岡崎がフル出場もアスパス&ノリート弾に沈んだウエスカは年内最終戦を飾れず…《ラ・リーガ》

岡崎慎司の所属するウエスカは30日、ラ・リーガ第16節でセルタと対戦し、1-2で敗戦した。岡崎はフル出場している。

2試合勝利のない最下位ウエスカ(勝ち点12)が、8位セルタ(勝ち点20)のホームに乗り込んだ一戦。年内最終戦で今季2勝目を目指すウエスカは、前節のレバンテ戦から先発を1人変更。岡崎は3トップの真ん中で先発出場した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先にチャンスを迎えたのはセルタ。13分、右サイドをドリブルで持ち上がったアルパスのラストスルーパスからゴール前に抜け出したノリートが決定機を迎えたが、シュートはGKアルバロ・フェルナンデスが右足でブロックした。
対するウエスカは30分、ボックス左から侵入したオンティベロスのクロスに岡崎がダイビングヘッドで飛び込んだが、シュートはオラサのブロックに阻まれた。

すると、直後の33分にセルタがショートカウンターからスコアを動かす。敵陣でボルハ・ガルシアからボールを奪ったデニス・スアレスが素早く前線に展開すると、ボックス右まで持ち上がったアスパスの折り返しを最後はノリートが豪快にゴール左に突き刺した。迎えた後半、1点を追うウエスカは56分にボルハ・ガルシアを下げてラファ・ミルを投入。しかし、再びにスコアを動かしたのはリードするセルタだった。60分、中盤でボールを受けたノリートのスルーパスでDFの裏に抜け出したアスパスが飛び出したGKをかわし無人のゴールに流し込んだ。

リードを広げられたウエスカは、68分にオンティベロスとミケル・リコを下げてセルヒオ・ゴメスとセオアネを投入。すると75分、セルヒオ・ゴメスの左クロスをゴール前で収めた岡崎が左足でシュート。さらに相手DFがブロックしたこぼれ球をセオアネがダイレクトで狙ったが、これはGKルベン・ブランコの好セーブに阻まれた。

1点が遠いウエスカだったが、84分に反撃の狼煙を上げる。フェレイロの右クロスが相手のクリアミスを誘うと、こぼれ球を拾ったセルヒオ・ゴメスのヒールパスをボックス左で受けたセオアネが冷静にゴール右隅にシュートを流し込んだ。

ウエスカは89分にも、ボックス右横で獲得したFKからセルヒオ・ゴメスがセルタゴールを脅かしたが、GKルベン・ブランコの好セーブに防がれ、追加点は奪えず。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。ウエスカは年内最終戦を白星で飾ることができなかった。