良いプレーをして初めて勝るのだ」 欧州制覇への覚悟を滲ませるスパレッティ監督。その一方、一部の主力選手が所属クラブで不振に喘いでいる現状を危惧している。 「フェデリコ・キエーザ(ユベントス)にニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)…私は彼らの困難な状況を注視しているよ。万が一に備え、方向転換して別の解決策を準備しておく必要があるだろう。具体的なことを1つ挙げると、[3-4-2-1]を検討している」 「これは守備的な考え方ではなく、そこにいるプレーヤーの快適さを考慮したシステム案だ。間違ってもボール非保持のときに5バックにする、というものではない。攻撃性を維持しつつ、バランスも必要なのだ」 キエーザらのユーロ本大会落選をちらつかせた一方、現時点では当落選上にいると考えられる、A代表未経験の若手を含む選手たちの名前を掲げ、シーズン後半戦でのアピールを期待していると、遠回しながらもハッパをかけた。 「アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ/24歳)は本当に頑丈なセンターバックだ。ラウル・ベッラノーバ(トリノ/23歳)とリッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ/21歳)も準備ができている。ジオバンニ・ファビアン(ボローニャ/19歳)を選んだらサプライズか?」 「ガエターノ・カストロヴィッリ(フィオレンティーナ/27歳)も最近は再びプレーし始めた。他にもアンドレア・カンビアーゾ(ユベントス/24歳)、トンマーゾ・バルダンツィ(ローマ/20歳)、ロレンツォ・ルッカ(アヤックス/23歳)、マルコ・カルネセッキ(アタランタ/23歳)、ミケーレ・ディ・グレゴリオ(モンツァ/26歳)、イバン・プロベデル(ラツィオ/29歳)…」 「リストに載るのは23名(正しくは26名)だが、大会前のトレーニングはさらに4〜6人を帯同させて少しでも経験を積ませたい。新たな花びらを加える可能性は十分にある」 かなり踏み込んだ内容まで語り、ユーロへのアツい意気込みをのぞかせたスパレッティ監督。これに奮起しない若手はA代表には不要だ。 2024.02.24 21:21 Sat4
ボローニャがミハイロビッチ監督を解任…白血病と闘いながら3年半指揮も今季開幕5戦未勝利
ボローニャは6日、シニシャ・ミハイロビッチ監督(53)の解任を発表した。 これまでフィオレンティーナやミラン、サンプドリア、トリノなどセリエAの指揮官を歴任したミハイロビッチ監督は、2019年1月末にボローニャの指揮官に再任。卓越した手腕を発揮し、2018-19シーズンのセリエA残留に導いた。 その後、2019年7月に急性白血病を患い、入退院を繰り返しながら化学療法と骨髄移植を行ってきた。3回目の化学療法を終えた後は現場に完全復帰し、以降もチームをセリエAの舞台に留めてきた。 しかし、今シーズンは開幕5試合で3分け2敗と未勝利が続き16位に低迷。これを受け、クラブはセルビア人指揮官の解任を決断した。 なお、イタリア『スカイ・スポルト』など複数メディアによると、後任候補にはチアゴ・モッタ氏、クラウディオ・ラニエリ氏、ロベルト・デ・ゼルビ氏などの名前が挙がっているという。 その中でも昨季までスペツィアを率いていたモッタ氏が最有力候補となっているようだ。 2022.09.07 00:12 Wed5