去就が騒がれるC・ロナウド、ディーニーが「ポルトガルに縁ある」プレミアのクラブをオススメ

2020.11.12 17:45 Thu
Getty Images
チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のワトフォードに所属するFWトロイ・ディーニーが、去就が騒がれるユベントスのFWクリスティアーノロナウドに意外なチームを勧めた。イギリス『ミラー』が伝えた。

C・ロナウドは2018年夏にレアル・マドリーからユベントスに加入。ここまで公式戦92試合に出場し、70ゴールをマークしている。

今シーズンもセリエAの4試合で6ゴールを決めるなど、35歳になりながら依然として衰えが見られないC・ロナウド。しかし、3100万ユーロ(約38億円)と言われる高額な年俸がユベントスの財政を圧迫しているとされており、今季終了後の売却が急浮上した。
移籍先としてパリ・サンジェルマン(PSG)などが噂され、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるレオナルド氏のコメントも取り上げられる中、イギリス『TalkSport』に出演したディーニーは、異なる考えを主張。C・ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデス氏との結びつきが深く、ポルトガル人選手が多数所属するウォルバーハンプトンがオススメのようだ。

「(C・ロナウドは)ポルトガルとのつながりがあるウルブズのようなクラブに注目していると思う。移籍が実現すれば上手くいくだろうね」
「C・ロナウドを獲得するクラブは、信じられないほどの才能を手にすることになる。今シーズン、彼はすでにセリエA4試合で6ゴールを決めているんだ」

一方で、ディーニーはC・ロナウドがプレミアリーグにやってきた場合、今夏にマドリーからトッテナムに復帰したFWガレス・ベイル同様、人々はマンチェスター・ユナイテッドに所属していた全盛期の姿と比較してしまうだろうと予想している。

「マンチェスター・ユナイテッド時代と同じC・ロナウドを手に入れることはできないだろう。常に比較対象になると思うけどね」

「たとえば、今のベイルもトッテナムからマドリーに去った当時の姿と比較されている。ロナウドやベイルがゴールを奪う姿は記憶に深く残っているから、まだそのレベルにあるのかどうかを比べてしまうんだ」

ディーニーはそれでも、C・ロナウドがもたらすものは大きいと考えており、ウォルバーハンプトンがクラブとして更なる成長を果たすためには、獲得が必要だと話した。

「僕はウルブズが好きだ。C・ロナウドがこれまでプレーしてきたクラブと比較すると落ちるとしてもね。もし、彼がアメリカのロサンゼルス・ギャラクシーなどに移籍したら、そのとき僕たちは『彼ってちょっと変わっているな』と思うだろう」

「ウルブズは今後数年で6強入りを目指せる選手を揃えているし、何かを生み出す力があると思うよ。もちろん、ポルトガルとのつながりも深いし、たくさんのポジティブ要素がある。もしクラブが次のレベルを目指すなら、C・ロナウドは必要な選手だ」

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