過去にはスアレスが8試合停止…人種差別疑いのカバーニが改めて謝罪、ユナイテッドは声明発表
2020.12.01 01:11 Tue
人種差別の疑いをかけられているマンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが謝罪した。クラブ公式サイトが伝えた。カバーニは11月29日、アウェイで行われたプレミアリーグ第10節のサウサンプトン戦で後半開始から投入。2ゴール1アシストをマークするハイパフォーマンスを発揮し、逆転勝利に貢献した。
試合後、ファンから活躍を祝したメッセージが届いたことに対して、カバーニは「gracias negrito(ありがとう、黒い人)」と返信。その文章内の「negrito」という単語が人種差別用語に該当する恐れがあるとして、イングランドサッカー協会(FA)が調査を開始するとされていた。
カバーニに悪意はなかったとされるが、ヨーロッパにおける言葉の意味を知らされ、すぐに問題の投稿を削除。しかし、過去にはリバプールに所属していたウルグアイ代表FWルイス・スアレスがユナイテッドのDFパトリス・エブラに同じ言葉を浴びせた結果、FAから8試合の出場停止処分が下されていた。
カバーニは改めてクラブを通じて投稿を謝罪。悪意はなかったと弁明した。
「僕がやりたかった最後のことは、誰かに不快感を与えることだった。人種差別に完全に反対しており、解釈が異なる可能性があると説明され、すぐにメッセージを削除した。心よりお詫び申し上げます」
また、ユナイテッドもカバーニに悪意はなかったと弁明。人種差別と戦っていくとした。
「エディンソンのメッセージの背後には悪意が全くなかったことが明らかであり、誤解される可能性があると知らされてからすぐに削除した」
「エディンソンは意図しない違反が発生したことを受けて謝罪した。マンチェスター・ユナイテッドと全ての選手は、人種差別との戦いに全力で取り組んでいる」
◆後半キックオフに間に合わず慌てる途中出場のカバーニ
試合後、ファンから活躍を祝したメッセージが届いたことに対して、カバーニは「gracias negrito(ありがとう、黒い人)」と返信。その文章内の「negrito」という単語が人種差別用語に該当する恐れがあるとして、イングランドサッカー協会(FA)が調査を開始するとされていた。
カバーニは改めてクラブを通じて投稿を謝罪。悪意はなかったと弁明した。
「日曜日の試合後に投稿したメッセージは、友人への愛情のこもった挨拶であり、試合後の彼の祝福に感謝したものだ」
「僕がやりたかった最後のことは、誰かに不快感を与えることだった。人種差別に完全に反対しており、解釈が異なる可能性があると説明され、すぐにメッセージを削除した。心よりお詫び申し上げます」
また、ユナイテッドもカバーニに悪意はなかったと弁明。人種差別と戦っていくとした。
「エディンソンのメッセージの背後には悪意が全くなかったことが明らかであり、誤解される可能性があると知らされてからすぐに削除した」
「エディンソンは意図しない違反が発生したことを受けて謝罪した。マンチェスター・ユナイテッドと全ての選手は、人種差別との戦いに全力で取り組んでいる」
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ボカが本拠地を拡張へ! 実現なら収容8万2000人に…世界屈指の熱狂を誇るラ・ボンボネーラ
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圧巻2発でウルグアイをベスト8に導いたカバーニが左足ふくらはぎを負傷…6日フランス戦は間に合う?
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▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon4
第4審の人種差別発言で中断のPSGvsイスタンブールBBSKが9日に延期…《CL》
8日に開催予定だったチャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のパリ・サンジェルマンvsイスタンブール・バシャクシェヒルが、9日に延期されたようだ。 PSGとイスタンブールBBSKの属するグループHでは、決勝トーナメント進出の可能性を残すPSG、マンチェスター・ユナイテッド、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ大混戦となっていた。 しかし、この大一番で前代未聞の事件が起こる。0-0で迎えた14分、この試合で第4の審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。数分の話し合いの末、両チームがロッカールームへ戻る事態となった。 フランス『RMC Sport』によれば、試合はそのまま翌日への延期が決定されたとのこと。なお、キックオフは現地時間で9日18時55分(日本時間:26時55分)となったようだ。 また、同時刻開催だったライプツィヒvsマンチェスター・ユナイテッドは、3-2でライプツィヒが勝利。この結果、当該成績でユナイテッドを上回っているPSGの決勝トーナメント進出は決定。イスタンブールBBSKに勝利すればグループ首位での突破が決まる。 2020.12.09 07:45 Wed5
