ユーベで負傷欠場続くラムジー、ウェールズ代表合流ならず

2021.03.22 15:30 Mon
Getty Images
ウェールズサッカー協会(FAW)が21日、ユベントスに所属するMFアーロン・ラムジーの代表不参加を発表した。

直近のセリエA2試合を太もものケガにより、欠場しているものの、今月の代表ウィークに臨むウェールズ代表の招集メンバーに入ったラムジー。しかし、やはり合流が見送られた。

ウェールズは今月、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループEのベルギー代表戦(24日)とチェコ代表戦(30日)のほか、国際親善試合のメキシコ代表(27日)を予定している。
なお、ザンクト・パウリのDFジェームズ・ローレンスは国またぎの検疫制限により、ベルギーでチームに合流するという。

アーロン・ラムジーの関連記事

ノリッジ・シティのアシスタントコーチを務めていたジャック・ウィルシャー氏(33)がチームからの退団を決定したという。『The Athletic』が伝えた。 現役時代はアーセナルなどでプレーしたウィルシャー氏。ノリッジのアシスタントコーチを務めていた中、シーズン最終盤にヨハネス・ホフ・トールップ監督を解任。ウィルシ 2025.05.09 23:50 Fri
3日、チャンピオンシップ(イングランド2部)の最終節が一斉開催。優勝チーム、昇格プレーオフチーム、降格チームが決定した。 リーズ・ユナイテッドとバーンリーのプレミアリーグ昇格はすでに決定していた中、最終節の時点で勝ち点が並ぶ両者は優勝を争っての最終節となった。 首位のリーズは日本代表MF田中碧が所属。降格圏 2025.05.03 23:28 Sat
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、元チームメイトの監督就任について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルは23日、プレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦する。 この試合で敗れると、リバプールのリーグ制覇が決定する試合。逆転での優勝は限りなく難しい状況だが、易々と優勝させるわけにはいかな 2025.04.23 23:00 Wed
ノリッジ・シティは22日、ヨハネス・ホフ・トールップ監督(36)の解任および、ファーストチームのコーチを務めていたジャック・ウィルシャー氏(33)の暫定監督就任を発表した。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するノリッジは今季からトールップ監督が指揮。ここまではリーグ戦13勝14分け17敗の14位に甘んじ 2025.04.22 20:46 Tue
チャンピオンシップ(イングランド2部)のカーディフ・シティは19日、オメル・リザ監督(45)の解任を発表した。なお、今シーズンの残り3試合については、ウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(34)が指揮を執ることとなる。 カーディフはチャンピオンシップを戦っており、43試合を終えて勝ち点42で24チーム中23位に位 2025.04.19 22:45 Sat

ウェールズの関連記事

ブリストル・シティに所属する元ウェールズ代表MFアンディ・キング(35)が、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 キングはチェルシーユースからレスター・シティの下部組織に移籍。2007年7月にファーストチームに昇格しプロキャリアをスタートさせた。 レスターでプレーを続け、2015-16シーズンには元日本代 2024.05.04 12:25 Sat
ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)がユーロ出場を逃していたら代表を引退していたと明かした。カタール『beIN Sports』のインタビューで答えた。 26日に行われたウェールズ代表とのユーロ2024本大会出場を懸けたプレーオフでPK戦の末に勝ち抜けを決めたポーランド。シュチェスニー 2024.03.28 06:30 Thu
ウェールズ代表のロバート・ページ監督が、辞任の可能性を否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ウェールズは26日に行われたユーロ2024予選プレーオフ決勝で、ポーランド代表と対戦。勝てば3大会連続で本大会出場となる試合だったが、120分間で決着はつかずPK戦へ。5人目まで全員が成功する拮抗した展開と 2024.03.27 12:10 Wed
トッテナムのウェールズ代表DFベン・デイビスが、イギリスの大衆紙『サン』にツッコんだ。 トッテナム在籍10シーズン目のデイビス。派手さはないが、本職の左サイドバックだけでなく、3バック採用時は3枚左にも対応可能な頼もしい存在だ。 ウェールズ代表の主軸を担ってからも久しく、初キャップから10年という節目の20 2024.03.26 21:55 Tue
ユーロ2024予選プレーオフ準決勝が21日に欧州各地で行われた。 ユーロ2024予選の各グループにて2位以下となったチームの中から、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23の結果によって選定された12カ国が参加するプレーオフ。 パスAからCまでの3グループに分かれてミニトーナメントを実施し、各パス 2024.03.22 07:20 Fri

記事をさがす

アーロン・ラムジーの人気記事ランキング

1

ラムジーの夢はウェールズ代表監督? すでにライセンス取得に動く「それはとても誇らしい瞬間になる」

アーセナルやユベントスでプレーし、現在はカーディフ・シティでプレーするウェールズ代表MFアーロン・ラムジー(33)だが、将来的にウェールズ代表を指揮する思いを持っているようだ。 ウェールズ代表のキャプテンでもあるラムジー。現在も代表の中心選手として活躍する一方で、最近UEFA(欧州サッカー連盟)のAコーチライセンスを取得。引退後の道は指導者になるようだ。 まだ現役を退くつもりはないようだが、引退後は指導者の道を歩みたいラムジー。イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューで、いつか興味を持つはずだと、ウェールズ代表監督就任を見据えた。 「まだ数年先のことになると良いけど、いつかは興味を持つ日が来るだろうね。それは僕にとってとても誇らしい瞬間となるだろう」 「僕はAライセンスを修了し、もうすぐプロライセンスの取得を始める予定だ。これは間違いなく、僕が本当に興味を持っていることだ」 現在は負傷離脱中だが、カーディフでは兼任コーチを務めている状況。暫定指揮官のオメル・リザ監督ともタッチライン上で分析に努めていた。 「僕はカーディフで何度かU18のチームにいたことがあり、彼らを指導する幸運に恵まれた。中毒性もあるし、試合の観戦の仕方も変わってくるね」 そのラムジーもプレーするウェールズ代表だが、現在はかつてストライカーとして活躍したクレイグ・ベラミー監督が指揮。就任後4試合で無敗を維持しているが、ラムジーはベラミー監督に感銘を受けているという。 「彼が来て、彼と彼のスタッフは新鮮な風を吹き込んでくれた。彼らが伝える情報量は非常に多く、僕は本当に感銘を受けた」 「ウェールズチームにはブレナン・ジョンソン、ハリー・ウィルソン、そして他の選手たちもいるが、僕たちが彼らを支える体制を整えれば、相手チームに打撃を与えることができるだろうね」 2024.10.22 23:40 Tue
2

ヴェンゲルの教え子2人が英2部最終節でまさかの対戦…共に汗を流したアルテタ監督が元チームメイトの指揮官就任に「2人の幸運を祈っている」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、元チームメイトの監督就任について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルは23日、プレミアリーグ第34節でクリスタル・パレスと対戦する。 この試合で敗れると、リバプールのリーグ制覇が決定する試合。逆転での優勝は限りなく難しい状況だが、易々と優勝させるわけにはいかない。 ところ変わって、チャンピオンシップ(イングランド2部)では、アーセナルファンにとっては胸が熱くなる展開が突如として発生。残留争いに巻き込まれているカーディフ・シティは残り3試合の段階で元アーセナルのウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが選手兼監督に就任していた中、ノリッジ・シティも残り2試合で元アーセナルのジャック・ウィルシャー氏が暫定監督に就任した。 チャンピオンシップは残り2節となっている中、なんと最終節ではノリッジとカーディフが対戦。かつてアーセナルで中盤を支えた2人が監督として相見えるという事態となった。 クリスタル・パレス戦に向けた記者会見で、2人と現役時代にチームメイトとしてプレーしたアルテタ監督がコメント、ウィルシャーの監督就任については「彼の幸運を祈っている。彼は残りの試合でその役割を受け入れた」とコメント。「アーロンについても同じだ。元チームメイトが監督として重要な役割を担うのを見るのは、とても良いことだ。だから、2人の幸運を祈っている」と、2人が監督としての第一歩を歩み出すことを喜んだ。 また、現役選手ながら、兼任で指揮を執ることとなったラムジーについては「ジャックほど親しい間柄ではないから驚いた。ジャックの意向ははっきりしていたんだ」と、まさか監督を引き受けるとは思っていなかったとのこと。「でも、アーロンは違った。彼の経験や、これまで彼がやってきたこと、ゲームでの実績があれば、彼が望めばそれができるのは明らかだ。私たちは皆、異なるキャラクターを持っている。彼はそれをやると決めた。 とても勇敢な決断だ」と、監督としても楽しみであると語った。 アルテタ監督を含め、3人はアーセン・ヴェンゲル監督時代の教え子。弟子であるかと問われ、「そう願っている」とコメント。「アーセンは、彼の下には3人の選手がいたことを誇りに思うべきだと思う。彼らにインスピレーションを与え、我々がサッカーへの愛を再び燃え上がらせるのを助けてくれたと思う。我々は彼がかつて成し遂げたことを、これからも引き継いでいきたい」と、この先は監督として腕を磨いていきたいと語った。 2025.04.23 23:00 Wed

ウェールズの人気記事ランキング

1

東京五輪でのイギリス代表復活に難色示すコールマン「混合チームなど作る必要はない」

▽リオ五輪が閉幕し、次の東京五輪に向けてイギリス代表チーム復活が囁かれる中、ウェールズ代表を率いるクリス・コールマン監督はこの動きに否定的な意見を述べている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。 ▽五輪では各オリンピック委員会単位での出場しか認めていない。一方でイギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つが独自にサッカー協会を持っているため、五輪に出場することはできない。 ▽しかし2012年に行われたロンドン五輪ではイギリス代表として出場を果たしている。リオ五輪に向けても同様にイギリス代表として出場しようとイングランドサッカー協会(FA)は提案していたが、ほかの3協会が反対して破談となった。 ▽しかし、イギリスメディアによると、FAは2020年に行われる東京五輪で再びイギリス代表を復活させたい意向を示しており、今後は残りの協会を説得していくと報じられている。 ▽この報道に、コールマン監督は「なんのために合同チームを作る必要があるのか。そもそも五輪に出場するためには、今よりもさらに多くの試合に出場しなければいけない」とコメント。さらに次のように続けた。 「選手たちはアイデンティティを持っている。そして自分たちが着るユニフォームに誇りを持っている。自分の国のエンブレム、ユニフォームに忠誠を誓った選手のプレーを見たいものだ。だからこそ混合チームなど作る必要はない」 2016.08.25 10:48 Thu
2

ベイル、2ndライフの準備着々! カーディフに2つ目のバー『Per 59』をオープン予定

レアル・マドリーに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルが起業家としての2ndライフに尽力している。スペイン『アス』が報じた。 2013年年夏にトッテナムから加わったベイルだが、相次ぐケガで稼働率が低く、たびたび矢面に。4度のラ・リーガ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を経験したが、熱心なゴルフ愛好家としての一面や、代表活動中に「ウェールズ、ゴルフ、マドリー。これが優先順位」と記された巨大なフラッグを掲げるなどのクラブを軽視するかのような言動がさらに反感を集め、近年はピッチ外での振る舞いが悪目立ちしてしまっている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJReTJYM3VoZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> そんなベイルは中国行きの憶測で加熱した昨夏を経て、今季もレアル・マドリーでプレーしているが、ケガ癖が治らず、2月26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦1stレグのマンチェスター・シティ戦を最後に出場なし。そうした序列のさらなる低下を受けて、改めてレアル・マドリーでのキャリア終焉を指摘する声も挙がっているが、本人はフットボーラーから脱却した第二の人生に歩み始めているという。 すでに「フットボール」をテーマにしたスポーツバー『Elevens』の経営者であるベイルはこのたび、2店舗目として、故郷であるウェールズの首都カーディフの中心地でバーレストラン『Per 59』を近くオープンする予定。立ち上げにあたり、建築家とやり取りするため、数ヶ月間もウェールズを通い続けたというベイル監修の下、本人がこよなく愛する「ゴルフ」をテーマにした店内にミニゴルフコースも完備してある模様だ。 そのベイルは母国メディアに「僕はいつもフットボールに集中していて、飲まないから、あまり出歩きもしなかった。だから、『Per 59』のようなビジネスを始めることで、外出が好きな人と交流ができると思った」と語ると、こう続けた。 「外で酔いつぶれるというよりも、みんなを結びつけ、夜の外出を楽しめる選択肢を提供したい。それこそが僕らのやろうとしていること。飲み好きとか、ゴルフ好きかどうかにかかわらず、みんなを集めたい」 「永遠にフットボールをするつもりなんてないから、そうした類のビジネスに興味があるのさ。特に、ウェールズで、僕が生まれた街に恩返しがしたくて、カーディフの発展にできる限り貢献したいと思っている」 2020.03.15 08:00 Sun
3

イラン代表、電撃解任のスコチッチ監督を再び指揮官に任命!

11日にイラン代表指揮官を解任されたドラガン・スコチッチ監督(53)が、カタール・ワールドカップ(W杯)まで指揮を続けることとなったようだ。イラン『タスニム通信』の情報をフランス『レキップ』が伝えている。 イランサッカー連盟(FFIRI)は、11日にイランを3大会連続のW杯へ導いたスコチッチ監督の電撃解任を発表。後任候補にはかつてイランを率いた経験を持つカルロス・ケイロス氏やブランコ・イバンコビッチ氏(現オマーン代表監督)、現役時代に代表通算151試合に出場したレジェンドのジャバド・ネクナム氏(現フーラド監督)の名が挙がっていた。 しかし『タスニム通信』によれば、今回の解任で多くの専門家やファンから反発を受けたFFIRIは17日に理事会を開き、カタールW杯終了までスコチッチ監督と協力することを決定したという。 3大会連続6度目の出場となるイランは、イングランド代表、ウェールズ代表、アメリカ代表と同じグループBを戦う。 2022.07.17 23:30 Sun
4

トッテナムDFジョー・ロドン、レンヌへのレンタル移籍が濃厚か

トッテナムのウェールズ代表DFジョー・ロドン(24)が、スタッド・レンヌへのレンタル移籍に近づいているようだ。フランス『フットメルカート』などが伝えている。 ロドンは2020年10月にスウォンジーから加入。代表チームでは最終ラインの要としてカタール・ワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献しているが、2年間在籍するトッテナムではバックアッパーの粋を出られず、公式戦通算24試合の出場にとどまっている。 レンヌは今夏、センターバックの主軸を務めたモロッコ代表DFナイーフ・アゲルドがウェストハムへ移籍。その一方、ボローニャのベルギー代表DFアルトゥール・テアテ獲得が秒読みと報じられるなど、アゲルドの穴埋めに奔走している。 イギリス『テレグラフ』によると、レンヌはテアテに続いて、ロドンの獲得にも接近。トッテナムとの交渉はスムーズに進行しており、2000万ユーロ(約27億1000万円)の買い取りオプションが付帯した1年レンタルで合意に達するのではないかと考えられている。 なお、テアテについては27日にメディカルチェックを実施済みとのことで、獲得を決定的にした模様だ。 2022.07.29 16:04 Fri
5

【カタールW杯グループB展望】イングランドが本命、注目は2位争いか

グループBはイングランドとウェールズの“イギリス勢”に、成長著しいアメリカ、そしてアジア最上位のイランが同居した。下馬評での本命はイングランドと見てよさそうだが、アメリカやウェールズも近年は優秀な若手が揃っており、イランはカタールから距離が近いことから、地理的にも精神的にも有利と言えそうだ。 ◆編集部予想 ◎本命:イングランド ○対抗:ウェールズ △連下:アメリカ ☆大穴:イラン ◆優勝を狙える充実のスカッド! 鍵は戦術か~イングランド~ 純粋に選手のクオリティを比較すると、イングランドがこのグループの本命であることは異論ないだろう。7大会連続16回目の出場となるスリーライオンズは、5人が選ばれたマンチェスター・シティ勢を筆頭に、世界最高峰のプレミアリーグで鎬を削り合う猛者たちが集結。ヘンダーソンやウォーカーといったベテランから、サカやベリンガムなど売り出し中のヤングスターまで、バランスの良いスカッドとなった。 欧州予選では10試合で8勝2分けと、6チーム構成のグループでは唯一無敗で、得点数ではヨーロッパ全チーム最多の39ゴールという成績を収めた。しかし、ガレス・サウスゲイト監督には手腕を疑問視する意見が溢れており、サポーターからはW杯開幕直前にもかかわらず、解任を望む声が挙がっている。個人では粒揃いでも指揮官の求心力は気がかりだ。 ◆64年ぶりのW杯、良くも悪くもベイル次第?~ウェールズ~ 16大会ぶり2度目の出場となるウェールズ。実に1958年大会以来64年ぶりの大舞台で、初出場のホスト国カタールを除けば、最もW杯と縁のなかった国と言える。予選ではグループ2位でプレーオフへ進み、オーストリアとウクライナを下して本戦へ。政治的危機に瀕するウクライナ戦では、試合後に両代表の選手たちが抱擁する美しい一幕も。 そのウクライナに背中を押されて臨む今大会。注目はやはり主将のベイル。ドラゴンズでの最多出場記録更新も迫る中、予選はケガによる欠場もありながら、3ゴール3アシストと安定した活躍。POのオーストリア戦では2ゴール、ウクライナ戦ではオウンゴールを誘うプレーなど、重要な場面で存在感を放った。 チームを率いるロブ・ページ監督は、ライアン・ギグス前監督の不祥事を受けて2020年11月から暫定監督を務めていたが、殊勲のW杯に導いた実績から、今年6月に晴れて正式監督に。9月には4年契約を結んだ。ただ、6月と9月に行われたネーションズリーグでは、1勝もできずに降格している。 ◆平均年齢25歳、若き才能が栄光目指す~アメリカ~ 2大会ぶり11回目の出場となるアメリカ。北中米最終予選では8チーム中3位で本戦へ進んだ。率いるは2018年12月就任のグレッグ・バーホルター監督。昨夏にはCONCACAFゴールドカップでカタールやメキシコを破り優勝に導いた。 そんな49歳指揮官が選んだ26人は、平均年齢25歳175日とかなり若い。現在のアメリカ代表のメンバーはプリシッチやジョバンニ・レイナ、ティモシー・ウェア、デストなど過去最も豪華な顔ぶれだが、W杯経験が少ない点は不利になりうる。ただ、先述のゴールドカップ制覇と近いメンバーが揃っているため、連携面に懸念はない。 11月中旬には、どのチームよりも早くカタール入りするなど、その熱意が感じられるアメリカ。なお、その背景にはバーホルター監督のこだわりがあると見られ、同監督は良くも悪くも細かい戦術を浸透させたい意向があるがしかし、代表チームは時間が限られているため、一貫したシステムが見つけられていないという不安要素があるようだ。 ◆アジアのトップはダークホースになれるか~イラン~ イランは3大会連続6回目の出場。ここ3大会はいずれもカルロス・ケイロス監督の下で出場しており、FIFAランキングも20位に浮上し、アジアでは日本を抜いて首位となった。 ケイロス監督は守備に重点を置き、カウンターで得点を狙うスタイルを嗜好する指揮官。アジア最終予選では日本と逆のグループで15得点4失点という攻守に安定感のある戦いを見せた。その中で攻撃を牽引するのは、ポルトで活躍するメフディ・タレミやレバークーゼンのサルダル・アズムンら。 ただ、アズムンは先月上旬にふくらはぎの筋肉断裂の重傷を負い、全治6~8週間の離脱を強いられることに。“イランのメッシ”が万全の状態まで回復できることができれば、あるいは台風の目になるかもしれない。 ★グループステージ日程 第1節 ▽11/21 《22:00》 イングランド vs イラン 《28:00》 アメリカ vs ウェールズ 第2節 ▽11/25 《19:00》 ウェールズ vs イラン 《28:00》 イングランド vs アメリカ 第3節 ▽11/29 《28:00》 イラン vs アメリカ ウェールズ vs イングランド 2022.11.21 17:00 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly