オランダ代表、守護神シレッセンがコロナ陽性で欠場

2021.06.02 00:15 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
オランダ代表を率いるフランク・デ・ブール監督は1日、バレンシアのGKイェスパー・シレッセンが11日に開幕するユーロ2020を欠場することを明かした。

オランダ代表の正GKであるシレッセン。しかし、新型コロナウイルスの検査で陽性となり隔離措置が取られていた。だが、F・デ・ブール監督はリスクを冒すことはできないとし、シレッセンの大会参加を諦める形となった。

昨年11月と今年3月の代表戦ではシレッセンが負傷で欠場していた際、代役を担ったのはノリッジのGKティム・クルルとAZのマルコ・ビゾットだったが、どちらがオランダのゴールマウスを守ることになるだろうか。



関連ニュース
thumb

フランス代表デンベレ、ヒザ負傷でユーロ終了か

フランス代表FWウスマーヌ・デンベレに今後のユーロ2020を全休する可能性があるようだ。フランス『レキップ』が報じている。 今大会ではここまで初戦のドイツ代表戦、2戦目のハンガリー代表戦とともに途中出場となっているデンベレ。ドイツ戦では後半アディショナルタイムの時間消費のための交代要員だったが、ハンガリー戦では57分から出場し、流れを変える切り札として投入された。 しかし、30分後の87分に無念の負傷交代。ディディエ・デシャン監督からはヒザの負傷と伝えていた中、『レキップ』は太ももの問題も抱えているとして、最悪の場合は3週間の離脱の可能性があると報道している。 なお、フランス代表は“死の組”グループFにおいて1勝1分けで首位。勝ち点3で並ぶドイツとポルトガルもグループ突破の可能性も残す中、23日の最終節ではポルトガルとの大一番を迎える。 2021.06.21 18:05 Mon
twitterfacebook
thumb

“妄想”アジアカップキャンペーン結果発表

2019年1月21日から2月1日まで実施致しました、「“妄想”アジアカップキャンペーン」。たくさんのご投稿ありがとうございました。 キャンペーンの詳細は<a href="http://web.ultra-soccer.jp/index/index/c/FREE/id/2019acup_cnp" class="">こちらから</a> ご投稿いただいたツイートの中から、超WS編集部による厳正なる選考が行われ、優秀ツイートが決定しました! 優秀ツイート一覧 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">1.1/24 磯佳奈江 さんのツイート</span> <div style="text-align:center;"><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85WS%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#超WS妄想アジアカップ</a><br><br>私も妄想してみた<br>みんなの妄想も聞かせて〜<br><br>決勝戦は、日韓対決! <a href="https://t.co/V7RKEk945Q">https://t.co/V7RKEk945Q</a></p>&mdash; 磯佳奈江 (@isokana89) <a href="https://twitter.com/isokana89/status/1088404872091684864?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月24日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 【選考委員の講評】 超ワールドサッカーの華、磯佳奈江さんのツイートです! 残念ながら“妄想的中”とはなりませんでしたが、圧倒的に多い他ユーザーさんからの反響が選考の決め手になりました。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">2.1/24 神戸牛(こうべうし) さんのツイート</span> <div style="text-align:center;"><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">北川航也がゴールを決めて、松木さんが解説で『ゴールの決め方はこうや!』と叫ぶ<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85WS%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#超WS妄想アジアカップ</a></p>&mdash; 神戸牛(こうべうし) (@vksoccer12) <a href="https://twitter.com/vksoccer12/status/1088406334028935170?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月24日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 【選考委員の講評】 シンプルな内容ながら、面白さとリアルさを兼ね備えた絶妙な“妄想”です。 「松木さんの解説」にいち早く目を付けたその着眼点が選考理由になりました。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">3.1/30 reader さんのツイート</span> <div style="text-align:center;"><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">松木さんが言いそうなコメ<br><br>アナ:さぁ日本対カタール戦<br> いよいよですね松木さん<br><br>松木:カタールに勝ったる<br> (カタール)<br><br>アナ:… まっそう言う気持ちで <br> いきましょうと言う事で、<br> スターティングメンバーで <br> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85WS%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#超WS妄想アジアカップ</a></p>&mdash; reader (@onuki1hede) <a href="https://twitter.com/onuki1hede/status/1090578504608043009?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月30日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 【選考委員の講評】 「松木さんの解説妄想」のジャンルの中でも、担当アナウンサーの冷静な反応を取り入れたツイートです。 アナウンサーの若干冷たい対応のリアルさが選考理由になっています。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">4.1/31 ボビー@KOP さんのツイート</span> <div style="text-align:center;"><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">松木さん:おいおいおいーPK!PK!<br>絶対今のはPKだよね<br>あんなのサッカー選手じゃないよ<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85WS%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#超WS妄想アジアカップ</a></p>&mdash; ボビー@KOP (@nosukeYNWA) <a href="https://twitter.com/nosukeYNWA/status/1090944169156108294?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月31日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 【選考委員の講評】 またまた松木さん妄想から優秀ツイート! 解説の途中でエモーショナルになってしまい、解説者という立場を忘れていちサポーターになってしまう松木さん、という情景が浮かんだ点が選考の理由です。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">5.1/31 chika #転勤組 さんのツイート</span> <div style="text-align:center;"><blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">①「9番いいねぇ」➡普通にたぶん言う。<br>②帰国後優勝記者会見で冨安一発芸「マタニティ」➡やってほしいこと<a href="https://twitter.com/hashtag/%E8%B6%85WS%E5%A6%84%E6%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#超WS妄想アジアカップ</a></p>&mdash; chika #転勤組 (@itschicachica) <a href="https://twitter.com/itschicachica/status/1091123746897707008?ref_src=twsrc%5Etfw">2019年1月31日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 【選考委員の講評】 ①松木さんが言いそうな事 ②日本優勝後に起きそうな事 という2つのお題がありましたが、その両方に答えてくださった“妄想”です。 確かに冨安選手の「マタニティ」、見たいな~と選考委員に思わせたのが選考の決め手となりました。 優秀ツイートに選ばれた皆様、おめでとうございます! 今回は当初の賞品よりグレードアップして、「Amazonギフトカード 500円分」をプレゼントさせていただきます!ダイレクトメッセージをご確認ください。 超ワールドサッカーでは、今後もユーザー参加型のキャンペーンを続けて参りますので、今回は参加できなかったユーザーの皆様も奮ってご参加ください! また、超ワールドサッカーの公式アカウントのフォローも是非ともお願いします! Twitter :<a href="https://twitter.com/ultrasoccer" class="">@ultrasoccer</a> Instagram:<a href="https://www.instagram.com/ultrasoccerjp/" class="">@ultrasoccerjp</a> YouTube :<a href="https://www.youtube.com/user/ultrasoccerTV" class="">超ワールドサッカーTV</a> 2019.03.29 21:40 Fri
twitterfacebook
thumb

アジアカップ2019総集編!『週刊 超ワールドサッカー!』第6号発売

超ワールドサッカーが発行する電子書籍『週刊 超ワールドサッカー!』の第6号が発売されました。 今号は、アジアカップ2019の総集編! 日本代表が準優勝に終わった今大会を一冊に凝縮しました! グループステージから決勝までの全試合レビューや、日本代表全選手採点など見所満載です! 今号は、アジアカップ特別号となっています。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://amzn.to/2RPNFxe" target="_blank">『週刊 超ワールドサッカー!』第6号<br />アジアカップ2019総集編はこちらから</a><hr></div> kindle unlimited会員の方は毎週無料でご覧いただけます! また、読み放題会員でない方は、1冊250円で販売中です! みなさま、普段とは違う形で、「超ワールドサッカー」をお楽しみいただけます! 【サンプル】 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/kindle20190209_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/kindle20190209_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr><a href="https://amzn.to/2RPNFxe" target="_blank">『週刊 超ワールドサッカー!』第6号<br />アジアカップ2019総集編はこちらから</a><hr></div> 2019.02.12 11:00 Tue
twitterfacebook
thumb

日本代表の背番号11/六川亨の日本サッカー見聞録

アジアカップはカタール代表の初優勝で終わり、5度目の戴冠を期待された日本代表は残念ながら準優勝に終わった。準決勝のイラン代表戦では今大会でベストのパフォーマンスから3-0の快勝を収めただけに、後手に回った決勝戦での前半の戦いぶりが悔やまれる。 そのカタール戦、ハーフタイムに控えの選手がピッチでボールを蹴っていたが、乾貴士と遠藤航の姿がなかった。0-2とリードされていただけに、「後半から乾と遠藤の2枚替えか。遠藤がボランチに戻れば守備を立て直すことができるが、体調は大丈夫なのか?」と期待したものの、森保一監督は動かなかった。 最初の交代カードは後半16分、原口元気に代えて武藤嘉紀を起用した。すると19分と21分に武藤が立て続けにヘッドでゴールを狙ったものの、シュートはクロスバーを越え、同点のチャンスを逃してしまった。決めていれば2011年カタール大会決勝の李忠成のようなヒーローになれただけに、武藤にとっては悔いの残るシュートだっただろう。 ただ、最初の交代カードで武藤を抜擢したが、彼の武器であるスピードはスペースがあってこと生きるタイプだ。カタールは自陣のゴール前を固めてカウンター狙いだったため、ゴールをこじ開けるにはクロスに対しガムシャラに飛び込む北川航也の方が効果的ではなかったかと疑問が残る。 それまで5試合に起用し、サブ組のFWでは最長の出場時間だっただけに、なぜ最後までベンチに温存したのか。北川が森保監督の期待に応えることができなかったと言われればそれまでだし、結果論にすぎないという反論もあることは百も承知だ。 そして改めて思うのは、北川は運がないということ。それは北川だけに限らず、今回彼が背負った日本代表の「背番号11」はなぜか結果に恵まれないということだ。 北川の前に「背番号11」を背負っていた選手が誰かと聞かれても、即答できるファンは数少ないのではないだろうか。ロシアW杯での「背番号11」は宇佐美貴史だったが、ほとんど活躍できなかった。 その前は豊田陽平であり、その前はというと柿谷曜一朗、原口元気、ハーフナー・マイク、前田遼一、玉田圭司、播戸竜二、佐藤寿人、巻誠一郎、鈴木隆行、黒部光昭、松井大輔、鈴木隆行、中山雅史、三浦淳寛、呂比須ワグナー、小野伸二、三浦知良らが「背番号11」を背負ってきた。 彼らの中で記憶に残るゴールを決めた選手となると、2002年日韓W杯の初戦ベルギー代表戦(2-2)で同点ゴールを決め、W杯で初めて勝点1をもたらした鈴木くらいではないだろうか。あとは“キング・カズ”の存在感が圧倒的だった。 もともと「背番号11」は左ウイングに与えられるナンバーだったものの、ポジションが流動化した現代サッカーでは9番と10番と同様に攻撃的な選手、ストライカーに与えられる番号でもある。にもかかわらず、日本代表の歴代「11番」は、カズ以降ストライカーとしての輝きを放てていない。 果たして3月に再招集される森保ジャパンにおいて、誰が「背番号11」を受け継ぐのか。そしてゴールという結果を出すことができるのか。23人のメンバーとともに注目したいと思っている。<hr>【六川亨】1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた、博識ジャーナリストである。 2019.02.05 16:45 Tue
twitterfacebook
thumb

今後の日本代表に必要なのは経験者か、経験値か/日本代表コラム

2大会ぶりのアジア王者まで、あと一歩と迫った日本代表。しかし、決勝では初優勝を目指すカタール代表の前に1-3と完敗。得点差以上に、内容で差をつけられ、目標であったアジア制覇はならなかった。 日本に足りなかったものは何だったのか。長らく言われ続けた、「個」の能力なのか。それとも、チームとしての「総合力」なのか。その答えを見つけ出すのは簡単ではないが、発足から約半年の森保一監督率いる日本代表のアジアカップでの戦いを見れば、どちらも必要と言えるだろう。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆現段階では足りない経験値</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203japan_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今回のアジアカップに招集された日本代表23名のうち、13名がA代表のキャップ数が10試合以下。招集数も多くはなく、国際経験という点では乏しいものがある。 2018年、ベスト16に進出したロシア・ワールドカップ(W杯)でピッチに立ったのは、このうちの9名。MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)は2014年のブラジルW杯を経験しているため、W杯経験者は10名となる(GK権田修一(ポルティモネンセ)、MF遠藤航(シント=トロイデン)はW杯メンバー入りも出場なし)。 今大会で主軸を担った選手の多くはW杯経験者であり、主軸では権田、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF堂安律(フローニンヘン)、MF遠藤が未経験者。しかし、冨安と堂安は2017年にU-20ワールドカップを経験。南野は長らくヨーロッパの舞台でプレーしている。 国際経験というものは、その字のごとく経験を積まなければ身につくものではない。その点では、冨安、堂安、南野、遠藤が大会を通して経験を積めたことは大きい。特に、世代別でしか経験したことのないアジア諸国との戦いを、A代表の大陸王者を決める戦いで経験できたことは、9月から始まるカタールW杯予選にもプラスに働くはずだ。 一方で、Jリーグ組の経験不足は否めない。グループステージ突破が決定した後の3戦目、ウズベキスタン代表戦では大幅にメンバーを入れ替えて日本は戦った。スターティングメンバー11名のうち、Jリーガーが8名。森保監督は、グループステージ首位通過が懸かった試合で、主力を休ませるとともに、経験の少ない選手たちをピッチに送り出した。 Jリーグにも素晴らしい能力を持った選手はおり、外国人選手のレベル、実績も年々上昇。それらの選手と対戦したり、味方であったりするわけだが、代表チームの公式戦とは訳が違う。タイトルを懸けた戦いでの真剣勝負を経験できたことは大きなプラス材料だ。 特にFW大迫勇也(ブレーメン)の影響は大きく、ピッチ内に居ると居ないでは大きく状況が変わることも今大会見られた。大迫以外にも、替えの効かない選手が増える状況は好ましくなく、チームとしての底上げという点でも、経験を積んでいく必要はあるだろう。マッチメイクも含め、JFA(日本サッカー協会)には真剣に考えてもらいたいところだ。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆経験者の追加は必然ではない</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203japan_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 翻って、経験値が不足していることを補うために、経験者が必要なのかというと、個人的には「ノー」と言いたい。アジア王者になることは日本代表として当然の目標であった。しかし、「ゴール」はここではなく、それは3年後のカタール、さらにその先にあるはずだ。 今回のメンバー構成を見ても、経験という点でのバランスは悪くはない。年代で見ても、W杯経験者と2020年の東京オリンピック世代が混ざっており、バランスは良いと考えられる。 一方で、これまで日本代表を支えてきたMF香川真司(ベシクタシュ)やFW岡崎慎司(レスター・シティ)、GK川島永嗣(ストラスブール)といった経験値のある選手たちは、ロシアW杯以降招集されていない。MF長谷部誠(フランクフルト)、MF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)は代表キャリアを終える意思を示しているが、そうでない選手は代表復帰を窺っているだろう。 もちろん、これまでの実績と経験、そして能力を考えれば、日本代表に値するかもしれない。しかし、将来性と現在のチーム作りを考えると、復帰が必然だとは思えない。 前述の3名は、チームで出場機会が限られている状況。香川は出場機会を求め、アジアカップ中にドルトムントからトルコのベシクタシュへとレンタル移籍。デビュー戦となった3日のアンタルヤシュポル戦では、81分にデビューを果たすと、ファーストプレーでゴール。さらに、約25mの位置からFKを直接叩き込む衝撃のデビューを見せたが、代表復帰にはこのパフォーマンスを継続する必要があるだろう。 若手の台頭という点では、カタールのアル・ドゥハイルへと移籍したMF中島翔哉、代表には招集されていないものの、クラブで結果を出し続けているMF鎌田大地(シント=トロイデン)もいる。最終ラインも冨安を筆頭に、今冬海外移籍を果たしたDF中山雄太(ズヴォレ)、DF板倉滉(フローニンヘン)と有望株が居る。東京五輪チームの監督も兼任する森保監督だけに、彼らをA代表で試す可能性もある。 これまで支えてきた選手たちを無下にする訳ではなく、同じレベルであれば、将来性を買う可能性は高い。必要とされるプレーに合わせなければならいことも出てくるだろう。一時的な復帰ではなく、将来的な戦力として計算する上では、経験者を呼ぶことよりも、経験値を積ませることが大切になるだろう。経験者には“プラスアルファ”を求めていいはずだ。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆局面を打開する策の準備、求められる「再現性」</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203japan_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> そして、今の日本代表に最も足りていないところは、相手チームのことをしっかりと理解し、判断し、戦うという部分だろう。 スカウティングという点では、今回の決勝・カタール戦も、ロシアW杯のラウンド16・ベルギー戦も、相手より遅れを取ったと言わざるを得ない。ベルギー戦では2点リードを追いつかれるまでの部分、カタール戦では相手の出方に合わせ戦い方をできずに2失点を喫した部分だ。 日本の立ち位置を考えれば、アジアでは相手が対策を練ってくる試合が多い一方で、W杯などでは相手への対策を練る必要がある。しかし、アジアで対策を練られた場合でも苦戦をし、相手への対策を用意しても、相手のさらなる変化にはついていけずに結果を残せなかった試合は、これまで少なくない。 ピッチ内での判断が最終的には重要となるサッカーにおいて、この部分の育成、成長は、今後レベルを上げていく上では必要条件だろう。それは「個」の能力でもありながら、チームとしての「総合力」でもあり、どちらも磨いていくことが重要となる。 そして、そこに関わってくるものが「再現性」だ。攻撃の形を持っていても、相手が対応してくれば崩すことは難しくなる。しかし、崩しの形を持っていなければ、相手にとっては怖さは格段に減ることとなる。活動期間が短い代表チームにおいて、プレーに「再現性」を求めるのは難しいかもしれない。しかし、これをなくしては、さらに上のレベルに到達することは難しい。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190203japan_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現に、決勝で日本が敗れたカタールは、「再現性」を持って、組織として高い完成度を見せて居た。それは、攻守にわたってのことであり、守り方、攻め方、選手の立ち位置を含め、チームとして機能することで、日本を翻弄していった。「経験値」では日本の方が高く、「個の能力」も日本の方が高かった可能性もある。しかし、相手への対策をピッチ内で変化させていったカタールには敵わなかったのだ。 それは、半年前に敗れたベルギーも同様だ。2-0とリードされたベルギーは、マルアン・フェライニを投入し、明確な攻撃の形を打ち出した。そして、ラスト14秒のカウンターも、チームとしての「再現性」があるからこそ、GKティボー・クルトワのキャッチから、日本ゴールを揺らすまでの一連の流れが、スムーズに生まれたはずだ。 日本代表に限らず、Jリーグでもプレーの「再現性」が高いチームは多くない。まだまだ、世界と比べれば、パターンを数多く用意して、相手や局面に合わせて選択するということはできていない。育成年代を含め、戦術的な要素、戦略的な要素をしっかりと鍛えることも、この先の日本サッカーのためには重要なポイントとなる。 まだまだチームが発足して時間が経過していないだけに、森保監督にはこの辺りを考えながらチーム作りをして欲しい。本番までは、まだ3年以上残されている。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2019.02.04 07:00 Mon
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly