「ミスに注目するのは簡単なこと」ランパード監督が弾き切れず失点のGKケパを擁護、PK失敗ヴェルナーにも言及
2021.01.25 17:40 Mon
チェルシーのフランク・ランパード監督が、スペイン代表GKケパ・アリサバラガとドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを擁護した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
直近のレスター・シティとのリーグ戦に完敗し、ランパード監督の去就問題も騒がしくなっている中、この一戦では先発7人を変更し、GKにはケパが入った。
試合はイングランド代表FWタミー・エイブラハムのハットトリックで勝利したものの、30分にはルートンDFジェームズ・ブリーが右サイドから入れた折り返しに反応したMFジョーダン・クラークのダイレクトシュートが、DFクル・ズマにディフレクトしてわずかにコースが変わると、GKケパがはじき切れず、相手のファーストチャンスで失点を喫する場面もあった。
だが、試合後の記者会見に応じたランパード監督はケパのミスを責めず、そこから好守でピンチを防いだケパを称えた。
また、85分に自らPKを獲得しながらも、絶好のチャンスを逃したヴェルナーについても言及している。
「ティモと同様に私も失望した。彼は今日のパフォーマンスで多くを与えてくれた。彼は脅威であり、タミーとの連携や周囲との連携はその1つに過ぎない」
「上手くいかないときに失敗は起こりえる。私もPKを失敗したし、その気持ちも分かる。彼が恐らく試合の最後の数分間で落胆すると思うが、そうすべきではない。彼のモチベーションを上げることが私の仕事であり、彼のチームメイトの仕事であり、彼は元気になるだろう。今この瞬間のティモの状態を表すサインでもあり、落ち込む必要はない」
「だが、彼がPKを得て、何も考えずにネットを揺らす時が来るだろう。今はティモの時間ではないが、その時はいずれ来る」
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チェルシーは24日、FAカップ4回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のルートン・タウンとホームで対戦し、3-1で勝利した。試合はイングランド代表FWタミー・エイブラハムのハットトリックで勝利したものの、30分にはルートンDFジェームズ・ブリーが右サイドから入れた折り返しに反応したMFジョーダン・クラークのダイレクトシュートが、DFクル・ズマにディフレクトしてわずかにコースが変わると、GKケパがはじき切れず、相手のファーストチャンスで失点を喫する場面もあった。
だが、試合後の記者会見に応じたランパード監督はケパのミスを責めず、そこから好守でピンチを防いだケパを称えた。
「ケパは後半、2-2にならないようトップセーブを見せた。人々がミスに焦点を当てるのは簡単なことだが、ケパはそれほど定期的にプレーしているわけではない。彼はよくトレーニングしていて、良いゴールキーパーだ」
また、85分に自らPKを獲得しながらも、絶好のチャンスを逃したヴェルナーについても言及している。
「ティモと同様に私も失望した。彼は今日のパフォーマンスで多くを与えてくれた。彼は脅威であり、タミーとの連携や周囲との連携はその1つに過ぎない」
「上手くいかないときに失敗は起こりえる。私もPKを失敗したし、その気持ちも分かる。彼が恐らく試合の最後の数分間で落胆すると思うが、そうすべきではない。彼のモチベーションを上げることが私の仕事であり、彼のチームメイトの仕事であり、彼は元気になるだろう。今この瞬間のティモの状態を表すサインでもあり、落ち込む必要はない」
「だが、彼がPKを得て、何も考えずにネットを揺らす時が来るだろう。今はティモの時間ではないが、その時はいずれ来る」
◆ケパが弾き切れずに失点…
Clark's strike squeezes in #EmiratesFACup @LutonTown pic.twitter.com/VsXo8jfFeg
— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) January 24, 2021
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