追加招集から即デビューも「世界的には遅い」と語る脇坂泰斗、中村憲剛への恩返し「活躍して成長を見せたい」
2021.03.27 16:40 Sat
日本代表は27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦に向けた合宿2日目を迎える。
25日に行われた韓国戦では、DF山根視来(川崎フロンターレ)のデビュー戦ゴールを含む3得点を奪い、3-0で快勝。10年前の再現を果たしていた。
追加招集で日本代表初選出となり、韓国戦では86分にデビューを果たしたDF脇坂泰斗(川崎フロンターレ)がメディアのオンライン取材に応対した。
日本代表として初めてのメディア対応となった脇坂。初招集については「合流してから間もないんですけど、チームとしてできることは限られていますし、そういった中でクラブと違って短い中でゲームにつなげていく、合わせていくというのは頭も使いますし、そのあたりは非常に刺激になっています」と語り、良い刺激を受けていると語った。
韓国戦では2列目の左サイドでプレーしたが、「[4-2-3-1]であればトップ下であったり、この前の韓国戦は途中で左サイドに入りましたけど、そういったところで出場するのではないかなと思っています」とコメント。クラブとは違う2列目での出場になると考えているようだ。
川崎Fでもチームメイトの山根はいきなりゴールを決めたが、そのシーンについては「クラブの方でもああいったところに入っていくので、抜け出した時は行ったと思いました。素晴らしいシュートを決めて先制点を獲って、チームに流れを持って行ってくれて良かったと思います」と語り、チームメイトの活躍を喜んだが「めちゃくちゃなりました」と、自分も続きたいと欲が出たと語った。
またピッチ内で感じたことについては「出場時間こそ短かったですが、その中でチームで求められている球際だったり、切り替えのところ、規律を守りながらしっかり自分の良さを出していこうと試合に臨んだので、そういった中ではできたと思います」とし、短い時間でも一定のパフォーマンスは出せたと感じているようだ。
その脇坂は川崎Fの下部組織で育ったが、トップチームに昇格できずに阪南大学へと進学。2018年に川崎Fでプロになった。
プロ入り後も1年目は、中村憲剛や大島僚太とのポジション争いが激しく、天皇杯1試合の出場に終わるなど苦労してきた脇坂。今回日本代表に辿り着けたことについては「やっぱりプロに入ってからもそうですし、自分の人生というのは急にグンと伸びたりすることもなく、コツコツと後退もしながら成長してきた人生です」と、一気にステップアップしてきた人生ではないと振り返り、「そういった中で1年目なかなか試合に絡めず悔しい思いをしましたが、続けて目の前の試合だけにならずに、自分の成長のために過ごした最初の1年間が特に大事だったかなと今振り返って思います」と語り、プロ1年目で苦労したことが繋がっていると感じているようだ。
25歳での日本代表デビューについては「僕自体が大学卒なので、大学卒業して4年目なので、大学卒業をしてからは遅くないですが、世界的に見れば遅いかなと思います」と冷静に分析。「大学を卒業した時にはこれぐらいのタイミングで、同期の守田が1年目で選ばれましたが、それは特別早いなと思っていたので、僕は4年目、5年目ぐらいで招集されればいいなと思っていました」とプラン通りのタイミングでの代表活動となったようだ。
ただ、「プロに入った時のシナリオとしては遅くないですが、世界的には遅いので、今後が大事になってくるかなと思います」とし、10代でも代表に入る選手が多くいる世界との差を埋めるために、この先の努力が必要だと感じているようだ。
また大卒選手としての意識もあるようで「人それぞれというか、僕的には高卒でプロになれなかった身なので、遠回りだと思っていないですし、大卒の選手も日本代表に選ばれるということを証明していかなければいけないと思うので、そこに関しては結果を求めてやっていきたいと思います」と語り、今後大卒でプロになる選手のお手本になりたいと語った。
川崎Fは大卒選手が多く在籍し、チームの主力はこれまでも大卒選手が多くになってきた。昨年限りで引退したレジェンドである中村憲剛も大卒から日本代表入りしワールドカップに出場。FW小林悠やDF谷口彰悟、DF車屋紳太郎らチームメイトも同じ道をだ取っている。
その点については「やっぱり憲剛さんであり悠さんの背中を見てこの3年間を過ごしてきましたし、ピッチ内でも、ピッチ外での取り組みも凄く影響を受けて、人間的にも成長できたと思っているので、そういった人になりたいなと思っています」と、先輩たちの影響を受けているとコメント。「ピッチ内だけでなく、ピッチ外でも後輩に背中を見せられる先輩になっていければと僕自身も思います」と同じ道を歩みたいと語った。
また「憲剛さんはポジションがずっと一緒で、1年目こそ僕は試合に出られませんでしたが、2年目からは一緒に出ることもありましたし、ポジション争いをすることもありましたし、でも、僕にずっとアドバイスをくれて、僕の成長に合わせてアドバイスというか、アドバイスのレベルも自分に合わせてくれて、成長させてくれたので、ここで活躍して成長を見せたいなという思いがあります」と、ポジションを争ったレジェンドのためにも活躍したいと語った。
その中村からは連絡をもらったと言い「憲剛さんからはLINEを頂いて、追加招集だけど、入ったらもうこっちのもんだからドンドンいけというLINEをいただきました」とコメント。また鬼木達監督からは「鬼さんからは僕がクラブハウスに行った時に、ちょっと挨拶させてもらったんですが、鬼さんからも積極的に楽しんでやれと言われたので、積極的に楽しんでいます」とコメント。周りのサポートも受けてモンゴル戦に臨んでいくことになる。
25日に行われた韓国戦では、DF山根視来(川崎フロンターレ)のデビュー戦ゴールを含む3得点を奪い、3-0で快勝。10年前の再現を果たしていた。
日本代表として初めてのメディア対応となった脇坂。初招集については「合流してから間もないんですけど、チームとしてできることは限られていますし、そういった中でクラブと違って短い中でゲームにつなげていく、合わせていくというのは頭も使いますし、そのあたりは非常に刺激になっています」と語り、良い刺激を受けていると語った。
韓国戦では2列目の左サイドでプレーしたが、「[4-2-3-1]であればトップ下であったり、この前の韓国戦は途中で左サイドに入りましたけど、そういったところで出場するのではないかなと思っています」とコメント。クラブとは違う2列目での出場になると考えているようだ。
その韓国戦でのデビューについては「あまりそういったことは気にしていなくて、今後それをどう繋げていくか。もっともっと試合数を増やしていけるように、もう1試合とクラブに帰ってからが大事だと思います」と語り、しっかりと次に繋げていきたいと意気込んだ。
川崎Fでもチームメイトの山根はいきなりゴールを決めたが、そのシーンについては「クラブの方でもああいったところに入っていくので、抜け出した時は行ったと思いました。素晴らしいシュートを決めて先制点を獲って、チームに流れを持って行ってくれて良かったと思います」と語り、チームメイトの活躍を喜んだが「めちゃくちゃなりました」と、自分も続きたいと欲が出たと語った。
またピッチ内で感じたことについては「出場時間こそ短かったですが、その中でチームで求められている球際だったり、切り替えのところ、規律を守りながらしっかり自分の良さを出していこうと試合に臨んだので、そういった中ではできたと思います」とし、短い時間でも一定のパフォーマンスは出せたと感じているようだ。
その脇坂は川崎Fの下部組織で育ったが、トップチームに昇格できずに阪南大学へと進学。2018年に川崎Fでプロになった。
プロ入り後も1年目は、中村憲剛や大島僚太とのポジション争いが激しく、天皇杯1試合の出場に終わるなど苦労してきた脇坂。今回日本代表に辿り着けたことについては「やっぱりプロに入ってからもそうですし、自分の人生というのは急にグンと伸びたりすることもなく、コツコツと後退もしながら成長してきた人生です」と、一気にステップアップしてきた人生ではないと振り返り、「そういった中で1年目なかなか試合に絡めず悔しい思いをしましたが、続けて目の前の試合だけにならずに、自分の成長のために過ごした最初の1年間が特に大事だったかなと今振り返って思います」と語り、プロ1年目で苦労したことが繋がっていると感じているようだ。
25歳での日本代表デビューについては「僕自体が大学卒なので、大学卒業して4年目なので、大学卒業をしてからは遅くないですが、世界的に見れば遅いかなと思います」と冷静に分析。「大学を卒業した時にはこれぐらいのタイミングで、同期の守田が1年目で選ばれましたが、それは特別早いなと思っていたので、僕は4年目、5年目ぐらいで招集されればいいなと思っていました」とプラン通りのタイミングでの代表活動となったようだ。
ただ、「プロに入った時のシナリオとしては遅くないですが、世界的には遅いので、今後が大事になってくるかなと思います」とし、10代でも代表に入る選手が多くいる世界との差を埋めるために、この先の努力が必要だと感じているようだ。
また大卒選手としての意識もあるようで「人それぞれというか、僕的には高卒でプロになれなかった身なので、遠回りだと思っていないですし、大卒の選手も日本代表に選ばれるということを証明していかなければいけないと思うので、そこに関しては結果を求めてやっていきたいと思います」と語り、今後大卒でプロになる選手のお手本になりたいと語った。
川崎Fは大卒選手が多く在籍し、チームの主力はこれまでも大卒選手が多くになってきた。昨年限りで引退したレジェンドである中村憲剛も大卒から日本代表入りしワールドカップに出場。FW小林悠やDF谷口彰悟、DF車屋紳太郎らチームメイトも同じ道をだ取っている。
その点については「やっぱり憲剛さんであり悠さんの背中を見てこの3年間を過ごしてきましたし、ピッチ内でも、ピッチ外での取り組みも凄く影響を受けて、人間的にも成長できたと思っているので、そういった人になりたいなと思っています」と、先輩たちの影響を受けているとコメント。「ピッチ内だけでなく、ピッチ外でも後輩に背中を見せられる先輩になっていければと僕自身も思います」と同じ道を歩みたいと語った。
また「憲剛さんはポジションがずっと一緒で、1年目こそ僕は試合に出られませんでしたが、2年目からは一緒に出ることもありましたし、ポジション争いをすることもありましたし、でも、僕にずっとアドバイスをくれて、僕の成長に合わせてアドバイスというか、アドバイスのレベルも自分に合わせてくれて、成長させてくれたので、ここで活躍して成長を見せたいなという思いがあります」と、ポジションを争ったレジェンドのためにも活躍したいと語った。
その中村からは連絡をもらったと言い「憲剛さんからはLINEを頂いて、追加招集だけど、入ったらもうこっちのもんだからドンドンいけというLINEをいただきました」とコメント。また鬼木達監督からは「鬼さんからは僕がクラブハウスに行った時に、ちょっと挨拶させてもらったんですが、鬼さんからも積極的に楽しんでやれと言われたので、積極的に楽しんでいます」とコメント。周りのサポートも受けてモンゴル戦に臨んでいくことになる。
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