「DNAを再注入したい」レジェンド、アンリ氏がアーセナルの買収について見解を語る
2021.05.05 11:15 Wed
アーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリ氏が、クラブの買収についてコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
この一件で、ファン・サポーターとクラブのオーナーである『クロエンケ・スポーツ&エンターテインメント(KSE)』との間にはもはや埋められない溝ができてしまい、先日はマンチェスター・ユナイテッドのファンがリバプール戦前にボイコットを起こし、試合が開催できない事態に発展していた。
アーセナルのサポーターもエミレーツ・スタジアムに集まり抗議活動をしていた中、1人の男が買収に名乗りを上げた。
それは、音楽ストリーミングサービス『Spotify』の共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるスウェーデン人のダニエル・エク氏(38)。幼少の頃からアーセナルのファンであることを公言しており、今回の件を受けて本気で買収に動いていることを表明している。
そんな中、アンリ氏はエク氏が目指していることを改めて語り、クラブ再建に向けてファンを巻き込んで、かつての輝きを取り戻したいと主張した。
「彼は無くなってしまったアイデンティティであるアーセナルのDNAを再注入したいと思っている」
「役員会の中には、正しい方向を示すことができるアーセナルの人間がいない。それがダニエルのやりたいことだ」
「ダニエルはアーセナルのファンだ。彼は宣伝のために、長い間アーセナルのファンであるとは言っていない」
「私たちは彼の話を聞いた。彼がファンを巻き込みたいと最初に知った時、私たちは実際にアーセナルのサポーターズ・トラストに会い、やりたいことを彼らに話した。彼らを役員会に戻す」
「彼はすでに資金を集めているし、良い入札ができることを確認していると言った。今や、明らかに彼らは何ができるかを聞いてみる必要があるだろう」
「とても重要なことは、彼らがオーナーに出て行って欲しいと言って、私たちはファンをクラブのDNAとして持つという解決策を提供しようとしているということだ」
一方で、現オーナーのスタン・クロエンケ氏は売却する意思がないことを強調。これを受け、アンリ氏は「時間がかかるだろう」と買収に向けての見解を語るとともに、この先も見守るしかないと語った。
「長い時間がかかるだろう。私たちは自分たちが何をしたいのかを知っているけど、何よりもまず、彼らが聞いているのであれば、引き継ぐことができるのかどうかを確認する必要がある」
「どこまで行けるかは見てみるしかない。彼は手を差し伸べた。どこまで行っているのか、今となってはわからない」
PR
ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)構想に参加を表明したアーセナル。しかし、猛烈な反発を受けたことで撤退を表明していた。アーセナルのサポーターもエミレーツ・スタジアムに集まり抗議活動をしていた中、1人の男が買収に名乗りを上げた。
それは、音楽ストリーミングサービス『Spotify』の共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるスウェーデン人のダニエル・エク氏(38)。幼少の頃からアーセナルのファンであることを公言しており、今回の件を受けて本気で買収に動いていることを表明している。
そのエク氏には、アンリ氏の他、デニス・ベルカンプ氏、パトリック・ヴィエラ氏とクラブの黄金期を支えたレジェンドたちが賛同。クラブのことを考えてくれると、好意的に受け止められている。
そんな中、アンリ氏はエク氏が目指していることを改めて語り、クラブ再建に向けてファンを巻き込んで、かつての輝きを取り戻したいと主張した。
「彼は無くなってしまったアイデンティティであるアーセナルのDNAを再注入したいと思っている」
「役員会の中には、正しい方向を示すことができるアーセナルの人間がいない。それがダニエルのやりたいことだ」
「ダニエルはアーセナルのファンだ。彼は宣伝のために、長い間アーセナルのファンであるとは言っていない」
「私たちは彼の話を聞いた。彼がファンを巻き込みたいと最初に知った時、私たちは実際にアーセナルのサポーターズ・トラストに会い、やりたいことを彼らに話した。彼らを役員会に戻す」
「彼はすでに資金を集めているし、良い入札ができることを確認していると言った。今や、明らかに彼らは何ができるかを聞いてみる必要があるだろう」
「とても重要なことは、彼らがオーナーに出て行って欲しいと言って、私たちはファンをクラブのDNAとして持つという解決策を提供しようとしているということだ」
一方で、現オーナーのスタン・クロエンケ氏は売却する意思がないことを強調。これを受け、アンリ氏は「時間がかかるだろう」と買収に向けての見解を語るとともに、この先も見守るしかないと語った。
「長い時間がかかるだろう。私たちは自分たちが何をしたいのかを知っているけど、何よりもまず、彼らが聞いているのであれば、引き継ぐことができるのかどうかを確認する必要がある」
「どこまで行けるかは見てみるしかない。彼は手を差し伸べた。どこまで行っているのか、今となってはわからない」
PR
1
2
|
関連ニュース