ゴールパフォ巡りクロースと、オーバメヤンが意見交換! 何となく解決?

2020.11.13 14:29 Fri
Getty Images
レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースと、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがゴールセレブレーションに対する考えの相違に関してSNSを通じて意見交換した。

硬派な印象のあるクロースは、昨今の派手なゴールセレブレーションに不満を抱いているようで、実弟フェリックスと共に自身がホストを務めるポッドキャスト『Einfach mal Luppen』で苦言を呈している。

その際、オーバメヤンのスパイダーマン、デッドプール、バットマン、ブラックパンサーなどのスーパーヒーローのマスクを着用する過度なセレブレーションに対して、厳しい口調で非難していた。
「リハーサルされたダンスや振り付けがあるとしたら、それはとてもばかげていると思う」

「さらに、酷いものはソックスに物が隠されているケースだ」
「オーバメヤンはかつて、セレブレーションのためにマスクを取り出したことがある。それは良いお手本にはならないし、ナンセンスだ」

その指摘をどこからか伝え聞いたオーバメヤンは、自身の公式『ツイッター』を通じて、クロースを名指しする形で反論を行った。

「ところで、トニ・クロース。君には子供がいる?」

「僕は幾度か自分の息子のためにそれ(マスク着用のゴールセレブレーション)をやっていたことを覚えておいてほしい。そして、僕はまたそれをやるつもりだ」

「君に子供がいるのであれば、この小学生の話のように子供たちを幸せにしてほしい。それを忘れないでくれ」

なお、前述のコメントと共に引用されていた投稿の画像にはどこかの小学校で「幸せ」という意味をイメージした絵を書いてくださいとのお題に対して、ある小学生がオーバメヤンのゴールセレブレーションを描いた絵が載っていた。

すると、今度は名指しされたクロースがオーバメヤンの前述の投稿を引用する形で、「このトニ・クロースには3人の子供がいるよ」と返答。これに対してオーバメヤンは、ドルトムント時代にドイツ代表MFマルコ・ロイス扮するロビンと共に祝い合ったバットマン姿の自身の画像と共に、「クロースの3人の子供のために君のバットマンとロビンから心からの祝福を送る」とのコメントを送っている。

なお、クロースのドイツ代表の元同僚であり、アーセナルでオーバメヤンと共にプレーするMFメスト・エジルは、ブラックパンサーのマスクを着用したオーバメヤンのゴールセレブレーションを写したGIF画像と共に、「ベストゴールセレブレーション」と現同僚を支持している。

今回の意見交換によってこの問題は解決したと思われるが、深刻な得点力不足に陥っているエースのパフォーマンスに不満を抱くアーセナルファンとしては、とにもかくにもより多くのゴールを決めてほしいところだ。

ちなみにゴールセレブレーションの際にマスクを着用した場合、問答無用でイエローカードを掲示されるため、対戦相手へのリスペクトを含めマネすることはお勧めできない。

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クロースが独自のサッカーリーグ『Icon League』を創設…ピケ主催の『キングス・リーグ』に倣う形に

レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、ドイツの著名なストリーマーであるエリアス・ネルリッヒと独自のサッカーリーグ『Icon League(アイコン・リーグ)』を創設することを発表した。ドイツ『SPOX』が伝えている。 両氏は今回の共同プレスリリースで『アイコン・リーグ』と名付けられた新たなサッカーリーグを創設し、2024年夏に開幕することを明かした。 同リーグのルールやレギュレーションや具体的な参加者に関しては、今後数週間から数カ月以内に詳細が発表される予定だが、参加チームはサッカー業界だけでなく、エンターテインメントや音楽の分野でも有名なチームで構成される見込みだ。 クロースは今回の新プロジェクトに関して以下のように説明している。 「僕がプレーし、愛するクラシックサッカーは今後も存続し、世界中の人々にインスピレーションを与え、感動を与え続けるだろう」 「一方で、別のサッカーフォーマットを望んでいるファンも大勢いる。より速く、より多様で、よりアクション満載で、突然予期せぬ展開が起こる可能性のある、より波乱万丈なゲームだ。より多くのゴールとエンターテイメントを備えたサッカー。そして、それがまさに僕らが提供するものなんだ」 なお、今回の『アイコン・リーグ』は、昨シーズン途中にバルセロナで現役を引退した元スペイン代表DFジェラール・ピケが主催する7人制サッカー『キングス・リーグ』の成功に倣う形で創設されたようだ。 『キングス・リーグ』は、近年若者のスポーツ離れの原因として挙げられるタイムパフォーマンスやエンターテインメント性の改善を強く意識している。 20分ハーフという試合時間の短さや交代無制限、独自の退場ルール、VARのリクエスト制、“ダブルゴール”といった通常のサッカーから派生した独自のルールに加え、サイコロを振って出た目の人数で一定時間を戦ったり、即時のPK獲得や一定時間のダブルゴール、相手選手を一時的に退場させるといった権利が付与されるゴールデンカードの使用といった奇抜なルールを盛り込み、2022年11月の開幕以降人気を博している。 2023.11.09 08:00 Thu

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