また人種差別、イングランド代表DFが訴える「フィルターなしでは安全にならない」
2021.04.17 13:55 Sat
アストン・ビラのイングランド代表DFタイロン・ミングスが、人種差別的な虐待を受けたことを明かした。ヨーロッパで永遠に続く人種差別の被害。特にイングランドでは、ソーシャルメディアを通じて選手に対して人種差別を行うことが横行しており、多くの選手が被害に遭っている。
試合前に行う反人種差別のためのヒザつき行為も、意味を感じなくなりやらなくなる選手も出てくるほど、人種差別を訴えてもなくならないのが現状だ。
そんな中、ミングスはインスタグラムを通じて人種差別的なメッセージを受け取ったことを自身のツイッターで明かした。
「フィルターのないソーシャルメディアの人生における別の日。僕たちを気の毒に思ってはいけない」
ミングスへメッセージを送ったアカウントはすでに停止されている状況とのことだ。
また、アストン・ビラもこの件に関して声明を発表している。
「今日の早い時間、タイロンはソーシャルメディアアカウントで忌まわしく下品なプライベートメッセージを受け取りました」
「我々はあらゆる形態の人種差別を非難し、人種差別との戦いの最前線にいる印象を与える人物であるタイロンと肩を並べて建ち続けます」
「クラブは、プレミアリーグ、サッカー当局、ソーシャルメディアプラットフォームと緊密に連携し、この不名誉なオンライン上での行動に取り組んでいきます」
最近ではリバプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドやMFナビ・ケイタ、FWサディオ・マネがチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦で敗れた後に人種差別メッセージを受信していた。
試合前に行う反人種差別のためのヒザつき行為も、意味を感じなくなりやらなくなる選手も出てくるほど、人種差別を訴えてもなくならないのが現状だ。
「フィルターのないソーシャルメディアの人生における別の日。僕たちを気の毒に思ってはいけない」
「変化のために戦い、並んでください。ソーシャルメディアはフィルターなしでは安全にならない」
ミングスへメッセージを送ったアカウントはすでに停止されている状況とのことだ。
また、アストン・ビラもこの件に関して声明を発表している。
「今日の早い時間、タイロンはソーシャルメディアアカウントで忌まわしく下品なプライベートメッセージを受け取りました」
「我々はあらゆる形態の人種差別を非難し、人種差別との戦いの最前線にいる印象を与える人物であるタイロンと肩を並べて建ち続けます」
「クラブは、プレミアリーグ、サッカー当局、ソーシャルメディアプラットフォームと緊密に連携し、この不名誉なオンライン上での行動に取り組んでいきます」
最近ではリバプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドやMFナビ・ケイタ、FWサディオ・マネがチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦で敗れた後に人種差別メッセージを受信していた。
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チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、アストン・ビラvsパリ・サンジェルマン(PSG)が15日に行われ、3-2でアストン・ビラが逆転勝利したが、2戦合計スコアで4-5と逃げ切ったPSGがベスト4進出としている。 先週アウェイで行われた1stレグを1-3で落としたアストン・ビラは、引き続きラッシュフォードを最前線で起用。トップ下にティーレマンスを配した。 一方、逆転勝利して2季連続ベスト4進出に近づいたPSGは同点弾を挙げたドゥエではなくバルコラを先発に起用。出場停止明けの主将マルキーニョスがスタメンとなった。 試合前にヨーロッパリーグアンセムが流れるアクシデントがあって迎えた一戦。開始2分にCKから際どいシーンを演出したアストン・ビラがアグレッシブな入りを見せたが、11分に先制したのはアストン・ビラ。 ロングカウンターの流れからバルコラが左サイドを独走。クロスをパウ・トーレスと重なってGKマルティネスが中途半端に弾いたところ、負傷により攻め残っていたハキミが押し込んだ。 3点を追う展開となったアストン・ビラはPSGにボールを持たれる中、19分にCKの流れからパウ・トーレスがGKドンナルンマ強襲のボレーで牽制。 さらに24分にはロジャーズが際どいコントロールシュートを放ったが、次にゴールを奪ったのもPSG。27分、先制ゴール同様ロングカウンターの流れからデンベレのパスをボックス中央で受けたメンデスがシュートを決めきった。 メンデスに2戦連発被弾を食らって意気消沈のアストン・ビラだったが、34分に1点を返す。ミドルカウンターの流れからティーレマンス、ラッシュフォード、マッギンが中央でうまくボールを回し、最後はボックス左のティーレマンスの放ったシュートがディフレクトしてゴールに吸い込まれた。 スタジアムの熱気が戻った中、ハーフタイムにかけてはアストン・ビラが攻め込む気概を見せて前半を終えた。 2戦合計2-5で迎えた後半、諦めないアストン・ビラが55分にゴール。自陣から中央を持ち上がったマッギンがミドルシュートを叩き込んだ。 主将の一撃で2点差としたアストン・ビラは3分後にもゴール。ラッシュフォードの鋭いカットインシュートで得たCKの流れからからラッシュフォードのマイナスクロスをコンサが蹴り込んだ。 一気に試合の様相がわからなくなった中、60分にはティーレマンスのヘディングシュートで追いつきかけたアストン・ビラだったが、ここはGKドンナルンマのビッグセーブに阻まれる。 慌てるPSGはバルコラに代えてドゥエを投入。対するアストン・ビラはアセンシオとラムジーを投入して勝負をかけた。そして70分にはアセンシオに同点の絶好機もGKドンナルンマに一対一を止められてしまう。 ヒヤリとしたPSGは76分、ヴィティーニャのパスを受けたボックス左のデンベレが切り返しから放ったシュートがGKマルティネスを強襲。 終盤にかけてはアストン・ビラの勢いを止めていた中、終了間際のマートセンのボレーをパチョが好ブロックで防いで逃げ切り。要塞ビラ・パークで敗れたものの、PSGが2季連続ベスト4進出としている。 アストン・ビラ 3-2 PSG 【アストン・ビラ】 ユーリ・ティーレマンス(前35) ジョン・マッギン(後10) エズリ・コンサ(後13) 【PSG】 アクラフ・ハキミ(前11) ヌーノ・メンデス(前27) 2025.04.16 05:53 Wed3
「これは決勝戦だ」グアルディオラ監督、アストン・ビラとの重要なシックスポインターへ決意
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、トップ5フィニッシュを懸けたアストン・ビラとの大一番への思いを語った。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。 シティは前節、エバートンとの接戦を後半終盤の2ゴールによって勝ち切ってリーグ連勝を達成。熾烈な来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いにおいて5位をキープした。 今週末にFAカップ準決勝のノッティンガム・フォレスト戦を控えるなか、今節は1ポイント差で7位に位置するアストン・ビラとの重要なシックスポインターに臨む。 FAカップでのタイトル獲得の可能性は残されるも、現時点での目標は来季CL出場権獲得となるなか、グアルディオラ監督は「決勝戦」とも表現できる今回の一戦を含め残りのリーグ戦5試合をいずれも大一番として戦い抜く覚悟だ。 「この試合もその後のウルブス戦もまた決勝戦になる。どの試合も重要だ」 「アストン・ビラはチャンピオンズリーグ出場権獲得の有力候補だ。PSGと友人ルイス・エンリケとの試合には本当に感銘を受けた。彼らは低い位置でブロックを組むことができ、スピードとセットプレーは武器になる」 「これは決勝戦であり、我々の仲間は来シーズンもチャンピオンズリーグに出場するために力になってくれるだろう。開始1分から、彼らにはずっと応援してもらい、声援を送ってもらいたい」 また、指揮官は大苦戦を強いられたエバートン戦で先制点を挙げたMFニコ・オライリー、攻撃の活性化に一役買ったFWジェレミー・ドクの2選手の活躍にも言及。 本職中盤ながらも左サイドバックで奮闘を見せる20歳の生え抜きMFに関しては「3日に1回、彼がプレーできるかどうかを確認しなければならない。これは現実であり、彼がこれまでプレーしたことのないポジションでプレーしていることを大変誇りに思う」と、慎重な起用法が必要であるとしながらも、その成長に目を細める。 「彼は学習中で、もちろん改善の余地はあるが、ボールの扱いは良い。もし彼が中盤でプレーしていれば、クロスのたびにPKを打っていただろう」 「彼はそこにいるのが好きなんだ。セットプレーで我々が抱えている問題を、彼が助けてくれている」 一方、ドクに関してもその活躍ぶりを評価したが、チームの戦術上の理由で泣く泣くスタメンを外さざるを得なかったと説明した。 「ここ最近の試合、彼に対して本当に不公平な扱いをしてしまった。アウェイのスパーズ戦やブライトン戦を思い出す。彼がいなければ、結果を残すのは不可能だっただろう」 「最近彼が出場していない唯一の理由は、我々がウイングで攻撃しなかったからだ。サイドバックをワイドに、そして中盤に選手を配置して攻撃した」 「彼のインパクトはオールド・トラッフォードよりもはるかに大きかった。正直オールド・トラッフォードでは良くなかった」 「彼はボールを持つとディフェンスを広げ、ゴールライン際まで迫った。ジェレミーは最終ラインで止められない存在だ。彼が本当に良いプレーをしたことを本当に嬉しく思う」 2025.04.22 20:16 Tue4
主力温存でアストン・ビラにシャットアウト負け、ポステコグルー監督は割り切り「彼らをここに連れてくる意味はない」
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテナムはブロックを作って受ける展開とした中、ゴールレスで迎えた後半の59分にCKから失点すると、73分に2失点目を喫して敗戦となった。 ポステコグルー監督は失点するまでのプレーを評価し、負傷明けの主力DF陣らを起用する意味のない試合だったと割り切った。 「相手が得点するまで選手たちは懸命にプレーしていたと思う。規律正しく組織的にプレーしていた。相手にも決定的なチャンスは作らせなかった。失点してからは自信を少し失って疲れも出たように思う。今日は多くの選手があまり出場機会がなく、体力に問題があった」 「彼ら(主力DF陣)は出場可能だ。我々にとって彼らをここに連れてくる意味はない。今日、試合に出場する予定がなかったのだからね。彼らはロンドンに残り、強度の高いトレーニングをこなした。そして水曜(EL決勝)には幸運にも出場可能となった。それが一番重要で最優先事項だ。ヴィック(ヴィカーリオ)をGKとして彼らが4バックでプレーすれば、我々の成功の可能性が大幅に高まる。逆に今日、彼らを起用して、彼らに何かあったら決勝で使えなくなる。それは我々にとって懸命な選択ではないと思う」 2025.05.17 09:00 Sat5