レーブ、ドイツ代表退任後の最初の仕事はトルコに? 古巣フェネルバフチェがオファー

2021.05.15 07:30 Sat
Getty Images
ユーロ2020終了後にドイツ代表の指揮官を退任するヨアヒム・レーブ監督(61)にトルコ行きの可能性が浮上している。トルコ『Fanatik』が報じている。
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来月開催されるユーロ2020後にドイツ代表の指揮官の座を下りるレーブ監督に関しては、スペイン語の習得に励んでいることもあり、ラ・リーガでの指揮やヨーロッパのビッグクラブでの指揮を執る可能性が伝えられるが、現時点で具体的な動きはない。そういった中、『Fanatik』が伝えるところによれば、トルコ屈指の名門であるフェネルバフチェが、レーブ監督の招へいに向けてオファーを掲示しているという。
今シーズンのスュペル・リグで首位のベシクタシュ、2位のガラタサライと2ポイント差の3位に位置するフェネルバフチェは最終節での逆転の可能性はあるものの、3年連続でリーグタイトルを逃すことが濃厚だ。

そのため、会長選を控えるアリ・コチ会長は自身が再選した際、スポーツ・ディレクターのエムレ・ベロゾール氏が暫定指揮官を務める監督ポストにレーブ監督を据える考えを持っているという。
なお、レーブ監督にとってフェネルバフチェは1998-99シーズンに1年間指揮を執った古巣となる。また、同クラブには代表引退後は疎遠も、教え子であるMFメスト・エジルが在籍している。

現時点ではまだ可能性の段階ではあるが、代表退任後最初の仕事は古巣での指揮となるのか…。

2006年にユルゲン・クリンスマン監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任したレーブ監督。就任以降はユーロ2008で準優勝、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、ユーロ2012で共に3位とチームの底上げに成功。そして、2014年ブラジルW杯では5大会4度目の優勝に導く見事な手腕を発揮した。

その後、ユーロ2016ではベスト4とまずまずの戦績を残したが、直近の2018年ロシアW杯では大会を通して低調なパフォーマンスに終始し、屈辱のグループリーグ敗退。さらに、以降のUEFAネーションズリーグなどの戦いも振るわず、幾度となく解任論が囁かれた中、ユーロ2020本大会をもって15年間続いた長期政権に幕を降ろす決断を下した。

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