「よく似たチーム同士の対戦になる」ベルギー戦先制弾のバレッラ、準決勝はスペインと激突

2021.07.05 19:50 Mon
Getty Images
イタリア代表MFニコロ・バレッラが、ユーロ2020の準決勝に向けて意気込みを語った。イタリアサッカー連盟(FIGC)が伝えている。
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グループAを3連勝し首位で突破したイタリア。ラウンド16では、オーストリア代表相手に2-1の勝利を収めると、準決勝のベルギー代表戦では、MFレオナルド・スピナッツォーラがアキレス腱を断裂するアクシデントがあったものの、バレッラの今大会初ゴールとFWロレンツォ・インシーニェのゴラッソで2-1の勝利を収めベスト4に進出した。準決勝では、前々回大会の王者であるスペイン代表と6日に対戦する中、試合前の会見にバレッラが出席。両チームともにボールを握る展開の多いサッカーを繰り広げることから、似たチーム同士の対戦になるだろうと語っている。
「スペインには過去に偉大なチャンピオンがいて、僕だけでなく多くの同僚にも影響を与えたよ。(セルヒオ・)ブスケッツやコケ、ぺドリなど、イベリア半島には今でも素晴らしい選手が多くいるから、火曜日の夜は複雑な試合になると思う」

「監督は僕らに勝利へのメンタリティを教えてくれた。僕らは、常にボールを持っていたいと考えているから、よく似たチーム同士の対戦になるね」
また、バレッラは自身が先制点を奪った準々決勝のベルギー戦についても振り返った。

「多くの称賛をもらってうれしいよ。中盤ではチームのために重要な仕事をしているけど、すでに何度も言っているように、イタリアの本当の強さはチームにある」

「点を取ることはいつでもエキサイティングなことだけど、ユーロでそれができたのはもっと素晴らしいことだ。だけど、試合が終わった後は不思議な雰囲気だったよ。名誉である結果を祝わないわけじゃないけど、ここまで最高の成績を収めてきたスピナッツォーラに起きたことは、僕たちにショックを与えたね」

負傷で大会をさったスピナッツォーラのためにも決勝に駒を進められるか。イタリア代表の戦いに注目だ。

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