止まらないクラブへの愛、バネガがセビージャ退団会見で堪らず男泣き
2020.09.11 22:10 Fri
セビージャの元アルゼンチン代表MFエベル・バネガ(32)が、退団会見を行った。ボカ・ジュニアーズでキャリアをスタートさせたバネガは、バレンシアやアトレティコ・マドリー、ニューウェルズ・オールドボーイズを経て、2014年8月にセビージャへと完全移籍で加入した。
2016年7月から1年間はインテルへと移籍したものの、残りの5シーズンをセビージャで過ごしたバネガは、公式戦238試合に出場し28ゴール37アシストを記録。2019-20シーズンを含む3度ヨーロッパリーグで優勝を果たしていた。
シーズン途中にサウジアラビアのアル・シャバブへの移籍が決定していたバネガは、11日に退団会見を実施。クラブやファンへの愛に溢れた感謝の気持ちを述べながら、最後は男泣きを見せた。
「親愛なるセビージャファンへ。みなさんにさようならを言う時が来た。セビージャで長年楽しませてもらった。僕がとても幸せだった素晴らしい5年間、初日から最高の方法で僕を迎えてくれた。僕に対して常に笑顔で、ここで働く自信を与えてくれた」
「良い時とそうでない時があった。しかし、ここで彼らは諦めることを禁じた。そして、謙虚さと犠牲心を持って戦うことは、それだけの価値であると知った」
「僕はこの美しいユニフォームを238試合で着たので、その価値があった。僕は全ての試合で全力を尽くしたと確信を持って去る。そして、何も悔いなく、このユニフォームを守るために全てをピッチに残してきた」
「僕は会長と取締役会全体が、2度与えてくれた治療にも感謝したいと思う。モンチ(スポーツ・ディレクター)へ。僕を信じ、ここに加わるチャンスを与えてくれた。それは、僕に起きた最高のことだ」
「また、僕がこの5年間で仕事をした監督、そのテクニカルチームにも感謝する。ウナイ・エメリからフレン・ロペテギまで、僕に多くの愛を与え、信じられないほどの学びをくれた」
「チームメイトへ。今年は本当に楽しかった。このドレッシングルームの謙虚さとシンプルさが、僕たちが自分たちで設定した目標、ヨーロッパチャンピオンになることを達成し、チャンピオンズリーグに出場できることを達成したと伝えたい。僕はみんなの1人1人が最善を尽くし、ファミリーとして僕たちが団結したから強かったんだ」
「クラブで働いている人々のことを忘れたくはない。彼らの仕事は見えないけど、僕たちの仕事をより快適にし、全てをうまくいくようにしてくれた。ユーティリティワーカー、メディカルサービース、ドクター、栄養士、料理人、メンテナンスや清掃、セキュリティ、メディア…ありがとう」
「初日から僕に見せてくれた愛情と敬意を表してくれたセビージャのファンに感謝します。彼らがここ何年にもわたって与えてくれたことを決して忘れない。彼らは僕たちにとってとても重要だった。どうもありがとう」
「そして最後に、セビージャに住み、この美しい冒険を共にしてくれた妻と子供達に感謝する。それがなければ、僕が達成してきたことは全て不可能だった」
「今は別れを告げる。僕をみんなの物語の一部にさせてくれてありがとう。最高の成功を願っている。みんながいなくて寂しい。どこへ行ったとしても、セビージャの選手がもう1人いるということを保証する」
「さようなら。僕のセビージャ」
2016年7月から1年間はインテルへと移籍したものの、残りの5シーズンをセビージャで過ごしたバネガは、公式戦238試合に出場し28ゴール37アシストを記録。2019-20シーズンを含む3度ヨーロッパリーグで優勝を果たしていた。
◆バネガ、男泣きの退団会見
La emoción de Banega en su despedida del Sevilla... AMOR a unos colores, AMOR a una camiseta...
— Deportes Cuatro (@DeportesCuatro) September 11, 2020
El argentino dice adiós al club de su vida entre lágrimas
Lo vemos todo a las 15.14 en #DeportesCuatrohttps://t.co/394j2U7wAq pic.twitter.com/XWJf9xIEnh
「親愛なるセビージャファンへ。みなさんにさようならを言う時が来た。セビージャで長年楽しませてもらった。僕がとても幸せだった素晴らしい5年間、初日から最高の方法で僕を迎えてくれた。僕に対して常に笑顔で、ここで働く自信を与えてくれた」
「みんなを信頼している。僕のチームが重要なことを成し遂げるのを助けてくれる。サッカー選手として成長するために、とりわけ人としてだ。僕たちが一緒に達成した全ての瞬間を決して忘れない」
「良い時とそうでない時があった。しかし、ここで彼らは諦めることを禁じた。そして、謙虚さと犠牲心を持って戦うことは、それだけの価値であると知った」
「僕はこの美しいユニフォームを238試合で着たので、その価値があった。僕は全ての試合で全力を尽くしたと確信を持って去る。そして、何も悔いなく、このユニフォームを守るために全てをピッチに残してきた」
「僕は会長と取締役会全体が、2度与えてくれた治療にも感謝したいと思う。モンチ(スポーツ・ディレクター)へ。僕を信じ、ここに加わるチャンスを与えてくれた。それは、僕に起きた最高のことだ」
「また、僕がこの5年間で仕事をした監督、そのテクニカルチームにも感謝する。ウナイ・エメリからフレン・ロペテギまで、僕に多くの愛を与え、信じられないほどの学びをくれた」
「チームメイトへ。今年は本当に楽しかった。このドレッシングルームの謙虚さとシンプルさが、僕たちが自分たちで設定した目標、ヨーロッパチャンピオンになることを達成し、チャンピオンズリーグに出場できることを達成したと伝えたい。僕はみんなの1人1人が最善を尽くし、ファミリーとして僕たちが団結したから強かったんだ」
「クラブで働いている人々のことを忘れたくはない。彼らの仕事は見えないけど、僕たちの仕事をより快適にし、全てをうまくいくようにしてくれた。ユーティリティワーカー、メディカルサービース、ドクター、栄養士、料理人、メンテナンスや清掃、セキュリティ、メディア…ありがとう」
「初日から僕に見せてくれた愛情と敬意を表してくれたセビージャのファンに感謝します。彼らがここ何年にもわたって与えてくれたことを決して忘れない。彼らは僕たちにとってとても重要だった。どうもありがとう」
「そして最後に、セビージャに住み、この美しい冒険を共にしてくれた妻と子供達に感謝する。それがなければ、僕が達成してきたことは全て不可能だった」
「今は別れを告げる。僕をみんなの物語の一部にさせてくれてありがとう。最高の成功を願っている。みんながいなくて寂しい。どこへ行ったとしても、セビージャの選手がもう1人いるということを保証する」
「さようなら。僕のセビージャ」
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ハイドゥク・スプリトの元クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが、結婚11年の妻ラケル・マウリさんに薔薇の花束を贈った。 王子様としてお馴染みの名手ラキティッチ。 シャルケで頭角を表し、セビージャ、バルセロナ、セビージャ、アル・シャバブと渡り歩き、今季からハイドゥクに所属。スイス出身の王子にとって、人生初のクロアチア生活だ。 そんなラキティッチ、自身が世界的名手に台頭するセビージャへの移籍が決まったその夜、契約書締結のために宿泊していたセビリア市内のホテルで、バーのウェイトレスに一目惚れ。 数カ月ものアタックの末に交際まで漕ぎ着け、2年後の2013年に結婚した逸話が有名だ。 運命の相手となったのは、セビリア出身のラケル・マウリさん。結婚後に長女と次女を授かり、現在は家族4人でクロアチアに住む。 21日、妻ラケルさんはインスタグラムを更新し、「13年前の今日、決して離れないと誓った愛する人」から、交際記念日として薔薇の花束をもらったことを報告。 クロアチア『Slobonda Dakmacija』は、2人への過去のインタビューを持ち出し、ラキティッチ夫妻の馴れ初めを振り返った。 「私はホテルのバーで2年間働き、セビージャとの契約書にサインしにきたイバンと出会った」 「その日から、彼は来る日も来る日もバーに来て、私以外のウェイトレスを応対拒否(笑) 私だけに接客して欲しいと堂々と言い放ち、いつもミルク入りコーヒーとオレンジファンタを頼んでいたわね」 “少しでも一緒にいたいから、必ず飲み物を2つ頼んだんだよ(笑)” 「繰り返し電話番号を尋ねられ、私がノーと言っても何度も何度も…しつこい彼に私は負けた。彼は私と一緒にコーヒーを飲みに行くまで、8カ月を要したわね」 「彼がサッカー選手であることはわかっていた。どうせ3日で私の視界から消えるだろうと思っていたら、8カ月。浮ついた心で私のところへ来ていないと理解したわ」 <span class="paragraph-title">【写真】相変わらずカッコいいラキティッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C91zaHpo21l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Raquel Mauri (@raquel_mauri)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.08.22 16:35 Thu3
メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」
オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri4
アーセナルがエメリ愛弟子のバネガ獲得に迫る! ウィルシャー代役か
▽アーセナルがセビージャのアルゼンチン代表MFエベル・バネガ(29)の獲得に迫っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ▽今夏の移籍市場でセントラルMFの獲得を目指すアーセナルは、すでにサンプドリアのウルグアイ代表MFルーカス・トレイラの獲得に迫っており、近日中に3000万ユーロ(約39億円)での獲得が発表される見通しだ。 ▽その一方で、イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが現行契約を更新せず、今季限りでの退団を発表したため、同選手に代わる新たなセントラルMFの獲得が必要になっている。 ▽この状況を受けて、ウナイ・エメリ監督はバレンシアとセビージャ時代に指導した経験のある愛弟子、バネガの獲得をクラブにリクエストしたようだ。そして、アーセナルの首脳陣は数日以内にバネガの代理人との交渉を行う準備を進めているようだ。 ▽なお、昨夏インテルからセビージャに復帰したバネガはトップ下とセントラルMFを主戦場に今季公式戦50試合に出場し5ゴール6アシストを記録。また、現在開催中のロシア・ワールドカップにはアルゼンチン代表の一員として参加している。 2018.06.21 00:57 Thu5
