「最も正義で名誉ある男」スペイン2部残留争い中のウエスカ、橋本拳人が衝撃のダイレクトボレーを叩き込む!チームメイトは頭を抱えて驚き

2024.05.13 22:55 Mon
衝撃のダイレクトボレーを決めた橋本拳人
Getty Images
衝撃のダイレクトボレーを決めた橋本拳人
ウエスカに所属するMF橋本拳人が衝撃ゴールを叩き込み、チームの窮地を救ったた。12日、セグンダ・ディビシオン第39節が行われ、ウエスカはアウェイでエルチェと対戦した。

シーズンも残り4試合となった中、ウエスカは勝ち点42で18位に位置。下位4チームが自動降格するリーグで、ギリギリの残留争いを戦っている。
一方で、相手は昇格を目指すエルチェ。しかし、32分にウエスカが先制ゴールを奪いリードすると、38分に橋本が魅せた。

ボックス手前右でFKを獲得すると、オスカル・シエルバがゴール前にクロス。これが相手にクリアされるも、ボックス手前で待っていた橋本はダイレクトで左足ボレー。強烈なシュートがネットに突き刺さり、ウエスカはリードを2点に広げた。
衝撃的な一撃にはチームメイトも大歓喜。ベンチのメンバーは頭を抱えて信じられないと言った表情。殊勲の橋本を祝った。

クラブも「誠実さ、尊敬、価値、名誉、思いやり、正直さと忠誠。これらの7つの原則は、武士が最も強力で最も激しい男であることを許したが、最も正義で名誉ある男である」と投稿。3部降格の可能性があった中、貴重な勝利に貢献するゴールを決めた橋本を称えた。

なお、試合は0-3で勝利。勝ち点を45に伸ばしたウエスカは、降格圏のアルコルコンとの勝ち点差を「4」とし、ひとまず離れることに成功した。

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