柴崎岳も所属したヘタフェがバルセロナ戦を前にクラブ名を「フェ」に変更

2020.10.16 12:45 Fri
Getty Images
かつて日本代表MF柴崎岳も所属した事があるヘタフェが、前代未聞の措置を取ることを決めた。
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ヘタフェは、17日にラ・リーガ第6節でバルセロナと対戦する。しかし、そのバルサ戦を前に、クラブ名を変更。「ヘタフェ」から「フェ」に変更した。一体何が起こっているのか、意味が分からないと思うが、バルセロナ戦を終えた後は、「フェ」から「ヘタフェ」に戻すという。
なぜヘタフェがこのような措置をとる事にしたのか。それは、今の時代に必要な「Fe」に意味があるとされている。

ヘタフェは「Getafe」と綴るが、この「Geta」を削除し「Fe」にするとのこと。この「Fe」はスペイン語で「信仰」という意味があり、現在の世の中に向けたメッセージとしてクラブが届けたいと決め、1試合限定でチーム名を変更することに決定したのだ。
その理由は新型コロナウイルス(COVID-19)によって世界中で苦しむ人が多く、最愛の人々を失った人も多い中、世界に向けて「信仰心」を失ってほしくないということから、「Geta」を消して「Fe」を残すというクラブ名変更のキャンペーンを考えたようだ。

クラブのゼネラルマネージャー(GM)を務めるクレメンテ・ビジャヴェルデ氏は、今回のクラブ名変更について説明した。

「ヘタフェとは何か、そしてそれがどう感じられるかを反映した仕事だ」

「このクラブを愛する人々は、「Geta」として愛情を込めていることを知っている。しかし、とても重要な部分が残っている。それが「Fe(信仰)」だ」

「このチームとは何か、そしてヘタフェの人々が何であるかという特異性が反映されており、クラブとファンの活動に毎日感じられる信仰(Fe)が反映されている」

「ヘタフェを始め、困難な時期を迎えているすべての人々にアピールしたい。外出できます。外出しましょう」

ヘタフェのツイッターアカウントはもちろんのこと、スタジアムのスタンドに書かれた「GETAFE」の文字も「GETA」の部分が消されるなど、クラブが力を入れて取り組んでいる。



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