「ランパードの遺産に敬意」チェルシー新指揮官のトゥヘル監督がコメント

2021.01.27 09:51 Wed
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チェルシーの新指揮官に就任したトーマス・トゥヘル監督が、監督就任についてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
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25日にフランク・ランパード監督を解任したチェルシー。一夜明け、ドイツ人指揮官のトゥヘル監督を招へいした。マインツで指導者としての名を挙げたトゥヘル監督は、現在リバプールで指揮を執るユルゲン・クロップ監督の後任として、2015年夏にドルトムントの監督に就任。ドルトムントではブンデスリーガこそバイエルンの前に後塵を拝したが、DFBポカールを制するなど一定の結果を残し、2018年夏にウナイ・エメリ監督(現ビジャレアル監督)の後任としてパリ・サンジェルマン(PSG)の監督に就任した。
PSGではリーグ・アン連覇に加え、昨シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)決勝にチームを導いたトゥヘル監督。しかし、クラブ首脳陣との確執があり、2020年12月に解任されていた。

自身初となるプレミアリーグで指揮を執ることとなったトゥヘル監督は、クラブを通じてコメントし。ランパード前監督へのコメントも残した。

「チェルシーが私と私のスタッフを信頼してくれたことに感謝します」
「我々は皆、フランク・ランパードの仕事と、彼がチェルシーで築いた遺産に最大の敬意を払っている」

「同時に、新しいチームに出会い、サッカーで最もエキサイティングなリーグに参加するのが待ちきれない」

「チェルシーファミリーの一員になれたことに感謝しています。素晴らしい気分です」

また、ディレクターを務めるマリーナ・グラノフスカヤ氏は「シーズン途中で監督を交代するのは決して簡単なことではありません。しかし、トーマス・トゥヘルというヨーロッパで最高の監督を確保できたことを嬉しく思っています」とコメントしている。

その一方で、「今シーズン、そしてそれ以降も、まだまだやるべきこと、達成しなければならないことがたくさんあります。トーマスをクラブに歓迎します」とし、目標達成に向けての釘を刺していた。

なお、トゥヘル監督は2022年6月までの1年半契約を締結。26日に初トレーニングを行い、27日に初陣となるプレミアリーグ第20節のウォルバーハンプトン戦を迎える。

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