蛮行のペペを批判するエブラ氏、“被害者”の選手にも「オスカーに値する」とチクリ

2020.11.23 17:47 Mon
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かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属した元フランス代表DFパトリス・エブラ氏が、頭突きにより退場処分を受けたコートジボワール代表FWニコラ・ペペを批判した。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。
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ペペは22日に行われたプレミアリーグ第9節のリーズ・ユナイテッド戦に、スタメンで出場。11月のインターナショナルマッチウィーク期間中、出場機会の少なさに不満を示すコメントを残していた同選手にとって、ミケル・アルテタ監督にアピールする絶好のチャンスだった。しかし、ペペは後半の立ち上がり、プレーとは関係のないところでリーズのマケドニア代表MFエズジャン・アリオスキに頭突きを食らわせる。そこまで激しい接触には見えなかったものの、アリオスキは顔を覆いながらその場に倒れ、VARチェックの結果ペペは一発退場となった。
アルテタ監督は期待を裏切ったコートジボワール代表ウィンガーの行いに「容認できない」と激怒しており、クラブでの将来は怪しくなっている。

イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたエブラ氏も、リーグ・アンのリール時代から注目していたペペのこの行為には、呆れ果てたコメントを残した。
「愚かな行為で、フラストレーションが溜まってしまうね。アーセナルがこの試合で持っていた計画は(退場によって)すべて変更されたと思うし、私はチームメイトに謝罪するべきだと思う」

「ペペがフランスでプレーしている姿を私は見ていた。彼は幸せそうに笑っていたよ。高額な移籍金、ファンの批判があっても私はいつも擁護してきたが、今回は本当に失望している。もう彼を守ることはできない」

一方で、エブラ氏はペペを退場に追い込んだアリオスキに対しても、チクリと皮肉を込めたコメントを口にしている。

「アリオスキはオスカーに値するね。私がリーズの監督なら、アリオスキのプレーに満足しただろう。彼はまるで鼻が折れたというような顔をしていた。でも、ペペは本当に愚かだったよ」


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“選手不足”深刻な2部降格フィテッセにビュットネルが5年ぶり復帰! 香川真司とユナイテッド同期加入の35歳

フィテッセが7日、オランダ人DFアレクサンデル・ビュットネル(35)の3度目となる加入を発表。2026年までの2年契約を結んだ。 ビュットネルはフィテッセ下部組織の出身で、トップ昇格後の2012年にマンチェスター・ユナイテッドへステップアップ。同期加入の香川真司と仲が良かった左サイドバックだ。 ユナイテッドではパトリス・エブラ氏のバックアッパーを担い、2年で退団。ベルギーやロシアを経て、2017年に2度目となるフィテッセ加入も、2019年夏に再び退団した。 そこから5年、フィテッセは昨季の勝ち点18剥奪でオランダ2部への35年ぶり降格となり、深刻すぎる経営難でプロリーグライセンス剥奪も濃厚に。今季開幕を9日に控え、3日にようやくライセンス維持が決まったばかりだ。 ギリギリで生き延びた格好だが、その時点で契約選手はたった「11名」。 そこから4日間で、キュラソー代表GKエロイ・ルーム(35)との契約を無償で解除し、一方ではジョージア代表MFイラクリ・エゴアン(20)、元U-19オランダ代表DFミース・クリーケルス(22)の加入を発表した。 そして7日、35歳となったビュットネルの3度目加入を発表。オランダ2部のデ・フラーフスハップから完全移籍での獲得だ。 再建を進めるフィテッセにおいて、春から社長兼チーフスカウト兼U-21監督という激務を任されたテオ・ヤンセン氏は、クラブを知り尽くしたビュットネルの再加入について喜び。 「フィテッセがようやく“サッカー”について話せる状態に戻ったことを嬉しく思う。やっと最低限のチーム構築ができるようになった。無理はできないがね。ビュットネルのようなクラブを知り尽くした選手が戻ってくれて心強い」 現在、フィテッセの契約選手はビュットネルを含め「13名(GK1名)」。うち大半が下部組織から引き上げた10代後半〜20歳の若手で、13名の平均年齢は「22.0歳」となっている。 2024.08.08 14:50 Thu

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