【超WS選定週間ベストイレブン/J1第4節】川崎Fのテクニシャンが利き足以外で2ゴール!
2020.07.13 14:45 Mon
明治安田生命J1リーグ第4節の9試合が7月11日から12日にかけて開催された。超WS編集部が今節の各試合で印象に残った選手の中からベストイレブンを紹介する。
3連勝中のセレッソ大阪をシャットアウト。終盤のパワープレーにも冷静に対応した。
DF山根視来(川崎フロンターレ/2回目)
幾度となく右サイドを攻略。正確なクロスで多くのチャンスを演出し、攻撃にリズムをもたらした。
DF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌/初)
プロ初先発ながら正確なビルドアップや、ピンチの芽を摘むインターセプトを披露。後半はボランチでもプレー。
ファーサイドに走り込み決勝ゴールとなったエヴェルトンのゴールをアシスト。守備でもコンビを組んだトーマス・デンと共に安定感を見せ、終盤の猛攻も防いだ。
DF藤春廣輝(ガンバ大阪/初)
2試合ぶりの出場だったが、売りの運動量とスプリント力を生かして全得点に絡む活躍。危うい対応もあったが、最終局面でのラストパスも冴え渡り、今季2勝目の大きな原動力に。
MF家長昭博(川崎フロンターレ/初)
ヘディングシュートで先制点を奪うと、その2分後には利き足ではない右足でゴール。覇権奪還を目指すチームを首位浮上に導いた。
MFエヴェルトン(浦和レッズ/初)
今季初出場だったが、巧みなバックヒールシュートでこの試合のヒーローに。
MF阿部浩之(名古屋グランパス/初)
流石と言わんばかりのスーパーゴール。開幕から無敗を継続するチームを牽引。
FWレアンドロ(FC東京/2回目)
田川亨介の負傷によるスクランブル投入だったが、王者相手に2ゴール。どちらも技ありだった。
FW渡邉千真(ガンバ大阪/初)
途中出場ながら2試合連続ゴール。キックフェイントで対峙したDFを上手く振り切り、飛んだコースも完璧。
FW古橋亨梧(ヴィッセル神戸/初)
開始わずか17秒、目の覚めるような左足のスーパーボレーで先制点をマーク。脅威になり続けた。
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◆寸評(所属/今シーズンの選出回数)GKランゲラック(名古屋グランパス/初)3連勝中のセレッソ大阪をシャットアウト。終盤のパワープレーにも冷静に対応した。
幾度となく右サイドを攻略。正確なクロスで多くのチャンスを演出し、攻撃にリズムをもたらした。
DF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌/初)
プロ初先発ながら正確なビルドアップや、ピンチの芽を摘むインターセプトを披露。後半はボランチでもプレー。
DF岩波拓也(浦和レッズ/初)
ファーサイドに走り込み決勝ゴールとなったエヴェルトンのゴールをアシスト。守備でもコンビを組んだトーマス・デンと共に安定感を見せ、終盤の猛攻も防いだ。
DF藤春廣輝(ガンバ大阪/初)
2試合ぶりの出場だったが、売りの運動量とスプリント力を生かして全得点に絡む活躍。危うい対応もあったが、最終局面でのラストパスも冴え渡り、今季2勝目の大きな原動力に。
MF家長昭博(川崎フロンターレ/初)
ヘディングシュートで先制点を奪うと、その2分後には利き足ではない右足でゴール。覇権奪還を目指すチームを首位浮上に導いた。
MFエヴェルトン(浦和レッズ/初)
今季初出場だったが、巧みなバックヒールシュートでこの試合のヒーローに。
MF阿部浩之(名古屋グランパス/初)
流石と言わんばかりのスーパーゴール。開幕から無敗を継続するチームを牽引。
FWレアンドロ(FC東京/2回目)
田川亨介の負傷によるスクランブル投入だったが、王者相手に2ゴール。どちらも技ありだった。
FW渡邉千真(ガンバ大阪/初)
途中出場ながら2試合連続ゴール。キックフェイントで対峙したDFを上手く振り切り、飛んだコースも完璧。
FW古橋亨梧(ヴィッセル神戸/初)
開始わずか17秒、目の覚めるような左足のスーパーボレーで先制点をマーク。脅威になり続けた。
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今週のJリーグ的に一番大きな話題の一つはこれで間違いないでしょ?!の巻/倉井史也のJリーグ
そりゃ物事には始まりがあるんだから終わりもあるんですよ。ってのは分かってるんですけどね。残り5試合、鬼木達監督には頑張ってもらおうじゃありませんか。前任者の風間八宏監督から引き継いだのが2017年。そこまでにできた「止める・蹴る」のベースを生かしつつ、「守る」を加えていきなり成績を出しました。 2017年:リーグ戦1位/リーグカップ2位 2018年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ2位 2019年:リーグカップ1位/ゼロックスカップ2位 2020年:リーグ戦1位/天皇杯1位 2021年:リーグ戦1位/ゼロックスカップ1位 2022年:リーグ戦2位/フジフイルムカップ2位 2023年:天皇杯1位 って、どんだけタイトル取ってるんですか。でもってこの中でも特筆すべきは2021年。このときも今年と同じ20チーム編成でした。38試合を28勝8分2敗、勝点92得点81失点28で得失点差53というとんでもない成績で終わってるんです。ちなみにこのときの2位は横浜FMで、こちらは勝点79。 これがどれくらいすごいかというのは、現在首位の広島が勝点65だから、残り5試合全部勝っても勝点80なんですよ。横浜FMがそれくらいのラインにいたのに、そこからさらに勝点13上積みしてるんです。そして同じく現在の広島が65得点ですから、川崎の81得点に到達しようと思ったら1試合平均3点取ってもまだ足りない。さらに言えば、28失点は現在J1で最少失点の町田とG大阪が28失点なので、残り5試合全部無失点でやっと失点数は同じ成績ってことになります。 かわいそうだったのは新型コロナウイルスの影響で、2020年の賞金は規定の50パーセント、優勝賞金1億5000万円だったこと。もしもあのとき満額もらえていたら、さらにすごい戦力が整ったのかもしれません。 もっともこの間、川崎にはいい選手も揃っていました。代表クラスで言えば加入したのがこんな選手たちでした。 2017年:田中碧 2018年:守田英正、脇坂泰斗、齋藤学、大久保嘉人 2019年:レアンドロ・ダミアン 2020年:山根視来、旗手怜央、三笘薫 でもって、重要なのはいなくなった選手。 2019年:板倉滉(マンチェスター・シティ) 2020年:三好康児(アントワープ) 2021年:守田英正(サンタ・クララ)、中村憲剛(引退) 2022年:旗手怜央(セルティック)、三笘薫(ブライトン)、田中碧(デュッセルドルフ) 2023年:谷口彰悟(アル・ラーヤン) 2024年:山根視来(ギャラクシー) 10月の日本代表見ていたら11人中5人が元川崎じゃないですか。確かに素材のいい選手も集めてたけど、ちゃんと成長させてたってのが、2006年に引退してすぐにトップコーチの監督になったわけじゃなくて、育成コーチなども経験してきた鬼木監督の功績の一つでもあるんです。 これだけの監督ですからね、引く手数多なのは間違いないでしょう。もしかしたらヨーロッパで指揮、なんてことも想像しちゃいますよ。残念だけどまだJFAのコーチライセンスはUEFAのライセンスと互換性がないけど、もしかしたら来年からできるかも、っていう話もあるんで、そうなったら呼ばれてもおかしくない!! と思いたい!! それにしてもさ、ACLの途中で監督退任って、なんかすごく残念……って思うんですけど、どうかこれから先の監督人生にも幸あってほしいと思う、とても人間のできた監督でした。 2024.10.18 12:15 Fri2
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