エブラが古巣ユナイテッドのオーナー交代問題に苦言「一体何カ月話しているんだ?」

2023.06.27 18:11 Tue
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かつてマンチェスター・ユナイテッドで数々の栄光を手にしたパトリス・エブラ氏が、古巣の現状に苦言を呈した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
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今季はエリク・テン・ハグ監督のもと、プレミアリーグ3位フィニッシュを果たしたユナイテッド。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得しただけでなく、EFLカップ(カラバオカップ)のタイトルを獲得し、FAカップでも決勝まで進出。新体制1年目としては十分と言えるだけの結果を残した。しかし、ユナイテッドはシーズン途中からオーナー交代の問題に直面。長らくクラブオーナーを務めてきたグレイザー・ファミリーは、昨年11月にクラブの完全売却を含む財政的なあらゆる選択肢を検討していることを表明。
新オーナーに関しては、すでに複数回の入札を行っているカタール元首相の息子であり、カタール・イスラム銀行の会長であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏、イギリスの化学会社『INEOS』の創始者であるサー・ジム・ラトクリフ氏の両氏のいずれかになる見込みだが、交渉は依然として平行線をたどっている。

この状況に一石を投じたのが、2006年夏から2014年夏までユナイテッドに在籍していたエブラ氏だ。イギリス『タイムズ』に対し、ユナイテッドは早く新オーナーを決めるべきだとコメント。テン・ハグ監督の立場を慮りつつ、ここ数年で多くの差を付けられる宿敵との差を埋めるため、新シーズンに向けたチーム編成を即刻完了すべきと主張している。
「この取引について、我々は一体何カ月話しているんだ? 11月から続いている。ファンにとっても、選手にとっても、そしてもちろんエリク・テン・ハグにとってもこれは重要なことだと思う。彼は(監督に)ふさわしい人物だ」

「誰が新しいオーナーになるかはわからない。我々はマンチェスター・シティからすでに20マイルも後れを取っている。現時点での問題は、この茶番を止めて解決策を見つけ、できるだけ早くオーナーを迎えることができるかどうかだ。我々は今すぐその人物を見つける必要がある。シーズンが始まる前にだ。シーズンが始まってからではもう遅い」

「どの選手が来るのか、どの選手が去るのかを我々は知っているか? エリク・テン・ハグにとっては不公平なことだ。クラブにネガティブなエネルギーをもたらしている」

また、エブラ氏は十数年前の自身の加入時を回想しつつ、煮え切らない態度でクラブに居座り続けるグレイザー・ファミリーへの強い不満を語っている。

「私が2006年にユナイテッドと契約した時、クラブはすでにグレイザー・ファミリーに抗議していたが、勝っていたからそれを隠せていた。緑と黄色のシャツやスカーフ(アンチ・グレイザーズを示すグッズ)がすでにスタジアムで見られたのを覚えている。私はギャリー・ネビルに何が起こっているのか尋ねた」

「彼はファンがオーナーに不満を持っていると言っていたよ。もう17年も前のことだ。我々はそれと同じことを話しているんだ。マン・ユナイテッドを本来あるべき場所に戻したいのなら、私たちはそれに終止符を打つ必要がある」

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