リバプールでほぼ出番なしのツィミカス、シャキリはこれからに期待「彼の努力が報われる時は来る」

2021.03.25 16:31 Thu
Getty Images
リバプールのスイス代表MFジェルダン・シャキリが、チームメイトのギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカスの将来に期待を寄せている。クラブ公式サイトが伝えた。

ツィミカスは昨夏にオリンピアコスからチームに加入。不動の左サイドバックであるアンドリュー・ロバートソンの負担を軽減する役割が期待されていたが、度重なるケガもありここまで公式戦出場は6試合のみ。プレミアリーグに限ると、出場時間はわずか5分間に留まっている。

クラブやユルゲン・クロップ監督からの期待に応えているとは言い難い状況になっているツィミカスだが、同じく負傷に苦しめられる時期のあったシャキリはギリシャ代表DFを擁護。いずれ活躍の機会は訪れるはずだと語っている。
「(コンスタンティノス・)ツィミカスはとても良い性格をしている。幸せそうな人であり、毎日笑っているんだ。これはとても重要なことだと思う。彼は僕の親友であり、何か困ったことがあればいつでも助けてあげたいね。本当に面白い人間なんだよ」

「今シーズン、彼はあまり試合に出られていない。それでも、僕たちは毎日のトレーニングでクオリティを目にしているし、彼が毎日練習後にジムで一生懸命トレーニングしている姿を見ている。こうした姿勢は、報われる時が来ると思うよ」
「彼は非常に良い選手であり、向上すればより良くなるだろう。できるだけ早く自分のリズムを取り戻して、出場時間を確保して欲しいね。そのために、ここに来たのだから。僕は彼がクラブにとって、非常に重要な選手になることを楽しみにしている」

また、シャキリはクラブ公式サイトのインタビューの中で、昨年11月に完成した新練習場についても言及。非常に快適な環境だと喜んでいる。

「ここに来られてとても嬉しい。このクラブにはこうした建物が必要だ。僕はここにいられることが、とても嬉しいよ。100年後には、ここにやってきた最初のチームとして語られるかもしれないからね」

「毎日ここに来て仕事をするのはとても良い気分だ。もちろん、(旧練習場の)メルウッドはこれからも僕らの心の中にあり続ける。とはいえ、人生は続いていくものであり、今は新しい建物がある。僕たちはベストを尽くして、新しい建物でも成功できるようにしたい」

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